こないだようやく先生レベルが90になりました。ここまで長かった・・・
やっと生徒のレベルを90に出来ます。まあレポート全然足りないんですけどね!
「いやー美味しかったねー」
「うん。やっぱり紫関ラーメンは最高だよ!」
紫関ラーメンでの昼食を食べ終えた俺たちはアビドス高校へ戻って来た。
「はい!それにあの人たちとも色々お話しできて楽しかったです!」
「お仕事うまくといくといいですね」
紫関ラーメンで出会ったゲヘナからやってきた4人の少女。彼女たちはある仕事でこのアビドスにやってきたと言っていた。
(だがこのアビドスで利益になるような仕事はほとんどないはず・・・)
しかしこのアビドスにわざわざほかの地域からやってくる価値があるほどの仕事はほぼないはずだ。現状のアビドスの状態を見ればなんとなく察せられるだろう。
(だとすると一番可能性が高いのは・・・)
俺が便利屋として活動してた時、唯一アビドスでの仕事を依頼されたことがある。つまり彼女たちの仕事とは・・・
「みなさん、少しいいですか」
「ブラック?どうかしたの」
「さっき紫関ラーメンで出会ったあの4人の少女たちなんですか彼女たちはおそらく便利屋です」
たしか俺が便利屋を始めてから半年ぐらい経ったとき4人のゲヘナの生徒で構成されている便利屋が現れたという記憶がある。
「それってブラックと同じ?」
「ええ。しかしアビドスからの便利屋への依頼なんて1つを除いてほとんどありません」
「その1つって?」
「アビドス高校の制圧です。おそらく彼女たちはその依頼を受けてアビドスまで来たんだと思います」
「はぁ!?」
彼女たちの目的がアビドス高校の制圧という考えを聞きセリカさんが大きく声を上げ驚いた。他の対策委員会のメンバーも驚いている。
「アビドス高校の制圧なんて・・・一体何が目的なんですか?」
「詳しいことは分かりません。しかしこのアビドス高校を狙っている者がいるのは確かです」
まあおそらくカイザーだが証拠がない。
「で、でもラーメン特盛のサービスしてあげたし・・・」
「セリカさん、便利屋というのはお金さえ貰えば何でもやるもんですよ」
たかがラーメンの特盛サービスごときで撤退してくれるほど便利屋というものは甘くはない。
「と言う訳で確証はないんですが襲撃の備えはした方がいいと思います。彼女たちが本当にアビドス高校の制圧が目的なら明日にも襲撃が来るでしょう」
「ホシノ先輩、どうする?」
「そうだねー、・・・ここはブラックの言うとおりにしよう。もしブラックの言ってることが本当なら準備しておくことに越したことはないからね」
「ならさっそく準備しないとね!」
「では俺は弾薬の補充を持ってきます。前に持ってこようとしてそのままの奴があるので襲撃までには戻って来れると思います」
「助かります。では私たちは学校の守りを固めましょうか」
こうして来るであろう襲撃に対する準備が始まった。
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「校舎より南15km地点付近で大規模な兵力を確認!」
「来たか」
「ん、問題ない」
「恩を仇で返したこと後悔させてやるんだから!」
「先生、出動命令を!」
”うん!それじゃみんな、出動だー!”
翌日、俺が予想してた通り襲撃がやってきた。あれからできることはすべてやった。校舎前にはバリケードが複数設置され弾薬も俺が持ってきたことでかなりの余裕がある。
「やはりか」
校舎を出てやってきた武装集団を見てみる。先頭には昨日出会った4人の少女がいた。やはり彼女たちはアビドス高校を襲撃するためにやってきたようだ。
「やっぱりあんたたちね!」
「あれ?ねぇねぇアルちゃん、どうやら私たちの目的バレてるみたいだよー?バリケードまで作られてるし」
「う、うそ!?」
「ラーメン無料で特盛にしてあげたのに、この恩知らず!!」
「あははは、その件はありがと。それはそれ、これはこれ。こっちも仕事でさ」
「残念だけど、公私はハッキリ区別しないと。受けた仕事はきっちりこなす」
セリカさんがラーメン屋でのことを言うがやはりそれとこれとは関係ないとバッサリと言われる。
「本当に便利屋だったんですね・・・」
「・・・ふふふ、そうよ。私たちは便利屋68。お金さえ貰えればなんでもする便利屋よ」
「誰の差し金?・・・いや答えるわけないか」
「ふふふ、もちろんの企業秘密よ」
彼女はそう言い銃を構える。
「総員、攻撃開始!」
その一言で向こうは一斉に銃撃を開始した。数十人による銃撃がこちらに向かって放たれる。その攻撃を回避するため俺たちは一度バリケードの裏に隠れる。
「やっぱこうなるか」
「あぁもう!あの恩知らず!」
「バリケードを作っておいて正解でしたね」
「さて・・・どうします先生。前回みたいに奇襲はできませんよ」
”うーん・・・前回みたいにホシノとブラックは一気に接近して向こうを攪乱して。そしたらユメとシロコとセリカが前に出てあの子たちを抑えて。ノノミは後ろで援護射撃を。アヤネはドローンでの援護を”
先生の指示に全員頷く。
「さて・・・いくぞホシノ」
「了解だよ」
俺とホシノはバリケードから飛び出し一気に敵部隊に向けて接近する。飛び出した俺とホシノに向けて攻撃が集中する。しかし出鱈目な防御力を持つホシノはそんな攻撃の中を意も介さずに突っ切っていく。対する俺は当たりそうな銃弾を躱しながら接近する。
「なんだこいつら!?」
そうしてある程度接近したところで一番近い奴にショットガンを放つ。
「まずは一人」
「この!」
狙い通り接近して攻撃を加えながら動きまわる。それをなんとかしようと敵集団の意識がこちらに向く。
「ちょっとあなたたち!敵はその2人だけじゃないのよ!」
しかし傭兵たちには俺とホシノを何とかしようと夢中でその声は届いてないようだ。
「ユメ先輩、シロコ先輩!行くわよ!」
「うん!」
「ん、了解」
俺とホシノに敵の意識が向いたタイミングでシロコさんとセリカさんが便利屋の4人に向けて銃を撃ちながら接近していく。
「アルちゃん。バイトはほっといて先にこっちを片付けようよ。あの2人もバイトの相手で忙しそうだしさ~」
「・・・そうね。彼女たちを倒せはこちらのものだわ!」
「そう来なくっちゃ!」
「あなたたち!覚悟しなさい!」
「クフフ。そっちこそ諦めて学校渡しちゃいなよ!」
ユメ先輩とセリカさんとシロコさんが便利屋の4人との戦闘を始めた。ユメ先輩が敵の攻撃を引きつけながらセリカさんとシロコさんが攻撃をしていく。対する便利屋の4人も3人が前に出て対応する。さらにお互い後ろから援護射撃が飛んでくる。お互いにの状況はほぼ五分。こうなれば個々の戦闘力と連携力が勝敗を分けるであろう。
「この!余所見してるんじゃない!」
「おっと」
俺がユメ先輩たちの方を見ている間も傭兵たちはずっと攻撃を続けていたが彼女たちの攻撃は全然俺には当たらない。俺は敵の攻撃を回避しながらショットガンを放ち敵の数をさらに減らしていく。
(さて・・・このまま行けるか・・・)
そう考えた瞬間後ろで爆発音が起きた。
「セリカちゃん!!」
ユメ先輩が叫ぶ。見てみるとセリカさんが爆風で吹き飛ばされていた。
「だ、大丈夫。心配しないで」
どうやら軽傷で済んだようだ。しかし何が起きた?
『どうやら彼女たちはこの辺一帯に地雷を設置しているみたいです!』
アヤネさんがドローンから状況を説明してくれた。なるほど、セリカさんはその地雷に引っ掛かったのか。
様子を見てみるとユメ先輩たちは地雷を警戒して動きが鈍くなる。
「これでも喰らえー!」
さらにそこに爆弾が投げ込まれる。
「ゲホゲホ・・・セリカちゃん、シロコちゃん!大丈夫!?」
「クフフ。今だよカヨコちゃん!」
「ナイスムツキ・・・!」
「させません!」
「それはこちらも同じよ!」
ノノミさんがユメ先輩たちを援護しようとするが便利屋のリーダの子の狙撃よって妨害される。どうやら便利屋68たちの方が連携力は上のようだ。さら地雷や爆弾によりユメ先輩たちの連携が崩される。それによりじりじりとユメ先輩たちが押されていく。
「邪魔だ!」
「がっ!?」
このままではユメ先輩たちは負ける。そう感じた俺は目の前の傭兵を蹴り飛ばしそのままユメ先輩たちの方へ向かう。一気に戻りながら便利屋68に向けてショットガンを放ち牽制する。
「ッ!」
「おっと!」
「な、なんですか・・・!?」
便利屋68は一度距離を取る。一瞬で戻って来た俺はユメ先輩たちを守るように前に出る。
「ブラックさん!」
「みなさん、大丈夫ですか」
「うん。なんとか」
「ええ」
「ん」
「よかったです。・・・ホシノ!」
「!!」
向こうで戦っているホシノを呼ぶ。俺の呼び声に気づいたホシノがこちらに戻ってくる。
「みんな大丈夫?彼女たち、思ったよりやるみたいだね」
「あいつら、思ったよりも強い・・・」
たしかにあの4人はなかなかやる。4人で便利屋をやっているだけあって連携もバッチリだ。
「ふふふ、このまま押しきってあげるわ!」
「・・・みなさん。先生たちがいるところまで下がってください。ここからは俺一人でやります」
「はぁ!?何言ってんのよ!たしかにあんたは強いけど一人で何ができるのよ!」
「そうだよ!ここはみんなで戦った方が・・・」
「問題ありません。少し
「・・・了解だよ。おじさんたちは下がってるね」
「ホシノちゃん!?」
「ユメ先輩。ここはブラックの言う通りにしましょう」
「で、でも・・・」
「勝てるんだよね?ブラック」
「ああ」
「・・・わかったよ。でもブラックさんが危なくなったらすぐ出てくるからね」
「ええ。それで構いません」
ホシノに説得されユメ先輩たちは先生とノノミさんがいるところまで下がっていく。
「さて・・・」
俺はショットガンを投げ捨てる。
「あら?」
「おやおや?どうした?降参でもする?」
「まさか。ここからは俺が相手だ。便利屋68」
「あっははは!銃を捨ててどうやって戦うのさ!」
「あんたの動きは凄かったけどさすがに無謀だと思うけど」
「それはやってみないとわからないだろ。・・・はああああ!!」
『”!?”』
気を開放する。解放された気は周囲の大気を揺らす。便利屋も対策委員会もただならぬ気配を感じ驚いている。
「・・・社長」
「・・・ええ、油断できない相手よ」
先ほどの勝ち誇った顔から一転、便利屋68の顔は険しい物になった。
「ふぅ・・・はっ!」
気を開放した俺は地面に向けて拳を放つ。その一撃は地面を割りここら一帯を揺らす。そしてその衝撃により仕掛けられた地雷は全て爆発した。
「う、うそ・・・」
「ア、アルさま、地雷が・・・」
「いくぞ」
便利屋68に向かって走り出す。向こうも銃を撃とうするがそれよりも早く接近する。
「ふっ!」
「え・・・?」
接近したのち一瞬の内に便利屋68全員の銃を弾き飛ばした。
「じゅ、銃が!?」
「ッ・・・なら・・・!」
ハンドガンを持っていた子はすぐさま立ち直り手榴弾を投げてくる。
「ふん!」
俺はその手榴弾を上空へ蹴り飛ばした。蹴り飛ばされた手榴弾は上空で爆発する。
「手榴弾を蹴り飛ばした・・・!?」
「はあぁぁぁ!!」
俺はその場で一気に気を開放し爆発させた。
「「「「きゃあああああ!!」」」」
解放された気の衝撃により便利屋68と傭兵たちは吹き飛ばされる。
「うぅ・・・一体何が起きたのよ」
「どうするまだやるか?」
「ッ!?」
先ほど投げ捨てたショットガンを拾い便利屋68のリーダーの子の前に立ち銃を突き付ける。
「・・・いえ、降参よ・・・私たちの負けだわ・・・」
勝ち目がないと悟ったのか便利屋68のリーダーの子は負けを認めた。
「そうか」
その言葉を聞いた俺は銃を下ろし気を収めた。
「一つ聞かせて頂戴。あなた、一体何者なの?」
「俺はブラック。お前たちと同じ便利屋さ。今はシャーレに所属してるけどな」
「ッ!!もしかしてあなたがあの便利屋ブラック!?」
「・・・通りで強いわけだよ。まさかここまでだとは思わなかったけど」
「いやーまさか便利屋ブラックだったなんて。負けた負けた」
「アルさま!!だ、大丈夫ですか!?」
吹き飛ばされた他のメンバーが集まってきた。先ほどの降参宣言を聞いていたのだろう。戦闘する意思はもうないようだ。
”ブラック!”
戦闘が終わったこと感じたのか先生と対策委員会もこちらへやってくる。
”凄いよブラック!ホシノから一人で戦うって聞いたときは心配したけど本当に一人で全員倒しちゃんなんて!”
「うん!本当に凄かったよブラックさん!」
「ていうかそんなに強いなら最初からやりなさいよ!」
「この力は普段はあまり使わないようにしてるんですよ。下手したら大怪我させますから」
「本当?・・・なんかそれだけじゃない気がするけど」
嘘は言っていない。本命の理由は別にあるけど。
「まあまあ。それに今回の戦い、あなたたちにとってもいい経験になったのでは?」
「・・・まあ確かに」
「ん、いい戦いだった」
「はい。みなさんとっても強かったです」
「あなたたちもなかなか強かったわよ」
便利屋68がこちらにやってくる。どうやらこちらが話している間に弾き飛ばされた銃を拾いに行ってたようだ。
「さて・・・負けたからには今回はあなたたちの学校は諦めるわ。今度出会うときは敵じゃないといいわね」
「ちょっと待ちなさいよ。あんたたちの依頼主は誰よ!」
「ふふふ、それは言えないわ。それじゃあね!」
「バイバ~イ」
「じゃ」
「さ、さようなら」
便利屋68は傭兵たちを連れてあっという間に去っていった。
”面白い子たちだったね”
「一体何だったのでしょうか?」
「さあ?」
こうして便利屋68とのアビドス高校を賭けた戦いは終わった。
さて今回は久しぶりの戦闘でした。やっぱ戦闘描写って難しいですね。相変わらず戦闘描写が下手です。他の方の作品を見てみると良くあそこまで戦闘描写が書けるなと思います。
さて今回はかなりオリジナル展開になりました。今回の内容は人によってかなり感想が分かれると思いますがこれでも楽しんでくださるとうれしいです。
今後もこのような戦闘描写などが続くと思いますがそれでも楽しんでくださるかたは今後も宜しくお願いします。