ちっ、くだらん…何が強くてニューゲームだ、クソッタレめ   作:ゴロリコン

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気付いたら投稿始めてから一年以上経ってて草。これからもよろしくお願いします。


究極の四体合体!!第三宇宙の切り札

「だぁりゃああああああああっ!!!!」

 

 黄金のオーラを纏ったケフラが、一直線に超サイヤ人4のベジータへと突っ込んで行く。

 すかさずベジータは迎撃の為に連続エネルギー弾を放つが、ケフラの纏うオーラに触れただけで全てのエネルギー弾は弾かれてしまった。

 

 そして一気に距離を詰めて来たケフラがベジータに殴り掛かるが、その拳が命中する寸前、ケフラの前からベジータの姿が消えてしまった。

 

「逃すかよぉっ!!」

 

 叫んだ瞬間、ケフラの姿も消えてしまう。その直後、周囲で轟音と衝撃が連続で発生し、武舞台の地面に幾つも大きなヒビが入る。

 

 やがて一際大きな轟音が鳴り響くと、ケフラが吹っ飛ばされ、場外寸前まで追い詰められてしまったが、何とか踏ん張って体制を立て直す。

 そして追撃して来たベジータに赤と黄緑の力が螺旋状に交わった超エネルギー波を発射する。

 これの直撃を受けるのは流石にヤバいと判断したのか、ベジータは回避したが、その隙にケフラは気を上昇させ、超サイヤ人3に変身。

 超サイヤ人4のベジータですら反応が間に合わないスピードで急接近し、ベジータの顔面にラリアットを叩き込んだ。

 

「ぐはぁっ!?」

 

「漸く一発入れてやったぜ!!だが、今のアタシの力はこんなもんじゃねぇぞ!!でりゃりゃりゃりゃりゃりゃりゃ!!!!」

 

 そのままベジータを吹っ飛ばし、超火力のエネルギー弾を連射するケフラ。ベジータは両腕を交差して防御の体制を取るがあまりの威力と絶え間ない弾幕に身動き一つ取れなくなっていた。

 だが、ベジータの髪が黒から赤に変化すると、真紅のオーラが膨れ上がり、ケフラの放ったエネルギー弾を全て弾き飛ばしてしまった。

 

「あ、ありゃあブロリーが変身してたのと同じ奴か!?」

 

「………」

 

 超サイヤ人4ゴッドへの変化に驚いているケフラに、ベジータは黙って右手を翳すと、真紅の超エネルギー波を発射する。

 

「!!??あっぶねっ!!」

 

 これまでとは比較にならない威力とスピードのエネルギー波を、ケフラはギリギリで回避したが、超サイヤ人3になった影響で長く伸びた髪に掠ってしまったようで引火してしまった。

 

「ぎゃああああ!!??か、髪がぁぁぁぁ!!!!」

 

「ほう、ギリギリとは言え直撃を避けたか。超サイヤ人3でそこまでのレベルとは、流石はポタラ合体と言った所か?」

 

 ケフラの能力に関心したのか、やはりポタラはフュージョン以上だなとベジータは心の中で呟いた。

 一方ケフラはどうにか鎮火する事が出来たようで、恨みがましい目でベジータを睨んだ。

 

「や、野郎、よくも人の髪を燃やしやがったな!?」

 

「完全に避け切れなかった貴様が悪いんだろう。恨むなら自分の情けなさを恨め。」

 

「言ってくんじゃねぇか!!その赤髪もすぐに攻略してやんぜ!!」

 

「そう簡単にこの超サイヤ人4ゴッドが攻略出来ると思わん事だな。掛かって来い!!」

 

 互いに黄金のオーラと真紅のオーラを上昇させると、ベジータとケフラは今一度激突する。

 この二人の戦いはより一層激しさを増して行った……

 

 

※※※

 

 

 その頃、クウラは第二宇宙の化けも……もとい、リブリアン達三人を相手に戦闘を行っていた。

 

「さぁ、受けてみなさい!!乙女の突進!!」

 

 自身の身体を超高速回転させ、クウラへと突進するリブリアン。

 クウラは撃ち落とそうとしたのだが、途中で回避に切り替え、ジャンプしてリブリアンの突進を回避した。

 

「な、なんと不気味な!!あまりの気色悪さに思わず避けてしまった!!こ、これも奴等の作戦の内なのか……!?」

 

「やぁぁぁぁぁぁぁーーーーー!!!!」

 

 続いてロージィが果敢に攻め込み、得意のヤッチャイナー拳による無数の突きを繰り出した。

 しかしクウラはその突きが届く前にロージィを超能力によって拘束し、身動きを取れなくしてしまった。

 

「がっ……!?う、動けない……!!」

 

「フン、この程度の超能力さえ破れないのか?どうやら見かけ倒しの変身でしかないようだな。まずは貴様からだ!!」

 

「させるかぁぁぁぁ!!」

 

「むっ!?」

 

 ロージィにトドメを刺そうとするクウラに対し、カクンサが超スピードによる攻撃を仕掛けた。

 瓦礫を足場として上手く利用した絶え間ない連続攻撃を前に、クウラは超能力を維持する事が出来なくなり、超能力を解除してガードに回った。

 

「ちっ……」

 

「無駄だ!!もうお前はただの獲物……アタイ等の変身を邪魔した恨み、思い知れぇっ!!」

 

 カクンサは再度瓦礫を利用し、超スピードでクウラに飛び掛かった。

 だが次の瞬間、クウラの体内から放出された紫の気に圧倒され、カクンサは吹っ飛ばされてしまう。

 

「くぅぅぅぅぅっ!?な、何が……はっ!?」

 

「獲物だと?たかが獣娘如きがこのクウラに対し随分とふざけた口を利いてくれる。躾のなってない獣には相応の仕置きをくれてやるとしよう。」

 

 クウラはカクンサを吹っ飛ばした一瞬で、第四形態から第五形態への変身を終えていた。

 そしてカクンサを睨みつけると、一瞬でカクンサの目の前まで移動し、腹部に膝蹴りを叩き込んだ。

 

「かはぁっ!?」

 

「フンッ!!」

 

 腹部を抑えて蹲るカクンサの背中にエルボーを食らわせ、地面に叩き落とすクウラ。更にカクンサの後頭部を足で踏みつけた。

 

「ぐあああっ!?」

 

「力の差が理解できたか獣娘?どうやら獲物は貴様の方だったらしいな。」

 

「カクンサを離しなさい!!」

 

「邪魔だ。」

 

 カクンサを助けようと突っ込んで来るリブリアンとロージィをデスウェーブで吹き飛ばすと、そのままカクンサの横腹に蹴りを入れるクウラ。

 そしてトドメの気功波を空中に吹っ飛ばされたカクンサに叩き込むと、場外まで吹っ飛ばしてしまった。

 

『第二宇宙、カクンサ選手場外!!これで第二宇宙はリブリアン選手とロージィ選手のみとなりましたー!!』

 

「か、カクンサーーーー!!!!」

 

「変身の邪魔をしただけでなく、今度はカクンサまで!!絶対に……絶対に許せないっ!!乙女の、怒りぃぃぃぃぃぃ!!!!」

 

 目に怒りの炎を浮かべながらピンクのオーラを全開にするリブリアン。するとそこへ……

 

「クウラ、大丈夫か!?」

 

「ん……?貴様は確か、サダラ農園のスイーツ担当のヤムチャか。」

 

「!!??」

 

 いつの間にかクウラの近くまでやって来たヤムチャ。しかしリブリアンは何故かヤムチャを見て目を見開いていた。

 

「誰がスイーツ担当だ!?確かに午後のおやつは俺の担当だけど!!」

 

「やはり間違っていないではないか。それで、ここに何をしに来た?」

 

「いや、ラディッツとナッパはバーダックさんの所に行ったから、俺は暇でな。そしたらお前を見かけたもんだから……」

 

「フン、こんな程度の連中に手助けなどいらん。他を当たる事だな。」

 

「まぁ見た所お前が優勢みたいだし、そうするか……」

 

「貴方っ!!!!」

 

「おわっ!!な、なんだ!?」

 

 なんか知らんが急接近して来て顔を近づけて来たリブリアンに引いているヤムチャ。

 しかしリブリアンはそんなこと知るかとばかりにヤムチャを頭のてっぺんから足の爪先までじーっと観察し、やがて満面の笑顔を浮かべた。

 

「合格よ!!貴方、ヒーローになる気はないかしら?」

 

「は、はい?」

 

「正直その髪型と不良みたいな顔の傷はマイナスポイントだけど、その声だけでも百点満点よ!!そうね、まずはちゃんと髪を切って、それから顔の傷も消しましょう!!」

 

「な、何を言ってるんだあんたは!?」

 

「く、下らん……付き合っていられるか。おいヤムチャ。そいつ等は貴様に任せるぞ。」

 

「お、おい!?逃げるなクウラ!!こいつ等はお前の相手だろ!?」

 

「衣装はタキシード一択ね!!それから仮面もつけましょう!!登場シーンは乙女達がピンチになった所に颯爽と薔薇を投げつけてから専用BGMを流しましょう!!貴方は悪を切り裂く一輪の薔薇になるのよ!!」

 

「誰かー!!」

 

 なんか勝手に盛り上がっているリブリアンに捕まり、堤◯一のように大声を出して助けを求めるヤムチャ。

 しかしクウラはそんな彼を見捨てて一人その場を立ち去るのであった……

 

 

※※※

 

 

 一方その頃第三宇宙の生き残りである初代ギニュー……もとい、パパロニ博士は頭を抱えていた。彼は大会が開始されて以降、息を潜めていたのだが……

 

「ど、どうなっている……何故奴等のデータを収集する事が出来ない……!?」

 

 彼の生み出した機械戦士達は敵のデータを集めるべく他の選手達の試合を観測していたのだが、上手く行っていないようだった。

 と言うか、悟空、ベジータ、悟飯、ブロリー、ケフラは動きが凄まじ過ぎて機械戦士達では補足する事さえ出来ない有様だった。

 

 更に言うならかろうじてデータを集められた面々に対しても対処可能かと言われればNOで、計算した結果こちら側の勝率は0.1%を下回る結果となっている。

 当然、彼からすればこんな勝率で勝負を挑むなど考えられなかった。

 

「な、何がどうしてこうなった……第七宇宙と第六宇宙の連中は化け物か……!?」

 

 実際化け物なので返す言葉も無いが、このまま戦っても勝てる可能性は間違いなくゼロだろう。

 そこでパパロニ博士は最後の手段に出る事を決意したようだ。

 

「これだけは使いたくなかったが、仕方ない……!!我等が宇宙の存続の為、最後の秘技を使う時が来た!!」

 

 そう叫びながら博士はステッキを翳すと、ステッキの先端に取り付けられた水晶が紫の輝きを放つ。

 そして博士とコイツカイ、パンチア、ボラレータの三体が一つとなり、武舞台全域を紫の光で照らした。

 

「っ!!なんだ……?」

 

「あれは確か、第三宇宙の連中か……」

 

 激しい攻防を繰り広げていた悟空とブロリーは、真っ先に第三宇宙の面々の変化に気がついたようだ。

 そして光の中で四人は一体化し、超巨大戦士アニラーザへと変身を遂げ、その圧倒的巨体で悟空とブロリーを見下ろした。

 

『オオオオォォォォォォォォォ!!!!』

 

 怪物のような咆哮を上げ、紫の気を解放するアニラーザ。

 一方悟空とブロリーは少しだけ驚いていたが、すぐに面白そうな獲物を見つけたとばかりに好戦的な笑みを浮かべた。

 

「ブロリー、俺達の決着の前によ、どっちが先にあいつを倒せるか勝負しねぇか?」

 

「ふむ、それも面白そうだな……よし、やろう!!」

 

「そう来なくっちゃ!!」

 

 悟空は白銀と真紅の二段オーラを、ブロリーは紫と真紅の二段オーラを全開にし、アニラーザへと向かって行く。

 はたしてアニラーザはこの二大超究極戦士を相手に、持ち堪える事が出来るのだろうか……

 

 

※※※

 

 

「……所詮、この程度か。」

 

 アニラーザが出現する少し前……無傷のジレンの前にボロボロになったバーダックが倒れ伏していた。

 

「ぐっ……こ、この野郎……!!」

 

「いつまでも貴様程度に付き合っている暇はない……消えろ。」

 

 トドメを刺すべく、右手をバーダックに翳すジレン。そして、彼にトドメを刺すべくバーダックに炎のような気功波を放つのだった……

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