ブルーアーカイブ~成り代わりの未来の戦士~   作:エルヤ

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賞金首狩りだー!

 

ヘルメット団の初襲撃からしばらく経った。結局あの後もヘルメット団は定期的に襲撃してきた。

さすがに戦車などは使ってこなくなったがそれでもこちらは多少なりとも損失が出る。

そのため費用のやりくりが厳しくなってきたのである。

 

「うーん、今月もかなり持ってかれたな」

 

「そうですね。あなたは大丈夫ですが私とユメ先輩は定期的に弾を補充しなくてはなりませんからね」

 

俺は基本武術を使った格闘戦をするため銃弾などの費用は発生しない。というかそもそも銃を持ってない。しかしホシノとユメ先輩は銃を使うため弾薬費が馬鹿にならないのだ。俺がいるときは2人の銃弾の消費を抑えられるが俺がいないときに襲撃されると弾薬がバカスカ減る。ただでさえうちは借金のせいで余裕がないのだ。この出費は馬鹿にならない。

 

「今月の返済もギリギリだったね・・・」

 

「そうですね。しかしこのままだといずれ利息の支払いも出来なくなる可能性がありますね」

 

いい加減何かしらの稼ぎを見つけないとやばいかもしれない。

 

 

 

 

 

学校が終わり家に帰ってきた後、俺は何かしらお金を稼ぐ方法を探していた。

 

「うーん、何かしらのバイトがあるかと思ったんだけどなあ」

 

最初は普通にバイトをしようと考えたがバイトの求人を見ても高卒以上かどうみても怪しいバイトしか見つからない。というかこの辺でバイトを募集しているところが少ない。

 

「アビドスの自治区以外で探してみるか」

 

俺は空が飛べるためある程度離れた場所でも通えるだろう。しかし雇ってくれるかは別だが。

 

「ん、これは・・・指名手配?」

 

そんなことを考えながらいろいろ調べていたら指名手配という告知を見つけた。どうやらこのキヴォトスでは何かしらの悪事をして指名手配されている学生がかなりいるようだ。

 

「ふむふむ、なるほどな。その指名手配犯を捕まえてヴァルキューレ警察学校に連れてけばお金がもらえるのか」

 

(これなら今の俺にピッタリだな。もらえる金額もかなりのものだし)

 

明日はちょうど学校は休みだ。ならば明日にも行くとしよう。

 

 

 

 

 

翌日、俺はゲヘナに来ていた。調べたところゲヘナには多くの指名手配犯がいるようだ。

 

「にしても・・・治安悪すぎだろ!」

 

ゲヘナに到着して最初に思ったことはこれだ。見渡してみればそこかしこで銃撃戦や爆発が起きてる。

 

「アビドスも治安がいいわけではなかったけど、ゲヘナはちょっとやばいな」

 

よくもまあこんなんで学校が成り立ってるな。

 

「っと、さっそく目標を探さないとな」

 

賞金首を探すため俺は歩き始めた。

 

~3分後~

 

「おいそこのお前!痛い目に遭いたくなかったら有り金全部置いてくんだな!」

 

歩き始めたった3分で向こうから現れた。目的の賞金首とその取り巻きが俺を囲んでいる。

 

「いやです」

 

「あぁん?ヘイローも銃も持ってないくせに強がってんじゃねぇぞ!」

 

「・・・ふっ!」

 

「グェ!?」

 

取り巻きの一人が俺に殴りかかってきたのそれを躱してみぞおちに拳を叩き込む。

 

「てめぇ!」

 

「悪いがお前たちを拘束させてもらう」

 

そのまま俺は一人、また一人と不良軍団のメンバーを気絶させていく。

 

「くそ!仕方ねえ、お前たち!やっちまえ!」

 

その掛け声で残っていた不良軍団は銃を撃ってきた。

 

「だあっ!」

 

「グハァ!?」

 

「くそ!なんで当たらない!」

 

だが俺は銃撃をすべて躱しながら次々と残りを気絶させていく。

 

「くそ!化け物が!こんなところで捕まってたまるか!」

 

「リーダー!?」

 

リーダーと呼ばれた学生はいま戦ってる連中を見捨てて車で逃げ出した。

 

「悪いが逃がしはしない・・・はっ!」

 

残りの連中をさっさと気絶させた後、俺は逃げ出したリーダーが乗っている車に向かって衝撃波を放つ。

衝撃波により車は数回ひっくり返ったあと止まった。

 

「うっ・・・一体何が・・・」

 

「ここまでだ」

 

「ク、クソ・・・」

 

気絶した賞金首とその取り巻きを持ってきていた縄で拘束した後、俺は賞金首たちを引きずりながらヴァルキューレ警察学校へと向かった。

 

 

 

 

 

しばらく歩き俺はヴァルキューレ警察学校にやってきた。

 

「すいませーん」

 

「ヴァルキューレ警察学校にようこそ。どんなご用ですか」

 

ヴァルキューレ警察学校に到着し、係の人を呼んでみるとちょっと顔が怖くて動物の耳のついた金髪の女性が出迎えてくれた。

 

「指名手配犯を捕まえてきたので換金してもらえませんか」

 

「・・・!こいつらは確かに・・・少しお待ちください。準備をしてきます」

 

そういうと女性はどこかに連絡し始めた。するとすぐに他の人たちがやってきて賞金首たちを連行していった。

 

「すみませんがあなたのお名前は?」

 

「孫ゴハンです」

 

「私は尾刃カンナと言います」

 

カンナさんは名乗った後俺を観察する。

 

「すみませんゴハンさん。失礼ですがあの連中は本当にあなたが捕まえたのですか?」

 

観察された後いきなりそんなことを聞かれた。

 

「いえ見たところあなたはヘイローがないようですし銃も持ってないようですので」

 

「ああ、僕はヘイローとは別の力を持っていて普通の人よりも強いんですよ。銃を持ってないのもそもそも必要ないからですね」

 

「別の力ですか・・・?」

 

その後俺の力は気というものでそれを使い身体能力を底上げしていることなどを説明した。カンナさんも最初は疑っていたが試しに外で軽い模擬戦をしてみた。そこで俺の力を見て俺が賞金首を捕まえたと納得してくれた。

 

「これが報酬金です」

 

「ありがとうございます」

 

「ゴハンさん。最初は疑ってしまいすみませんでした」

 

「大丈夫ですよ。たしかに普通はあの反応になりますよ」

 

普通はヘイローもない人間があんなことできるとは思わないだろうし。

 

「また来ると思うんでそのときもよろしくお願いいたします」

 

「ええ、わかりました。ではまた」

 

そうして俺はアビドスへ帰って行った。

 

 

 

 




カンナさんの口調、こんなで大丈夫ですかね?少し原作と違くてもこの作品の独自設定ということお願いします(汗)
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