ラギアクルスのハンター撃退記(仮)   作:ディア

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第4話 雪山の海竜

モンハンやっている時に大型モンスター見つけようとした時に見つからないのって…相当腹立つよな?それが原因で時間切れになって発狂した覚えがある…なんでこんな話をしているのかというと…

 

フルフルが見つからねえ!

 

俺の状況はこんな感じだった。

 

推測でしかないがフルフルの素材の需要が高まり、ハンターがフルフルを乱獲しているからだ…

お仕置きとしてハンターに一度生き地獄を見せてやった…とは言え戦って心を折ったんじゃねえ…

 

フルフルを探すためにぶらついていたらドスギアノスに絡まれて攻撃してきたから返り討ちにしてそのまま立ち去ろうとしたら…ドスギアノス達が部下になった。

 

『ボス!これからはあっし達ギアノス軍団をお使い下せえ!』

 

みたいな?まあとにかく俺はギアノス達を使って罠を仕掛け…その罠を使ってハンター達を一気に嵌めた。

 

すると

「ゲリョス亜種よりも卑怯だ!」とか

「ババコンガ亜種よりも下品!」などのハンターから暴言の嵐が出てくる出てくる…つーかなんでもかんでも亜種つければ強調されるものじゃねえだろ…

 

ババコンガ亜種よりも下品の発言にムカついたので最近調整できるようになった雷をかなり弱めにして痺れさせた。そしてその間にギアノス達を使ってハンターが装備している防具を解体させてパンツ一丁して雪山の頂上に捨ててやった。ホットドリンク飲んでいるとはいえ武器も防具もないハンターはただのボンクラだ。コソコソ隠れていかないとモンスターに襲われて死ぬし、時間をかけすぎても凍死する…まあ餌と言って雪山のギアノス達を使って監視しているから生きて帰れることはないだろうな…

 

それにしてもギアノスを使ってもフルフルが見つからないとなると…沼地の方にでもいるのか?

 

そう考えていると絶対強者と呼ばれるあいつがやってきた…ティガレックスだ。

この前のような弱っていた亜種ネブラとは違い、身体能力、体調ともに上回るモンスターだ。その上ティガレックスのヤバさは凶暴性にある…特に怒ったら理不尽なまでの攻撃力とスピード…大体のプレイヤーはここで挫折すると言っていい程だ。いくら俺が成長したとはいえ油断したら死ぬ可能性も否定出来ない…

 

「ガァァァァッ!!」

 

ぬおっ!?凄え咆哮…俺が少しとはいえヨレるなんて…

 

「GAAAAaaaaaaaa!!」

いきなり突進かよ!だけどそれが仇となるんだよな…よっ!

 

「ッ!GUU…!」

ティガレックスは壁に歯が刺さり動けなくなった…

 

俺が何をしたか種明かしだ。俺は単純に50mのジャンプをしてよけた…そして俺は今ティガレックスの真上にいる…つまりこれからする攻撃は重力を生かした攻撃だ!

 

「GAAAAAAAA!?」

 

突然降ってきた俺にティガレックスは大暴れ…って暴れ過ぎだ!少しは自重しろボケェ!!

 

「GYAOOOOO!!」

俺は背中の電気器官を使ってティガレックスを痺れさせた。殺す気でやったんだがまだ息の根はある…タフな奴…

 

「フゥー…ヴー…」

 

だけど流石のティガレックスも苦手な雷属性の攻撃を受けて満身創痍だった。仕留める…いや食べ終わるまでが狩りだ…油断せずに俺は更にパワーアップした脚力で地面を蹴り…ティガレックスの喉笛に噛み付いた。

 

「ガ…!」

 

そしてそのまま叩き潰すとティガレックスは俺の目の前で死亡した。まわりにモンスターがいないか確認してと……いないな。よし!喰おう!!

 

~食事中しばらくお待ちください~

 

ティガレックス旨し!頭殻の絶妙な硬さとかみごたえのある肺と喉の肉…今思い出しても旨い…

 

…ん?なんか筋肉と喉あたりが変わった気がする。いやまさかな…でも試してみるか。大きく息を吸って…咆哮を出す!

 

「グァァァァアアアアアア!!」

 

…出来たよ。ティガレックスの咆哮。まわりの雪が吹っ飛んでいるし、俺が息吸っている間に近づいた哀れなハンターも転んでいる…

 

「なんてことだ…ラギィがもうここまで成長しているとは…あいつに会わずに万全の状態なら…グフッ!」

 

ラギィ?…多分ラギアクルスの幼体だった俺のことだな。ちなみに今の俺はラギアクルスよりも1回り小さい程度に成長した…成長が早く感じるが雪山に来てから一月くらい経つしそうでもないと思う…にしてもギルドに目をつけられたのは目に見えているが…そろそろ引っ越さないとな。フルフルがいないのは惜しかったけど…

 

「Hyueeen…」

今の声は…あそこか!

「Hin!」

そのモンスターはそういって首を上げて下げると雷が一斉に落ちてきた…

 

雷を操る角の生えた馬、所謂ユニコーン…間違いない。古龍種のキリンだ。威嚇しているし逃げるのは無理…だな。それにあのハンターの傷は背後の傷が目立つ…つまり逃げても追い打ちされる。戦うしかないか。

 

☆☆★★★★☆☆

ラギィは運悪く、キリンと遭遇した…

「ブルルッ…」

キリンは古龍のプライドがあるのかラギィを見下し、かかってこいとでも言わんばかりだった。

 

ドンッ!

 

ラギィが地面を蹴り、突進し…そのままキリンの首に向かい…そしてキリンが消えた。

 

「!?」

 

ラギィはそれに驚かずにはいられなかった…今までの敵はそれで一撃必殺だったのでキリンも同様に仕留められるかと思ったが相手は古龍…突進のみで仕留められるほど甘くはない。

 

ではキリンはどこに行ったのだろうか?…キリンはラギィの上をジャンプし、跳び越えて地面に着地した…

 

「グァァァァアアア!」

 

今度はティガレックス並の咆哮でキリンを物理的に動きを止めようとするが…キリン相手ではまるで意味がなかった。むしろキリンは咆哮しているラギィに角を向けて突進して来た。

 

「グァッ!?」

 

ラギィは胸にキリンの角が刺さり、大量の血が流れる…

そしてキリンは角を奥へとえぐるように首を回し、前へ進む…

 

「グォォォォォオオオオッ!!」

ラギィは自慢の筋力でキリンを横殴りをして吹っ飛ばした…ラギィがここまで力が上がったのは元々の筋力だけでなく、火事場の馬鹿力という力で体力が少なくなればなるほど力が強くなるというものだ。

逆に言えばラギィはこれ以上ダメージを受けてしまえば確実に死ぬ…

 

「Hyueeen…」

立ち上がったキリンは雲を呼び、雷を呼び始めた…

「Hin!」

そして首を振り、白い稲妻を落とし、満身創痍のラギィにトドメを刺そうとした…

 

「ガァァァアアアーーッ!!」

だがラギィはバーサーカー状態で本能のみで雷を避けてしまい、キリンに迫った。

「!?」

次の瞬間キリンは横になっていた。そしてキリンはそれを不思議に思ったがすぐに立ち上がろうとする…しかしキリンは何故か産まれたてのケルビのように足がプルプルと震えながら立ち、無防備状態となってしまった。

 

もちろんそんなチャンスを見逃すほどラギィは甘くない…それからラギィはキリンを殴っては、尻尾で薙ぎ払い、突進で吹き飛ばし…とにかくキリンをリンチした。

 

「Hyu…n…」

そしてキリンはラギィのリンチに耐えられずに死亡してしまった。

キリンが死んだことによってラギィはボーッとしてしばらくすると…

「…?」

ラギィは回りを見渡し、死体となったキリンを見つけた。

「グォォォォオオオオ!!」

ラギィは勝利の雄叫びの咆哮を放ち、キリン丸々一頭を食した。

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