ブルーアーカイブ~成り代わりの未来の戦士~   作:エルヤ

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今回からアビドス編です。だいだいのシナリオは考えてはいます。
これからも宜しくお願いします。


久しぶりのアビドス

 

シャーレに来てから数日がたった。あれからシャーレの評判は瞬く間に広がり色々なの生徒から助けを求められることも増えてきた。まあそのせいで仕事はさらに増えたけど。

今日も今日とて仕事を片付けるためオフィスに行く。

 

「あれ?先生がいない?」

 

いつもならすでに居るはずの先生がいなかった。先生は基本的に俺よりも先にオフィスにやってきている。

 

「いったいどこに・・・ん?置手紙?」

 

どれどれ・・・

 

『アビドスっていう学校から救援要請が来てたから行ってくる!書類作業よろしくね!』

 

「・・・逃げたな。ってアビドスに行くって!?」

 

これはまずい。あの先生のことだ、絶対ロクな準備もせずに向かったな・・・!

 

「おはようございます。・・・ってあれ?ブラックさん、先生はどちらに?」

 

「ちょうどよかったユウカさん!悪いけどシャーレをお願いします!」

 

「えっ!いきなりどういうこと!?」

 

「あのバカ先生、何の準備もせずにアビドスに向かったんです。このままだと絶対遭難します!なので俺もすぐにアビドスに向かいます!」

 

「なにしてるんですか先生!?」

 

ちょうどやってきたユウカさんに事情を大まかに説明し少しの間シャーレを任せ先生に追い付くため全力でアビドスへ飛んでいく。

しばらくするとアビドス自治区へ到着する。

 

「先生の気は・・・よし無事だな」

 

先生の気を探り無事であることを確認する。そのまま先生の居場所を感知する。

 

「この方向は・・・アビドス高校か・・・」

 

どうやら先生はアビドス高校へ無事到着できたようだ。先生を追うように俺もアビドス高校へ向かって飛んでいく。 

 

「アビドスか・・・ホシノやユメ先輩は元気でやってるかな・・・」

 

ここ2年アビドスには戻っていなかった。そのためホシノやユメ先輩ともしばらく会っていない。最初は様子だけでも見にこようと思ったがいろいろゴタゴタしているうちに時間が過ぎてしまった。

ホシノやユメ先輩は元気でやっているであろうか・・・

そんなことを考えているとアビドス高校が見えてきた。

 

「なつかしいな・・・お?」

 

久しぶりのアビドス高校になつかしさを感じているとアビドス高校からヘルメット団が次々と逃げ出していくのが見える。どうやら今だ懲りずにアビドス高校を狙っているようだが返り討ちあったようだ。どうやらうまくやっていけているらしい。

ヘルメット団が逃げてくことを確認した後アビドス高校の校庭に降りる。

 

「「「「「「!?」」」」」」

 

”ブラック!?”

 

「無事でよかったです。先生」

 

”ど、どうしてブラックがここに?”

 

「先生がいきなりアビドスに行くっていうから急いで飛んできたんですよ。よく無事にアビドス高校に行けましたね」

 

”え、えーと・・・”

 

「ん、先生はここに途中で倒れてた。たまたま見つけたから私が連れてきた」

 

犬耳の子が補足する。やはり遭難していたらしい。

 

「はぁ・・・どうせそんなことだろうと思いましたよ。どうせロクな準備もしてなかったんでしょ」

 

”はい・・・”

 

「次回からはせめて一言相談してください。後逃げても俺じゃ処理出来ない書類もあるので仕事は減りませんよ」

 

”そんな!?”

 

「さて・・・アビドスのみなさんは初めましてかな。俺はブラック。普段は便利屋をしていて今はシャーレに所属してます。よろしくです」

 

「ん、アビドス対策委員会2年生砂狼シロコ」

 

「2年生の十六夜ノノミです★」

 

「1年生の奥空アヤネです」

 

「1年の黒見セリカよ」

 

「うへぇ~・・・3年の小鳥遊ホシノだよ」

 

「教師の梔子ユメだよ!」

 

互いに自己紹介する。俺がいたときよりもかなり人数が増えたな。てかなんかホシノの雰囲気変わったな。一瞬睨まれたけど。それとあのユメ先輩が教師になっているとは・・・人生どうなるかわからないものだな。

 

「あなたが噂のブラックさんですか?まさかシャーレに入部しているとは思いませんでした」

 

「わー本当に真っ黒な恰好なんですね★」

 

「ん、それに左腕がない」

 

どうやらアビドスでも便利屋ブラックの噂はあるようだ。

 

「ブラックさんはシャーレに入部しているということは敵ではないということですか?」

 

アヤネさんの質問にうなずく。確認が取れたことでアビドスの生徒たち安心した様子を見せる。

 

「よかったです。あの便利屋ブラックがアビドスに攻めてきたら正直現状のアビドスではきつかったでしょうから」

 

「そんなことはしませんよ。さて先生、今どういう状況ですか?ここに来る途中ヘルメット団が逃げていくのは見ましたが」

 

”えっと・・・”

 

 

 

 

「なるほど。事情は分かりました」

 

”そういえば対策委員会って具体的に何なの?”

 

先生は今までのことを話したあと対策委員について質問する。

 

「そうですよね。説明がまだでした。対策委員会とは・・・このアビドスを蘇らすためのに有志が集った部活です」

 

アヤネさんが説明してくれる。対策委員会についてやこのアビドス高校が抱える問題など話してくれた。

 

「いやー先生はいいタイミングで現れてくれたよ。先生のおかげで楽にヘルメット団を撃退できたよー」

 

「あいつら日に日に装備がよくなってる。定期的に送らてくる物資だけじゃ危ないところだった」

 

”そういえば手紙にも書いてあったけど物資が送られてくるって誰かが援助してくれてるの?”

 

「え~と特に心辺りはないんですけど定期的に匿名で銃弾とかの物資を送ってきてくれる人がいるんですよね」

 

「最初は罠かなと思ったんですけど特にそういうことはなかったのでありがたく使わせてもらってるんです」

 

「本当に何処の誰かもわからないだけどね」

 

”そうなんだ。でも親切な人もいるんだね”

 

「・・・・・」

 

送り主ここいるんですけどね。送られてくる物資の話題が出て思わず黙ってしまう。

 

「さて話を戻しましょう。ヘルメット団についてですが・・・」

 

「ん、こんなことで攻撃を止めるような奴らじゃないけど」

 

「あー、確かに。しつこいもんね。あいつら」

 

「んー、私がまだ学生だったときやホシノちゃんが入学したときからずっと襲撃してくるもんね」

 

たしかに俺やホシノが入学してから間もない時にも襲撃してきたな。それからずっと来るたびにボコってたけどまだ諦めないとは。あいつらのしつこさは並みじゃないな。ある意味関心する。

 

「どうしましょうか。ヘルメット団以外の問題もたくさんあるのに・・・」

 

「それじゃこっちから仕掛けるのはどうかなー?」

 

「え!?」

 

「ホシノ先輩、どういうことですか?」

 

「どうせヘルメット団は数日もすればまた攻撃してくるはず。だから先にこっちから奴らの本拠地を襲撃しちゃえばいいかなって」

 

「今ですか?」

 

「そう。今なら先生もいるし、いろいろ面倒なことも解決できるし。」

 

「なるほど。ヘルメット団の前哨基地はここから30kmくらいだし、今から出発しようか」

 

「たしかにホシノちゃんの言う通り、ここであの人たちを叩ければ面倒ごとがだいぶ減るね!ナイスアイデアだよ!ホシノちゃん!」

 

「えっと、先生はどうされますか?」

 

”もちろん私も一緒に行くよ!困ってる生徒を放ってはいられないからね!」

 

あっという間にヘルメット団の本拠地への襲撃が決まった。

 

”ブラックはどうする?”

 

「もちろん俺もついていきますよ」

 

「ブラックさんってヘイローないように見えるけど大丈夫なの?」

 

「大丈夫ですよ。そんな柔な体はしてないので。伊達に便利屋をしてないのです」

 

「・・・・・」

 

「ん、ホシノ先輩、どうかした?」

 

「・・・いやぁー?何でもないよ」

 

「ホシノちゃん・・・」

 

「ほらほら、さっさとヘルメット団の基地まで行こうよ~」

 

 

 

 

 

 

『目標地点を確認しました。それでは皆さんお願いします』

 

「それじゃみんな行くよ~!」

 

ホシノの掛け声とともにヘルメット団の本拠地へ突撃する。

 

「な、なんだ!?」

 

「敵襲だ!アビドスの連中が攻めてきやがった!」

 

「なんだと!?」

 

いきなりの襲撃によりヘルメット団は混乱する。ユメ先輩が盾を構えて前に出て、シロコさんとセリカさんがカバーをしながら前線を支える。さら後方からノノミさんがガトリングをぶっ放す。さらにアヤネさんドローンが随時ヘルメット団の位置情報を観測して適度にヘルメット団の邪魔する。さらに送られてきた情報を元に先生が指揮を取りより的確にヘルメット団を倒していく。

しかしヘルメット団にとって一番脅威なのは縦横無尽で動きまわり暴れている俺とホシノだろう。

 

「クソ!このチビどうなってんだ!ぐはっ・・・」

 

「ほらほらどんどんいくよー」

 

ホシノは敵の銃弾など意に介さず銃弾の中を突っ込み次々と敵を無力化していく。

 

(昔よりも強くなってるな・・・)

 

「な、なんだこいつ!」

 

「銃弾が当たんねぇ!」

 

対する俺は放たれた銃弾の内自分に当たる奴を最低限の動きで躱し接近したところをショットガンで仕留める。この程度相手なら片手間で事足りる。なのでホシノのほうを観察しながら次々と仕留めていく。

 

「あの2人・・・いったいどうなってんのよ・・・」

 

「ホシノ先輩もブラックさんもすごいですね★」

 

『噂通りならブラックさんもかなりの強者だと思っていましたけど・・・まさかホシノ先輩と同じくらい強いなんて思ってもいませんでした・・・』

 

「ん、私も負けていられない」

 

”私もブラックがちゃんと戦う姿を見るのは初めて見るけどたぶんブラックの強さはこんなものじゃないと思うよ。この前なんか戦車やヘリを相手に一瞬で全部倒しちゃったし”

 

「はぁ!?いったいどんだけ強いのよ!?」

 

そんな声が聞こえてきたが気にすることなく敵を仕留めていく。ホシノや他のアビドス組も次々とヘルメット団を倒していく。

 

数分後、ヘルメット団は一人残らず地面に倒れ伏していた。ヘルメット団は俺とホシノを止めることができずその間に他のメンバーの攻撃をくらい結果俺たちの完勝となった。

 

『みなさんお疲れ様でした。これでヘルメット団の基地の制圧完了です』

 

”みんなお疲れー!”

 

「ん。お疲れ」

 

「お疲れ様です★」

 

「これでやっとあいつらに悩まされずに済むわけね」

 

戦闘が終わりみな一息ついている。

 

「いや~君すごいね。さすが噂に聞く凄腕の便利屋だね。おじさんでもあんな動きはできないよー」

 

ホシノが声をかけてくる。どうやらホシノもこちらの動きを見ていたらしい。

 

「そんなことないさ。ホシノのあの戦い方もすごかったよ」

 

「そうかなー?そんな大したことじゃないよー」

 

こうしてヘルメット団の基地への襲撃は成功に終わり学校へ戻るため歩き始めた。

 

 

 

 

ホシノ視点

 

私は学校に戻る途中、ブラックについて考えていた。

 

(ブラック・・・あいつ、並みの強さじゃない)

 

ヘルメット団を追い払った後突然現れたブラック。ブラックという名は聞いたことがあった。最近現れた便利屋でありながら依頼をあっという間にこなす凄腕の便利屋であるという。

そんな人物がいきなりこのアビドスに現れた。もちろんアビドスとブラックの間に関りはない。

 

(ブラックは今はシャーレに所属してるって先生も言ってたけど・・・)

 

しかし顔を隠し名前もわからない。それに先ほど見せたあの戦闘力。ブラックの戦闘力はそこらへんのチンピラたちとは格が違った。それどころか私の後輩たちよりも確実に強い。下手すれば私と同等かそれ以上に感じた。そのような人物がいきなり現れて完全に信じることはできない。

 

(ブラック・・・おまえは一体何者だ・・・)

 

今回の戦闘を経て私はブラックへの警戒をさらに上げた。もし何があってもみんなを守れるように・・・そうゴハンに誓ったのだから。

 

 




アビドス編突入です。ブラックさん早速暴れていらっしゃいます。
はてさてこの先どうなることやら。(界王様ボイス)

追記 
最後の構成を少し変えました
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