ちっ、くだらん…何が強くてニューゲームだ、クソッタレめ   作:ゴロリコン

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スパロボY買った!!めっちゃ楽しい!!めっちゃ楽しいが……戦闘シーン過去作からの流用ばっかであの値段は流石に強気過ぎやしませんかね……
と言うかウイングゼロ以外のW系やSEED系はいつまで第三次Zの戦闘シーン引っ張るんだよ……

まぁウイングゼロが戦闘シーン全部完全新規で滅茶苦茶カッコいい上に強いんでそれだけでぼかぁ大満足なんですが。

とりあえずアニラーザ君はただひたすら運がなかったんや……


可哀想なアニラーザ

「……消えろ。」

 

 倒れ伏すバーダックにトドメを刺すべく、赤い気功波を放つジレン。

 だが、別方向から放たれた気功波がジレンの放った気功波を弾き飛ばし、更にジレンの死角からラディッツが飛び出して来て蹴りを放った。

 

 しかしジレンは軽く上体を逸らすだけで蹴りを回避し、カウンターにラディッツの背中にパンチを叩き込む。

 

「グッ!?か、完全に不意を突いたと思ったんだがな……」

 

「……第七宇宙の連中か。そいつに加勢した所で無駄だ。」

 

「ああ?無駄かどうかを決めんのはテメェじゃねぇんだよ!!クンッ!!」

 

 中指と人差し指を突き立てるナッパ。直後、ジレンは爆発に飲み込まれたが、当然のように無傷であり、何事もなかったかのように煙の中から姿を現した。だが……

 

「……逃げたか。」

 

 煙が晴れた時、既にバーダックとラディッツ、ナッパの姿は消えていた。どうやら最初からバーダックの救出が目的だったらしい。

 

 一方ジレンはもうバーダック達に興味を無くしたのか、そもそも最初から眼中になかったのか、何事もなかったかのように歩き出した。

 はたして、彼は一体何処へ向かおうと言うのか……

 

 

※※※

 

 

「ここまで来れば一安心だろう……随分とやられたようだな、親父?」

 

「はぁ、はぁ……ちっ、ラディッツテメェ……余計な真似しやがって……!!」

 

「やれやれ、せっかく助けに来た息子に言う言葉がそれか?相変わらずだな、あんたは……」

 

 ボロボロになりながらも悪態をつくバーダックに呆れている様子のラディッツ。まぁ仮にバーダックが素直に礼でも言おう物なら腰を抜かす程に驚くのだろうけど。

 

「まっ、それだけの減らず口を叩く元気があるなら大丈夫だろ。で、お前はこれからどうするつもりなんだバーダック?」

 

「ああ?どうするも何も、決まってんだろ。あのムカつく能面野郎を今度こそぶちのめす!!」

 

「呆れた奴だ……万全の状態で挑んでもまるで通用しなかったのに、そんなボロボロの身体で勝てる見込みがあると思っているのか?今のまま挑んでも返り討ちに合うのがオチだ、やめておけ。」

 

「うるせぇっ!!」

 

「落ち着け親父、今のままで挑んでもと言っただろう?そこで、仕方ないから俺達が手を貸してやる。」

 

「ああ?」

 

「あんたを超サイヤ人4のフルパワー状態にしてやると言ってるんだ。それなら少しは勝ちの目も出てくるだろう。」

 

 訝しむバーダックに対し、ラディッツは不敵な笑みを浮かべるのだった。

 

 

※※※

 

 

『グォォォオオオオオオオオオオ!!!!』

 

 一直線にこちらに向かって来る悟空とブロリーに対し、アニラーザはエネルギーを上空に放出すると、無数のエネルギー弾として全方位にばら撒き、其れ等が雨のように武舞台全域に降り注いだ。

 

 そして悟空とブロリーも直撃するかと思われたが、命中する寸前で突然二人の姿が消えてしまう。

 

 アニラーザは即座に触覚を用いた超音波で二人の動きを読もうとしたが……

 

「でああああっっ!!」

 

『ガァァァッ!!??』

 

 いきなり目の前に現れたブロリーが、アニラーザに反応する暇も与えずメガトンパンチを胸部に叩き込む。

 その破壊力のあまりアニラーザは堪らず吐血して後退りしてしまったが、その時既に背後に悟空が回り込んでおり、10倍かめはめ波の発射体制を整えていた。

 

『!?』

 

「貰ったぁ!!10べぇかめはめ波ぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

 

 叫びながら両腕を前に突き出すと、赤い気功波をアニラーザの背中に叩き込む悟空。

 そのままアニラーザは凄まじい勢いで二人とは正反対の位置まで吹っ飛ばされ、呆気なく場外まで吹っ飛ばされてしまうかと思われたが、ギリギリで脱出すると両翼を展開し、武舞台まで復帰した。

 

「へぇ、オメェ羽なんて生やせんのか?器用なこった!!」

 

「あの羽がある限り場外負けは難しい……いや、意識を刈り取ってから叩き落とせば関係ないか。次で決めさせて貰うぞ。」

 

「おっと、そうは行かねえぞブロリー。あいつを倒すのは俺だ!!」

 

「いいや、俺だ!!」

 

『グ、グゥ……!?』

 

 自分の事などそっちのけで言い合いを始めた二人に歯軋りするアニラーザ。

 しかし、先程は自分の攻撃が全く通じなかったばかりか、一方的にダメージを与えられ、場外寸前まで追い詰められた事で、アニラーザは迂闊にこの二人に対し攻撃する事が出来ずにいた。

 

 だが、彼に撤退すると言う選択肢は無い。どんな強大な敵であろうと、倒す事が出来なければ滅びるのは自分達なのだ。(などと、その気になっていたお前達の姿はお笑いだったぜ)

 

 故にアニラーザは恐怖を押し殺し、雄叫びを上げると目の前の空間を歪め、そこにパンチを叩き込んだ。

 すると悟空とブロリーの真横の空間が歪み、アニラーザの腕が飛び出して来てパンチが二人に直撃した……かと思われた。

 

「まさかあのジャネンバと似たような攻撃が出来るとはな。本当に器用な奴だぜ、オメェはよ。だがわりぃな、その程度の攻撃じゃ今の俺には通用しねぇんだ。」

 

『!!??』

 

 またしても、アニラーザは目を見開いた。なんと悟空は自分の身長の倍近くある拳を片手で軽々と受け止めていたのだ。

 空間と空間を繋いだ変幻自在の攻撃を何故こうも簡単に見切る事が出来るのか?と言うか、これだけ体格差があるのにどうして自分の攻撃が全く通用しないのだ?

 

 あまりの理不尽さに、アニラーザは振り絞った勇気が一気に恐怖へと上書きされて行った。

 しかしそんなアニラーザの心情など知らんとばかりに悟空は受け止めていた拳にゼロ距離で気功波を叩き込むと、その衝撃でアニラーザを押し返した。

 

 拳にダメージを受けた事でアニラーザは悲鳴を上げながら仰反り、更にそこへ追い打ちをかけるように紫のオーラを纏ったブロリーがショルダータックルを叩き込み、更に瞬間移動して来た悟空の回し蹴りが顔面に炸裂。

 悟空とブロリーはとても敵同士とは思えない息の合った連携でアニラーザをリンチ……もとい圧倒し、更にそこへ……

 

「野郎、よくも邪魔してくれやがったな!?食いやがれぇぇぇぇぇぇぇっ!!!!」

 

「ビッグバンアタック!!!!」

 

 突如現れたケフラの全力パンチが腹部に炸裂し、続け様にベジータの放ったビッグバンアタックが直撃した!!

 だが、まだまだアニラーザの悪夢は終わらない!!

 

「お前か?さっき無差別に攻撃して来たのは。」

 

『!?』

 

「はぁっ!!」

 

 音もなく背後に現れたビースト状態の悟飯が、振り向き様に手刀をアニラーザの顔面に叩き込む。

 その直後、アニラーザの足に無数の打撃が叩き込まれ、そのダメージからアニラーザは体制を崩してしまった。時飛ばしを発動したヒットが攻撃を加えたのだ。

 

 そして畳み掛けるように三発のエネルギー弾がアニラーザの背中に炸裂してしまった!!

 

『ウゴォォォォォォォォォ!!!???』

 

「ちっ、手当たり次第にぶっ放すとは傍迷惑な奴め。こっちは親父を超サイヤ人4のフルパワーにしようとしていたのに……」

 

「俺達だって初っ端から無差別に大爆撃したんだから他人の事をとやかく言えねえだろ。そもそも、サバイバルってのはそう言うもんだ。」

 

「にしても随分集まって来てやがるな。俺達は無視しても良かったんじゃねぇか?」

 

 なんとバーダック、ラディッツ、ナッパまで集まって来たではないか。

 悟空とブロリーだけでも手も足も出なかったのに、これだけのメンバーが集まって来たとなると、もはや完全に詰みである。

 

「っ!!お、お前……ケール、いやカリフラか!?ど、どうしたんだその姿は!!」

 

「あん?なんだ、兄貴じゃねぇか。どうしたも何も、界王神から渡されたあれを使ったら合体しちまったんだ。今のアタシの事はケフラって呼べよな!!」

 

「が、合体だと!?も、元に戻れるんだろうな!!」

 

「知らねーよ、そんなもん。戻れなかったらそん時はそん時だろ?」

 

「お、お前と言う奴は……」

 

『グ、ググ……ウ、ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!!』

 

 呑気に会話しているブロリーとケフラを他所に、もはやどうしようもないと悟ったのか、自棄を起こしたように手当たり次第にエネルギー弾を降り注がせるアニラーザ。

 しかしここに集まったメンツには当然そんな物は通用したりしなかった。

 

「チッ、鬱陶しい奴め……さっさとあの木偶の坊を叩き潰すぞ、ケフラ!!」

 

「おう!!でもってさっさと試合再開と行こうぜ!!」

 

 気を全開にして突撃するベジータとケフラ。ブロリーとヒット、ナッパもその後に続き、悟飯も更に援護に行こうとするが……

 

「ちょっと待ってくれ、悟飯。兄ちゃんと父ちゃんも。」

 

「お父さん?」

 

「なんだ、カカロット。」

 

「一回やってみたかった技があってな……父ちゃんは俺達と同じ構えを取ってくれ。」

 

「カカロット、お前まさか……」

 

 何やら企んでいる様子の悟空。一方その頃アニラーザはベジータ達によって完全フルボッコにされていた。何と言うかまるでウルトラリンチのような感じである。

 とは言え第三宇宙の生存の為と言う気合だけでここまで持ち堪えているアニラーザは大した物だろう。

 彼はひたすらに運がなかったのだ。まさか今大会最強格の戦士全員が一斉に襲い掛かって来るなんて普通誰も考えもしないのだから……

 

「ちっ、無駄に耐久力だけはあるようだな。こうなったら本気を出して一気に場外まで……」

 

『みんな、ちょっと退いててくれ!!』

 

「っ!!カカロットか!?」

 

 突然悟空の叫び声が聞こえて来たので振り返るベジータ達。すると悟空、悟飯、バーダック、ラディッツの四人が一斉にかめはめ波の構えを取っており、腰に引いた両手の間には眩い輝きを放つ気が収束され、十字に輝いていた。

 

「行くぜ、みんな……!!か!!」

 

「め!!」

 

「は!!」

 

「め!!」

 

「「「「波ぁぁぁあああああああーーーー!!!!」」」

 

 四人同時に両腕を突き出すと、一斉にかめはめ波を発射する悟空達。そして放たれた四つの気功波はすぐに一つの巨大な気の塊と化し、真っ直ぐアニラーザまで向かって行く。

 

『グゥワァァァァァァァァァァァ!!!!????』

 

 咄嗟に両腕を交差させ、ガードの構えを取るが、もはやその行為に何の意味もない。

 アニラーザの全身を一瞬にして飲み込んだかめはめ波はそのまま武舞台を突き抜け、遥か上空まで飛んで行くと、まるで星の爆発でも起きたかと錯覚するような大爆発を起こすのだった。

 

 ちなみにこれでもアニラーザはまだ生きていたようで、分離した状態でベンチまで転送された。要するに四人ともアニラーザが死なないようにこれでもまだ加減していたのである。

 

『アニラーザ選手、場外!!これにより第三宇宙の選手が全滅した為、第三宇宙は失格となりまぁす!!』

 

 審判の男の宣言により、観客達は更なる盛り上がりを見せていた。まぁ第三宇宙の面々は完全にお通夜状態だが……

 

「も、申し訳ありません、まさか一人も倒す事が出来ず終いとは……」

 

「謝る事はありませんよ、ドクターパパロニ……結果は残念でしたが、仕方がなかったのです……まさか第七宇宙と第六宇宙があれ程までに強いとは……」

 

「しっ、しかし、このままでは我が第三宇宙が消滅して……」

 

「それも、仕方がありません……それが我々の運命だったのです……大神官様がああ仰っていた以上、もはや逃れる術はないのです……」

 

 

※※※

 

 

「良いなぁお父さん達、僕もかめはめ波打ちたかった!!」

 

「いや、完全にありゃオーバーキルだろ……おじさん達容赦ないなぁ……」

 

 悟空達四人のかめはめ波を見て羨ましがっている悟天と呆れているトランクス。

 一方ミントは第三宇宙の面々の会話がしっかり聞こえていたようで、?マークを浮かべながら首を傾げていた。

 

「ねぇ全ちゃん、第三宇宙の人達、宇宙が消されるとか何と言ってたけど、あれどう言う事?」

 

「…………」

 

 ミントの問いに、全王は何も答えない。だが全王は絶対零度の視線を大神官の背中へと向けていた。

 

「……大神官?」

 

「はい、全王様。」

 

「ちょっと聞きたい事があるからついて来て貰って良いかな?」

 

「畏まりました。」

 

「ごめん、ちょっと席を外すね。」

 

「あっ、うん。」

 

 大神官を連れてその場から姿を消す全王。そして消える間際、ミントは大神官が冷や汗を流している姿を見た気がしたが、きっと気のせいだろう……

 

 

※※※

 

 

「さぁて、あのでっけぇのもやっつけたし、今度こそ決着つけようぜ、ブロリー……ん?」

 

「あれは……」

 

 構えを取って対峙する悟空とブロリー。

 だが、そんな彼等の前に第十一宇宙最強の戦士、ジレンがその姿を現し、ゆっくりと二人の近くまで歩いて来た。

 

「オメェは確か父ちゃんと戦ってた……」

 

「何の用だ、第十一宇宙の戦士……?」

 

「お前達にはここで消えて貰う。」

 

 ジレンはそう静かに宣言した。どうやら悟空とブロリーを同時に相手取るつもりのようだ。(などと、その気になっていたジレンの姿はお笑い……Dooor!?)

 

 次回、遂にジレンの実力が明らかに……!!




ピエロ君、ジレンの強さを語れる余裕があるといいな(無慈悲
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