ちっ、くだらん…何が強くてニューゲームだ、クソッタレめ   作:ゴロリコン

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前回予告でターレス死すと言ったな。あれは嘘だ!!

そこで問題です。今回犠牲者が出るけど誰でしょう?

1:ピッコロと機甲戦隊

2:ラディッツと機甲戦隊

3:ナッパと機甲戦隊

4:クウラと機甲戦隊


死闘!!宇宙の帝王フリーザ

「ククク、まずは一匹!!」

 

「あ、ああ……ピッコロさぁぁぁぁん!!」

 

 悟飯を庇い、フリーザの角によって腹部を貫かれてしまったピッコロ。そしてフリーザはピッコロの腹部から角を伝って流れて来た紫色の血をペロリと舐めると、残忍な笑みを浮かべた。

 ピッコロはフリーザの角を引き抜こうと踠いているが、身体中が震えているのか、全く動かす事が出来ないようだった。

 

「ごふっ!!ご、悟飯……に、逃げろ……ご、悟空達の援護に回るんだ……!!」

 

「で、でも!!」

 

「フリーザ!!ピッコロを離せ!!」

 

「フン……!そぉら!!」

 

 フリーザが頭を振り回すと、ピッコロの身体が空中に放り捨てられた。それを見た悟空は慌ててキャッチしようとするが、そんな事を許すフリーザではない。

 一瞬でピッコロの真上に移動すると傷口にエルボーを食らわせて地面まで吹っ飛ばし、ダメ押しとばかりに気功波を直撃させてしまった。

 

「ピッコロさん!!」

 

「おっと!!」

 

 ズタボロになり、落下して行くピッコロを追いかけようとする悟飯の目の前に超スピードで回り込んだ。

 

「あの死に損ないをどうする気だ?まさか助けようとでも?無駄な事だ。どうせあいつはすぐに死ぬ。それより、自分の心配をしたら……がはぁっ!?」

 

「退けぇぇぇぇぇ!!!!」

 

 立ち塞がるフリーザに対し叫び声を上げると、悟飯はフリーザの反射神経を遥かに上回るスピードで顔面にパンチを叩き込んだ。その威力は凄まじく、フリーザは一瞬怯んでしまう。更に悟飯はフリーザの腹部に連続でパンチのラッシュを叩き込むと、その威力のあまりフリーザは吐血してしまっていた。

 それでもまだ悟飯の猛攻は止まらない。腹部に飛び蹴りを叩き込んでから即座に顎へアッパーカットを食らわせ、流れるように角を両手で掴むと脳天に踵落としを叩き込んでフリーザを地面まで吹っ飛ばす。

 そしてダメ押しとばかりに連続エネルギー弾をフリーザの落下地点へ発射する。

 

「ご、悟飯……!?」

 

「お、おいおいどうなってんだこりゃ!?確かにとてつもねぇ才能があるとは思ってたが、あのフリーザをこうまで一方的にボコボコにしちまうなんて!!」

 

「こ、これが悟飯の真の力だと言うのか……!!」

 

「お前なんか死んじゃえぇぇぇっ!!!!フルパワーだぁぁぁぁぁぁっ!!!!」」

 

 フルパワーの魔閃光を地表に向けて発射する悟飯。同時に爆風の中からボロボロになったフリーザが飛び出してくるが、そこは魔閃光の射線上であり、逃れる事は出来ない。

 

「なっ!?ぐ、ぐぅぅぅぅぅぅぅ!!こ、こんなものぉっ!!」

 

「うっ、うぐぐぐぐ……!!」

 

 悟飯の魔閃光を両腕で受け止めるフリーザ。流石は宇宙の帝王と言うべきか、怒りで限界以上のパワーを引き出している悟飯の魔閃光を何とか受け止める事が出来ていた。だが、フリーザが一人で戦っているのに対し、悟飯は一人で戦っているのではない。

 

「かめはめ波ぁっ!!」

 

「ダブルサンデー!!」

 

「デラックスボンバー!!」

 

「な、何っ!?」

 

 悟飯に加勢すべく、悟空、ラディッツ、ナッパの三人が同時に必殺技を放った。悟飯の魔閃光を受け止めるのもギリギリだったのに、ここに三人が加わってしまえば、いくらフリーザだろうと受け止め切れる筈もない。

 

「お父さん、伯父さん、ナッパさん!!」

 

「今だ悟飯!!フルパワーで行くぞ!!」

 

「はいっ!!いっけぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」

 

 魔閃光のエネルギーを更に跳ね上げる悟飯。その時一瞬……悟空達でも気づく事の出来ない一瞬ではあったが、悟飯の髪が金髪に変化し、魔閃光のパワーが一気に上昇した。

 

「お、押し返せない!?ぎゃあああああああ!!」

 

 遂に悟飯達の放つエネルギーの波に飲み込まれるフリーザ。そのまま射線上の島を幾つも消し飛ばずと大爆発を起こし、巨大なキノコ雲が発生した。

 

「はぁ、はぁ、はぁ……そ、そうだ、ピッコロさん!!」

 

「ご、悟飯、ピッコロならデンデが……ってもう行っちまった……」

 

「俺は今、漸くベジータが悟飯をナメック星に連れて行きたがった理由が分かった気がする。ベジータは気付いていたんだ、悟飯のサイヤ人としての破格の才能に……」

 

「確かにありゃあとんでもねぇな。ガキの頃のベジータもかなりのもんだったが、今の悟飯と比べりゃ遥かに見劣りしちまう。」

 

「……っ!?ま、待て!!ギリギリまで落ちてたフリーザの気が、一気に跳ね上がって行く!?」

 

「な、何だ、これは!?」

 

 爆炎を切り裂くように、禍々しい球体状のオーラが悟空達の前に飛び出して来た。その中から感じられる気は今も膨れ上がっており、先程の悟飯と同等……いや、それを遥かに上回るレベルまで上昇しても尚止まらずに高まり続けている。

 咄嗟に悟空達も気功波を撃ち込むが、全て当たる前に弾かれてしまい、無駄撃ちに終わってしまう。やがて、オーラが轟音と共に吹き飛ぶと、その中からシンプルな人型の宇宙人が立っていた。これこそがフリーザの第四形態、真の姿である。

 

 確かに、悟空達は本来の歴史より遥かに強くなった。そしてフリーザは第二形態の時点で命を落とす寸前まで追い込む事に成功した。

 だが、それが原因でフリーザの警戒心は一気に頂点まで引き上げられ、遊ぶのを辞めた。第三段階では先程のような事が起きるかもしれないと、確実に悟空達を抹殺すべく、真の姿を早期に解き放つ事になってしまったのだ。

 

「こ、これが第三形態って奴か!?さ、さっきまでとは比べ物にならねぇレベルだ……!!」

 

「そ、それだけじゃねぇ……オラ達が与えたダメージまで完全に消えちまってる……!!」

 

「……第三形態?違うね。これは僕の真の姿さ。」

 

「い、一気に最終形態までなったと言うのか!?」

 

「さっきは油断して、随分と酷い目に遭わされたからね……誇って良いよ。この僕に全力を出させるに至ったのは、家族以外だと君達が初めてだ。」

 

「けっ、こいつはお笑いじゃねぇか!!宇宙の帝王フリーザ様が、見下してたサイヤ人にそこまで追い詰められ……」

 

 ナッパは、その言葉を最後まで言う事は出来なかった。笑っている最中にフリーザに眉間を貫かれてしまったのだ。当然、脳を貫かれて生きていられる生物など、普通は存在しない。即死である。

 

「なっ……」

 

「な、ナッパァァァァァ!!!!」

 

「口を慎めよ、猿。お前達サイヤ人如き、僕はやろうと思えばいつでも皆殺しに出来たんだ。それをしなかったのは単に、僕の慈悲でしかない……って、もう聞こえてないか。これは失敬。」

 

「に、兄ちゃん!!ナッパに仙豆を!!」

 

「……だ、駄目だ、もう死んでいる。即死だ……!!」

 

「っ!!き、貴様ぁぁぁ……!!」

 

「何だいその顔は?怒りたいのはこっちだよ。醜い猿野郎なんかに追い詰められた僕の屈辱が君達に分かるのかい?ふざけた話だよ、全く……僕もかなりムカっ腹が立っているからね。そこの木偶の坊のように楽に死ねると思わないでくれよ?」

 

「ふざけるなっ!!」

 

 一気に界王拳の倍率を10倍まで跳ね上げ、フリーザの横っ面に渾身の蹴りを放つラディッツ。しかしフリーザはその蹴りを片手で受け止めると、信じられない握力でラディッツの足の骨ごと握り潰してしまった。

 

「ぐあああああああああああ!?」

 

「兄ちゃん!!くっそぉぉぉぉぉ!!!!」

 

「邪魔だからこのゴミは返してやるよ。」

 

 同じく界王拳10倍を発動して突っ込んで来た悟空に、ラディッツを投げつけるフリーザ。悟空は急停止をかけてラディッツを受け止めるが、フリーザの放ったデスビームがラディッツの腹部を貫き、そのまま悟空の左肩も貫通した。

 

「がぁっ!?」

 

「おや、少し狙いが逸れてしまったか。君もついてないね。今ので死んでおけば、これ以上苦しまなくて済んだものを……」

 

「ぐ、ぐぐっ……に、兄ちゃん……だ、駄目だ、気がどんどん下がってってる……こ、このままじゃ兄ちゃんまで!!」

 

「さっきからぶつぶつと五月蝿いよ。」

 

「っ!?ちっくしょおおおおおお!!!!」

 

 一瞬で懐まで飛び込んでいたフリーザに、自棄を起こしながら悟空は殴り掛かった。しかしそんな攻撃が通用する筈もなく、カウンターで放たれたパンチが悟空の腹部に直撃すると、悟空は白目を剥き、その場に倒れ伏した。

 

「フン!!所詮は猿、やっぱりこの程度だったか。所詮伝説のスーパーサイヤ人なんて馬鹿げた迷信だったみたいだね。さぁ、後はさっきのチビを始末するだけ……むっ!?」

 

「魔貫光殺砲っ!!!!」

 

 完全に油断し切っていたフリーザ目掛けて、フルパワーの魔貫光殺砲をピッコロは放った。しかしフリーザは難なく片手で弾き飛ばしてしまう。

 

「貴様は……!!馬鹿な、何故生きている!?即死ではなくとも、致命傷を与えた筈だ!!」

 

「フン、生憎貴様等とは身体の出来が違うんでな……ナメック星人を舐めるなよ、宇宙のゴミめ!!」

 

「ちっ、しつこい奴め……!!」

 

「悟飯!デンデ!こいつは俺が引きつける!!悟空とラディッツの事はお前達に任せたぞ!!」

 

「はい!!」

 

(ネイルと同化したおかげで俺の気は一気に跳ね上がった。今ならあの第二形態とやらには軽く勝てるだろう。だが、今のこいつは話が別だ……!!少し時間を稼ぐのが精一杯だろう……早く戻って来てくれよ、悟空、ラディッツ!!)

 

 決死の覚悟でフリーザに向かって行くピッコロ。フリーザは忌々しそうな表情を浮かべ、それを迎え撃った。

 

 

 

「フン、汚ねぇ花火……おっと、これはもう言ったな。」

 

 場所が変わって、ベジータと機甲戦隊の戦闘は既に終わっていた。と言うより、戦闘にすらなっていなかった。まず二人同時に殴り掛かってきたドーレとネイズにそれぞれ右ストレートと肘打ちを食らわせた。

 するとまず右ストレートを受けたドーレの顔面が信じられない程陥没して即死し、横っ面に肘打ちを食らったネイズも首の骨がへし折られ、同じく即死した。

 サウザーは気の刃で切り掛かるも、気を纏ったベジータの手刀を受け、本来の天津飯のように腕が切り落とされ、あまりの痛みに絶叫していた所を空中に蹴り上げられ、そのまま汚い花火と化してしまったのだ。

 

「……これは驚いたぞ。まさか機甲戦隊を十秒も掛からずに全滅させるとはな。」

 

「この程度の雑魚どもに苦戦する訳がなかろう。次は貴様の……ん?」

 

 その時、ベジータはフリーザの気が大きく跳ね上がった事、そしてナッパの気が失われ、悟空とラディッツの気も一気にドン底まで落ちた事を感じ取った。

 

(フリーザの気が大きく上がった……もう最終形態になったと言うのか!?それに、ナッパの気が消えてやがる!まさか、殺されてしまったのか!?カカロットとラディッツもこのままでは……!!)

 

「おい、急に何を変な表情を浮かべている?」

 

(ん?いや待て、今度はピッコロの気が大きく上がった。逆にネイルの気が消えて……そう言えばピッコロは地球の神と同化して17号達と同等の強さまでパワーアップしていたな……そう言う事か、ピッコロが前世に比べて弱かった理由が分かったぞ!!)

 

「聞こえているのか貴様!?何だその変な顔は!!この俺を馬鹿にしているのか!?俺を無視するんじゃないっ!!」

 

(ピッコロとフリーザが戦い出した……カカロットとラディッツの戦闘力も回復しつつある。よし、これで二人ともサイヤ人の特性で大きくパワーアップする事に成功した筈だ!!これならフリーザにも遅れは取らんだろう。何はともあれ結果オーライと言う奴だな!!)

 

「いい加減にしろ、この猿がぁぁぁ!!!!」

 

 ぶちギレてベジータに突撃するクウラ。しかしその拳は空を切り、ベジータが完全に無意識で放った鉄拳が顔面に直撃し、派手に吹っ飛ばされてしまった!!

 

「ぐわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

 

「……ん?クウラの野郎は何を急に吹っ飛ばされているんだ?まぁ良い。俺の方も始めるとするか。」

 

 よくわからないがひとまずクウラを追いかけるベジータ。これからがクウラにとって本当の地獄である。

 

 

 

「ぐっ、く、クソッタレめ……!!」

 

「驚いたよ。さっきとはまるで別人じゃないか。でも、僕の敵じゃない。せっかくのパワーアップも、無駄に終わったね。」

 

 ズタボロになり、膝をつくピッコロに人差し指を向けてているフリーザ。指先には紫のエネルギーが収束され、十字に輝いている。

 

「それじゃあ、そろそろ死のうか?」

 

「させるかっ!!」

 

「っ!!なっ…ぐはぁっ!?」

 

 いきなり割って入った悟空の飛び蹴りを食らい、岩山に叩きつけられるフリーザ。即座に岩山から出て来るが、復活した悟空、そしてラディッツの姿を見て、目を見開いている。

 

「ば、馬鹿な!!何故貴様等が生き返っている!?」

 

「生憎、しぶといのが取り柄なもんでな……そう簡単にはやられねぇのさ!!」

 

「グッ……これだから猿は嫌いなんだ!!特に貴様の顔は見ているだけで反吐が出る!!まるであの時のあいつみたいだ……!!」

 

「あの時の……?何を言ってるんだ?」

 

「惑星ベジータを滅ぼした時、一人だけ僕に歯向かってきたサイヤ人が居たのさ。そいつの顔が貴様に嫌と言う程そっくりでね、見ているだけで殺したくなるんだよ!!」

 

「っ!!おいフリーザ、そいつはまさか、左頬に十字の傷がなかったか!?」

 

「……何故貴様がその事を知っている?まさかあいつの知り合いか?」

 

 まるでその人物を知っているかのようなラディッツの態度に、眉を顰めるフリーザ。一方ラディッツはフリーザの返事を聞き、身体を震えさせていた。

 

「や、やはりそうか!!親父……あんたは最期まで、フリーザに抵抗していたんだな……!!」

 

「親父だと?」

 

「よく聞けフリーザ!!その最後まで貴様に抵抗したと言うサイヤ人は俺とカカロットの父、バーダックだ!!」

 

「なっ……」

 

「オラ達の父ちゃんが、フリーザに……」

 

「き、貴様等があいつの息子だと?そんな……はっ!?」

 

 

『これで全てが変わる……この俺の運命……カカロットの運命……そして、貴様の運命も……!!』

 

 

 かつてバーダックが口走っていた言葉を思い出すフリーザ。取るに足らないサイヤ人の最下級戦士の筈なのに、何故かあの男とその言葉は、フリーザの脳裏に強烈に焼きついて離れなかったのだ。

 

「あの男の意思が、今も俺の前に立ち塞がっているとでも言うのか!?」

 

「行くぞ、カカロット!!俺達の手でフリーザを倒し、父の無念を晴らすのだ!!」

 

「おうっ!!」

 

「フン、良いだろう!!ならば奴の意思諸共、貴様等を始末してくれる!!忌々しい猿との因縁もここまでだ!!」

 

 悟空とラディッツが同時に界王拳を発動し、フリーザへと向かって行く。今ここに、最終決戦の幕が開かれようとしていた……




はい、正解は3のナッパと機甲戦隊でした。

正解した貴方にはブロリーさんから岩盤浴のプレゼントです。やったね!!

しかしターレスいつ頃片付けようかな……
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