ちっ、くだらん…何が強くてニューゲームだ、クソッタレめ   作:ゴロリコン

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お、俺は正気だ……正気の筈なんだ……


危険な三人!!超変態襲来 後編

『ふぁ〜はっはっは!!まずはお前達から血祭りにあげてやろう!!』

 

 超巨大Paragusことパラガス・アースは高笑いをしながら緑のオーラを展開し、全方位に無数の気功波を放った。

 しかし忌々しい事にゴテンクスとブウは気功波を全て回避し、反撃に打って出る。

 

「いくぜぇ!!連続死ね死ねミサイル!!」

 

「ブゥー!!」

 

 なんと卑怯にもパラガス・アースの顔面を狙い、気功波を連発するゴテンクスとブウ。瞬く間にパラガス・アースの顔面は爆炎に包まれる。

 

「よっしゃあ、全弾命中!!流石にくたばった……」

 

『などと、その気になっていたお前の姿はお笑いだったぜ?』

 

「な、なにぃ!?」

 

『ふぅん!!』

 

「うわぁぁぁぁ!?」

 

 爆風の中から無傷で飛び出してきた伝説の超イケオジ、パラガス・アース。そしてそのままゴテンクスとブウにハエを潰すが如く右腕を振り下ろし、二人纏めて海に叩き落とした。

 

「ぶ、ブウさん!!ゴテンクス君!!はわわわ、なんてこった!!ふ、二人が挑んでも勝てないだなんて!!み、ミントちゃん、君も二人を助けに……」

 

「もしもし、ママ?今大丈夫?……ううん、大した事じゃないんだ。ただ、最期にママの声が聞きたくって……」

 

「こ、こらぁ!!縁起でもない事を言うんじゃない!!」

 

 大慌てでミントからスマホをぶん取ると、これまた慌ててタイツにスマホ越しで謝罪し、事情を説明するサタン。すぐに納得して貰えたようで、タイツは「あんまり危ない事しないよう注意しといてね」とだけ言い残して通話を終了した。

 

「ふぅ、ビックリした……」

 

「ちょっと!!なんで邪魔するのよ!?最期にママと話したかったのに!!」

 

「だから、子供なのにそんな縁起でもない事を言うんじゃない!!お母さんが心配したらどうするんだ!?それより、そんな簡単に諦めちゃいかん!!あの二人を見てみなさい!!まだ全く諦めていないだろう!?そう、君達が力を合わせればあの化け物を倒す事が出来る筈だ!!」

 

 なんかサタンが良い事を言っているように聞こえるが、大の大人が他力本願、しかも子供の力を宛にしているので、はっきり言ってカッコ悪い。まぁ、ミントは特に気にしてないようなので問題ないだろう。

 そしてそんな事を言ってる間にゴテンクスとブウが海から飛び出し、再度パラガス・アースに向かって行く。勝てる訳がないのに実に滑稽なマヌケなバカどもである。ふぁ〜はっはっはwwww

 

「やめなさい!?勝てる訳がないわ!!あいつは伝説の超変態なのよ!!」

 

「いや、変態なのは見ればわかるが……」

 

「こ、殺される……み、みんな殺される……!!私達はみんなあいつの餌食になって、褐色中年キモオヤジに書き換えられてしまうのよ……次回からはこの小説のタイトルも「強くてニューゲームなどと、その気になっていたお前等の姿はお笑いだったぜ」に変わってしまうんだわ……!!」

 

「な、何故だ……何故だかミントちゃんがベジータさんに見える……ワシ、疲れてるのかな……?」

 

 何処ぞのM禿のようにヘタレ始めたばかりか、恐怖のあまり意味不明な事を口走るミント。まぁ父親の方は本来の歴史じゃ典型的なヘタレ野郎だったのである意味自然ではある……のかもしれない。

 

『そぉら、後何発で死ぬかな?パラパラパラパラパラパラパラパラ!!!!』

 

「うぎゃあ!?」

 

 超絶ミラクルカッコいい掛け声と共に、パラガス・アースは再度全方位に気功波をぶちかまし、ゴテンクスは避け切れずに何発か直撃してしまい、ヘタレているミントの真後ろまで吹っ飛ばされてしまった。

 そしてミントは更にヘタレ具合を加速させ、情けなく膝をついてしまう。

 

「うっ、うぅ……もう駄目よ、おしまいよぉ……!!」

 

「おいこら、何ヘタレてんだミント!?ビビってる暇あったら戦えよ!!」

 

「だ、駄目よ……貴方達にはわからないの……!?」

 

「ったく、お前なぁ!!そんな調子だと画面の前の人達に今後ヘタレキャラとして認識されちまうぞ!?ほら、こっちに来い!!」

 

「は、離しなさい……!!」

 

 髪を鷲掴み……にしたら後が怖そうなので、とりあえず右手を掴んで無理矢理ミントを引っ張って行くゴテンクス。メタ発言をするなどと、これだから馬鹿なガキは困るのである。

 

「チョコになっちゃえー!!」

 

 愚かにもパラガス・アースにチョコ化光線をぶっ放す魔人ブウ。しかしサイズがあまりにも違い過ぎる為か、それとも実力差があり過ぎる為か、全く効いていなかった。

 

『パラガス波!!』

 

 反撃にパラガス・アースはかめはめ波なんぞより一億万倍かっちょいい黄緑の気功波をブウに叩き込むと、ブウの下半身が跡形も無く消し飛ばされてしまった。更に左腕を振り下ろし、ブウを海に叩き落としてしまう。

 

「み……みんな……逃げるのよ……勝てる訳がないわ……!!」

 

「何処へ逃げても同じだ!!奴を倒さなければ、この宇宙は終わりだ!!……あれ?」

 

「勝てっこないわ……や、やはり奴は伝説の超変態なのよ……!!」

 

「そこまで性根が腐っていたとは……消え失せろっ!!二度とその面見せ……んん?な、なんでだ?こんな事言うつもりはなかったのに、何故か口が勝手に……と、とにかくヘタレミント、お前はここに隠れてな!!あの野郎は俺が叩き潰してやるぜ!!」

 

 ポイっとミントを海まで放り捨てると、超サイヤ人3へと変身し、パラガス・アースへと向かって行くゴテンクス。

 

「何故なの……何故戦うの……勝てる訳ないのに、何故戦おうとするの……殺されうわっぷっ!?」

 

 結構な高度からポイ捨てされた為、派手に海面にぶつかってしまうミント。まぁぶっちゃけほんの少し痛い程度だったのだが、全身が海水まみれになってしまった。

 

「ぺっ、ぺっ、ぺーーーーっ!!うぇっ、しょっぱ……はっ!?私は何を……全くそんなイメージはないのに何故かベジータさんが言いそうな情けない台詞を連発してた気がする!!って言うかやけに周りがうるさい気が……んん?」

 

「くらいやがれ、スーパーゴーストカミカゼアタック!!」

 

『はっはっはっ!!無駄無駄!!パラガスサンダー!!』

 

 ミントの視線の先では、超サイヤ人3のゴテンクスとブウがすっぽんぽんのパラガス・アースと激闘を繰り広げていた。そして動く度に激しく揺れるパラガス・アースのムスコ♂と巨大な二つの超ドラゴンボール♂がミントの視界を埋め尽くしてしまった!!

 

「…………うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーっ!!!!!!」

 

 何処ぞの汎用人型決戦兵器の初号機パイロット君顔負けの発狂をするミント。あまりの大声にゴテンクスもブウもパラガス・アースも動きを止めてしまった!!

 

『むっ?あれはお下品なロリーではありませんか!!』

 

「ミントの奴、あんな所で何やってんだ?」

 

「わぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーっ!!!!」

 

 なんかもう色々あって感情が暴走し、別世界のベジータやセルゲームの時の悟飯が変身したぶちギレ超サイヤ人に変身し、一瞬でパラガス・アースの超ドラゴンボール♂の目の前に接近し、かめはめ波をぶっ放して右側の超ドラゴンボール♂を消し飛ばしてしまった!!

 

「いやぁぁぁぁぁぁっーーーーーーー!!!!」

 

 更にミントは両手に超巨大気円斬を展開すると、即座にそれをパラガス・アースへと投擲。ムスコ♂と左側の超ドラゴンボール♂を両断してしまった!!痛そう……

 

『ドゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥオォォォォォォォォォォォォォーーーーーーーーッ!!!!????』

 

「ひぃーーーーーーーーーっ!!!!」

 

 激痛のあまりとんでもない絶叫をあげるパラガス・アース。当然である。ついでにゴテンクスも股間を抑えて顔を真っ青にしていた。

 

「おい、攻撃するチャンスじゃないか?ミントはやる気みたいだぞ。」

 

「へっ?あ、はい……そ、そうだね、トリプルかめはめ波、行っちゃおうか……」

 

「どうした?なんか顔色悪いぞ?」

 

「き、気にしないで良いよ……」

 

 冷や汗をダラダラ流しながらも、ブウと一緒にミントの隣に並ぶゴテンクス。そして三人でかめはめ波の発射体制を整えた。

 

「き、気を取り直して……行くぜ、二人とも!!トリプルかめはめ波だぁーーーーーっ!!!!」

 

「ほい!!」

 

「消えてなくなれぇぇぇぇぇぇぇぇーーーーーーーーっ!!!!」

 

 痛みのあまり蹲っているパラガス・アースに、三人のトリプルかめはめ波が直撃してしまう。人の大事なムスコ♂を切り裂いた挙句、卑怯な不意打ちをするとは……最低極まりない下衆どもである。こんな奴等はParagusにする価値もない。間違いない。

 

 しかし流石のパラガス・アースと言えどノーダメージではいられなかった……かと思いきや、突如パラガス・アースの身体が光に包まれると、無数のParagus達に分離してしまったではありませんか!!

 

「お、おっさん達に分離した……合体が維持出来なくなったのか……?」

 

「などと、その気になっていたお前達の姿はお笑いだったぜ?お前達に真の絶望を教えてやろう!!さぁ再び集まれ、我が同胞達よ!!」

 

Para100が超絶格好良く指を鳴らすと、無数のParagus達が彼の元へと飛び込んで行き、光の巨人へと変化する。そして纏っていた光が消えると、パラガス・アースが再誕したと言う訳だぁ!!

 

『シュワッチでございます。』

 

「げぇー!?ふ、復活しやがった!!しかもダメージが全部消えてやがる!?」

 

「……うっぷ。」

 

「み、ミント?あっ、おい!!」

 

 顔を真っ青にしたミントがパラガス・アースに背を向けると……まぁ彼女の名誉の為に何をしたのかは書かないでおこう。

 とりあえず言える事は、ここに新たなゲロインが誕生したと言う事だけであ……ふおおっ!?

 

『はっはっはーーー!!自分達の無力さを思い知ったかね?確かにお前達は強い!!だが、どれだけお前達が必死に私にダメージを与えようと、ムスコ♂を切り刻もうと、こうして分離からの再合体をするだけでその全てが無駄になるのだよ!!』

 

「く、くっそぉぉぉ!!」

 

『ふっふっふ……絶望したようだな?では更なる絶望をお前達に与えよう。我々は今、地球との同化を開始したのでございます。』

 

「ち、地球とですって!?」

 

『その通りでございます。後30分もあれば地球は我々と完全に同化し、新惑星Paragusが誕生すると言う訳だぁ!!そして地球と同化してしまえば最後、お前達にはどうする事も出来なくなるぞぉ!!何故なら我々が死ぬ=地球も死ぬ事になるのだからなぁ!!』

 

「や、野郎!!」

 

「困った……ちょっと勝てない……」

 

「い、一撃よ……地球と同化する前に、一撃であの伝説の超変態を消し飛ばせば、もしかしたら……ゴテンクス、ベジータおじさんと悟空おじさんは?」

 

「パパはママと一緒にターブル叔父さんのとこに行ってて、お父さんは界王様のとこに修行に行ってる……」

 

「うう、こんな時にあの二人に頼れないなんて……悟飯お兄ちゃんもビーデルさんと出かけてるし……まぁ仮にベジータさんがいても相手のキャラ属性的に勝ち目無さそうだけど……パパじゃ正直どうにも出来そうにないしなぁ……」

 

「ど、どうにかならないのかよぉ!?」

 

「……ひ、一つだけ、策があるわ。悟空おじさんに教えて貰った元気玉よ。」

 

「元気玉っつったって、ちょっとやそっとの元気を集めても効きそうにないぜ!?」

 

「そう。だから地球中からありったけの元気を集めるのよ!!問題はどうやって地球中のみんなに協力して貰うかだけど……あたし達が呼び掛けてもまず効果なんて無さそうだし……ん?待てよ?」

 

 ふと近くの無人島から戦いを見守っているサタンとジャガーバッタ、メンメンに視線を向けるミント。そして何か思いついたとばかりに笑みを浮かべた。

 

「ゴテンクス、ブウさん!!ちょっとの間任せたわ!!」

 

「おいミント!?ったく、しょうがねぇなぁ!!」

 

『無駄な事を……お前達は新たなParagusになる運命なのでございます。』

 

「誰がテメェみたいな変態になるか!!行くぜー!!」

 

 無謀にも、パラガス・アースに挑んで行くゴテンクスとブウ。はっ、これだから学習能力のないガキどもは……

 

 

※※※

 

 

 一方その頃小賢しい悪巧みを思いついたミントはサタン達の元までやってきていた。

 

「サタンさーん!!」

 

「み、ミントちゃん!!なんでこっちに戻って来たんだ!?」

 

「ちょっとサタンさん達にやって欲しい事があって……ノッポのおじさん、まだネット配信ってする事出来る?」

 

「へ?い、いやまぁ出来るんやないか?運が良い事に電波状況も安定しとるし……」

 

「よし!!それじゃ今すぐミスターサタンの名前を出して緊急生配信を始めて!!それから各テレビ局にも電話して、その配信動画を放送するよう伝えて!!でもってサタンさんは動画を見てる人達にみんなの力が必要だから空に向かって手を上げるように言って!!」

 

「ま、待ちなさいミントちゃん!!いったい何を始めるつもり……」

 

「早くしなさい!!間に合わなくなっても知らないわよ!?」

 

「は、はい!!」

 

 

※※※

 

 

「はぁ、はぁ……ち、ちくしょう……」

 

 ズタボロになり、超サイヤ人3が解除されてしまうゴテンクス。魔人ブウも既に満身創痍と言える程ダメージが蓄積していた。

 

『残念ながらお前達はここで終わりでございます。さぁ、新たなParagusの誕生の瞬間……むむっ!?』

 

 ゴテンクスとブウを培養液が飲み込もうとしたその瞬間、遠くに巨大な光の球体が出現する。更にその光の球に次々と無数の光が降り注ぎ、更に球が大きく膨れ上がって行く。

 

『な、なんだあれは!?』

 

「す、すっげぇ気だ……ミント、成功したんだな!?」

 

「相変わらずとんでもない知名度ね、サタンさんって……でも今はそれに感謝だわ!!さぁ、覚悟しなさい変態!!これはね、Paragusなんかになりたくないって言う地球人みんなの願いよ!!あんたなんかと同化したくないって言う地球の叫びよ!!」

 

『勝手な事を!!全生命体がParagusになる!!これ以上の救いなどこの世にあるものか!!』

 

「そんな救いなんて誰も求めてないのよ!!とっととこの世から……消滅しろぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」

 

『Dooooor!!!!????』

 

 ミントが両腕を振り下ろすと、超元気玉がパラガス・アースへと突き進む。そしてパラガス・アースは数キロ程後退ってしまったものの、肝心のミントの気が殆ど残っていなかったからか、何と受け止める事に成功してしまった!!

 

「う、受け止められた!?」

 

『はっはっはー!!良いぞぉ!!もはやブロリーなど必要ない!!今の俺の力で、忌々しいガキどもを消し去ってしまえーっ!!まずは鬱陶しい仲間の方からでございます!!』

 

 高笑いしながらパラガス・アースはゴテンクス目掛けて超元気玉を蹴り飛ばした。勝ったな、風呂に入って来るのでございます。

 

「や、やべぇ!?」

 

「受け止め……いいえ、元気玉を吸収しなさいゴテンクス!!それは敵じゃない、あんた達の味方よ!!」

 

「きゅ、吸収ったって……ああ、もう!!わかったよ!!やってやらぁ!!」

 

 両手を前に突き出すゴテンクス。その直後超元気玉はゴテンクスの全身を包み込み、大爆発を起こす……事はなかった。何と超元気玉はどんどん小さくなっているのだ。

 

『なっ……馬鹿な!?何が起こっている!!』

 

 やがて、超元気玉が完全に消滅すると、再度超サイヤ人3に変身したゴテンクスがパラガス・アースを睨みつけていた。

 

『な、なんて奴等でございます……』

 

「ミント、地球のみんな……みんなの力、確かに受け取ったぜ!!」

 

『はっはっはっはっはー!!雑魚のパワーをいくら吸収したとて、このパラガス・アースの力を超えられるなどと、その気になっていた貴方達の姿はお笑いでございます!!』

 

「どうかな……やってみなきゃわかんねぇぜ!!」

 

 同化されつつある地球を背景に、ゴテンクスとパラガス・アースが向かい合う。そして合図もなく、二人同時に飛び出して行った。

 

『はぁぁぁぁぁあああああああーーーー!!!!』

 

「でやぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーー!!!!』

 

 二人が交差し、同時に拳を振り翳す!!

 そして先に仕掛けたのはパラガス・アースだった。しかしなんとその拳はギリギリで外れてしまい、その隙に忌々しいクソガキゴテンクスはパラガス・アースの懐へと飛び込んでしまった!!

 

『シュワット!?おおぉ、おおぉぉぉぉ!!やめろゴテンクス!!それ以上気を高めるなぁ!!やめろゴテンクス!!落ち着けぇ!!明日まで、明日までお待ちください!?』

 

「許さねぇーーーーっ!!!!俺達は絶対にテメェ等を許さねぇぇぇぇーーーーーーーっ!!!!!!」

 

 ゴテンクスの拳がパラガス・アースのセクシーダイナマイトなボディを貫く!!そしてその拳に込められた虫ケラどものエネルギーがパラガス・アースの体内で一気に解放され、その身を内側から焼き尽くさんばかりに駆け巡って行く!!

 

『あ、あぉぉ!?こ、こんな虫ケラにやられるなどと……ば、ばぁぁぁぁぁぁかぁぁぁぁぁぁぁなぁぁぁぁぁぁぁぁぁでございます!!!!』

 

 空高く吹き飛ばされ、遥か上空で爆散するパラガス・アース。その時の光は地球全体を照らしたと言う……

 

「俺達のパワーが勝ったぁぁぁぁぁぁーーーーー!!!!」

 

 爆風に吹き飛ばされながらそう叫ぶゴテンクス。ちなみに海に激突した瞬間二人のフュージョンは解除されるのだった。

 

 

※※※

 

 

「って事があったんだ。」

 

「はぁ、それであの時ミントの調子が変だったのね……」

 

 その日の夕方、ミントは昼間に起きた悪夢のような出来事をタイツに話していた。ラディッツ?ボロボロのミントを見た瞬間暴走して暴れ出したから鳩尾に一発入れられて気絶してるよ。

 

「全く、今日はとんだ厄日よ。バイオ研究なんてしてる奴等にろくな奴等が居ないのはよーくわかったわ!!」

 

「そ、それは流石に偏見なんじゃないかしら……」

 

「ママはあの変態を見てないからそんな事が言えるのよ!!だいたい悟天君もトランクス君も無理矢理あたしをあんな変態と戦わせようとするなんて……」

 

 色々とタイツに愚痴っているミント。どうやらParaguの事がトラウマになっているようだ。理解できない感性でございます。

 何はともあれ、こうしてミント達の活躍によって全生命体Paragus化計画と言う最高に美しい究極の計画は阻止されてしまったのだった。完全にバッドエンドでございます……

 

あっ、ついでにParagus化させられた連中はドラゴンボールで元に戻ったそうです。

 

 

 

 

 

 

ドラゴンボール 世界の中心でParaを叫んだもの     完

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「などと、その気になっていたお前達の姿はお笑いだったぜ。」

 

「おいコラ新人!!誰に向かって喋りかけてんだ!?さっさとこの着ぐるみ着てこい!!」

 

「は、はい!!只今一生懸命準備しております。もう暫くお時間を……」

 

「ったく、使えない中年だぜ!!」

 

「くそぉ……何故このParagusがこんな格好悪い事をしなければならんのだ……しかし生き残った個体はもはや俺一人……Para100が消滅した今、資金集めからやり直すしかない……今は雌伏の時でございます。」

 

「おいおっさん、まだか!?」

 

「は、はいただちに!!パッキーマウスでございます。何なりとお使い下さい。」

 

「何だその変な着ぐるみは!?ちゃんとしたのを着てこい、このドアホ!!」

 

「Doooor!?」

 

 

 どうやら生き残りのParagusがいたようだ……まぁPara100が消えてる以上増殖する危険性は皆無なのだが。

 

 

 今度こそ完でございます。

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