ちっ、くだらん…何が強くてニューゲームだ、クソッタレめ 作:ゴロリコン
先に言っておこう。俺は正常だ!!!!
「いけぇー!!Para01!!サタンの弟子を村祭りにあげろー!!」
「フン、このような醜い風船野郎など、Para01の敵ではないのでございます。」
ジャガーバッタ男爵の叫びを合図に、Para01が緑色の気功波をぶっ放し、ブウに直撃。爆発を起こし、ブウの周囲が爆風に包まれた。
「だーはっはっは!!どうだべサタン!!俺のPara01の強さ、思いすったか!!」
「フッ、哀れな奴だなジャガー。我が弟子ミスターブウがこの程度でやられる訳がないだろう。よく見てみろ!!」
サタンがビシッと人差し指を向けると、丁度爆風が晴れ、無傷のブウが姿を現した。
「む、無傷ぅ!?」
「そ、そのような事があろう筈がございません!!宇宙の中で一番美しいこのPara01の攻撃を受けて無傷で済むなどと……」
「おい、もう反撃しても良いか?」
「フッ、かぁん違いするな。お前のような伝説の超パッパラパーの攻撃などこのPara01に通用する筈が……」
「ほいっ!!」
「Dooor!?」
喋っている途中でブウの繰り出したパンチがPara01の美しい横っ面に炸裂。物凄い勢いでPara01は吹っ飛ばされ、壁にめり込んでしまった!!
「なっ、Para01がたったのいつ撃で!?」
「はーはっはっはっ!!見たかジャガー!?これが我が弟子、ミスターブウの実力だ!!」
「なぁサタン、あいつやっつけたしもう帰って良いか?」
「えっ?ええっと……ど、どうするジャガー!!次の戦士が居ないのなら我々は帰らせて貰うが!?」
「ぐ、ぐぬぬぬ……!!つ、次だべ!!Para02を……いや、02から20まで全員叩き起こすて来い!!」
(いや、01がワンパンでやられとるんやから、他の奴等呼んで来ても同じ結果やろ。とても数のゴリ押しでどうにかなりそうな相手やなかったで……)
心の中でツッコミを入れるメンメンだが、どうせ聞き入れては貰えないので黙っておく事にした。
そしてそうこうしている間にPara02〜20が現れた!!
「「「「Paragusでございます」」」」
「わぁ!!同じ顔のおじさんが沢山出て来たよ!!」
「うげぇ……お、同じ顔の中年親父があんなに沢山……な、なんだか気分悪くなって来たわ……」
19人の超キュートでラブリーでセクシーで見ているだけで胸がキュンキュンしそうなイケおじ達を見て、何故かドン引きしているミント。きっと彼女の異性を見る目は皆無なのだろう。
「それより敵が19人もいるのはセコいよな。よし、俺達でブウさんを援護しようぜ!!」
「おー!!」
「ええ……別にこの程度の相手ブウさんだけで充分でしょ……私、こう言うのの相手はちょっと……」
「何言ってんだ!!あのおっさん達、こんなでも一応サイヤ人なんだぜ!?万が一があるかも知れないだろ!!ほら、行くぞミント!!」
「あっ、ちょっ!!引っ張らないでよ!?」
「ブウさーん!!俺達も手伝うぜー!!」
「ん?良いのかサタン?」
「えっ?えーっと……」
(NOと言ってサタンさん!!)
Paraシリーズも戦いたくないあまり、サタンに必死にアイコンタクトを送りまくるミント。っが、運悪くサタンはミントが戦いたくて仕方がないんだと勘違いしてしまった。
「良かろう!!君達も戦う事を許可する!!」
「サノバビ◯チ!!!!」
「ど、どうしたのミントちゃん?」
「こらこら、子供が……それも女の子がそんなお下品な言葉を口走っちゃいかん。それにミントちゃんは戦いたくて仕方なかったんだろう?」
「ちがぁぁぁぁう!!!!」
「何キレてんだよミント……腹でも痛いのか?」
「ん、何だべ腹壊してるのか?トイレならあっつだべ。」
「お下品なお子様でございます。」
「こ、このぉ……!!ゆ、許さんっ!!はぁあああああああ!!!!」
怒りのあまり、一気に超サイヤ人2に変身するミント。そして人差し指と中指を立てて右腕を振るうと、攻撃範囲を限定したジャイアントストームをぶちかまし、Paraシリーズを一網打尽にしてしまった。
「「「「Dooor!!??」」」」
「ぬぁぁあああああ!?ぱ、Para02から20が一気に負けちまったべぇ!?」
「ミントの奴、加減してるとは言えあんな大技ぶっ放すとか大人気ねぇなぁ……」
「僕達まだ子供だよトランクス君?」
「う、うるせぇな……ってかこれじゃ俺達の出番ないじゃん!?」
「お、おんのれぇぇぇ!!よくも俺のParagus軍団を!!こ、こうなったら完成してる奴を全員連れて来い!!戦いは数だべ!!」
「「「「「Paragusでございます」」」」」
「「「「「Paragusでございます」」」」」
「「「「「Paragusでございます」」」」」
「い、いやぁぁぁぁぁぁぁ!!!!中年親父の集団が押し寄せて来るぅぅぅぅぅ!!!!クン!!クンクンクンクンクン!!クンッ!!!!」
「わ、わー!?ば、馬鹿!!そんな事したら……」
視界を覆い尽くす勢いで現れたParaシリーズを目の当たりにし、ミントは悲鳴を上げながらジャイアントストームを連発。次の瞬間、メークイン城は光に包まれた……
※※※
「空が……青いな……」
「お、俺の無敵のPara軍団が……メークイン城がコッパミトコンドリアになっちまったべ……」
「それを言うなら木っ端微塵や……」
もはや原型を留めない程に破壊し尽くされたメークイン城で、黒焦げアフロになったサタンとジャガーバッタ、そしてメンメンが唖然としながら呟いた。
一方この大惨事を引き起こした張本人のミントは凄く満足そうな笑顔を浮かべている。
「あー、スッキリした!!流石にこれだけやればあのおっさん達も全滅したでしょ!!」
「馬鹿野郎何がスッキリしただ!?周りの大惨事を見てみやがれ!!だいたい自分一人で暴れ回りやがって!!」
「そうだよミントちゃん!!ズルいよ!!」
「う、うるさい!!あんな変なおっさんの相手させようとしたあんた達が悪いのよ!!それよりサタンさん、勝負はもう終わったんだしこれで帰りましょうよ!?」
「サタン、俺腹減ったぞ。」
「え、ええと……まぁそう言う訳だ、ジャガー。お前の切り札のパラなんとかも我が弟子達の敵ではないのがよくわかっただろう?今回も俺の勝ちだ!!」
「くっ……悔しいが、ここまで一方的にやられちゃ認めるしかねぇべ……」
悔しそうにしながらも城ごとParaシリーズが消し飛ばされてしまってはどうしようもない為、ジャガーバッタは大人しく負けを認めたようだ。
こうしてサタン軍団VSParagus軍団の死闘は幕を閉じたのである。
〜完〜
「かぁん違いするな。これで終わりだなどと、そのような事があろう筈がございません!!」
「うげぇ!?ふぁ、フ◯ック!!ま、まだ生きてやがったわ!!」
瓦礫の山の上から不敵な笑みを浮かべながらミント達を見下ろす無数のParagus達。その姿を見てジャガーバッタは笑顔を浮かべた。
「お、おお、無事だったかお前達!!それでこそ俺の最強超人軍団だべ!!」
「はっ……愚か者め。我々の切り札が完成した今、ジャガーバッタ男爵、もう貴方に用はありませんよ!!」
「な、何ぃ!?、と、突然何を言う!!」
「よくわかんないけど、おっさんあいつ等に反逆されてんじゃねぇの?」
「な、何だとぉ!?」
「やっと能天気なお前でも飲み込めたようだな?全てはサタンの弟子の言う通りだ、こぉんな最低な創造主にはなんの未練もない。へっ!!」
「お前の研究施設と資金力がなければParaシリーズの完成は不可能だとわかっていたからこそ、お前の忠実な僕のふりをしていたのだ。」
「俺達の狙いはParaシリーズの完成と、全生命Paragus化計画を実行する事なのだからな!!」
「「「「「ふぁ〜はっはっは!!」」」」」
交互に喋るイケおじParagus達。しかし悟天がふと疑問を思ったようなので突然手を挙げた。
「はい質問!!」
「許可しよう。」
「ええ、するんだ……」
「全生命Paragus化計画って何?」
「その名の通りだ。この宇宙に存在するありとあらゆる生命体を全てParagus化する素晴らしい計画でございます。」
「いや、そんなん出来る訳ねぇじゃん。なんだよ全生命体をParagusにするって……」
呆れたような表情を浮かべているトランクス。ちなみにブウは話が長過ぎて眠ってしまっている。
「それが出来るのだよ、我々には。ククク、今のうちに笑っているが良い……」
「とにかく、ありとあらゆる生命を宇宙の中で一番容姿が整った美しいParagusに書き換え、Paragusだけの銀河帝国を建設するのが、俺達の本来の計画なのだよ。」
「だが計画実行の為には、切り札であるPara100の完成を待たねばならなかったからな。Para100を完成させる為にお前の忠実な部下を演じ、これまで従っているフリをして来たのだ。」
「Paraシリーズの王などと、その気になっていたお前の姿はお笑いだったぜ!!」
「ぐ、ぐぬぬぬ……!!こ、この俺をコケにすやがってぇ……!!」
良いように利用されていたとわかり、悔しそうに歯軋りするジャガーバッタ。とは言えこぉんな小男が全生命体Paragus化と言う素晴らしい計画の為に利用されていた事は大変名誉な事なので、泣いて感謝すべきである。
「お前達を含め全生命体をParagusにすれば、俺達の敵は文字通りもはや一人もおらん!!北の銀河は勿論、東も西も南も、全ての銀河を訳なく支配でき、俺達Paragusの帝国はぁ、永遠に不滅になると言う訳だぁ!!」
「フン、何が全生命体をParagusにするだべ!?お前達のスペックは全部知ってる!!そんな事が出来る訳がないべ!!」
「クックック……愚かだなジャガーバッタよ。だが貴様のおかげで我々偉大なるParagus軍団が誕生したのも事実。だから特別に見せてやろう、我々の切り札であるPara100を!!出よ、Para100!!」
先頭に立つPara01が超絶格好良く指を鳴らすと、Paragus達を掻き分け、新たなParagusことPara100と呼ばれるイケおじが素っ裸で現れた。
だがPara100は他のParagus達と違い、体の周りに紫のスライムのような物を纏っていた。知ってる人はジョジョ三部に出て来るイエローテンパランス見たいのを想像しよう!!
「へ、変態だぁぁぁぁーーーーーーー!?」
「さ、流石の俺も昼間っから素っ裸になる中年親父にはドン引きするぜ……」
「ぼ、僕も……」
何故かイケオジの裸を見てドン引きしているちびっ子三人衆。全くもって理解し難い思考をする子供達である。まぁこぉんなチビどもはどうでも良いか。
すると他のParagus達が数人の研究者を拘束して連れて来たではないか。しかもその中では研究主任のコリー博士の姿まで含まれていた。
「こ、コリー博士!?」
「お前達、何する気や!?」
「ククク、見ていればわかる……やれ、Para100!!」
「了解だ、偉大なる我が同胞よ……フンッ!!」
「ぎゃああああああああ!!???」
突如Para100が腕を振るうと、その身から巨大な紫のスライムが飛び出し、コリー博士達の全身を覆い尽くした。堪らず博士達は悲鳴を上げて抵抗するが、すぐにその抵抗も少なくなって行き、紫のスライムが彼等から離れると……そこには白衣を纏った新たなParagus達が立っていた!!」
「「「Paragusでございます」」」
「い、いやぁぁぁぁぁぁぁぁ!?へ、変態が増えたぁぁぁぁぁぁ!!!!」
「ふははははは!!見たか、これがPara100の特殊能力だ!!Para100は変異させた培養液を自在にコントロールする事ができ、Para100の培養液に食われた生命体は遺伝子情報が書き換えられ、新たなParagusと化すのだよ!!」
「な、なんだってぇー!?」
「さぁ、説明の時間は終わりだ。画面の前の良い子のみんな、よぉーく見ておけ!!このPara100の能力で、奴等をみーんなParagusにしてやる!!」
「ひぃぃぃぃ!?」
Para100が悟天達を飲み込まんと、とてつもなく巨大な紫の培養液を解き放つ!!咄嗟に悟天達はサタンやジャガーバッタ、メンメンを救出して空を飛ぶ事で回避するが、ジャガーバッタのペットであるヘイが培養液に飲み込まれてしまった!!
「へ、ヘイィィィィィ!?」
「キャインキャイン!!」
培養液の中で悲鳴を上げながら抵抗するも、すぐにヘイの抵抗が止まってしまった。そして培養液がヘイの身体から離れると……身体はヘイだが顔だけがParagusと化した気色わる……もとい、可愛らしい新たなParagusが誕生していた!!
「犬gusでございます。」
「ぎゃ、ぎゃあぁぁぁぁぁぁーーーー!?い、犬が!!犬がぁぁぁぁーーーー!!」
「クックック、言い忘れていたがPara100は捕食した相手の遺伝子情報を強く残したParagusを生み出す事も可能なのだよ。」
「ま、まるっきりキメラやないか……」
「キメラか、良いではないか。ではどんどんキメラParaシリーズを生み出すとしよう!!はっはっはー!!」
培養液を触手のように伸ばし、手当たり次第に獲物を捕食するParagus。まずは鳥が餌食となり……
「鳥gusでございます。」
次は猫が!!
「猫gusでございます。」
次は魚が!!(この培養液は海水でも平気やで)
「魚gusでございます。」
更に今度は鼠が!!
「ミッ◯ーマ◯スでござ……」
「す、ストーップ!!それは流石にいかん!!」
「パッキーマウスでございます。」
何やら不穏な名乗りをしようとした、何処かの夢の国にいそうな鼠とそっくりな外見のキメラParagus。
そしてその間にも島中の研究者や動物達が次々とParagusへと書き換えられ続けていた。
「ひぃぃぃぃ!?や、やめてくれぇ!!お、俺はまだ二十代なんだ!!こ、こんなおっさんになりたくない!!」
「え、エレベーターはまだか!?む、紫のが押し寄せて……あぁぁぁぁぁぁ!!」
「い、いやぁぁぁぁ!!だ、誰か助けて!!こ、こんな……こんな褐色中年親父になんてなりたく……きゃあぁぁぁぁーーーーー!!!!」
次々と書き換えられる研究員の中には、大人のお姉さんの姿もあった。しかしどれだけ必死に逃げ回ろうと、物を投げようと、Para100の培養液には通用せず、遂には餌食となってしまい……
「大人のお姉さんでございます。」
ナイスバディなのに顔だけはParagusと言う恐ろしい存在が誕生してしまった!!
※※※
「あわわわ……な、なんて言う地獄絵図だ……」
島の上空で研究員達がParagusに書き換えられる光景を唖然としながら見下ろしている悟天達。
そのあまりの美しさに彼等は言葉も出ないようだ。
「ご、悟天君、トランクス君!!どうにか出来ないのか!?」
「そ、そう言われたって、下手に近付くと俺達もあの化け物にされちまうし……」
「で、でもだからって見過ごす事は出来ないよ!!ねぇミントちゃん!?」
「あはははははっ、褐色親父がひとーり、ふたーり、さんにーん!!あはははは!!」
あまりの悍ましさ……もとい、美しさに、ミントはどうやら正気を保てなかったようで、目のハイライトが消え、狂ったように笑い出していた……っが、トランクスが軽く拳骨するとすぐに正気に戻った。
「こらっ、正気に戻れミント!!」
「あいたっ!?な、何すんのよ!!」
「お前が現実逃避してるからだろ……それよりこれからどうしよう……?俺達とブウさんだけでどうにかなるかなぁ……」
うーんと腕を組みながら頭を悩ませているトランクス。だが、突如島全体に地響きが起きると、瓦礫の山となったメークイン城を吹き飛ばし、全長300mはあろう超巨大Paragusが突如姿を現した。当然すっぽんぽんである!!サービスシーンもあるよ!!
『ふっふっふ、逃げられるとでも思ったか?愚か者どもめ!!』
「なっ……で、でっかい!?」
『この巨大に驚いたかね?島中のParagus達が融合し、我々は最終形態に至ったのだよ。今の我々はオリジネイターを……いや、その息子ブロリーさえも超える完璧で究極の存在……パラガス・アースとなったのだ!!』
「ぱ、パラガス・アース!?」
『さぁ覚悟しろ!!まずお前達を新たなParagusに書き換え、俺達の仲間に加えてやる!!そしてその後はベジータも孫悟空も、他の者達も全てParagusとなるのだ!!ふぁ〜はっはっはっはっは!!』
「そ、そんな事させるもんか!!お前達の野望はここで僕達が止めてやる!!トランクス君!!」
「おう、フュージョンだな!!」
パラガス・アースから距離を取り、一気にフュージョンポーズを取る二人。流石に失敗はしなかったようで、即座に超サイヤ人のゴテンクスへと変身した。
「イェーイ!!覚悟しやがれよ、このトンデモ変態野郎!!テメェはこの正義の死神、ゴテンクス様が叩き潰してやるぜぇ!!」
「ぶ、ブウさん!!あの子達の援護を!!あとで好きなだけ食べさせてあげますから!!」
「本当か!?よし、任せろ!!」
『驚いたぁ……君達はバーカなんだね。良かろう、では君達に絶望をくれてやるとしよう!!来い、哀れな下等生物達よ!!』
向かって来るゴテンクスとブウに極悪な笑みを浮かべるパラガス・アース。はたして彼等はParagus達の野望を食い止める事が出来るのか!?後編に続く!!