ちっ、くだらん…何が強くてニューゲームだ、クソッタレめ   作:ゴロリコン

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爆誕!!愛の美少女戦士達!!

 力の大会が開始されてから10分……バーダックはジレンに対して激しい攻撃を仕掛けるも全く通用していなかった。

 

「うおおおおおおおおっ!!!!」

 

 炎のような気を纏った拳、リベリオンハンマーをジレンの顔面目掛けて放つバーダック。

 しかしジレンは軽々と片手で弾くと、カウンターで肘打ちをバーダックの鼻っ柱に叩きつけると、バーダックは逆方向に吹っ飛ばされ、壁に激突してしまった。

 

 とは言えバーダックはまだまだ余裕があるらしく、すぐに立ち上がってジレンを睨みつけた。

 

(ちっ……あの野郎、こっちがあれだけ攻撃してんのに、未だに涼しい顔してやがる……一目見てつええのはわかってたが、まさかここまでやりやがるとはな……だが、それでこそこの大会に参加した甲斐があるってもんだぜ……!!)

 

 内心で悪態を付きながらも、バーダックはジレンの強さに闘志を燃え上がらせていた。

 流石は悟空の父と言うべきか、バーダックも強敵との闘いは楽しくて仕方がないようだ。

 

 その一方で対戦相手であるジレンは真逆、バーダックの事など眼中にないとばかりに冷めた反応をしていた。

 今、バーダックと闘っているのも、向こうが何度も何度もしつこく仕掛けて来るから仕方なく相手をしているに過ぎないようで、また立ち上がったバーダックを見て呆れたように溜息を漏らしていた。

 

「しつこい男だ……何度やろうと無駄な事がまだわからないのか?」

 

「へっ、俺達サイヤ人ってのは闘いの中でこそ伸びるもんなんだ。今少しばっかり有利だからって油断してると、すぐに追い越されるかもしれねぇぜ?」

 

「つまらんハッタリだな……仮に貴様がこの大会中に腕を上げた所で、俺には勝てない。」

 

「その思い上がり、すぐに後悔させてやるよっ!!」

 

 そう叫ぶと同時に、バーダックは右腕から気功波を放つが、ジレンは首を僅かに横に逸らしただけでそれを回避。

 だが避けられる事はバーダックの計算内で、その隙に距離を詰めて格闘戦を仕掛けようとし……その直後、二人を途轍もない衝撃波が襲い、バーダックもジレンも無意識の内に身体を硬直させ、動きを止めてしまった。

 

「っ……!!なんだ、この途轍もない力は……それも一つだけではないだと!?」

 

 今まで感じ取った事のない圧倒的な力を感じ取り、戦慄を覚えるジレン。だがバーダックの方はこの気に覚えがあるのか、小さく舌打ちしていた。

 

「この気、カカロットと悟飯か……?チッ、あいつ等暫く見ねぇ内にここまで強くなってやがったとはな。」

 

「なっ……この力、貴様の仲間の物だと言うのか!?」

 

「ああ?だったら何だってんだ。まさかテメェ、ビビってんのか?」

 

「っ……馬鹿な。そんな筈はない……!!」

 

「はっ、その割には焦ってんのが隠せてねぇようだが?」

 

「黙れ!!」

 

 怒りを露わにすると、赤い気を解放してバーダックに殴り掛かるジレン。

 想定を遥かに超えるスピードで突っ込んで来たジレンにバーダックは一瞬冷や汗を流したが、ギリギリで両腕を交差させてガードする事に成功する。

 だがその時には既にジレンは蹴りを放っており、脇腹に直撃を受けてしまった。

 

「がぁっ……!?まだまだぁ!!」

 

 吹っ飛ばされそうになったギリギリの所を踏ん張り、ジレンにパンチを放つバーダック。それ自体は難なくガードされてしまったが、二発目に放った気功波をジレンの左頬に掠らせる事に成功した。

 

「っ……!!」

 

「ちっ、掠っただけか…‥だが、次こそは当てるぜ!!」

 

「下らん……!!」

 

 楽しそうに笑うバーダックに対し、イラついている様子のジレン。二人の戦いはこれから更に白熱して行くのだった。

 

 

※※※

 

 

 その頃、超サイヤ人4ゴッドに変身した悟空と第六宇宙のブロリーは激しい攻防を繰り広げていた。

 

「はぁああああああっ!!!!」

 

「でやぁあああああっ!!!!」

 

 二人が同時に放った拳と拳がぶつかった瞬間、武舞台全体に響く轟音と武舞台どころか客席まで揺るがす衝撃波が発生し、カッチン鋼で作られた武舞台に亀裂が走った。

 

 だが、そんな事二人にとってはどうでも良かった。と言うより、今の二人には目の前の強敵の姿以外何も映っていなかった。

 それだけ彼等のサイヤ人としての血が疼いて仕方がないのだ。

 

「でりゃああああああっ!!!!」

 

 悟空の放つ気弾をものともせずに突っ込んで来たブロリーが右腕を振り下ろす。

 しかし悟空は空高くジャンプする事でそれをかわし、ブロリーの首に回し蹴りを叩き込んだ。しかし……

 

「フッ……!!」

 

「なっ……うわああああああっ!?」

 

 首に蹴りを食らったと言うのに、ブロリーは全く効いていなかった。そして悟空の右足を掴むと片手でぐるぐると振り回し、そのまま悟空を床に叩きつけてしまった。

 

「ガハッ……この野郎、いてぇじゃねぇか……って、いいっ!?」

 

「でぇぇぇいっ!!」

 

 悟空が起き上がった時には、既にブロリーの剛腕が目の前に迫っていた。そのまま悟空の顔面にラリアットが直撃するかと思われたが、その寸前に悟空の姿がブロリーの前から消えてしまった。

 

「っ!?そこだぁぁぁっ!!」

 

 瞬間移動を使われた事に気付いたブロリーは、即座に移動先を見破り、イレイザーキャノンを放つ。

 そしてブロリーの読み通りに姿を現した悟空に黄緑色の気弾が命中する……事はなく、そのまま悟空の身体を素通りし、標的を失った気弾は別の選手の背中に直撃するに終わってしまった。

 

「なっ、残像だと!?」

 

 直後、ブロリーの背後に悟空が姿を現す。そして悟空は既にかめはめ波の発射体制を整えていた。

 

「しまっ……」

 

「波ぁぁぁあああああっ!!!!」

 

「ぐ、ぐわああああああっ!!??」

 

 ほぼゼロ距離から10かめはめ波の直撃を受けたブロリーはそのまま場外まで真っ直ぐ押し出されてしまいそうになる。

 

 だが、ブロリーの纏うオーラが赤から紫に変わると、かめはめ波がかき消され、離散してしまった。

 

「そういやぁオメェも破壊神の力を使えるんだったな……」

 

「まさかこんなにも早く本気を出す事になるとは……流石だ、カカロット。」

 

「へっ、こりゃあ俺も出し惜しみしてる余裕は無さそうだな。見せてやるよ、大神官様との修行の成果を!!」

 

 悟空はまず脱力し、両眼を閉じた。だが次の瞬間悟空の体内から真紅のオーラと白銀のオーラが同時に放出され、二つのオーラを重ねるようにして身体に纏った。そして悟空が目を開いた時、瞳の色が真紅から銀色へと変化を遂げていた。

 

「なんだ、その力は……!?超サイヤ人4ゴッドに妙な力を重ねているようだが……」

 

「これが俺の奥の手さ……行くぜ、ブロリー!!」

 

「来い、カカロットォ!!」

 

 

※※※

 

 

 更にその頃、悟飯はヒットと激戦を繰り広げていた。

 

「魔閃光っ!!」

 

「無駄だ、その動きは読んでいた。」

 

 悟飯が魔閃光を放った直後、ヒットは既に悟飯の背後に回っていた。そして悟飯は胸部と背中の両側に同時に無数の打撃を受けた。

 

「ぐあああああっ!?」

 

「あれから俺は全ての能力を更に磨いた。今の俺は、貴様の究極超サイヤ人4の先の領域に居るぞ!!」

 

「くぅっ……!!」

 

 歯を食い縛り、なんとかヒットへ攻撃を加える悟飯だが、その全てが未来予測によって読まれているばかりか、時ずらしによってスピードも極限まで遅くされてしまっている為、ヒットには擦りもしない。

 更に突如ヒットの姿が消えたかと思うと、次の瞬間にはまたも覚えのない打撃を受けてしまい、悟飯は血を吐いて膝を着いてしまった。

 

「ぐはっ……!!くっ……た、確かに前よりずっと強くなったようだな。この究極超サイヤ人4でも今のあんたには勝てなさそうだ。」

 

「よく言う。どうせまだ隠し玉があるんだろう?」

 

「ああ、その通りだ……!!行くぞヒット!!これが僕の全力だ!!うぅぅおおおおおおおおおおおおおおっ!!!!!!」

 

 雄叫びを上げながら瞳が真紅に染まり、純白の気を解き放つ悟飯。その途轍もなく大きな気は周囲を包み込み、衝撃波だけでヒットは後退りしてしまった。

 

 そして光が晴れた時、悟飯の髪は銀色に染まり、黒い瞳孔と赤い瞳、そして禍々しいまでの莫大な赤紫のオーラと無数の赤いスパークをその身に纏っていた。

 

「っ……!!それが、貴様の全力か……」

 

「ああ。言っておくが……」

 

 喋っている途中、ヒットは時飛ばしを発動する。そして止まった時の中で悟飯に急接近すると、必殺の一撃を放とうと拳を振り翳す。だが……

 

「させると思うか?」

 

「何っ!?」

 

 ヒットが放った拳は、呆気なく悟飯に受け止められてしまった。ビースト状態の悟飯には、パワーアップしたヒットの時飛ばしさえも通用しないようだ。

 

「残念だったな……今の僕に、お前の技は通用しない!!」

 

(時ずらし……駄目だ、時の流れを遅くしても避け切れん!!)

 

「はぁぁぁぁ……でありゃぁぁぁぁぁっ!!!!」

 

 悟飯の放った蹴りが腹部に炸裂すると、凄まじい轟音が鳴り響き、ヒットは吐血しながら吹っ飛ばされ、武舞台の中央にある柱に激突してしまった。

 

「……もう終わりなのか?」

 

「そんな筈は無かろう。」

 

 またも一瞬で悟飯の背後に現れ、口元から血を拭うヒット。だが、その動きは読まれていたようで、悟飯は不敵な笑みを浮かべながらヒットへと振り返った。

 

「そう来なくてはな……続けるぞ、ヒット!!」

 

「フン……!!(想定以上を遥かに上回るレベルの進化だ。これは、ヤバいかもしれんな……)」

 

 

※※※

 

 

『こ、これは凄まじい!!孫悟飯選手、完全にヒット選手を圧倒しています!!そして孫悟空選手も第六宇宙のエース、ブロリー選手と完全に互角の戦いを繰り広げています!!』

 

 審判の男は内心「そうそう、これだよ!!これが私が天下一武道会で見たかった試合なんだよ!!」と大喜びしていたそうな。

 

 そして観客達も大盛り上がりをしているが、破壊神達は揃いも揃って顎が外れるんじゃないかと言うくらい驚愕していた。

 

「な、なんだあれは……あの孫悟空とやらも孫悟飯とやらも、どちらも破壊神どころか天使レベルではないのか!?」

 

「し、しかも孫悟空とやらが使っているあの技……あれは身勝手の極意ではないか!!な、何故一介の人間如きが身勝手の極意を!?」

 

「べ、ベルモッド!!本当にジレンさえ居れば勝てるんだな!?なんかもう破壊神どころか天使レベルの相手が二人……いやあのブロリーとやらを含めれば三人も居るんだが、ジレンは奴等が相手でも、最悪天使レベルの戦士を二人同時に相手取る事になったとしても、絶対に勝てるんだな!!??」

 

「…………」

 

 第十一宇宙の界王神であるカイがもはや錯乱してるのではないかと言いたくなるくらい一心不乱にベルモッドの肩を揺さぶっている。

 しかしベルモッドも完全に悟空と悟飯、ブロリーの強さが想定の上を行っていたのか、ただポカンと口を開けて唖然としているだけだった。

 

「ご、悟空の奴、いつの間に身勝手の極意なんて身につけてたんだ……しかも悟空の息子の方は天使の力も破壊神の力も無いのに今の悟空と同等の力を持ってるし……ど、どっちも僕を完全に超えてやがる……」

 

「これは驚きですねぇ。悟空さんは父上との修行で身勝手の極意を身につけたのでしょうが、悟飯さんは日々の鍛錬と純粋な才能だけであの領域まで達しているようです。いやはや、まさかあのような人間が存在していたとは……」

 

 破壊神の中でも一番の強さを持つビルスだが、今の悟空と悟飯の強さには及ばないようで、冷や汗をダラダラ流していた。

 ウイスの方も自分達と同等の次元にまで達する人間がいるとは夢にも思っていなかったのか、驚きを隠せていないようである。

 

「すっごーい!!お父さんも兄ちゃんもカッコいい!!」

 

「確かにすげぇな、悟空おじさんも悟飯さんも……パパはどれだけ強くなってんのかな?」

 

 父と兄のとてつもないパワーに大はしゃぎしている悟天。トランクスはベジータがどれだけ強くなっているのかが気になるようだ。

 一方ミントは試合よりも別の事が気になっている様子。

 

「……ねぇ全ちゃん、ちょっと良い?」

 

「何かな?」

 

「敗退した宇宙の人達なんだけどさ、ちょっと様子がおかしくないかしら?なんか今にも死にそうな感じになってるわよ?」

 

「確かに……そんなに負けたのがショックだったのかな?真面目に取り組んでくれたのは嬉しいけど……」

 

 なんかベンチで完全にお通夜状態になって俯いている第四、第九、第十宇宙の面々にミントと全王は首を傾げていた。

 まぁ彼等からすれば自分達は宇宙ごと消されるのが確定してしまい、今は消されるのをただ待つしか無い身なのでこうなるのも当然と言えば当然なのだが。

 

「仕方ねーんじゃねーの?開始早々ナッパさんのクンッで何も出来ずにやられちまったんだし。」

 

「何か美味しいものでも食べたら元気出るんじゃないかな?」

 

「そんな、悟空叔父さんじゃあるまいし……ん?あれは何かしら……」

 

「あれは、第二宇宙の生き残りの子達なのね。何か始めるつもりみたい。」

 

 何やら無駄に高いところに登って選手達を見下ろす美少女三人を発見し、興味深そうに見つめているミント達。

 

 すると美少女達のリーダーであるブリアンは大きく息を吸い込み、他の選手達にも聞こえるように大声で叫んだ。

 

「選手達〜〜~!!注も~~~く!!!!」

 

「っ!!なんだ……!?」

 

 サオネルとピリナの二人を相手に互角以上に戦っていたピッコロだが、ブリアンの声に反応して動きを止め、何事かと彼女達に顔を向けた。

 

「ふふっ、こう言うのは高い所でやらないとね!!二人とも、準備良い?」

 

「うん!!」

 

「いつでも行けるわ!!」

 

「な、何を始めるつもりなんだ、あいつ等は……」

 

 状況が読み込めず唖然としているピッコロ。そんな彼を放置して美少女達は話を進めて行った。

 

「私は第二宇宙の戦士、ブリアン・デ・シャトー!!」

 

「サンカ=クー!!」

 

「スー=ロースー!!」

 

「咲かせましょう、響かせましょう!!愛と勝利の歌を!!」

 

「「「「愛と勝利の歌を!!!!」」」」

 

「……わ、訳がわからん。ひとまず攻撃して良いのか、これは?」

 

「あー、やめておけピッコロ。」

 

「むっ、レッドか?」

 

「なんと言うか、あの娘達はこれから変身シーンに入ると思うから、そう言う時に攻撃するのはNGなんだ。」

 

「へ、変身シーン?まさか超サイヤ人のようにパワーアップすると言うのか!?」

 

「うーん、多分お前の考えてるのとは違うと思うが、パワーアップなのは間違い無いと思う。」

 

「だったら止めなければまずいのでは……」

 

「俺様もそう思うけど、お約束シーンを邪魔すると色んなところから非難が飛び交って面倒なんだ。諦めろ。」

 

 なんか訳のわからん事を言い出すレッド。とりあえずピッコロは従ってくれたようだ。"ピッコロ"は。

 

「さぁ、変身よ!!フォーメーション!!」

 

「「フォーメーション!!」」

 

 何やら可愛らしいポーズを決めて眩い光に包まれる三人。そして毎週日曜朝8時半に放送されてる拳で戦うことで有名な(一部違ったりもする)22作品も続く美少女アニメシリーズのキャラクターのように可愛らしい変身シーンが始まった……瞬間に三人目掛けてスーパーノヴァがぶっ放され、大爆発を起こした。

 

「あっ」

 

「敵を前に何を呑気にやっているんだ、貴様等は?まぁとにかくこれで第二宇宙も脱落だな。」

 

「き、貴様ぁぁぁぁぁっ!!!!ヒーロー達のお約束である変身シーンの真っ最中に攻撃するとはなんと卑劣で恥知らずな真似を!?それでも人間かぁぁぁぁっ!!!!」

 

 お約束が台無しにされた事でぶちギレてる様子のトッポ。しかしクウラはそんな事知らんとばかりに鼻を鳴らした。

 

「フン、お約束なんぞ知るか。油断している方が悪いのだ。」

 

「いや、確かにそうなんだが……」

 

「やられた奴等の事などどうだって良い。それよりレッド、そいつをとっとと始末せんのなら俺が貰って……」

 

「ちょっと貴方っ!!!!」

 

「なっ、俺のスーパーノヴァを食らって無事だと!?」

 

 第四形態とは言え必殺技を叩き込んだと言うのにちょっと黒焦げになった程度で済んでいる三人に馬鹿正直に驚いているクウラ。

 三人とも余程変身中に攻撃されたのが気に食わないらしい。

 

「しっ、信じられん……その程度の戦闘力なら確実に脱落まで追い込めた筈だ!!貴様等、本当に人間なのか!?」

 

「人間なのかってそりゃこっちの台詞よ!!良い!?変身にはね、プロセスの全部に意味があるの!!邪魔するとかあり得ないっ!!」

 

「その通りだ、恥を知れ貴様っ!!」

 

「そうですよクウラさんっ!!」

 

「そ、孫悟飯!?」

 

 何故かヒットと戦っていた筈の悟飯まで合流し、何故かブリアンやトッポと一緒になってクウラを非難し始めてしまった。それもビーストの状態で。

 

「変身シーンはヒーローにとって欠かす事の出来ない大切なシーンなんです!!その最中に攻撃を加えるなんて言うのは、上等な料理に蜂蜜をぶちまけるが如き所業なんですよ!!」

 

「……それに何か問題があるのか?俺は常にどんな料理にも蜂蜜やシロップをかけているが……だってその方が甘くて美味いだろう???」

 

「ええ……」

 

 どんな料理にも蜂蜜をかけている宣言にその場に居た全員がマジのドン引きをしたそうな……レッドも庇い切れず、(だからやめとけって言ったのに……)と内心嘆いていたそうな。

 

「お、おほん!!とにかく、変身中に攻撃するのは禁止!!わかったわね!?」

 

「知らん。やられる方が悪……」

 

「クウラさんっ!!駄目ですよ、絶対!!邪魔しようとしたら攻撃してでも止めますからねっ!!??」

 

「貴様はどちらの味方なんだ!?」

 

 本気で攻撃して来そうなくらい気を荒ぶらせる悟飯に思わずツッコミを入れるクウラ。とは言えビースト状態の悟飯が邪魔してくる以上どうしようもないので大人しく変身するのを待つ事にしたそうな。

 

「なんかあの姉ちゃん達、変身するんだってさ!!」

 

「超サイヤ人みたいになるのかな!?」

 

「リアルプ◯キュアをこの目で見る日が来るとは思いもしなかったわ……」

 

「まさかのリアル魔法少女!!僕もワクワクするのね!!」

 

 子供達+全王も期待を胸に膨らませていた。そして……

 

「今度こそ行くわよ!!フォーメーション!!」

 

「「フォーメーション!!」」

 

 またも作品間違えてるんじゃないのかと言いたくなるような変身シーンを始める三人。

 そして可愛らしい光に包まれ、三人はとうとう変身を終え、その姿を現した!!

 

「みんなの幸せ、愛をお届け!!リブリアン!!」

 

「野生の雄叫び、愛の雄叫び!!カクンサ!!」

 

「夢と魔法で、愛の一撃!!ロージィ!!」

 

「「「変身、完了!!」」」

 

 なんと言うか……非常にアレな容姿になって決めポーズを取るブリアン改めてリブリアン達三人。

 ついでに何故か三人の背後に巨大なハートが浮かんでいたそうな。

 

「うおおおおおお!!美しいぞ乙女達ーーー!!」

 

 何故か第二宇宙の面々はあの化け……もとい、リブリアン達を見て大興奮していたが、他の宇宙の面々はごく一部を除いて唖然としていた。

 

「…………」

 

「…………おい、俺には美少女がどうだのとかはわからんが、変身前の方がまだマシだったのでは……」

 

「言うな……好みは人それぞれだ。現に奴等を見てみろ。」

 

 そうレッドが悟飯達を指さすと、釣られてクウラも悟飯達に目を向け……

 

「素晴らしいっ!!正にジャスティスッ!!!!」

 

「わかります!!可愛らしさとカッコよさを併せ持った完璧な変身シーンでしたね!!くぅ〜……グレートサイヤマンのスーツ、持ってくるべきだった!!」

 

「……な?バカ受けしてるだろ?」

 

「こいつ等頭おかしいんじゃないのか……」

 

 リブリアン達を見て大興奮している悟飯達にドン引きしているクウラ。まぁどんな料理にも蜂蜜をぶちまけるお前が言うなと言う話ではあるが。

 

 そして……

 

「何アレ……」

 

「さ、さぁ……」

 

「あ、ありのまま、今起こった事を話すわ!!「私はまさかのリアルプ◯キュアキタコレと思ってたらいつの間にかリアルデ◯モンが始まっていた」……な、何を言ってるかわからねーと思うけど……私も何をされたのか解らなかった……頭がどうにかなりそうだった……チャンネルを変えただとか緊急特番だとかそんなチャチなもんじゃあ断じてない……!!もっと恐ろしいものの片鱗を味わったわ……!!」

 

 なんか一人でポ◯ナレフ状態になっているミント。ちなみに全王はその隣で爆笑していたらしい。

 

 はたして力の大会はこの先どうなるのか……

 

 そしてリブリアン達は卑劣な第七宇宙の面々に愛を取り戻す事が出来るのか!?次回に続く!!




何故リアルデ◯モンなのかって?デ◯モンは可愛らしい奴やカッコいい奴が進化したらう◯こになったりするからです。

って今気づいたけどベジータの出番今回全くなかったww
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