ちっ、くだらん…何が強くてニューゲームだ、クソッタレめ   作:ゴロリコン

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割とすぐここまで書く事は出来たけど、続きが書く事が出来ず今に至る……ので後編はいつになるのかわかりません。
次回は多分素知らぬ顔してビルス編投稿すると思います。ちなみにこの後の展開を友達に話したら「病院行け」と言われました。ひでぇ……


危険な三人!!超変態襲来 前編

 ここは地球の研究施設。この施設では何やら怪しい研究が行われているようであり、その中に並べられた培養槽達の前で年老いた科学者が調整を行なっていた。

 するとそこへチビの小太りと水色のスーツを着たヒョロい男がやって来た。

 

 

「コリー博士、例の実験体たつは調整はどうなってるべ?」

 

 やたらと訛りが酷いが、ウーロンと声変わりした界王様そっくりな声でコリーと言う科学者に声をかける小太りの男。

 

「順調です。この調子なら近いうちに本格的な量産が始められるでしょう。」

 

「ぐへへへへ!!そりゃ良かったべ!!金は風呂水のように使ってくれて構わねぇから、これからもその調子で頼むべ!!」

 

(風呂水やのうて湯水や……金は足りても頭が足らんやっちゃで、こいつは……)

 

「デュフフフフフ!!見てろマーク……いや、サタン!!オラの最強の超人たつがオメェにたっぷりと仕返しをしてやるべ!!だーはっはっはっはっはっはっは!!!!」

 

 スーツの男に内心で呆れられつつも、それに気付かずに高笑いしている小太りの男。そしてその視線の先に並ぶ培養槽達の中には、全く同じ外見をした男達が眠っていた。

 

 我々は、この男達を……いや、このイケオジ達を知っている!!

 

 健康そうな褐色の肌、若さを感じるカッコいい髪型、お茶目なお髭、愛嬌のあるイケメンフェイス、鍛え上げられたマッスルボディ、形の良いラブリーなお尻、そして他のサイヤ人達とは違うプリティな尻尾……

 

 彼等の名は、パラガス……かつて新惑星ベジータでベジータを後一歩の所まで追い詰めた史上最強の伝説の超イケオジサイヤ人である!!

 

 ……おや?新惑星ベジータでベジータと戦ったのはブロリー?フン、かぁん違いするな。あんなパラガスより力もエロスも純粋さもキュートさもイケメンさも劣る脳みそスッカスカなゴミのように捨てられて当然の伝説の超鼻垂れパッパラパーがベジータと戦ったなどと、その気になっていたお前達の姿はお笑いだった……Door!?

 

 

ヒューン、ドォォォォン……

 

 

 

しばらくお待ちください

 

 

 

 ……新惑星ベジータにて、ベジータとブロリーの戦闘に巻き込まれ、命を落とした筈のサイヤ人、パラガス。この培養槽の中で眠る彼と全く同じ容姿をしている男達は何者なのだろうか?

 

 この時、まだ誰も知らなかった。このパラガスそっくりな男達が、地球を恐怖のドン底に陥れる重大事件を引き起こす事を……

 

 

※※※

 

 

「ブゥゥゥゥ!!」

 

「「「うわぁぁぁぁぁ!?」」」

 

 ブウの放った特大気功波を受けて吹っ飛ばされてしまう悟天とトランクス、そしてミントの三名。彼等は今街から離れた荒野でブウと修行をしていた真っ最中だった。

 

「つ、つええ……やっぱフュージョン無しじゃまだブウさんには勝てないかぁ……でもまさか超サイヤ人2三人掛かりで挑んでも駄目とは……」

 

「フュージョンしなくても超サイヤ人3にならなきゃブウさんには勝てそうにないね。」

 

「あたし超サイヤ人3にはなりたくないなぁ……眉も無くなってヤクザみたいだし……超サイヤ人4にはなってみたいけどね!」

 

「いや、超サイヤ人4なんて眉がない所か上半身裸の露出狂じゃねぇか…女のお前がなったらラディッツ伯父さん発狂しちまうぞ。にしてもブウさん、最近なんか強くなってきてない?」

 

「えっへん!!」

 

 強いと言われた事で上機嫌になったのか、胸を張り鼻を伸ばしているブウ。ちなみに、最近ナッパとヤムチャがお菓子を手土産に修行に誘いに来たりしているそうで、その関係でブウも強くなったらしい。

 

 その後四人でわいわい話していると、ブウがサタンから持たされた携帯端末に連絡が入った。

 

「サタンか?」

 

『ブウさん、おやつの用意が出来ましたよ!子供達と一緒に戻って来てください!』

 

「おやつ!!わかった、すぐ帰る!!」

 

 おやつと聞いて目をキラキラと輝かせると、さっさと通話を終え、ブウは子供達を無視して街の方へと飛んで行ってしまった。それを見て子供達はこのままでは全部おやつが食べられると大急ぎでブウを追いかけるのだった……

 

 

※※※

 

 

「ぐへへへ、久しぶりだなサタン!!」

 

「……誰、このおっさん?」

 

 ブウとサタンの家でおやつを食べていたトランクス達。しかしそこへ見知らぬチビデブがやって来たではないか!しかしサタンも相手が誰なのかわからなようで、首を傾げているぞ!

 

「サタン、あいつ知り合いか?」

 

「はて……あんなチビデブの知り合い、いたかな……?」

 

「なっ、誰がチビデブだぁ!!小学六年生の頃までおねしょしてた癖に偉そうに!!」

 

「あわわわわ!?ききき、貴様、何故それを知って……って待てよ?貴様、まさか幼馴染のジャガーか!?」

 

「ぐへ、ぐへ、ぐへへへへへ、やっと思いだすたようだなサタン!!そう、俺こそがジャガーバッタ男爵だべ!!久しぶりだな!!」

 

 不気味な笑いをしながらサタンとの再会を喜んでいるジャガーバッタ男爵。一方サタンは昔馴染みの変わり果てた姿に呆れ返っているようだった。

 

「お、お前、親父さんの後を継いで男爵になったとは聞いていたが、なんだその脂身たっぷりの身体は!?トレーニングをしろ、トレーニングを!!」

 

「ええ?サタンさんも全然トレーニングしてないってこの前ビーデルさんが言ってたような……」

 

「おほん!!うぉっほん!!あー……そ、それで?何しにここまで来たんだジャガー。」

 

「んな事決まってるべ!!お前さえ居なければ俺が世界チャンピオンになっていた筈だべ!!だから今日はその復讐をしに来たんだべ!!」

 

 よくわからんが、ジャガーバッタ男爵はサタンのせいでチャンピオンになれなかったと逆恨みしているようである。まぁ正直サタンが居なくてもこいつがチャンピオンになれたとは全く思えないが……

 

「相変わらず執念深い奴だ……しかし私は見ての通り忙しいんだ。貴様なんぞの相手をしている暇はない。とっとと帰ってくれ。」

 

「エプロン着てめす使みたいにお菓子運んでる奴がなぁにそんなに偉そうにしてるべ!!それに、俺の挑戦から逃げるつもりなら、お前の恥ずかしい過去を全部マスコミにバラすてやっても良いんだぞ!!」

 

「ぐっ……し、しかし勝負など今更やるまでもあるまい!!自分の格好をよく見てみろ!!そんな脂身たっぷりのぽっちゃり体型でこの私に勝てると思っているのか!?」

 

「アホ!!誰が俺がやると言った!?お前の相手をするのは俺の養成したバイオ戦士たつだべ!!」

 

「ば、バイオ戦士?」

 

「ぐへ、ぐへへへ……そうだべ!!俺は有り余る金で世界中から優秀なバイオテクノロジーのはかすたつを雇い、強力なバイオ戦士たつを造り出した!!しかも、二件前の事件では究極の戦士の遺伝子を手に入れる事にまで成功したんだべ!!」

 

「きゅ、究極の戦士……そ、それに、二年前だと……?」

 

 二年前と聞いて、サタンの脳裏にあの地獄のような一日が思い浮かんだ。そう、ジャネンバが出現し、死者達が復活して大暴れした事件だ。ちなみにこの事件を解決したのはやはり表向きはサタンという事になっている。

 

 一方話を聞いていたトランクス達もバイオ戦士や究極の戦士と言う単語に興味を惹かれたのか、目をキラキラさせていた。

 

「トランクス君、ミントちゃん、究極の戦士だって!!強いのかな!?」

 

「流石に悟空叔父さんやベジータ叔父さんよりは弱いんじゃない?」

 

「だな。俺はそれよりもバイオ戦士ってのに興味があるぜ!!」

 

「ちっ……そいつと戦えば良いんだな?だったらとっととそいつをここへ連れて来い!!」

 

「何言ってるべ。決戦の舞台はもっと相応すい場所でやる方が良いに決まってるべ!!招待すよう、我がメークイン城へな!!」

 

「なんか知らないけど美味しそうな名前の城ね。」

 

「誰だべ、俺の城をジャガイモの品種みたいな城と言った奴は!?」

 

「お前自身や、このアホ!!」

 

 ミントがこっそりツッコミを入れたが、バッチリ聞こえていたようだ。その後何やかんやで全員でメークイン城まで行く事になったが、この時は誰も予測していなかった……あんな恐ろしい事件が起きる事になるとは……

 

 

※※※

 

 

「うわぁ、でっかいお城……」

 

「ところでトランクス君、バイオ戦士って何?」

 

「バイオテクノロジーで造り出した戦士の事さ。」

 

「バイオテクノロジーって何?」

 

「お前何にも知らないんだなぁ……遺伝子工学って言って、細胞から新しい生命を誕生させる事が出来るんだよ!!」

 

「わぁ、トランクス君すご〜い!!」

 

 博識なトランクスに感銘を受けている様子の悟天。一方ミントは(多分悟天君、説明の半分も理解できてないんだろうなぁ……トランクス君も実際はそこまで詳しくなかったりして)と考えていた。ちなみにその考えは大正解である。

 

 一方サタンは案内されたバトルステージを見渡し、客がいない事を不満に思っているようだ。

 

「何だ、客がいないじゃないか!テレビカメラも来てないし、世界チャンピオンのこの私に対してこの扱いは無礼じゃないか!!」

 

「はっ、この目立つたがり屋め!!心配しなくともネットで生配信中だからすんぱいは不要だべ!!」

 

「その通りや。お前が恥晒す姿を世界中のみんなが見とるで?」

 

 なんて言いながらスーツの男、メンメンは某動画サイトで配信中のページをサタンに見せた。

 

「フッ、なるほどネット配信か……まぁ生で客が居ないのはつまらんが、どの道俺の勝利は揺るぎない。さぁ、とっとと始めようか。で、ご自慢のバイオ戦士とやらは何処だ?」

 

「クックック……もう連れて来てるべ!!いでよ、Para01!!」

 

 ジャガーバッタが悪役っぽく座ったまま指を鳴らすと、巨大なシャッターが開く。するとその奥から褐色肌のイケオジが姿を現したではありませんか!!

 

「何だ、この中年は?」

 

「Para01、正式名称Paragus1号でございます。」

 

 優雅に一礼するPara01と呼ばれるイケオジ。その姿はまるで貴族のように気品に溢れていた。

 

「こ、これがお前の言う最強の戦士なのか……?」

 

「ぐへへへ!!サタン、どうせお前はこのPara01を弱そうだとか思ってるんだろう!?だが、それは大間違いだべ!!こいつの元となった究極の戦士の話を聞けば、お前も腰を抜かす筈だ!!

 

 

※※※

 

 

 二年前のジャネンバ事件の際、このメイクイーン城は死者の襲撃を受けていた。ジャガーバッタは試作体のバイオ戦士達で迎撃するも、その男の圧倒的戦闘力の前に軽々とバイオ戦士達は全滅させられてしまい、ジャガーバッタの目前までその男は迫ってしまう!!

 

「あわわわわ……な、なんだべ!!なんで俺を殺そうとするんだべ!?か、金ならいくらでもやる!!だから命は……」

 

「フン、かぁん違いするな。俺はそんな物に興味はない!!それよりも貴様、宇宙船を持っていないか?」

 

「う、宇宙船?い、いつおう持ってるが……」

 

「おお!!流石は俺、読み通りと言う訳だぁ!!くくく、これで宇宙に居るであろう我が息子、ブロリーを探しに行く事が出来るぞ……おい、俺を早くその宇宙船まで案内しろ!!さもなくば……」

 

「わわわ、わかった!!宇宙船なんていくらでもくれてやるから命だけは……」

 

「わかれば良いのだ……ん?しまった!!どぉぉぉぉ!!」

 

 目当ての宇宙船を手に入れられる算段がついて上機嫌になっている褐色肌のイケオジ。しかしそこへ突然緑色の怪人が吹っ飛ばされて来て、イケオジを巻き添えにして壁に叩きつけられてしまった!!

 

「グッ……!!し、信じられん、このセルがこうも一方的に……」

 

「どうした、俺様はまだ本気のほの字程の力も出しちゃいないぞ。それとも、所詮負け犬緑虫の力なんぞその程度でしかないか?」

 

「だ、黙れぇ!!バビディ様から授かった究極の力を見せてやる!!」

 

 黄金のオーラを爆発させ、緑の怪人が赤の怪人へと突っ込んで行き、その場にはジャガーバッタとイケオジだけが残された。

 すぐ我に返ったジャガーバッタはイケオジの脈拍を図るが、幸いと言うべきか残念と言うべきか、イケオジは死んでいなかった。

 だが、ここでジャガーは思いついた!!この戦士の遺伝子を採取してバイオ科学で量産すれば、最強の軍隊を作り上げる事が出来るのではないか?そうすれば憎きサタンに勝つ事が出来るのではないか、と!!

 

 

※※※

 

「それで誕生したバイオ戦士たつの最初の一人がこのPara01なんだべ!!」

 

「あれが噂のバイオ戦士か……あんま強くなさそうだな。」

 

「そうだね。あれならクリリンさんでも簡単に勝てちゃうんじゃない?」

 

「確かに強くはなさそうだけど……あの人、尻尾が生えてない?」

 

「えっ!?」

 

 ミントに指摘され、悟天とトランクスは漸く気づいた。そう、謎のイケおじPara01にはサイヤ人達と同じ尻尾が生えているのだ!!

 

「あれってお父さん達と同じ……じゃ、じゃあ!?」

 

「あいつ、まさかサイヤ人!?」

 

「フン、そんな中年に何が出来ると言うのだ。さっさと片付けてくれる。」

 

 マントをカッコよく空中に放り捨てるサタン。しかしそこへPara01の放った気功波が叩き込まれ、マントは塵一つ残さずに消滅してしまった!!

 

「……ちょ、ちょっとタンマ!!」

 

 眼を点にしていたサタンだが、すぐに我に返ると急いでブウの隣まで走った。

 

「何だサタン?」

 

「ぶ、ブウさん、すいません、ここは私の代わりに一つ……ば、晩御飯は豪華にしますので……」

 

「本当か!?よし、あいつをやっつければ良いんだな!!」

 

「え、ええ勿論!!ジャガー、私とやる前にまずは私の一番弟子であるミスターブウの相手をして貰おうか!!」

 

「フン、そんな醜いピンクダルマに何が出来る!?行けPara01!!そいつを村祭りに上げろ!!」

 

「村祭りではなく血祭りでございます。」

 

「どっちも祭りだべ!!」

 

 晩御飯を楽しみにしながらバトルステージに降り立つミスターブウ。はたして、ミスターブウはPara01を倒す事が出来るのか!?

 

後編に続く!!

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