魔法少女リリカルなのはHelheims   作:ミッチ~☆

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半年以上、更新が遅れて申し訳ありませんでした。
こんなに更新・読者様からの返信も遅れ、言い訳のしようがありませんorz
相変わらずの亀更新ですが、このような事が今後ないよう
精進していきたいと思います。


それでは、魔法少女リリカルなのはHelheims 始まります。


第二話 必殺! プルーンキック

―――道真side

 

 僕はプルーンアームズのアームズウエポン・蒼双刃(ソウソウジン)を両手に握りしめ、目の前にいる敵を見据える。敵は二体。

 赤いライオンの様な二足歩行の上級インベス、名前をライオンインベスとしておこう。それがこちらを見て威嚇をする様に唸り声をあげている。そして―――

 

「フン! まさかそっちもアーマードライダーだったなんてな。だが、ガキが何を使おうが俺様には敵いはしないぜ?」

 

 この謎の黒いアーマードライダーだ。

 なぜだか分からないが、戦極ドライバーを持っていた。

 しかも、僕でも知らない謎のロックシード付きで。

 

「それはどうかな? それより僕が勝ったら、ドライバーの入手元を教えてもらうよ!」

「フン! 勝てたらな!」

 

 そして僕らはお互いの得物を手に走り出す。

 スピアと双剣を打ち付け合い。そのまま混戦。

 

「おっと!」

 

 しかし、相手は一人ではない。

 彼が従えているライオンインベスが僕めがけ突っ込んでくる。

 あちらは二対一で相当有利だ。

 僕は、蒼双刃を器用に使って彼らの波状攻撃をいなす。

 

「オラオラ! 逃げてばっかじゃどうにもなんねーぞ!」

 

 そう相手は挑発してくるが、それには乗らない。

 “今は避けるだけに専念すれば良い”

 僕は攻撃をいなしながら、一歩一歩後退していく。

 

「口ほどにもない坊ちゃんだぜ!」

「クッ!」

 

 相手の坊ちゃん呼びにはイラッと来たが、今は無視。

 そしてワザと一発貰って吹っ飛ばされておく。

 ラッキー、これで大分距離が稼げた。

 そうしている内に、僕らは建物の外に出てきていた。

 

「オイオイ、その程度か? 少しは攻撃して来いよ」

「では、お言葉に甘えてッ!」

 

 目的を達成した僕は、ここで初めて攻勢に出る。

 相手のスピアを双剣で受け流し、体勢を崩させる。

 そこに生じた隙をついて、胴に双剣の連撃を叩きこんでやった。

 直後、従えていたライオンインベスにも連撃を加え、回し蹴りで両者を吹き飛ばし距離をとる。

 

「バカな、いきなり強くなっただと!」

「建物内で戦ってたら、中にいる人たちに被害が出るからね。負けてるふりして外までおびき出して貰ったよ」

 

 そう、僕の目的は奴らをケガ人のいない建物外へおびき出すこと。

 その為に追い詰められて外に逃げた風を装った。

 

「改めて、ここからは終幕まで一本道だ!」

「舐めるなァ!」

 

 ライオンインベスと共に僕に突っ込んでくる。

 まずは厄介そうなインベスを足止めした方が良さそうだな。

 そう思い、僕は蒼双刃を二つとも投げつける。

 蒼双刃はブーメランの様に回転しながらライオンインベスに命中、足止めに成功する。

 

「バカが、初っ端から武器を投げ捨てるヤツがあるか!」

 

 武器が手元に無くなり、丸腰になった僕に襲い掛かるアーマードライダー。だが、別に武器がもう無いわけじゃない。

 

「残念。蒼双刃は一対だけじゃないよ」

「何!」

 

 僕が両手に握っているのは二対目の蒼双刃。

 このアームズウエポンは、イチゴアームズのイチゴクナイと一緒で無限生成できる。

 生成した蒼双刃で奴のスピアを受け止め、腹を蹴って距離を取る。

 

「さらに、こんなことも出来るんだよね!」

 

 今度は、アーマードライダーに蒼双刃に投げつける。

 スピアで払おうとするアーマードライダー。

 だけど払う寸前に、

 

「爆ぜろ!」

「グワっ!」

 

 僕の“爆ぜろ”の合図で蒼双刃が爆発、アーマードライダーは衝撃により吹っ飛ばされた。

 見ての通り、蒼双刃は合図を送ると爆発する。

 これもイチゴクナイに特徴が似てるけど、イチゴクナイと違って合図を送らないと爆発しない。

 

「!? おっと、危ない!」

「グルルルル」

 

 蒼双刃について考えを巡らせていたら、今度はインベスの方が襲って来た。

 僕は三対目を生成し、インベスの攻撃をさっきみたいに受け流して距離を取る。

 

「コイツの方がやっかいかな?」

「ガルルルルル!」

 

 ものすごい剣幕で僕を威嚇するインベス。

 多分、お調子者で直情的な主人より、慢心が無い分こっちの方が手ごわい。

 更に、さっきの打ち合いから見てパワーも相当な物なので、正面からぶつかるのはリスクが大きすぎる。

 

「だったら搦め手しか無いっ!」

 

 蒼双刃を投げつけ、四対目を生成、それも投げつける。

 さらに、五対目も生成し、投げつけた。

 投げつけた計3対の双剣はブーメランの様に回転し、インベスを取り囲むよう回る。

 さながら剣閃で出来た猛獣の檻だ。

 

「一気に決める!」

――ハイ~! プルーンオーレ!!!

 

 僕はドライバーのカッティングブレードを二回叩き、六対目の蒼双刃を生成。

 すると蒼双刃は青色のオーラを纏って巨大化する。

 そのまま巨大蒼双刃を振り上げ空高く跳躍。

 いまだ剣閃の檻から抜け出せず身動きが取れないインベスを切り裂いた。

 

「グェェェェェ!」

 

 断末魔と共にそのままインベスは爆発。

 

「バカな! 簡単に上級インベスを倒しただと」

「あとは貴方だけだ……」

「舐めるな!」

 

 そう言い、相手はドライバーに手を掛ける。

 相手の必殺技に備えて、腰を落とし身構える僕。

 

「気を付けて! その技は地面から突き出して攻撃して来ます!」

 

 声のする方を見ると、さっきの金髪の女性が建物の扉にもたれながら、叫んでいた。

 地面から突き出す攻撃……。

 だったら、今みたいに腰を落としている体勢は危ない!!

 

        ―――ソイヤ!! グリーンバナナスパーキング!!!

 

 直後、ヤツがドライバーを弾いてスパーキングを発動させる音声が響いた。

 僕は咄嗟に真上に跳躍する。

 次の瞬間には僕のいた場所は無数のバナナの槍で埋め尽くされていた。

 

「あのままあそこに居たと思うとゾッとするね……」

「クソ! あの女、余計な真似を!」

 

 逆転のチャンスを潰され、女性に襲い掛かろうとするアーマードライダーに向け、僕は蒼双刃を投げつける。

 蒼双刃は一寸の狂いなくアーマードライダーに命中、ヤツの動きを止める事に成功する。

 

「これで終わりだ!」

――ハイ~! プルーンスカッシュ!!!

 

 そのまま空中にいる状態からカッティングブレードを一回叩き、エネルギーを右足に収束させ相手に向かって飛び蹴りを放つ。

 

「ハー!!」

「グアァ!」

 

 絶影の必殺キック・絶影脚を受けたアーマードライダーは、吹き飛ばされて変身を強制解除されていた。

 変身していた男は、どうやらそのまま気絶してしまったらしい。

 ちょうど良いので、目を覚まさない内にバインドを掛けて拘束しておく。

 バインドを終えて、さっきの女性の方に歩みよる。

 もちろん、相手に警戒させないよう変身を解除して。

 

「大丈夫でしたか?」

 

 戦闘の流れ弾が来ていないか、彼女に聞く。

 

「はい、なんとか……。助けていただいてありがとうございます」

「いえ、こちらこそあなたが敵の攻撃方法を教えてくれなかったら、危ないところでした」

「私は時空管理局執務官フェイト・T・ハラオウンといいます。失礼ですがあなたの名前は?」

「……今は絶影と呼んでください」

「絶影?」

「それより、他のケガ人の治療をしないと」

 

 そう言い僕は倒れている他の局員に駆け寄る。

 どうやら重傷を負っている様だが、全員命に問題はないようだ。

 僕は、全員に対し簡易的に治癒魔法を掛けていく。

 

「……これで応急処置はよし!」

「お上手なんですね、治癒魔法」

 

全員に間に合わせの応急処置を施し終わるとハラオウンさんが声をかけてきた。

 

「こうゆうのだけしか得意じゃないんですけどね。攻撃魔法はからっきしだし」

「いいえ! 応急処置にしては高度だと思います。私の知り合いでこれだけ出来る人は二人しか知りません」

「……そんな事よりあの男はなんですか? 僕が来る前に何があったんですか?」

 

 照れくさくて、話の話題をライダーに変身していた男にずらす。

 そこから、ハラオウンさんは僕が来るまでの事の一部始終を話してくれた。

 

「……そうですか。そんな事が……」

「あの、いったい怪物は何なんですか? それにあなたやハンセンが変身したあの姿は……」

「……」

 

 必要な情報を聞き出したし、そろそろ頃合いか……

 

(《マスター! やるならとっととやる方がこの姉ちゃんの為でもあるぜ》)

(「そうだね……。あまり気は進まないけど……」)

 

 念話でお互いやり取りするザックと僕。

 

「……すいません! ハラオウンさん」

「!! な、なに?」

 

 ハラオウンさんの前にザックの待機形態のペンダントトップを向ける。

 そこから僕の青緑色の魔力光があふれ出す。

 光はほんの少しだけ、ハラオウンさんの顔を照らすと、すぐに収まる。

 そして、ハラオウンさんは意識を手放す。

 床に向かって倒れていくハラオウンさんを受け止め、そっと床に寝かせる。

 そういえば、ハラオウンがファミリーネームって事は“あの人”の親戚かな。

 それに思ったけど、ハラオウンさんってホントきれいな人だな……。

 たぶん僕より1つ、2つ年上なんだろうけど、なんかこう守ってあげたくなるような……。

 

《……おい、マスター聞いてるのか!》

「あ、ああ……。ゴメン、ザック」

 

 また、ボーッとしていたみたいだ。いけない、いけない。

 

「とりあえず、他の局員が起きてくる前にこのハンセンって男から色々話を聞かないと、だね」

《なんだよ、そんなまだるっこしい事せずに連れ帰って、じっくり吐かせれば良いじゃねえか》

「いや、ここで重犯罪者を連れ去れば、管理局も敵に回しかねない」

 

 さすがに、管理局に広域指名手配されたくない……。

 

「あ、それよりまずあの人に報告して置かないとね」

《そうだな、管理局の人間に見られたとあっちゃ、裏から手を回して貰わないと後々面倒だ》

 

 それに今回あらわれた、僕や“奴ら”以外のドライバー持ちについても報告しなければ。

 そう思い、僕は端末の回線を僕たちを支援してくれている“ある人”を呼びだす。

 

「やあ、道真君。第47管理外世界の調査はどうなっている?」

 

 端末画面に映し出された黒髪で長身の男性。

 

「……それについてご報告があります。クロノ提督」

 

 




作者「……正直、原作キャラの口調がこれで良いのか、わからない」
道真「だいたいフェイトさん、部外者の僕に事件の一部始終話し過ぎでしょ」
作者「まあ、それは……」
道真「それは?」


作者「大人の事情だよ☆(某ネットドラマの会長風)」


―――シグナルバイクシフトカー!
  ―――ライダー! 超デッドヒート!!

道真(超デッドヒート)「絶望がお前のゴールだ!」
作者「チョ!! いろいろ違うから!!」


p.s. 昨日サプライズ・フューチャー見に行きました。
   超デットヒート&タイプスペシャル格好良かったです。
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