ちっ、くだらん…何が強くてニューゲームだ、クソッタレめ 作:ゴロリコン
ブロリーは、生まれてからこれまで戦闘において苦戦した事など、一度も経験した事はなかった。戦闘力1万と言うサイヤ人としては破格過ぎる数値を持って生まれた彼は、成長するにつれ親のパラガスが恐怖を抱く程に戦闘力が高まって行き、十歳を迎える頃には宇宙の帝王フリーザを遥かに超える程の実力を身につけていたのだ。
故に、ブロリーにとって戦いとはただ一方的に相手を蹂躙する為の物だった。この世の誰も自分には敵う筈がないのだから、それが当然だとさえ思っていた。
取るに足らない屑どもが迫り来る死の恐怖に怯える姿を見るのが堪らなく面白かったし、叶わぬと知りながらも生への執着を捨て切れず、無様に抵抗して来る虫ケラどもをあっさり踏み潰した時の快感は、今でも忘れられない。
だから今回の戦闘も、どうせ同じ事になると思っていた。いや、普段のように簡単に終わらせたりはしない。相手が死を懇願し、無様に首を垂れるまで、ゆっくりと時間をかけて血祭りにあげてから、最後はあっさり首を胴から引きちぎって殺してやるつもりだ。
何せ、今回の獲物はあのベジータ王子だ。偉そうに王子様を気取っているが、自分から見れば取るに足らない有象無象のゴミどもと何ら変わりはない。本来上に立つべきは奴ではなく自分なのだ。
大した力も無い癖に、愚かな父親の保身のおかげでデカい面が出来ている事に気付きもしない馬鹿な息子。親が親なら子も子だ。
だから、あの屑には思い知らせてやらねばならない。誰がサイヤ人の頂点なのかを。そう考え、目の前の屑を血祭りにあげようと突撃したブロリーは今、岩盤にめり込んでいた。
何故か?ブロリーの繰り出した拳があっさりとかわされ、カウンターで殴り飛ばされたからだ。しかも殴られた左頬がジンジンと痛み、唇から血が流れている。こんな事は初めての経験だった。
ブロリーはこれまで相手の攻撃を受けた事は数え切れない程あった。だがそれは避けられないからではない。単に避ける必要がなかったからだ。たとえどれだけ命中しても、屑どもの攻撃では傷一つ負わない自信がブロリーにはあった。そして実際、ブロリーは誰の攻撃を受けても負傷した事などなかった。
今回もあの屑がパンチを避けた事や想定を超える速度でカウンターを放ったのには驚いたが、どうせ避けるまでもないと思っていた。だが、その結果がこれだ。
「なんだ……なんなんだこれはぁっ!!??」
流れる血を拭い、ブロリーは絶叫する。理解できない。何故自分がこんな無様な姿を晒している?これは奴の役目であり、自分はそんな相手を嘲笑いながら蹂躙する立場の筈だ。それこそが絶対のルールなのに、いったい何故こんな事に?
激しく混乱するブロリーだが、すぐに別の感情が湧き上がって来た。それは恐怖か?いや違う。最強の自分があんな親の七光りでデカい顔をしているだけの屑に恐怖するなどあり得ない。
では歓喜か?それも違う。別に対等なライバルなど必要ない。欲しいのは無様に泣き叫び悲鳴を上げ、楽しませてくれる玩具だけだ。
今、ブロリーの頭を埋め尽くしているのは怒りだ。取るに足らない屑の分際で、生意気にも傷をつけてきたベジータに対する果てしない憎悪だ。こんな屈辱はカカロット以外に味わわされた事はこれまで一度もなかった。
奴に許されるのは泣き叫び、成す術もなく蹂躙される事だけだと言うのに、こんな事は許されない。許されて良い筈がない!!
「ベジータァ!!お前だけは簡単には死なさんぞぉっ!!!!」
黄緑色のオーラを爆発させ、その衝撃で岩盤を吹き飛ばすと、弾丸のようなスピードでベジータへと突撃するブロリー。
しかしそんな考え無しの突撃など通用する筈もなく、回避された上に背後に回られ、後頭部に蹴りが叩き込まれて吹っ飛ばされ、崖を貫通し、更に谷底まで叩き落とされてしまった。
「ガァァァァァァッ!!!!べジィィィタァァァァァァァァッ!!!!」
しかし、流石はブロリー。並大抵の敵では一発で致命傷となりかねないベジータの攻撃を二度も受けたと言うのに、全く効いている様子もなく、即座に谷底から戻ってくると、ベジータに緑色の気功波を連射する。
「ちっ、相変わらずタフな野郎だぜ……!!だが、そんな怒り任せの攻撃がこの俺に通用するとでも思っているのか!!」
迫り来る気功波を全て薙ぎ払いながら突撃し、ブロリーに飛び蹴りを浴びせると、そのまま腹部に連続でパンチを叩き込んでから相手が怯んだ所にアッパーを入れ、更に右足を両手で掴むとグルグルと振り回し、ハンマー投げのようにブロリーを地面に投げ飛ばした。
「ぐわああああああああああ!!!???」
「はぁぁぁぁぁ!!くたばれぇぇぇぇぇっ!!!!」
ブロリーの激突地点目掛けて連続エネルギー弾を放ち、ダメ押しとばかりにビッグバンアタックを叩き込む。これだけやれば流石にダメージを受けただろうとベジータは思っていたが、爆風が晴れると、ブロリーは服がボロボロになりながらも、未だに立っていた。
いや、ただ立っているだけではない。気が急激に上昇して行く。それも、今までにない圧倒的なスピードで。
嫌な予感がしたベジータはファイナルシャインアタックで一気にトドメを刺そうとしたが、瞬きした瞬間、ブロリーの姿が消えてしまった。
「なっ、消え……」
悪寒を感じ、顔を上げると、視界を迫り来る巨大な豪腕が埋め尽くしていた。咄嗟にガードする事には成功するが、凄まじい勢いで殴り飛ばされてしまった。
「ぐっ……な、何が……はっ!?」
「気が高まる…‥溢れる……!!おおおおぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」
ブロリーの気が激しく上昇して行くと、更に髪が逆立ち、黄緑色のオーラに緑の稲妻が含まれるように変化を遂げる。この形態をベジータはよく知っていた。
「す、超サイヤ人2だと……!?」
ブロリーは自らの立場を脅かし得る存在の登場に激しい怒りを抱いた。普通ならただ怒っただけではこれ程のパワーアップなど不可能なのだが、ブロリーにはそれを可能とするだけの才能があった。
怒りに導かれるまま急激な成長を遂げたブロリーは、なんとこの短期間で超サイヤ人2にまで至ってしまったのだ。
「ククククク、ハハハハハハハハハ!!!!死ぃねぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」
高笑いしながら飛びかかってくるブロリーを、空を飛ぶ事で回避すると、すかさずベジータはファイナルシャインアタックを叩き込んだ。
しかしブロリーは何とファイナルシャインアタックを引き裂くように真っ直ぐ突っ込んでくると、先程の仕返しとばかりに飛び蹴りを腹に叩き込んだ後、ベジータの頭を両手で掴み、頭突きを食らわせて来た。
「ぐおおっ!?」
「所詮、貴様はただの屑に過ぎんのだ!!思い知るが良い!!」
そのままベジータに蹴りを食らわせて吹っ飛ばすと、何度もパンチを胴体に叩き込むブロリー。だが、突如ベジータのオーラが膨れ上がると、ブロリーはその衝撃で吹き飛ばされてしまった。
「ぬぅっ!?」
「良い気になるなよ、化け物めぇ!!」
同じく超サイヤ人2に変身したベジータは、一気に反撃に転じた。ブロリーが反応する事の出来ない超スピードでブロリーにパンチのラッシュを食らわせ、腹部に気弾を叩き込んで上空まで吹っ飛ばすと、更に超スピードでブロリーの真上に移動する。
「ビッグバン・アタァック!!」
ブロリーの背中にビッグバン・アタックを食らわせ、前方の気弾と合わせて挟み撃ちにするベジータ。間髪入れずに爆風の中に飛び込む、蹲っていたブロリーに飛び蹴りを食らわせて吹っ飛ばし、更に猛攻を加えて行く。
だが、何かがおかしい。ブロリーは暫くベジータのサンドバッグ状態になっていたと言うのに、いつの間にか攻撃が防がれ、回避されるようになり、遂には反撃までするようになっていたのだ。
(こ、こいつ、まさか……俺と戦いながら急激に成長しているのか……!?)
何とブロリーは、信じられないスピードでベジータの動きを学習し、超サイヤ人2から更にパワーアップしつつあった。
現に最初は防戦一方だったと言うのに、今では逆にベジータを押し返し始めており、攻守が逆転しつつあったのだ。
(な、なんて野郎だ!?こいつ、もう今の段階でチビの魔人ブウと同等以上の強さにまで成長してやがる!!こいつの強さは天才なんて次元で収まるレベルじゃないぞ……!!)
「視える!!視えるぞベジータ、貴様の動きが手に取るように解る!!フハハハハ!!ハーハッハッハッハッハ!!!!」
「黙れぇっ!!」
「視えると言ったのが聞こえなかったのか?マヌケがぁっ!!!!」
「しまっ……ふおおおっ!?」
焦って殴り掛かってきたベジータの隙を突いて頭にラリアットを食らわせ、最初の意趣返しと言わんばかりに岩盤にベジータを叩きつけるブロリー。
一方息子の暴れっぷりを見ていたパラガスは、完全に腰を抜かしていた。最初はブロリーを圧倒するベジータに驚いていたが、蓋を開けてみればやはりブロリーの方が上だった。
むしろ下手にベジータの実力が高かったせいで、ブロリーが急成長してしまい、余計に手がつけられなくなってしまった。もうグモリー彗星を待つまでもなくこの星は、いや銀河全てが滅び去るだろう。
「……ふんっ、身の程も弁えずにブロリーに挑んだ貴様の自業自得だ、ベジータ。今のブロリーにはグモリー彗星でさえ路上の小石と変わらない……この世の全てを滅ぼすまで、もうブロリーは止まらないだろう。貴様が目覚めさせた悪魔の恐ろしさを存分に味わいながら、ブロリーに八つ裂きにされるが良い!!フフフ……!!」
ブロリーに圧倒され始めたベジータを見て、ニヤリと笑うパラガス。そしてこの星を脱出すべく、コソコソと姿を消した。
「良い様だなベジータ?貴様にはその情けない姿がよーく似合っているぞ!!フハハハハハハハ!!!!」
「こ、この野郎……!!」
「だが褒めてやる。貴様は俺を自由にしたばかりか、更なる高みにまで導いてくれた……いいや、こんなものじゃない!!俺はもっともっと強くなる…おおおおお……!!うおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」
闘争本能に従い、ブロリーは新惑星ベジータ全域に無差別に気弾の雨を降り注がせながら、更に気を高めて行く。
やがて、その気の高まりは臨界点を超えた。星全体が……いいや、空間そのものが震える程、ブロリーの気は激しく上昇して行く。
「がああああああああああああああ!!!!!」
「こ、これはまさか!?」
ブロリーの雄叫びを上げると、星全体が閃光に包まれた。そして光が晴れると、腰の辺りまで伸びた黄緑の髪をはためかせ、禍々しいオーラと雷と見間違う程極太の稲妻を纏い、常人なら見ただけでショック死しそうな程凶悪な笑みを浮かれたブロリーがベジータを見下ろしていた。
「す、超サイヤ人、3……だと……!?し、信じられん、こうもあっさりと……しょ、正真正銘の化け物か、貴様……!?」
「俺が化け物……?違う、俺は悪魔だ!!」
「ぐほぉっ!」
瞬時にベジータの目の前まで移動したブロリーは、ベジータの鳩尾に膝蹴りを叩き込む。その衝撃でベジータは岩盤を貫通して吹っ飛ばされしまうが、すぐに追いついて来たブロリーに顔面に緑色のエネルギー弾を叩き込まれ、地面に叩き落とされる。
更にそこへ急降下して来たブロリーがのしかかりを仕掛け、ベジータは苦痛のあまり血反吐を吐き、悲鳴を上げてしまった。
「がぁぁぁぁぁぁっ!?」
「ククク、良い声だ……貴様のその絶叫を聞きたかったぞベジータ!!」
満足そうな笑みを浮かべ、ベジータの髪を鷲掴みにして持ち上げると、そのまま殴り飛ばして近くの崖に叩きつけるブロリー。
「くっ、こ、このぉ……!!ギャリック砲ッ!!!!」
「フッ!!」
よろよろと立ち上がったベジータは、咄嗟にギャリック砲放つ。しかしブロリーは息を吹きかけるだけで真上に逸らしてしまい、上空で大爆発したギャリック砲を見て、ベジータは愕然とした。
「ば、馬鹿な……息だけで俺の技を……」
「技だと?今のがか?フン、屑の名に相応しいつまらん技だったな……どれ、見本を見せてやろう!!ィエイッ!!」
「っ!?」
ブロリーの放ったエネルギー弾を咄嗟にガードするベジータだが、一瞬にしてそのエネルギー弾は数百メートルはあるであろうサイズへと膨れ上がり、ベジータを押し潰さんと迫って来る。
「こ、これは…‥デカ過ぎる!?」
「クハハハ!!よく頑張ったがとうとう終わりの時が来たようだな……死ねっ、ベジータ!!!!」
「ぐわあああああああああっ!!!!」
ダメ押しにもう一発のエネルギー弾をブロリーが放つと、流石のベジータも抑え切れなくなってしまい、星全体を震わす程の大爆発が起き、その爆発の中にベジータの姿は消えて行った。
「終わったか。所詮、屑は屑なのだ……」
その頃、パラガスは星を脱出しようと一人用のポッドに乗り込んでいた。
(もうこうなっては全て終わったも同然だ……せめてブロリーに見つからぬよう、辺境の星にでも身を隠すとしよう……)
「何処へ行くんだぁ……?」
「っ!?」
一人脱出しようとしていたパラガスのもとへ、超サイヤ人3と化したブロリーが残忍な笑みを浮かべながらゆっくりと歩いて来た。
パラガスは本能で悟る。自分はここで死ぬのだと。だが、それでも彼は足掻いた。なけなしの親子の情に訴えかける事にした。
「お、お前と一緒に、避難する準備だぁ!!」
「一人用のポッドでかぁ?」
「や、やめ、やめてくれブロリー!!わ、私はお前の父なのだぞ!?」
「先にこの俺を裏切ったのは親父、貴様だ。大人しく俺に従っていれば死なずに済んだものを……地獄でベジータと仲良くやるが良い!!」
パラガスの命乞いにブロリーは全く耳を貸そうとせず、一人用のポッドを持ち上げた。そのまま握り潰そうとしたその時……遠く離れた場所から天をも貫く光の柱が地上から登った。
「ぬぅっ!?」
パラガスの抹殺を中断し、警戒態勢に移るブロリー。やがて大猿の咆哮に似た凄まじい轟音が星中に響き渡ると、光の柱が爆発を起こした。
「まさか……!!」
悪寒を感じたブロリーは気を高めて急上昇すると、先程まで立っていた地点に巨大な気功波が打ち込まれ、大爆発を起こした。当然、その爆発に巻き込まれたパラガスは、悲鳴を上げる暇も与えられず、一瞬にして跡形も無く消滅してしまった。
「……屑がぁ……まだ生きていたのか!!」
「生憎だが、あの程度でくたばる程柔な鍛え方はしていないんでな……」
そう呟くベジータは、先程までとは明らかに変わっていた。髪は再度黒く変わり、上半身が真紅の体毛に包まれ、緑色の目の周りは赤く染まっていた。
「まさか超サイヤ人4を使わざるを得ない程に追い込まれるとは、夢にも思わなかったぞ……だが、俺がこの姿になったからには、貴様はもう終わりだ。」
「その姿、大猿由来の物か?ふははっ!!いくら超サイヤ人に大猿のパワーを加えたとて、この俺を超える事は出来ぬぅっ!!!!」
そう叫びながらブロリーはベジータに殴り掛かった。だが、ベジータはあっさりその拳を受け止めると、そのまま骨ごとブロリーの拳を握り潰し、更に焼き尽くさんばかりの熱量を持つ気でブロリーの手を包み込んだ。
「があああああああ!!な、なんだこれはぁ!?」
「貴様に時間を掛けるのは危険だと言うのがよくわかった……短期間でここまで成長した以上、この領域に至るのも不可能ではないだろう。だから貴様は今すぐ、確実に潰すっ!!」
「ほざけ、屑がっ!!この俺が貴様のような虫ケラに負ける筈が無いんだっ!!!!」
「それはどうかな……はぁっ!!」
黄金のオーラを解き放ち、ブロリーに急接近すると、向こうが反応するまも無く殴り飛ばすベジータ。更にブロリーの髪を掴んで強引に引き寄せると、鼻っ柱に踵落としを食らわせて地面まで吹っ飛ばし、岩山に叩きつけた。
また、その時の衝撃で岩山が崩れてしまい、ブロリーは瓦礫の山に埋もれてしまうが、すぐに瓦礫を吹き飛ばしてブロリーが飛び出して来ると、空高くまで急上昇し、鬼の形相を浮かべてベジータを睨みつけた。
「ゆ、許さん……殺してやる……!!殺してやる、殺してやる、殺してやる、殺してやるっ!!殺してやるぞ、ベジータァァァァァァッ!!!!」
ブロリーは憎悪の叫びを上げると、左手に全エネルギーを収束する。そしてベジータ目掛けて最大の技、ギガンティック・ミーティアを放った。対するベジータは同じように右手に全エネルギーを収束させ、ブロリーを消し去らんと必殺の一撃を放つ。
「ファイナルシャインアタァァァァァァック!!!!!!」
ベジータから放たれた緑の閃光は、ギガンティック・ミーティアを貫き、ブロリーのもとへと真っ直ぐ進んで行く。ブロリーは咄嗟にバリアーを張ったが、即座に貫かれてしまい、抵抗する事も出来ずにブロリーの全身がエネルギーの波に飲み込まれる。
「ば、ばぁぁぁかぁぁぁなぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!???」
ブロリーを飲み込んだ緑のエネルギー波は大気圏を突破し、この星に迫るグモリー彗星に直撃。その瞬間、周辺の星域全体に響き渡る程の衝撃波を巻き起こし、グモリー彗星は大爆発を起こし、消滅してしまった。
「流石の奴も、これなら生きてはいまい……くっ……さ、流石に今回ばかりは疲れた、ぜ……」
意識を失うと共に超サイヤ人4が解除され、地面に落下して行くベジータ。
その後彼は生き残っていたシャモ星人達に救助された後、二日後に目を覚まし、この星に来る際に使った大型宇宙船を利用して彼等をシャモ星まで送った。
だが、果たしてブロリーは本当にこれで死んだのだろうか?そしてベジータ不在の間、地球は一体どうなっているのだろうか?
心に僅かな不安を抱きながら、ベジータは地球へと戻るのであった……
「グモリー彗星が消滅しただと?」
「は、はい。スカウターで計測出来ない程の二つのエネルギー反応を確認したんですが、その後すぐに大爆発を起こし、消滅してしまいました……」
「そ、そんな馬鹿な、あの超巨大彗星を消滅させる事など出来る筈が…」
「あれだけの気の持ち主なら星を消し去るくらい朝飯前だろう。(と言うか片方は間違いなくベジータの物だった……あいつ、なんで宇宙にいるんだ?ブルマに愛想でも尽かされて自棄になったか?)」
「ど、どうしましょうレッドさん?」
「……まぁ気になるし、念の為行ってみるか。進路を反応があった方角へ向けろ。」
「は、はい!!」
こうしてレッド達は、新惑星ベジータへ向かう事となった。そこでは何が待ち受けているのだろうか……?
超ブロリー並に急成長させちゃいましたが、こうでもしないとブロリーフルボッコ確定なんで何卒お許しを……
何はともあれ無事ブロリーをデデーン出来たから後のボスは楽勝だ!!やったねベジータ!!