ちっ、くだらん…何が強くてニューゲームだ、クソッタレめ 作:ゴロリコン
それからアンケートありがとうございました。バーダックさんもハッピーになる事が確定したようです。
「クンッ!!!!!!」
超フルパワーサイヤ人4状態のナッパが中指と人差し指を突き立てる。
結果、力の大会の武舞台は閃光に包まれてしまった。
『お、おおっとぉ!?ナッパ選手、まさか開始直後に大技を発動したぁ!!はたして他の選手達は無事なのかー!?』
司会の男の実況に観客達はざわざわと騒ぎ始めた。そして光が晴れると……
『な、なんとっ!!一目でわかる程多くの選手達がやられているぞ!?只今選手達の状況を確認しておりますので少々お待ち下さい!!』
案の定と言うべきか、大半の選手は今の一撃だけでダウンしてしまったようだ。
そして最終的に第四、第九、第十宇宙は全滅。
第二宇宙はリブリアン、カクンサ、ロージィ以外が、第三宇宙はコイツカイ、パンチア、ボラレータ、パパロニ以外が、第十一宇宙はジレンとトッポ、ディスポ以外がそれぞれ全滅してしまった。
第六宇宙も被害を受けたが、ブロリーとヒット、キャベ、カリフラ、ケール、フロスト、サオネル、ピリナは無事であり、被害は最小限に抑えられたと言えるだろう。
「よぉぉぉぉしっ!!よくやったぞナッパぁ!!!!お前がこの大会のMVPだっ!!!!」
ナッパの大戦果にビルスも大変満足そうである。しかし他の宇宙の破壊神達……特に何も出来ずにやられた宇宙の破壊神達は完全にぶちギレていた。
「ビルス、貴様ぁ!!開始早々汚いぞ!?」
「そうだそうだ!!正々堂々と戦えっ!!」
「はっ、聞こえんなぁ!?負け犬どもの遠吠えは!!だいたい何が正々堂々だ!!ナッパがいつどのルールを違反した?ええ!?」
「そ、それは……だ、だがしかし本当に一言も台詞を与えられずに退場させるなんて酷過ぎるっ!!」
「喧しいっ!!いちいち雑魚キャラまで細かく描写してたら今度こそ本気で逃亡しかねんぞ!?仮に逃亡しなくても突然力の大会編が削除されて何事もなかったかのようにスーパーヒーロー編が始まるかもしれんのだぞ!!『エタった理由、キャラが多過ぎて怠いから』とかなったらお前等に責任が取れるのか!?」
「ぐぬぬぬ……!!」
「び、ビルス様、突然何を……そ、それにスーパーヒーロー編とはいったい……?」
なんかテンションがおかしな事になって妙な事を口走るビルスに東の界王神は冷や汗を流していた。
一方第十一宇宙の破壊神ベルモッドは開始早々プライド・トルーパーズがジレンとトッポ、ディスポ以外が全滅してしまった事態に流石に愕然としていた。
「し、信じられん、我が宇宙のプライド・トルーパーズがもう全滅寸前まで追い詰められるとは……」
「ベルモッド!!本当に大丈夫なのか!?」
第十一宇宙の界王神であるカイが焦りながら問いかけると、ベルモッドは冷や汗を流しつつもニヤリと笑みを浮かべた。
「さ、流石にこれは想定外だったが、ジレンが無事なら問題ないさ……たとえ何があろうと、相手が誰であろうと、ジレンは全宇宙の中で最強の戦士だ。なにせあいつは破壊神である俺を上回る強さの持ち主だからな……」
破壊神ベルモッドはどうやら相当ジレンに入れ込んでいるようだ。確かにジレンはこの大会の参加者の中でもかなり上位の強さだ。
しかし……ベルモッドは知らなかった。この大会には下手な破壊神を上回る強さの持ち主が何人も参加している事を……
まぁ逆行ベジータの干渉のせいでレベルが完全にバグってしまった第七宇宙の化け物達を想定出来る方がおかしいのだが。
「だが、第七宇宙の連中を放置するのは危険だな……ジレン、トッポ、ディスポ!!第七宇宙の連中を最優先で叩き潰せ!!」
「はっ!!」
一方その頃、渾身のジャイアントストームをぶっ放したナッパは流石に疲労を隠し切れていなかった。
「はぁ、はぁ……流石に全力でぶっ放すと少しくたびれたぜ。せっかく悟天達にフルパワー状態にして貰ったってのに、半分以上気を使っちまった。」
「ならお前は少し休んでいろ、ナッパ。」
「何なら後はオラ達に全部任してくれても良いんだぜ?」
「はっ、馬鹿言うな。少し休憩したらすぐに復帰してやるさ!!」
「……ん?」
「クウラ、どうしたんだ?」
「……目障りなゴミめ。この大会でもウロチョロしていやがったか。おい、ここは任せるぞ。俺はゴミ掃除に行って来る。」
「あっ、おい!!」
突然独断専行を始めたクウラを呼び止めるヤムチャだが、そんな彼等の目の前に気功波が放たれた。
「っ!!なんだ!?」
「卑劣な第七宇宙の極悪人どもよ!!貴様等はこの自由の戦士、トッポが倒すっ!!」
「フン、生き残りを賭けた戦いに卑怯も卑劣もあるものか!!貴様程度この俺が……」
「まぁ待てラディッツ。奴の相手は俺様に譲って貰おう。」
「レッド!?」
前に出ようとするラディッツを左手で遮り、ニヤリと笑いながらトッポの前に立ち塞がるレッド。
「まずは貴様からと言う訳か。」
「フッ……感じるぞ。貴様、俺様と同じ力を持っているな?」
「同じだと?何の事だ!!」
「貴様も破壊神の力を持っているなと言っているんだ。」
「!!!!」
まさか自分の奥の手を見抜かれた事に驚愕するトッポ。それにこの口ぶりからして、この赤い戦士も破壊神見習いと見て間違いないだろう。
「……まさか、私以外にも破壊神見習いが参加していたとはな。」
「生憎だったな。ついでに言うなら第六宇宙のエースも破壊神見習いだぞ?」
「何と……!?だが、貴様は同類と言ったな。確かに破壊神見習い同士である事は認める。だが、それ以上に貴様は我々の同類であるようだな。」
「んん?俺様と貴様等が同類だと?破壊神見習い以外の共通点など何も無いが……」
「フッ、隠しても無駄だ。私にはわかる……貴様は我々と同じヒーローだろう?」
「は?」
突然ヒーロー呼ばわりされた事で間抜けな声を出してしまうレッド。だが、過去に仲間達にやらされていた事を思い出し、慌てて首を横に振り始めた。
「……いや、待て!?確かに過去に仲間達のおかしな趣味に付き合わされて無理矢理コスプレさせられた事はあった!!だが、あれは断じて俺様の趣味じゃないぞ!?同類扱いするなっ!!」
「嘘をつくな、貴様は絶対にヒーローだ。あれだろう?こう、両腕を真っ直ぐ伸ばし、体の周りで円を描くように動かしてから、ファイティングポーズを取りながら「レッドファイッ!!」と決め台詞兼死刑宣告を……」
「そんな事やってない!!と言うか何でそんなネタを知ってるんだ貴様は!?」
「何をやってるんだ、あいつ等は……?」
「さ、さぁ……?」
これまたおかしな会話を始めたレッドとトッポを冷や汗を流しながら眺めている悟飯とピッコロ。
そんな彼等の隙を突くべく第十一宇宙最速の戦士であるディスポが光を超えた速さで迫るが……
「させるかぁっ!!十二連式繰気弾!!!!」
「な、何ぃっ!?」
ヤムチャが放った十二発の繰気弾が絶妙な妨害をし、咄嗟にディスポは攻撃を中止して距離を取ってしまった。
「馬鹿な、この俺の動きを捉えただと!?」
「へっ、そのくらいのスピード、悟空達との修行に比べれば全然マシだぜ!!今だラディッツ!!」
「任せろ!!スーパーダブルサンデー!!」
「ぐおおおおっ!?」
ラディッツが両手から放った気功波を咄嗟に避けるディスポだが、右肩に掠ってしまいダメージを受けた。
普段の彼なら問題無く回避出来た攻撃だが、ナッパの放ったジャイアントストームによる負傷に加え、ヤムチャの的確な妨害のせいで回避し切れなかったようである。
「あの様子からしてナッパの攻撃が相当効いているようだな。ヤムチャ、援護は任せたぞ!!」
「おう!!兎狩りと行こうぜ!!」
「くっ、こいつ等!?」
「どうやらあっちはラディッツとヤムチャに任せて問題ないようだな。」
「ええ。僕等は別の相手と戦いましょう。」
そう言いながら悟飯が振り返ると、ヒットがゆっくりとこちらへ向かって歩いて来ていた。更にその両脇には第六宇宙のナメック星人であるピリナとサオネルの姿もあった。
「あれは……第六宇宙のナメック星人か。面白い……悟飯、あの二人の相手は俺に任せろ。お前はヒットの相手をするんだ。」
「はい。ピッコロさんもお気をつけて!!」
一気に究極超サイヤ人4に変身すると、ヒットへと突っ込んで行く悟飯。同時にピッコロも気を解放し、ピリナとサオネルとの戦闘を開始した。
そしてその頃、悟空とベジータは第六宇宙のサイヤ人達と向かい合っていた。
「へへっ、来たなブロリー……早速始めようぜ!!」
「ああ。今度は勝たせて貰う、カカロットォ!!」
互いに超サイヤ人4ゴッドへと変身する悟空とブロリー。そして悟空はブロリーが超サイヤ人4ゴッドに変身した事に少しばかり驚いたが、すぐに好戦的な笑みを浮かべた。
「ベジータから聞いてたが、本当に尻尾無しで超サイヤ人4ゴッドになれちまうんだな……ったく、これじゃ苦労して尻尾を再生させた俺の立場がねぇぜ。」
「よくわからんが、ヴァドスさん曰く俺は特異体質だから出来るだけらしい。だからそんなに気にする必要はないぞ。」
「特異体質ねぇ……まぁ良いや。じゃあ、いっちょ始めるか!!」
「行くぞっ!!」
二人が真紅のオーラを解放すると、次の瞬間二人の姿が消え、光速を超えたスピードによる激しい攻防が開始された。
「お、おおぉぉぉ!?すげぇな、あの孫悟空って奴!!」
「は、はい……まさか兄さんと互角なんて……」
「お二人ともそれどころじゃありませんよ。僕達の前に立ってるのが誰なのか忘れたんですか?」
「っと、そうだったな……へへっ、師匠!!わりぃが下剋上させて貰うぜ!!」
「貴様等に出来るならな。」
「その余裕、すぐに崩してやる!!行くぞケール、キャベ!!」
「「はい!!」」
カリフラとケール、キャベの三人は気を急上昇させると、三人とも超サイヤ人3へと変身を遂げた。
「ほう……?キャベの奴も超サイヤ人3を習得していやがったか。そう来なくてはな……!!」
弟子の成長に笑みを浮かべると、ベジータも久々に超サイヤ人3へと変身を遂げた。どうやらまずは相手に合わせた形態で戦うつもりらしい。
そして……
「よう、そんな所で何してんだ?」
ただ一人、座禅を組んで瞑想しているジレンの前にバーダックが姿を現した。
しかしジレンは全く返事をせず、バーダックの事など眼中に無い様子だ。
「けっ、無視かよ……お高くとまりやがって。だったら無視出来なくしてやる!!はぁぁぁああああ!!」
バーダックの体内から放出される黄金の気が嵐のように吹き荒れ、やがて纏っていた気が大爆発を起こし、周囲が閃光に包まれる。
そして光が晴れると、超サイヤ人4のバーダックが姿を現した。
その強大なパワーを感じ取ったのか、漸くジレンは目を開きバーダックを睨みつけた。
「漸くお目覚めか?じゃあ始めるとしようぜ!!」
「…………」
「相変わらず無視かよ。まぁ良いさ、すぐにそのムカつく余裕を崩してやるっ!!」
黄金のオーラを纏い、ジレンへと殴り掛かるバーダック。
一方で、瓦礫に身を隠し、コソコソと隙を伺うかのように息を潜める者が居たのだが……
「そこで何をしている?」
「っ!!これはこれは、クウラさんじゃないですか。お久しぶりですね?」
「貴様のような屑に馴れ馴れしく名前で呼ばれる筋合いはない。そこで何をしていると俺は聞いたんだが?」
「余計な連中に目をつけられないよう、この辺りに身を潜めていただけですよ。それに、上手い事貴方を誘き出す事に成功しましたしねぇ?」
「俺を誘き出すだと?貴様が?身の程知らずもここまで来ると滑稽だな。」
「滑稽なのは貴方の方ですよクウラさん。私はね、貴方に敗北して以来、貴方に復讐する為だけにしたくもない努力をして来たのですよ……そして、そのおかげで究極の力を手にする事が出来た!!」
「究極の力だと?」
「さぁ、よく見ておきなさい!!これがこのフロストの究極の力だ!!ぬおおおおおおおおおっ!!!!」
全身から紫のオーラを放出するフロスト。やがてオーラの色が紫から黄金へと変わり、フロストの体も光に包まれた。
「…………」
「クックック……どうです、この変身は?安っぽい名ですが、この状態の私はゴールデンフロストとでも呼んでください。」
なんと、フロストはクウラ憎しで修行を重ねた結果、ゴールデン化を習得したようだ。
「……それが貴様の究極の力か?」
「ええ。さぁ、覚悟は良いですかクウラさん?貴方だけは楽には死なせま」
台詞の途中、クウラの全身が黄金の輝きに包まれた。そして光が晴れるとゴールデンクウラへと変身を終えていた。
「……は?」
「生憎だが、そんな変身なぞ俺は十年以上前に習得済みだ。」
「な、何だと!?」
「ついでに言うなら以前貴様を倒したオルタナティブクウラはこのゴールデンクウラを更に二段階強化した姿だぞ?」
「ふ、ふざけるな!!では何ですか?私が苦労して習得した変身は、貴方が以前見せた変身の完全下位互換だと言うのですか!?そんな馬鹿な話があるものか!!私こそが最強なんだ……このゴールデンフロストが負ける筈が無いんだ!!うぅおおぉぉぉぉぉ!!!!」
完全にぶちギレながらゴールデンクウラに突っ込んで行くフロスト。しかしその渾身の突撃もあっさり回避され、そのまま無防備な背中に回し蹴りが叩き込まれ……
「グギャァァァァァァ!!!!」
汚い悲鳴を上げながらゴールデンフロストは場外へと吹っ飛ばされて行くのだった……
「所詮は屑……ゴールデン化してもその程度か。今度はもう少しマシな相手とやりたいものだ。」
ゴールデン化を解除し、新たな敵を求めて歩き出すクウラ。
これにより第六宇宙の生き残りは残り7人となるのだった……
フロストさんにはゴールデン化を習得して貰いました。瞬殺されたけどな!!さぁ次回は誰を処ぶ……もとい退場させようか。
物語には特に影響ないけど、バーダックを生き返らせて欲しい?
-
みんなハッピーになりましょう!!(賛成)
-
暗黒の世界に帰れ!!(NG)