転生特典に量産型の機体のみという縛りがあったのでジェイアークを選んでやった件 作:友(ユウ)
勇太達が来訪して数日が経過したある日、俺は勇太から俺にだけ話があるとし、この話は誰にも知られてはいけないと言われたので、通信端末をおいてルリやオモイカネ、相棒とも言えるトモロにも聞かれないようにした上で、勇太の能力で地球に降りていた
「すみません。この話だけは誰にも知られる訳にはいかなかったので」
「一体どんな話をする気なんだ?」
「・・・・ゾヌーダに関して、です。これは俺の勘でもありますが、恐らくゾヌーダはハルさんかルネさん、そしてジェイさん、あなたを含めた3人なんです」
流石に勇太から言われた言葉に驚くも、勇太から理由を説明された。勇太も自分達を転生させた邪神とも言える神のやり方を聞き、自分を担当した神に俺達から聞いた話を連絡をしたらしく、邪神のようなやり方をした神が他にもいる可能性があるとなり、自分の管轄でも同じ真似をした存在がいないのか色々と調査するとなったらしい
「話を聞いて思ったのですが、本当に歪みが原因で発生した事案が原種だけで終わりなのかとなった際に、最悪候補の一つとしてゾヌーダも考えたんですが、ゾヌーダ自体が元々ある意味特殊な存在だったでしょ?」
「確かに。ゾヌーダは元々獅子王凱の恋人でもある卯都木命が、ゾンダーの親玉であったパスダーが初めて地球に現れ、パスダーが地下深くに消える際の事案で彼女の両親も亡くなり、その時に彼女の神経細胞に機界生命体の種子を植え付けられていたという経緯があるからな。しかも健康診断とかですら何年も判明できなかった」
「えぇ。だけど、あなた達から聞いた話でも現れたのは原種のみで、ゾンダーは原種が出したの以外は現れてない。そうなると、ゾヌーダになる存在は誰になるのかとなると、あなた達3人以外ゾヌーダになる可能性は無いんです」
俺も勇太の話から推理し、俺とルネの二人に関しては、邪神が転生時にゾヌーダになる因子を混入したのではと考え、そしてハルに関しては、アルマになる装置が原因ではとなっているのが分かってしまった
「だから、誰にも知られる訳にはいけなかった訳か・・・・」
「すみません。俺も聞いた限りでの可能性的に考えて、あなた達3人の中で一番高い可能性はハルさんです。ハルさんのみ、アルマになる装置が使用され、その装置にゾヌーダになる因子みたいなのが混じっていた、そう考えられる可能性もあります。ゾヌーダと言う存在が出るとなると、あなた達の周りが疑心暗鬼の原因にもなりますからね。無論、ジェイさんも候補ではありますが、そんなことを言っていたら何とも言えない案件になりますからね」
「確かにな。ガオガイガーとベターマンの戦いでも、獅子王凱が最後は覇界王になってしまった経緯を考えたら、勇太の言うように、何とも言えない案件だからな」
勇太も本当は言いたくなさそうな感じであるが、もしもの可能性を考えて言ってくれているのは理解できた。同時にあの邪神ならやりかねないのではと、思ってしまうところもあった
「・・・・もしもゾヌーダが現れたら、俺達は勝てないかも知れないな」
「・・・・そうかも知れません。だけど、その時はあなた達の持つ『愛』の力でどうにかして下さい。悪いですが、これ以外の言葉が言えないですからね」
「・・・・確かに、俺でもそれしか言えないな。だが、その力のお陰で原作でもゾヌーダをどうにかできたのもあるからな」
流石に何とも言えない案件であるが、勇太が言うように俺達の『愛』以外で力になるのは無いだろうと思う反面、最悪の厄災とも言えるゾヌーダができることなら現れてほしくないともお互いに思うのであった
戻った際に周りの面々から色々と言われてしまったが、ゾヌーダの案件は言えないので、勇太が俺にだけ話をしたい案件があったとだけし、それで少しだが連れ出したとし、周りもそれほどまでに重要な話だったのだろうと認めてはくれた
ジェイが勇太と話し合いをした数日後、勇者ロボの面々がユウヤの頼みで地上での戦いに参戦していた時にGGG側では色々と話し合いがされていた
「それにしても、勇太のおかげで色々と使える機体が増えたね」
「まぁ確かに。特にニールさんの世界で本来ならELSと戦った時の機体のデータが手に入ったから、色々と他のメンバーでも使えるかもってなったもんね」
「そうだな。俺としては特にアメイジングエクシアやダブルオーダイバーにダブルオースカイだっけ?俺達の使用してるガンダムや他の機体が玩具の扱いの世界だけど、あんな感じの改良とかもあるんだなって思わされたからな」
「そうね。特にシン達がいたSEED世界と、ニールのいたOO世界、二つのガンダム世界の技術の相性が良いのを玩具の機体から教えられたのは良かったわ。オマケに私達のいた世界や他の世界の機体のデータが手に入ったから、技術的に相性が良ければ、複数の技術体系を合わせた新型の機体や武装開発ができるわ」
GGG側としては他の世界のガンダムや、ガンダム以外の量産型も含めたあらゆる世界の機体のデータと、多種多様な素材等のデータが得られたので、得られたデータによって新規開発できる機体や武装、装甲等の様々な方面が増えたので技術者であるレモンが特に喜んでいた
序でにであるが、勇太からアクセルが別世界では記憶喪失になっていたとする話があり、その際には三枚目のチャラ男みたいな感じのアホセルとも呼ばれる状態になっており、女性に対してナンパしたと聞いて、レモンとアルフィミィの二人がジト目で見られていたのはご愛敬だろう
「俺としてはあの東方不敗と言う武道家との戦いは良い訓練や教えになったがな」
「まぁ、確かに。俺達もジェイさん達に教えるついでみたいな形で基本を教えられましたけど、色々と分かりやすかったですね」
アクセルは東方不敗と手合わせをさせて貰ったり、武達もジェイ達に教えるついでの扱いであるが、東方不敗から格闘戦や武器を使った戦闘方法、戦術等を教えて貰っていた
因みに勇者ロボ達もジェイとルネの二人が苦戦した相手であるが、東方不敗の話ややり方を聞いており、本人達も色々と納得するみたいな面があったりもしたが、勇太からもたらされたのは良い面だけではない
何しろ勇太から教えて貰った敵の中には特殊すぎる相手もいて、同時に倒さなければいけない存在や、特殊な放射線を使って自滅させる等と色々とあったが、GGGの中では勇者ロボ達が一番苦悩させられた存在もいた
「まさかコンピューターが人類の敵になるなんて思わなかったですね」
「未来予測を試算した結果、人間のような知的生命体があらゆる環境を破壊し、宇宙の平穏を壊す。こんな結果を出したから、宇宙の平和を保つには知的生命体は不必要であると判定し、自分達のいた惑星を滅ぼすだけでなく、他に知的生命がいる惑星を破壊するのが決定したって聞いて、炎竜達も困っていたからな」
「あいつ等は超AIを使って、言われたような存在と似た存在でもあるからな。それに原種達も似たような奴等だが、原種よりも質が悪い奴等がいるとは思わなかったがな」
勇太から聞いた敵の中には、超AIを搭載した勇者ロボ達からは何とも言えない案件になっていたが、コンピューターであるから、試算した結果が正しいとしたバグとも言える事案が理由で多数の知的生命体がいた惑星が破壊され、中には知的生命体を自分達の部下扱いとしたり、洗脳して使っていたりして、他の惑星を滅ぼす為だけに利用するなどした話もあった
特に最悪な案件として、ジェイとルネの二人ですらトラウマ級の案件とも言われているとした案件に関しては、全員が最悪だと認識させられた程の案件でもあった
だがしかし、その勇太達もそろそろ元の世界に帰ることも聞いている。当初は色々とあったが、それでももたらされた案件に関しては、良い意味でも悪い意味でもGGG側としては有意義とも言えた
因みに勇太達もGGG側の人間としてBETA殲滅を手伝ってくれており、その際に使用する機体は量産型ゲシュペンストMk-II改とヒュッケバインMk-Ⅲ(ユウヤと違ってAMパーツ有)に、ゲシュペンスト・ハーケンかヒュッケバインの強化武装にもなれるAMガンナーが戦闘場所に合わせて出るのだが、統一してマジンガーZと呼ばれる機体を使っていた
マジンガーZに関しては当初は周りからこんな見た目の機体でと思われたのだが、ジェイとルネの二人だけは何故かキラキラした目で見ており、序でにだが勇太からマジンガーZの操縦もさせてもらい、BETA達の殲滅戦にも参加していたりした
あの二人がマジンガーZと言う存在に対し、周りからすると滅茶苦茶に興奮してるみたいなっていると言えるほどの状態であったのだが、勇太からマジンガーZが初の【人が乗って操縦する方式】を採用した機体であり、元祖スーパーロボットと呼ばれる存在だと言われ、周りの面々も色々と納得した上に、乗り手を【神にも悪魔にもなれる】とした存在だと言われた
当初は周りもこんな機体がそんな凄いのかと言う風な感じで見ていたのだが、初めてBETA達の戦闘で参加した際に、マジンガーZが持つ恐ろしさを目の辺りにしてしまった
両手の鉄拳によるロケットパンチやアイアンカッター、口部分から放たれる酸の嵐ルストハリケーン、胸の放熱版から放たれるブレストファイヤー、目から放つ光子力ビームと言うマジンガーの四大必殺攻撃に始まり、腹部から発射される大量のミサイル、両肘部分からのドリルミサイル、背中の飛行ユニットであるジェットスクランダーからのサザンクロスナイフに冷凍光線と、更に現れた超重量級の存在が大量の数で押し潰そうとしたのを投げ飛ばすという超パワーと、攻撃を受けた筈なのに傷一つ無い頑強な装甲と言える姿を見て、他の面々ですら何にも言えなくなると同時に、勇者ロボの面々ですら戦っているマジンガーZの姿が神とも、悪魔にも見える幻影を見てしまうほどであった
戦術としてはマジンガーが前衛となり、量産型ゲシュペンストMk-II改は汎用性に優れたタイプN(ノーマル)、防御力と砲撃戦能力に優れるタイプC(キャノン)、近接格闘戦・機動力に優れるタイプG(グラップル)の三種類全てと、ゲシュペンスト・ハーケンとAMガンナーは戦況を見て支援や避難誘導等をし、ヒュッケバインは状況に合わせてAMパーツやガンナー状態で戦場を暴れるみたいな感じであったが、マジンガーには遠く及ばないのであった
因みにたまに東方不敗がマスターガンダムを使って実戦でBETA 達を使っての技の講釈をしたりと、色々と別の意味でもGGGは有名になるのであった
そしてユウヤがGGGに帰って来る前日、勇太達は元の世界に帰る運びとなった
ジェイとルネ、シンの三人に関しては流派東方不敗の基礎を習得し、肉体が更に強化され、フィンガー系の基礎である光輝唸掌(こうきおんしょう)を習得したのであった
他の面々も少しかも知れないが、肉体的にも精神的にも色々と成長した
「それじゃ皆さん、お元気で」
「お前達、我が流派の最終奥義、石破天驚拳は見せたのだ。後は修練し続ければ習得できるだろう。日々精進するがよい」
そして勇太は自分の世界に帰るのであった