ちっ、くだらん…何が強くてニューゲームだ、クソッタレめ 作:ゴロリコン
明日面接予定だったから朝一で電話入れんと……
ってわけで短いけど前半部分投稿させて頂きます。
「これはこれは、お懐かしいお顔だ。会えて光栄と言っておこうかな?ベジータ王子。」
(いや、誰だ貴様!?)
馴れ馴れしく挨拶するライバルそっくりな見知らぬサイヤ人に、内心でツッコミを入れるベジータ。一方ターレスはそんなベジータを気にもせず、周りを見渡すと、不敵な笑みを浮かべた。
「情報にあったナッパとラディッツに、俺とそっくりな顔の奴はカカロットか。まさかサイヤ人の生き残りが一度にこれだけ集まる事になるとはな。」
「ほ、本当にお父さんにそっくり……」
「そうかぁ?オラ、あんなに目つき悪くねぇぞ!」
「ん?そっちのチビはまさか、カカロットのガキか?フッ、俺とカカロットが似ているのも無理はない。俺達使い捨ての下級戦士はタイプが少ないからな。」
「貴様、いったい何者だ?」
「俺か?俺の名はターレス。あんた等と同じ、サイヤ人の生き残りさ。」
「なっ、ターレスだとっ!?」
ベジータ達が反応するよりも早く、驚きの声をあげたザーボン。まるで信じられないとでも言いたいような表情でターレスを凝視していた。
「う、宇宙を好き放題に荒らし回るならず者の集団、別名クラッシャーターレス軍団!!ま、まさか実在していた上、首領がサイヤ人だったとは!!」
「貴様は……誰かと思えば、あの豚の相方じゃないか。」
「ぶ、豚?」
「ええと、確かドドリアだったか?悪いな、弱過ぎて名前を忘れちまった。」
「な、何故貴様がドドリアを……ま、まさか!?奴との連絡が途絶えたのは!!」
「ああ。今頃は地獄で鬼と仲良くしてるだろうよ。そして……」
ターレスの姿が突然消えたかと思うと、次の瞬間にはザーボンの目の前に現れていた。いや、それだけではない。ザーボンの胸を、ターレスの右腕が貫いていたのだ。
「えっ」
「速い……!!」
「あの豚が地獄で寂しがらないよう、お友達も同じ所に送ってやるとしよう。同じフリーザの側近同士、あの世でも仲良くするんだな。」
そのまま胸から腕を引き抜くと同時に、ザーボンは白目を剥き、力無く地面へと落下して行く。そこへ更にターレスがエネルギー弾を打ち込み、跡形も無く消し去ってしまった。
「さて、邪魔者を始末した事だし、これで話し合いが出来るな。」
「ターレスとか言ったな。貴様、ドラゴンボールを集めているようだが、願いは不老不死か?」
「ご名答。宇宙を気ままにさすらい、好きな星をぶっ壊し、旨い物を食い旨い酒を飲む!!そんな生活が永遠に続けられたら最高だとは思わないか?」
「そ、そんな事の為に罪もないナメック星人達を殺したって言うの!?」
「はっ、急に何を言い出すかと思えば……小僧、何を勘違いしてるのかは知らんが、これこそがサイヤ人に相応しい生き方ってもんだ。」
「否定は出来んな。だが、その程度の戦闘力で勝てる程フリーザは甘くないと思うが?」
「確かに今のままじゃ不老不死になっても勝てないだろうな。だが、不老不死に加えて神精樹の実があれば、それも夢じゃない。」
「神精樹の実だと?何だそれは。」
「ククク……いいか、神精樹の実ってのは……」
かつてターレスが宇宙をさすらっていた時、気紛れにとある星に攻め込んだ事があった。その星の住民は住民の戦闘力も低ければ科学力も大した事はなく、当時のターレスはまだ下級戦士相当の力しかなかったが、それでも一週間もあれば滅ぼせるだろうとターレスは予測していた。だが、その予測はあっさり覆される事となる。
その星にも地球と同じように神がいて、ターレスの暴虐を止めるべく立ち塞がったのだ。その神の戦闘力はターレスの戦闘力の半分にも満たない数値であり、当初はターレスが一方的に神を蹂躙していた。しかし、その神がとある木の実を口にした瞬間、遥か下だった戦闘力は一気にターレスの倍以上に膨れ上がり、先ほどとは打って変わってターレスは成す術もなく追い込まれる事になった。
そしてそのままターレスは殺されるかと思われたが、神が油断した一瞬の隙を突き、ターレスは神が所持していた木の実のストックを奪う事に成功。それを先程の神と同じように食した瞬間、ターレスの戦闘力は一気に下級戦士レベルからエリート戦士以上の物へと跳ね上がり、神を返り討ちにしてしまった。
その後、この木の実の事が気になったターレスは神の神殿へと侵入し、神殿の中にいた神の従者を痛めつけ、情報を吐かせる事に成功した。
先程の木の実は神精樹の実と言い、創造の神が戦闘力の低い未熟な神の助けになるべく生み出した果実であり、ただ食べるだけで圧倒的なパワーが得られる上、この手のドーピングにありがちな制限時間や重いリスクも一切無い、正に神の名に相応しい果実だ。
だがそれ故に神以外が所持する事は固く禁止されており、もしこの実を人間に食べさせるような事があればその神は勿論、食べた人間も創造の神と肩を並べる上位神の手によって魂ごと完全に破壊され、死後あの世に行く事も生まれ変わる事も出来なくなってしまうそうだ。また、神精樹は星の生命を吸う性質がある為、一度神精樹が根付いてしまえば最後、その星はすぐに死を迎えてしまう為に、神の手で厳重に管理されているらしい。
この話を聞いた時、ターレスは歓喜した。この神精樹さえあれば、宇宙の覇権を握る事も夢ではない。何せたった一口食べただけでエリート戦士と同等以上の戦闘力を得る事が出来たのだ。これを食らい続ければ、あのフリーザを追い抜く事だって不可能ではない。
そして神々の決めたルールなぞ、ターレスの知った事ではない。上位神だかなんだか知らないが、破壊しようと言うのなら返り討ちにするまでである。
「それからは最高だったぜ。環境の整った星を見つけては神精樹の苗床にし、実った神精樹の実を食らう事でノーリスクでパワーアップし、今ではフリーザ軍の幹部を遥かに超えるだけの力を得た!!そこに不老不死さえ加われば、もはや俺は無敵!!フリーザもその一族も、俺の前に跪く事になるのさ!!」
「なるほど、よくわかった。要するに貴様はドーピング頼りのヘタレ野郎と言う事か。」
「おいおい、随分な物言いじゃねぇかベジータ王子。あんた等が俺の下に付き、そのドラゴンボールを渡すのなら、神精樹の実を恵んでやらん事もないんだがな?」
「誰が貴様なんぞの下に付くかマヌケが。」
「そうだぜ!!てめぇ等が頭下げるってんなら考えてやらねぇでもねぇがな?」
「丁重にお断りする。そして、貴様等を痛めつけた後に、改めて返事を聞くとしよう!!」
ザーボンを始末した時と同じく、突然ターレスの姿が消えたかと思うと、一瞬にしてベジータの背後に現れるターレス。そしてベジータの後頭部目掛けて拳を振り翳し……
「ぐああああああ!?」
真後ろへと凄い勢いで吹っ飛ばされ、近くの小島の地面に叩きつけられるターレス。なんて事はない、後ろに現れた瞬間ベジータの裏拳が顔面に叩き込まれたのだ。
「なっ!?た、ターレス様っ!!」
「さっすがベジータ!!相変わらずすっげぇパワーだぞ!!」
一方ターレスは気を解放する事で瓦礫を吹き飛ばし、すぐにベジータ達の前まで戻って来た。
「ぐっ……!!ば、バカな、なんだこの力は!?貴様の戦闘力はたかが18000の筈!!地球とやらでパワーアップしていたとしても、俺には遠く及ばない筈だ!!この短期間に一体何があった!?」
「おい、ターレス。この俺と遊んで欲しいのなら、まずはこいつ等を倒してからにするんだな。もっとも、貴様程度が勝てるとは思えんが。」
「ほざけベジータ!!貴様等に神精樹のおそろしさを思い知らせてやる!!お前等、やるぞ!!」
「はっ!!」
一斉に散開するターレス軍団。それに合わせて悟空達も散開する。
悟空VSターレス
ラディッツVSアモンド
ナッパVSダイーズ
ピッコロVSカカオ
悟飯VSレズン・ラカセイ
上記の組み合わせでバトルが行われる事となるのだった。
ザーボン「おっす、オラザーボン!!ひゃぁ〜、まさか変身する前に殺されちまうなんておどれぇたぞ!!やっぱサイヤ人の野蛮な猿は礼儀っちゅーもんがなってねぇよな!!そんなオラが目を覚ましたら何故かすぐ近くで紫の髪の眼鏡かけた嬢ちゃんがうんち突っついててビックリしたぞ!!」
???「うほほーい!!おっさん、プロレスごっこする?」
ザーボン「オラはおっさんじゃねぇ!!でもこいつ、ひょっとしてフリーザ様よりつええんじゃねぇか!?次回、ドラゴンボール・ザーボン!!「目を覚ましたらペンギン村!?ザーボンVSアラレ!!」!!」
???「絶対見てちょ!!」
嘘ですごめんなさい。神精樹関連の設定は本作オリジナルでございます。
おおおお、オフィシャルではございませんぞ!!