転生特典に量産型の機体のみという縛りがあったのでジェイアークを選んでやった件   作:友(ユウ)

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♯09 変革の刃

 

 

 

【Side 三人称】

 

 

 

 

アルトとグラハムによって撤退に追い込まれたトリニティは、拠点に帰還しようとしていたが、そこでエクシアの襲撃を受けた。

未遂に終わったとはいえ、民間施設や民間人が働く工場を攻撃しようとしたトリニティのやり方は、刹那の考える『ガンダム』の在り方に反するもので、袂を分かつことを決意。

独断行動ではあったが、ガンダムスローネを『紛争幇助対象』とし、武力介入を行ったのだ。

アルトやグラハムとの戦闘で損傷しているとはいえ3対1は分が悪く、一旦は窮地に追い込まれるものの、そこへティエリアのガンダムヴァーチェが合流。

ティエリアもトリニティに対して思う所はあり、刹那の行動が切っ掛けで自らも出撃した。

普段から余り関係が良いとは言えない刹那とティエリアではあったが、この時は互いに負けられない、負けたくない戦いという事で、訓練以外では使った事の無かった戦術フォーメーションを使い、2対3という数的不利な状況でも互角以上に戦っていく。

更にティエリアはガンダムヴァーチェの外装をパージしたガンダムナドレの姿となり、ヴェーダとリンクする機体を全て制御下に置く『トライアルシステム』を発動。

その能力により、ガンダムスローネのシステムをダウンさせ、行動不能にした。

だが、ティエリアが止めを刺さんとした時、トライアルシステムが強制解除され、ガンダムスローネを討ち損じてしまい、ティエリアはヴェーダが既に何者かによって掌握、もしくは掌握されつつある可能性を感じていた。

ティエリアは動揺するも、そこへロックオンのデュナメスも現れ、刹那達の優位かと思われた。

しかし、ヨハンはロックオン………ニール・ディランディに対し、家族を失う事になったテロを起こした組織『KPSA』の一員に、『ソラン・イブラヒム』………刹那が居たことを暴露。

その事に動揺した隙に、ヨハン達は撤退していった。

 

 

 

 

 

 

 

【Side Out】

 

 

 

 

 

 

 

「やっとあいつらも行動したのかよ」

 

シンが遅いと言いたげに愚痴る。

ガンダムスローネと戦闘したソレスタルビーイングのガンダム達を見て、シンが零した言葉がそれだった。

 

「そう言うな。ソレスタルビーイングもトリニティの存在をどう扱っていいか判断に困ってたんだ。敵か、それとも味方かな」

 

「それはそうかもしれないですけど………」

 

「それに、ソレスタルビーイングは一度奴らに救われているんだ。仮にも恩人を敵と認定するのは、言うほど簡単じゃないだろうさ」

 

「それは………まあ………」

 

「それよりも、そろそろ世界が動くころだ」

 

俺は、この後の世界の動向に注視した。

 

 

 

 

 

 

【Side 三人称】

 

 

 

 

 

ユニオンの経済自治区である日本に住む少年、沙慈・クロスロードは現在、大慌てでスペインに来ていた。

理由は、ガールフレンドであるルイス・ハレヴィが行っているはずのスペインの保養地が、ガンダムの攻撃を受けたというニュースを見たからだ。

 

「ルイス!!」

 

沙慈はルイスが宿泊しているホテルに駆け込むや否や大声で叫ぶ。

 

「沙慈! こっち!」

 

ロビーで待っていたルイスが手を振る。

待ち合わせの為に連絡は取っていたが、沙慈はルイスの姿を見るまで気が気でなかった。

 

「ルイス! 大丈夫!? ケガは無い!?」

 

沙慈は慌てふためきながらルイスの無事を確認する。

 

「ちょっと沙慈、落ち着いて! メールでも無事だって言ったじゃない!」

 

ルイスはそう言って宥めようとしたが、

 

「だって、ガンダムの攻撃を受けたって聞いて、どれだけ心配したか………!」

 

「大丈夫。なんか、スリージー……だっけ? そんな名前の組織に所属してる紫色のロボットが守ってくれたから」

 

「スリージー? 聞いたことのない名前だね?」

 

「うん。でも凄かったんだよ! ガンダム相手に大立ち回りしたり、なんかヘリコプターやバイクと合体して巨大ロボットになったり………」

 

「………何言ってるのルイス? そんなアニメみたいなロボットが………」

 

「あ~! 信じて無いでしょ!? 本当なんだから! それに、少し後に現れたガンダムに似た3機のMSもガンダムを追い詰めてたし!」

 

ルイスはそう言いながら、自分の持つ通信媒体で撮った写真を見せる。

そこにはボルフォッグやビッグボルフォッグ。

デスティニー、インパルス、ガイアの戦闘が写っていた。

避難しながらこっそり撮っていたのだ。

 

「嘘……本当に?」

 

それには沙慈も驚く。

 

「でも、ママ達もお礼が言いたくて何処の組織か調べても、何処にも情報が無いんだよね………」

 

ルイスがそう言う。

 

「そうなんだ………いつかお礼が言えると良いね」

 

「うん」

 

沙慈の言葉にルイスが頷くと、

 

「あっ、そうだ」

 

沙慈が思い出したようにカバンの中を探ると、

 

「お見舞いってわけじゃないんだけど、これ」

 

そう言って差し出したのは手のひらサイズの小箱。

 

「何?」

 

ルイスが不思議そうな声を漏らすと、沙慈がその蓋を開いた。

そこにあったのは、金色のペアリング。

それを見たルイスが目を見開く。

 

「これ………」

 

「ふふっ。ほら、前にルイスが欲しがってたやつ。試験休みの間にバイトしまくってさぁ。漸く買ったんだ。受け取って、ルイス!」

 

沙慈がそう言うと、ルイスは女性用のリングを手に取ると一度眺め、

 

「綺麗………」

 

感嘆の息を零した。

そんなルイスの顔を見て、沙慈は決心したように気を取り直す。

沙慈は今回の出来事で改めて自覚したことがあった。

それは、

 

「ル、ルイス………僕、ルイスの事…………」

 

「ッ………!」

 

沙慈が頬を赤らめながら言わんとすることを察したルイスも、頬を染めながら期待した眼差しで沙慈を見つめる。

 

「ルイスの事が……!」

 

沙慈が意を決してその次の言葉を口にしようとし、ルイスの期待が最高峰に高まる。

その時、

 

「まあ! 沙慈君じゃない! 来てくれたのね!」

 

突然沙慈の腕に金髪で眼鏡をかけた女性が抱き着いてきた。

それはルイスの母であった。

 

「えあっ!?」

 

突然の事に、沙慈は決意を込めて言わんとしていた言葉が引っ込んでしまう。

 

「心配で来てくれたのね? 嬉しいわ!」

 

次々と捲し立て、雰囲気をぶち壊した己の母にルイスはぷくっと頬を膨らませると、

 

「もぉーーっ!! ママのバカーーーーーッ!!!」

 

大声で叫んだ。

何処までも平和な光景が、そこにあった。

 

 

 

 

 

 

 

それから少し。

ジェイの言葉通り、世界は動き出そうとしていた。

武力介入を行うソレスタルビーイングに対し、ユニオン、AEU、人革連は軍事同盟を締結。

協力して対ガンダムの対処を行うと発表。

だがその裏には、ソレスタルビーイングの関係者と名乗る人物から譲渡された、30機の疑似GNドライブと、それを搭載する高性能MSの存在があった。

そしてその情報は、ユニオンのレイフやグラハムの元にも届いていた。

 

「ソレスタルビーイングから裏切り者が!?」

 

「ああ。しかも手土産にガンダムと同タイプのエンジンと、それを搭載するMSも提供して来たそうだよ」

 

ビリーがそう説明する。

 

「何だと?」

 

「何と30機分もね。だからこそあんな発表も出来るのさ」

 

ビリーはニュースを指し示しながらそう言う。

 

「なるほど、そう言う事か………」

 

グラハムが納得すると、

 

「……………ガンダムの動力炉か……………是非欲しいな」

 

レイフが顎に手を当てながら呟く。

 

「あの動力があれば、フラッグの性能をよりバルキリーに近付けることが出来るだろう」

 

「本当ですか!?」

 

レイフの言葉にグラハムも食いつく。

 

「私の伝手を使って、何とか1機だけでもこちらに回せないか手配してみるか………」

 

レイフがそう呟くと、

 

「しかし、その動力を搭載するMSは既に………」

 

「そのMSの性能より高くなれば文句は言うまい? 私の見立てでは、ガンダムですらあの動力の性能を引き出し切ってはいない。おそらく半分かそれ以下が精々だろう。送られてきた新型MSもな」

 

「ガンダムの性能ですら、あの動力炉を持て余していると?」

 

ビリーが驚きながら問いかけると、

 

「おそらくな」

 

レイフが肯定する。

彼らには、送られてくる新型に誰を乗せるかなど頭にはなく、よりフラッグを強化するために疑似GNドライブを利用する事しか考えてなかった。

 

 

 

 

 

そして当然、その情報はGGGも掴んでいた。

 

「いよいよ国連にも疑似GNドライブが渡ったか………」

 

ジェイが呟く。

すると、ルネがハッとなり、

 

「ジェイ、ちょっと地球に行ってくる」

 

突然そう言った。

 

「何をしに行くんだ?」

 

ジェイが聞くと、

 

「ちょっと自己満足をね………」

 

ルネは小さく微笑んでブリッジを出ていくと、格納庫でファントムガオーに乗り込み、発進する。

 

「ファントムカモフラージュ起動」

 

ファントムガオーが光学迷彩機能で姿を消すと、誰にも気付かれぬまま地球へと向かった。

 

 

 

 

 

 

AEUのリニアトレイン公社の会長別荘の近くに1人の女性がいた。

彼女の名は絹江・クロスロード。

沙慈の姉であり、報道機関JNNに勤務するジャーナリストでもある。

フリーのジャーナリストであった亡き父親は、報道関係者の間では、その名を知らぬ者がいないほどの人物で、彼女がジャーナリストの道を志したのも、この父の影響である。

そして現在、彼女はイオリアの経歴を追うことでCBの真相に迫ろうとしたが、新型のガンダムに『ラグナ』という人物が関わっているという情報を得て、独自に調査を重ねた結果、AEUのリニアトレイン公社総裁である、ラグナ・ハーヴェイへと辿り着いた。

取材を試みたが門前払いを受けたため、現在は途方に暮れていた。

そんな時、別荘から出てくる1台の車を発見した。

 

「………さっき、総裁は面会中だって………」

 

その車の人物が面会の人物かもしれないと思った絹江は、意を決してその車を止めようと飛び出そうとして、

 

「…………やめた方がいい」

 

後ろから呼びかけられた声に思わず足を止めた。

絹江が振り返った先に居たのは、腰まで届く黒髪をストレートに伸ばした女性。

 

「えっ………? あなたは………?」

 

「私の事はいい。それよりも、あなたはこれ以上首を突っ込まない方がいい」

 

その女性、ルネは絹江に言い放つ。

だが、絹江はムッとして、

 

「私は真実を追い求めてるだけ。事実を求め、繋ぎ合わせれば、そこに真実はある。真実を知る権利は、誰にだってあるはずよ」

 

そう言い返した。

 

「別に真実を求めることが悪いわけじゃない。でも、それを不都合と考える人物がいることも忘れないで」

 

ルネは淡々とそう言う。

 

「こういう仕事をしている以上、多少の危険は覚悟の上よ!」

 

絹江は強い口調でそう言い返す。

だが、ルネはため息を吐き、

 

「多少で済むならいいんだけどね。世の中には、不都合な真実を隠すためなら、手段を選ばない人間なんて沢山いるよ?」

 

ルネは暗に殺される可能性も大いにあることを仄めかすが、

 

「ッ………! それでも私は真実を……!」

 

絹江はそれでも真実を求める姿勢を崩さない。

 

「………あなたが死んで、悲しむ家族は居ないの?」

 

「ッ!?」

 

ルネのその言葉に、絹江はハッとなり、脳裏に弟である沙慈の顔が思い浮かぶ。

 

「それに、さっきあなたが呼び止めようとしていた車。あれにはこの世界トップクラスの危険人物が乗っていた。彼を問い詰めていたら、あなたは間違いなく殺されてたよ」

 

「ッ!?」

 

ルネのその言葉に、まさかと言いたげになるが、

 

「私が言いたいのはそれだけ。真実を追い求める為に危険な道に入るのはあなたの勝手。だけど、それはあなたを大切に思う人を蔑ろにしている事を忘れないで」

 

ルネはそう言うと、絹江に背を向けた。

 

「待って! あなたは一体………!?」

 

絹江がルネを呼び止めようとした時、ゴウッと激しい突風が絹江を襲い、絹江は顔を庇って思わず目を瞑った。

 

「………………ッ?」

 

その突風が落ち着いて絹江が目を開けた時、そこには既にルネの姿は無かった。

 

「……………………………」

 

呆然とする絹江。

だが、その胸には先程のルネの言葉が深く刺さっていたのだった。

 

 

 

 

 

 

 

世界が動く中、トリニティは武力介入を続けていた。

トリニティの次の目標は、人革連の広州方面軍駐屯基地であった。

ガンダムスローネの圧倒的性能を以て迎撃に出てきたMSを破壊していく。

しかし、3機のガンダムスローネに対し、人革連は早速齎された10機の疑似GNドライブ搭載型MS、『GN-X(ジンクス)』を投入。

ガンダムと同等の性能の機体が10機。

更にはその中にセルゲイやソーマといったトップエース級のパイロットも混じっており、トリニティは撤退を余儀なくされた。

拠点に撤退したトリニティだったが、何者かに拠点の位置情報をリークされ、ジンクス部隊の襲撃を受けるも、先手を取った反撃で包囲網を突破。

辛くも逃亡に成功する。

そして同時に宇宙でもソレスタルビーイングの母艦、プトレマイオスの位置情報がリークされ、ユニオン、AEUの合同ジンクス部隊の襲撃を受ける。

ガンダム4機が迎撃に出るものの、戦闘の途中でヴェーダからのバックアップが途切れ、行動不能に陥る。

だが、それを予期していたスメラギの指示で、予め構築していた予備システムに変更。

戦闘可能な状態に持ち直すが、ティエリアのみヴェーダに見捨てられたというショックから放心状態に陥り、ガンダムヴァーチェが行動不能のままだった。

そのガンダムヴァーチェを狙い、AEUのパイロットであるパトリック・コーラサワーが接近。

ビームサーベルによる刺突を敢行。

直前でロックオンのガンダムデュナメスがカバーに入るが、シールドを貫かれ、更にはコクピット付近を貫かれたため、ロックオンが負傷し、ガンダムデュナメスが戦闘不能になる。

パトリックはガンダムヴァーチェに追撃を仕掛けようとしたが、ラッセが受領して来た『GNアームズ』がそれを迎撃。

ティエリアは九死に一生を得る。

GNアームズの登場に不利と見た国連軍は一時撤退。

ソレスタルビーイングは何とか窮地を乗り越えるも、ガンダムデュナメスの損傷とロックオンの負傷という大きな痛手を負う事になってしまったのだった。

 

 

 

 

 

 

地上のトリニティも人革連のジンクス部隊の幾度もの襲撃により、逃亡生活を余儀なくされていた。

しかしある夜、彼らの前にアリー・アル・サーシェスが現れ、戦闘の意思はないと言いつつ彼らに近付き、トリニティの直属の上司であるラグナ・ハーヴェイが死んだと伝えると同時にミハエルを射殺。

ヨハンに手傷を負わせるも、ガンダムに乗る様に促した。

ヨハンは怪訝に思いつつも生き延びるためにガンダムスローネに搭乗。

先に逃がしたネーナと合流する。

 

『ヨハン兄! ミハ兄が……! ミハ兄が!』

 

兄の死に悲痛な声を漏らすネーナ。

 

『仇は討つ……!』

 

ヨハンは決意した表情でそう言う。

負傷していようともサーシェスが乗っていたイナクト相手ならば、2機掛かりで勝てると思っていた。

だが、次の瞬間襲い掛かってきたのはイナクトでは無かった。

 

『何っ!?』

 

『はっはぁっ!!』

 

サーシェスの笑い声と共に襲い掛かってきたのは、ミハエルの乗機であるガンダムスローネ ツヴァイ。

GNバスターソードをビームサーベルで受け止めるも、ヨハンは信じられなかった。

 

『馬鹿な!? ツヴァイはミハエルのバイオメトリクスが無ければ…………ッ! 書き換えたというのか!? ヴェーダを使って!?』

 

驚愕の声を上げるヨハン。

 

『慣れねえとちと扱い辛いが………武装さえわかりゃああとは何とかなるってなぁっ!!』

 

初めて扱うMSであるにも関わらず、まるで手足のようにガンダムを扱うサーシェス。

GNバスターソードを振り切ってガンダムスローネ アインを吹き飛ばす。

 

『何故私達を!?』

 

『生贄なんだとよ!』

 

『そんなことが!』

 

『同情するぜ! 可哀想にな!』

 

切り結びながら問答を繰り返すヨハンとサーシェス。

 

『私達は、ガンダムマイスターだっ!!』

 

ヨハンは叫びながらGNランチャーでサーシェスを狙うが、ガンダムスローネ ツヴァイには掠りもしない。

 

『この世界を変える為にぃぃぃぃっ!!』

 

『御託はぁ………沢山なんだよぉっ!!!』

 

サーシェスはビームサーベルをGNバスターソードで逸らしながらアインの右腕を斬り落とした。

 

『ヨハン兄ッ!』

 

ネーナが叫ぶが、

 

『逝っちまいな!』

 

サーシェスは振り向きざまにGNビームガンを連射。

アインの各部を撃ち抜く。

 

『馬鹿な………私達はマイスターになる為に生み出され、そのために………生きて………ッ!』

 

ヨハンが死の間際に思った事、それは、

 

(『そう言うのは、『使命』なんて誰かから与えられるものじゃない!』)

 

(『戦争を無くしたい、世界を平和にしたいって言うのは、自分の心から願い、行動するものだ! 少なくともソレスタルビーイングの奴らは手段はともかく、自分達の心の内から戦争根絶を願い、行動していた! お前達は、誰かから与えられた戦争根絶という『使命』っていう言葉に酔っているだけだ!』)

 

(『お前達に戦争根絶の意志も、世界を平和にしたいという願いも無い! ただ、与えられた『役』を何も考えずに演じているだけの三流役者だ!!』)

 

シンやアルトから言われた言葉だった。

 

(……………結局は、彼らの言う通りだったのか…………私達は………他人の掌の上で踊らされていただけ………戦争根絶という使命も、結局は他者から与えられただけの…………)

 

次の瞬間、ガンダムスローネ アインは爆散した。

サーシェスはそのままドライに乗るネーナを狙うが、強襲用コンテナによって駆け付けた刹那のガンダムエクシアが到着。

そのままサーシェスとの戦闘に入る。

しかし、性能が同等のMSでは、パイロットの技量差でサーシェスが有利であり、詰将棋の様に次々と武器を弾かれ、刹那は窮地に陥る。

だがその時、エクシアに変化が起こった。

装甲が赤く染まり、信じられない運動性を発揮したかと思えばサーシェスを追い詰めていく。

これは、『トランザムシステム』と呼ばれ、ヴェーダが悪意ある者によって乗っ取られた場合、GNドライブを持つ機体に解放されるようイオリア・シュヘンベルグが仕掛けたシステムトラップであった。

トランザムシステムは機体内部に蓄積された高濃度圧縮粒子を全面開放することで一時的に出力を3倍まで引き上げるシステムである。

そのシステムの力で、刹那はサーシェスを圧倒。

不利を悟ったサーシェスはGNファングコンテナを囮に、その爆発の煙を盾にする事で即座に撤退していった。

 

 

 

 

そしてついに、国連軍とソレスタルビーイングの対決が、遂に始まろうとしていた。

 

 

 







はい、ガンダム00編第9話でした。
今回もちょっと短いですね。
今回は襲撃が未遂に終わったことで変化したルイスや沙慈の様子と、序に絹江さんもレスキュー。
レスキューって言っても、あそこでサーシェスを呼び止めなかったらそもそも殺されることは無かったような、って事で、穏便に。
後はダイジェスト。
ヨハンは死の間際にちょっとだけ反省が…………
次回は遂にロックオンの命運が分かれる時。
さてどうなる?
お楽しみに。

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