ラギアクルスのハンター撃退記(仮)   作:ディア

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これでアンケートは打ち切りです。ありがとうございました!次回か次次回からその名前が付けられます!お楽しみに!

訂正のお知らせです…アンケートはまだ受け付けます。次回こそアンケートは打ち切りにしますので活動報告にてお待ちしております。何度も延長してすみません。


第11話 成長過程と動き始めたギルド

☆☆★★★★☆☆

孤島の頂点に立つリオレウスが孤島からいなくなった。その理由はとあるモンスターに敗北し孤島のモンスターの頂点を譲ったからだ…そのモンスターの名前は通称ラギィと呼ばれるモンスターだった。だがその通称はあくまで幼名。おそらくだがこのモンスターはラギアクルスの突然変異種と推測され現在このラギィの正式名称を募集している…とはギルドや古龍調査隊の談だ。

 

『やばいな…本能で海に帰りたがってやがるな。』

ラギィはラギアクルス希少種のサイズまで成長していた。あまりにも早い成長だがこれは自然の原理である。

 

本来ラギアクルスは無駄に食事を摂らない。しかしラギィ本人はグルメであり、悪食でもあった。モンスターは食事をすればするほど巨大になり強くなる。

 

イビルジョーなどがいい例だろう。彼らは食べる為に戦い、戦う為に強くなる、強くなる為に食べるといった循環を繰り返してきた。これはモンスターの本能であり成長にも繋がってきた。

 

ラギィはイビルジョーとは違い好き嫌いこそあるが悪食だった。ドキドキノコやニトロダケなどのババコンガやその亜種も食さないキノコ、フルフルの電撃袋やアルビノエキスは好む癖に苦味が強すぎるアオキノコやぶよぶよした皮を持つフルフルの肉は毛嫌いしていた。

 

しかしだ。そんな好き嫌いをしたからこそここまで成長したとも言える。

 

ドキドキノコはドーピング作用があり一時的とは言え筋力などを増加させる力を持つが毒を持っている。これを何度も食べてラギィは好きな時に筋力が増大出来るようにしただけでなく毒にも耐性がついた。更にドキドキノコは筋肉を破壊するがより強い筋肉を生み出す効果もあっただけでなく毒の成分に成長ホルモンを活性化させる作用がある。これによりラギィは異常なまでに成長していたのだ。

ニトロダケは火薬の原料として知られているがまだ謎は多い。このニトロダケを原料にして作ろうとした育毛剤が心臓病の治療薬になったりすることもあった。つまりニトロダケには心拍数を減らす効果があったということだ。そんなものを食べたら通常時の負担は大きくなるが食べていく内に負担を減らすために心臓が巨大になり心拍数を減らしていた。

フルフルの電撃袋はラギィの雷を強くし、一瞬放っただけでもリオレイアクラスのモンスターならば仕留められる程強くなった。

アルビノエキスは鬼人薬や硬化薬をグレードアップさせる作用がある。これによりドキドキノコの作用が強まり、より巨大な身体に、より強靭な身体に、より毒に耐性が出来上がった。また電撃袋にもその作用が働き…更に強力な雷を放つようにもなった。その結果がラギアビームと言っていいだろう。あのビームのおかげでラギィは黒王と呼ばれるグラビモス亜種に辛勝とは言え勝ったのだ。逆に言えばこのアルビノエキスを取らなければラギィは黒王に負けていたという訳だ。

 

話を戻そう。とにかくそんな食生活を送ったおかげでかなり成長してしまったラギィはラギアクルスの本能とも言える海に帰化するという行動を取りたがっていた。

『(…だがここで海に帰れば二度と陸に上がれねえ。陸はリスクもあるがメリットもある。海に行ってもメリットはせいぜい弱小ハンターから逃れるだけだ。G級ハンターからは逃げられねえ。)』

ラギィは一応G級ハンターの4人のうち1人殺し、残り3人を引退させたのだがそこの記憶は全くない上にG級ハンターだとも思えなかった。

『(G級ハンターはマークって野郎も例外もあり得るんだろうが…基本的には天才ではなく天災。上位とは言え古龍でも大柄なアカムやジエンを倒すような奴らだ。警戒することにこしたことはない。)』

ラギィの前世の知識は主に2ndGでTRYはサブと考えていい。その他はおまけ程度だ。2ndGとTRYの中で上位緊急クエで必ず出てくるモンスターがこの二頭だ。この二頭は現在のラギィサイズかそれより大きいくらいだ。それ故に巨大モンスターの対策は打たれていると思い、G級ハンターをかなり警戒していた。

『仕方ない。早めに雪山へ行くか…』

そう言ってラギィは支度をした。

 

~ギルド~

 

そんなラギィが考えている一方…ギルドでは…幹部たちがそわそわとしていた。

「いよいよですね。ギルド長。」

「生態系やギルドの規則が大きく変わるが止むを得ん。5日後、雪山のラージャンブラザーズをポッケ村にいるハンター全員で狩猟する。」

これは本来ありえないことだ。本来同じフィールドには4人しか入ってはいけない。これはギルドの規則で決められている。

「しかし、本当にラージャンブラザーズ如きでそれをやる必要はあるんですか?せめて8人にしては…」

幹部のうち1人がそういって反対するがギルド長は許さなかった。

「馬鹿者!この資料を見ておらんのか!!」

ギルド長は資料を叩き、その幹部に見せる。

「ラージャンブラザーズは現在雪山のモンスターを使い、侵入してきた人間達を追い出し、そのモンスターを狩ったらラージャン達がやって来る…これは別に何ら普通のクエストと変わりないでしょう?あえて言うならラージャン二頭という高難易度のクエストのようですが。」

「状況はな…ただ問題は数だ。」

「数?ラージャン二頭ならば別におかしくはないでしょう?」

「それだけならばどれだけ良かったことか…奴らはな一頭やられたら30頭で殺しに来る!想像出来るか!?あの狭い雪山の一エリア内で30頭ものモンスターが襲いかかってくる悪夢を!!」

幹部の1人巨漢の男がそういって説明すると反対した幹部も流石に理解した。一エリアにつき多くてもギアノスなどの小型モンスターは10頭。中型、大型共に2頭しか入れない。それ以上いるならば間違いなく縄張り争いが発展し両者ともに怪我では済まないからだ。しかしその3倍の量で来られたら確実に勝てないだろう。

「…本当ですか?」

そんな現実を認められないのか堅物の幹部はそう尋ねた。誰だって認めたくないだろう。

「ラージャンブラザーズが本当の雪山のトップに立ったからこそ出来たとも言える…」

ラージャンブラザーズが雪山の主となってからは小型モンスターや中型モンスターは一部を除き対立することを止め一致団結。ラージャンブラザーズの配下となり命令を聞き入れていた。その結果モンスター達の力でティガレックスやクシャルダオラなどを倒せるようになり、より絆が強まった。まさしくカオスな雪山となっていた。その為、孤島にいるラギィのことなど頭の中に入れていなかった。

「では諸君これで解散だ。」

こうして雪山のハンター達が動き始めた。

 

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