転生したらTSふたなり聖女だった件   作:自給自足日常系異世界ファンタジー作家

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星の希望(ラブコメ)
若い衆の初々しい姿だけであと100億年は生きられるわい


番外編③

「この私に異世界の知識を教示してください!!」

 

 

そう俺に知識を求めたのは、因果視の祝福眼を持つマリエナ・リアンスだ。

——彼女は祝福眼の祝縛から例の一件で解放され、自らの視野を得てから日々が楽しくて仕方がないらしい。

 

 

「何か面白い事でも思い付いた?」

 

 

前は人前で俺の軽薄で浮ついた発言に舌打ちをしたり、つい何かに一心不乱になってしまう事を恥ずかしがっていた不器用な子だった。

——でも10年やそこらの時間で魔術を習ったりして自信をつけた結果、誰よりも先にボケて一風変わった行動をするギャグキャラに生まれ変わった。

 

 

「逆なんです!!私の発想と想像に付随する事象が見つからないんです!!」

 

 

10年前の彼女は負の人間でしたが、今現在は腐の人間となっております。

——それだけだったらいいんですが今ではかなりのムッツリ、新しい単語を知る度に芋蔓式に知識や邪念等を脳内に増やし続けています。

 

因果を視る力、それを范曄して埋め尽くされた脳内が祝福眼の位と相応のピンク色になっているのである。

 

底なし沼、『迷宮の奥底よりも深い位置にある』とあのヘレンさんに言わしめる変態性である。

——あの因果視を利用して世界を飛び越えて欲望を隠す事もなく発露する変態である、彼女の異様に少なく特異的な語彙から求めるものを想像するのはとても大変だ。

 

 

「付随する事柄ねぇ...因果視できないんでしょ?

なら案外近くにあるんじゃないかなあ、因果を視ようとも思わない様な事柄なんじゃないかな。」

 

「そうそれなんです!!ああアリシアさんみたいに少し私の事を魅了してもらえますか?」

 

「はい魅了ビーム」

 

 

彼女の頭はブッ飛んでいるのだ、魅了を受けたらどんな反応をするか想像すらできないが彼女達の想いには応えると決めているので彼女のいう通り魅了をかける。

 

 

「...」

 

 

彼女は魅了を受けて、急に脱抑制的に衝動性的に自発性が下がり非情意的になった。

...どこからか不意に麻の縄を取り出し、その縄を俺に手渡ししてくる。

 

 

——どうしろと?

其処は彼と無い彼女の闇が垣間見えた気がする、彼女の想像しているそれが俺が縄を持ってする事のある行動に繋がっているらしい...やる事はないし付き合う事にする。

 

 

「罠作れ、丁寧に。」

 

「あ、うん。」

 

 

彼女のお望み通り、麻の縄で罠を作る。

——今回は括り罠式で、狙い目は猪系でいく。

 

そして二個目を作っていた時に彼女が俺の手を止めた、何かを持って手を交差させている瞬間にだ。

 

 

「鬲?コ?r隗」縺」

 

「あ、はい。」

 

 

怪言語を発し始めたので一時中断、妙な行動を取り始めたら気絶させる必要もありそうだ。

——魅了を解いた瞬間に自発性を始めその他諸々を彼女は取り戻した、そして彼女は自分の意思で自分の言葉で口を紡ぐ。

 

 

「完全に理解しました」

 

 

今の一瞬で何を理解したのだろうか、俺には一切理解できない事柄である。

——俺には100年あっても理解できない何かがあったのだ、幼い頃から様々な知識や概念等を因果視の祝福眼に一方的に与えられてきた彼女にしか理解できない何かをだ。

 

 

「自分が必要としていた、心の中に空いた穴が何だったか理解できたかい?」

 

「はい、それは私の過去であり日常だったものです。」

 

 

おー何か深い、倒錯的な何かを想像しながら恍惚とした表情をしていなかったら俺は心の底から感心していた。

 

 

「例えばどんな事かな?」

 

「この手のカタチ、まるで自らが最も大切にするナニかに触れる時のようです。」

 

 

「????」

 

 

「人間であれば誰もが寝食を忘れて自慰行為に耽ってしまう事があると思います、それ故に私が気持ち悪いのは仕方のない事なのです。」

 

「うんうんそうだねー」

 

 

ああコイツはこの俺の手のカタチを見て、このカタチでチ◯コを触っていると想像しているのか。

 

彼女はある程度以上の地位を持つ聖職者に、唐突に懺悔をするというタチの悪い性質を持っている。

——一々反応していたらキリもないし言うならば前戯の様な()()だから反応しても特に意味はない。

 

故に言及はしない、疲れるからな。

 

 

「自己刺激行為、それを行う際のベースデータは身近に存在していたのですね。」

 

「もしかして日常モノってヤツ?」

 

「そうそれです!!どうか前世の世界の日常というモノを教えてくれませんか?!」

 

 

えぇ...こいつ何を考えているんだ?

——日常モノにハマるとか極まってるな、もうエロい事にしか興味ないだろ。

 

ここらで止めるべきかと思案しながら、適当な瞬間を俺の前世の記憶からピックアップして魔術として映像を出力する。

 

そして一瞬、とある瞬間がピックアップされた。

 

 

 

「そこです!!止めて下さい!!」

 

 

彼女が止めた瞬間では数十名の男達が列となり、何かを待っている瞬間であった。

 

記憶映像を補完して状態を再構築する、それは男子トイレにならぶ男達の戦列だった。

 

 

パーキングエリア、それは人が野性を開放する場所である。

——我慢した末に自らを解放できる瞬間を求め、ここでは男達が魂を燃やしていたのだ。

 

こんな感じの言い回しが彼女の脳内を駆け巡っている事だろう、多分知らんけど。

 

 

「変なのに目をつけたねぇ...」

 

「男子トイレ...何ですかこれは?!

——これが私の求めていたモノです、ああきっとこの瞬間を知る為に私は生まれたのです。」

 

 

男子トイレを見て、まるで彼女は神に懺悔するかの様に虚空へ口を開いている。

 

 

『ああ~ダメダメ!エッチすぎますぅ!』と...

 

 

「それ前も言ってたよね、確かその時はエロ本の話をした気がする。」

 

「あれは素晴らしいモノでした、全ての世界に聖書の代わりとして配布すべきです。

——ですがこの男子トイレというモノこそ世界に優先して設置されるべきです、美しい曲線に機能美に加え何より其処は彼と無い芸術性を感じます。」

 

 

たかが男子トイレ一つにどれだけのものを見出しているのだろうか...

——ああ俺はこれを知っている、山なし落ちなし意味なし、それでも意義を見出そうとする行為を続ける存在を。

 

完全に脳と眼が腐ってやがる、俺は確信したコイツは既に手遅れだと。

 

 

「あー...でも確かに汎用性高いっぽいしなぁ...」

 

 

前世で見たエロ本やAVでは事ある毎に小便器が出ていた、彼女のいう通り案外芸術性のあるモノなのかもしれない。

——もしかして俺も彼女の思考に汚染されてるのでは?

 

 

「汎用性が高いとは?」

 

「前世のそういう大人向けなモノで多く出てた覚えがあるんだ、同じものに着眼するマリエナは才能というか感受性というか、そういうのに優れているね。」

 

「例えばそれはどういったものなのですか?」

 

「縛り上げて逆さに吊るす、尿意と性欲を同時に解放できてハッピー。」

 

 

腐女子に絡まれた時は陵辱系の話をすると離れてく、だがコイツは腐っているし何でも自分の性癖として吸収してしまう変態であった。

 

 

「アッーー!!そんなのいけませんエッチ過ぎます!!

——決めました私、この世界に男子トイレの小便器を普及させるって。」

 

「そうだね頑張ってね」

 

 

こうしてこの世界に現代式の小便器が生まれた

 

 

「ところで今日の夕飯はなんですか?」

 

「森の幸の旨辛ビーフスープでも作ろうと思ってる、バランスを考慮してライ麦パンに木苺のジャムかなぁ。」

 

 

「ではお手伝いします!!」

 

 

自称正妻の変態或いは夜な夜な人の居ない場所で懺悔を繰り返す怪人、人類から生誕した性欲と食欲を一元化した災厄の性獣である。

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

「イリエーー!!コイツを何とかしてぇぇ!!」

 

 

吸血鬼に咬み付かれながらそう言うのはヘレン・アレイク・レイアス、何とは言わないがナニがデカいエルフである。

——最初はシリアスキャラとして俺の前に何度も立ち塞がったが、今となっては異様な精神性と生命力に加え魔術的外部因子の抵抗により誰よりも先にギャグ堕ちした変人だ。

 

某恋愛アドベンチャーゲームのま◯もちゃんバリに頭をガジガジされても平然としている、ただ吸血鬼の牙に筋肉や魔術回路が弛緩する効果があったらしく抜け出せずにいた。

 

 

「はいはい、ヘレンさんもこれ以上噛み付かれない様に気を付けてね。」

 

「ヘレン」

 

「ヘレン」

 

「いい心掛けね!!」

 

 

——いい人止まりは嫌だ!!

そんな乙女の波動を、怒濤に感じさせる妖精である。

 

そしてこれまた自称正妻である、すまんな正妻はアリシアなんだこれは権威的な問題で変える事ができない。

 

 

ただまあ事ある毎にアピールがあるものだから、今日こそ彼女の想いに応えるとします。

 

 

「あー何ていうか今夜どう?」

 

「...今夜?

勿論!!忘れないでよね!!」

 

 

でも生憎俺はヘレンさんの趣味を知らんのだ、ソフトが好きかハード趣味かはあまたSかMか。

 

 

てな訳で彼女の到着を待ちながら色々と準備をしたいと思います、ドンドンパフパフ。

 

 

「エロの波動を感じました!!」

 

「帰れ」

 

 

何か変なのがきたが、何もなかった事にする。

 

 

「あ、飲み物用意しないと。」

 

取り敢えず水に冷たい甘い飲み物、加えて軽食があるといいな、飲みやすい酒も用意しておこう。

——あと俺達の肉体に負けない様に少し硬めのベッドを作って、涼しいながらも空気が籠る空間にして完璧だ。

 

 

ヤバい緊張してきた、アリシアとは衝動的かつ簡素だったしマリエナとはまだ早い。

——前世と今世で合わせて初めての()()()()()()性交である、とうとう俺も素人童貞を卒業したって事だ。

 

 

「アッハッハ!!」

 

 

笑いが止まらねぇぜ、ワクワクしてきた。

 

 

「待ち時間に高笑いをする人なんて初めて見たわよ...」

 

「待ってたよヘレン、こっちにおいで。」

 

 

気付けに1発アルコール、そういや俺達酔わなかったわ、でも雰囲気にはなるしうん。

 

 

「甘い...」

 

「果汁割りだからね、それじゃ続きをしようか。」

 

 

先に俺がヘレンの服を脱がしていく、俺は着衣エロが好きなので薄着一枚の状態にする。

——続いてヘレンが俺の服を脱がす、容赦無く全部脱がしてきたから彼女は全裸派だ。

 

 

「イリエの手、結構大きいわね。」

 

 

...そうなの?

女体ベースの今は喜ぶべきかと悩ましいが、まあ男として見てもらえているのだろう、それは嬉しい。

 

 

「ありがと、ヘレンの手も綺麗に手入れされてるね。

——上がいい?下がいい?」

 

 

「最初は上がいい、リードさせて。」

 

 

という感じで俺が押し倒される、互いに焦らしあっていざ挿入。

 

 

「けっこう大きいわね...」

 

「大丈夫?痛くない?」

 

「壊れちゃいそう...」

 

 

俺のが丸々一本入る程まで人間は奥深くないもんな、しゃーなしやね腰がガックガクだし支えてあげよう。

...あれから大体10年でかなりデカくなったからな、奥まで入る人はもう殆ど居ない、ここ一年じゃあの褐色の人ぐらいだったなぁ。

 

 

「手握ろうか?」

 

「ありがとう...なんがじびれでぎだぁぁぁ!!」

 

「大丈夫か?」

 

「——私を見て、思い出すなら私の事を思い出して。

南方大陸の下女じゃなくて私の事を見て!!私の方がいい女だから!!」

 

 

思考を見透かされてて草、それ鬼札よ自分で自分に罠を張ってどうするのよ。

——俺の射精と同時に尿漏れか骨盤底筋が弛緩したらしく彼女の腰が落ちる、俺達の体の相性はいいらしい。

 

 

「ヘレンは今日もう立てないだろうし、それじゃあ上下代わろうか。」

 

「イリエはまだ足りないの?」

 

「精神的には1発で十分満足しているが...まあほら女の人って二回戦三回戦とヤらないと満足できないでしょ?」

 

「そうね、でもイリエを相手にする時は別だと思うわ。」

 

「ゑ?」

 

「イリエが肉体的に満足するまで行為を続けたら壊れるわよ、圧力で筋肉が内側から解けて第三階梯魔術師じゃない限り数日は真面に生活できないわ。」

 

「うそぉん...すげぇ色々と心配になってきた...」

 

 

...全員ヤリ捨てしてたんだが?

てかゴブリンの洞窟で囚われてた人達が何もしなかったのって俺のせいだったのか、なんていうか悪い事をしたな。

 

そしてヘレンを満足させるにはどうするべきか、アリシアは優しく3回戦でヘタったが少し余裕そうな雰囲気を感じる。

——余裕そうにしてるがまあ、つまり満足してないって事だしギア上げるか。

 

 

「ここまで多く言葉を交わしながら行為を続けた事はなかったでしょ?」

 

「そうだね、折角だしもう少し言葉を交わしたいな。」

 

「贅沢ね私達、必要のない事をどれだけでも楽しめるんだから。」

 

「いいじゃないか楽しめる時に楽しんでおくものだよ、改めてヘレンとの出会いはいいものだった、事故とかで不意に死んでしまうかもしれないし今の内に楽しんでおこう。

——ヘレンはどうしてほしい?」

 

10秒ほど思考した末に、彼女は言葉を絞り出した。

 

「——私を壊して?

壊れた私をずっと大事にしてほしい、私達が死ぬ時までずーっと。」

 

「うん、俺達が死ぬまで。

——いや、死んでも大事にするね。」

 

 

何とも業が深い願いだろうか、だが彼女が俺にくれたものと比べれば何でもない。

——その程度の願いなら俺が叶えよう、彼女が全てをくれたんだし俺も全てをあげよう。

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

「もう無理ぃぃぃ!!死んじゃうぅぅぅ!!」

 

「これくらいなら大丈夫だよ、死んでも生き返られてあげるから安心してね。」

 

「息がでぎないぃぃぃ!!もう止めで胸がら下の感覚がないッ!!ンだってぇ!!」

 

「今日は意識が飛ぶまでやるよ?」

 

「なら魔術で強制覚醒ざぜないでぇ!!」

 

「寝ちゃったら完全に無防備になっちゃうよ?取り返しのつかない事になっちゃうかもよ?」

 

 

彼女がそれでもいいから寝させてくれと懇願してきたから魔術による強制覚醒を解除する、明日からどうしようかと悩んでしまうな。

——生憎俺はイメージクラブに通った事がなくてな、どういう事をしたらいいか分からないのだよワトソン君。

 

 

そう意識を飛ばしたヘレンの横で唸っていると、部屋の扉が開いてアリシアとマリエナが入ってきた。

 

 

「一晩中叫んでましたけどヘレンちゃん大丈夫なんですか?」

 

「大丈夫大丈夫、そんなに柔じゃないから。」

 

「ヘレンさん死にかけてますね、ちょっと覗いてたんですがドン引きです。」

 

「あやっぱり?少しやり過ぎたなとは思ってたんだよ、でも凄い反応がよくてさ少し張り切り過ぎた。」

 

「壊してほしいって隠喩だったと思いますよ?

——いや、半身から感覚を失う程激しいとは思ってなかっただけでしょうけど。」

 

「これ多分ですけど数日は立ち上がれないですね、私かなり優しくしてくれたんですね。

ちょっとこれは遠慮したいですね...」

 

「そう言いながら顔赤いじゃん?」

 

「気になるけど遠慮したいかなって、私正妻ですし節度を守りたいんです。

——私は優美で知的かつ、イリエ様を立てられる人間になりたいので。」

 

「同意ね、この眼で色々見てきたけど何事も過ぎれば毒だし程々がいいわ。」

 

 

遠慮かぁ...

まあそういう関係でもいいよね、一歩分の余裕があると自由に動けると思うし俺も彼女達がなりたい自分になってほしい。

 

 

「それじゃあ今日も1日頑張ろうか」

 

「「今日も一日ご安全に」」




ネタが切れたよパトラッシュ、妖精や竜の話の回収をするのもアリなんだけど取り敢えず飽きた。
実はヘレンちゃんさん最後はガチで死にかけてたり、そこはエロじゃないのでR-18ではありません。

それでも自分で書いてて目覚めてしまったのでR-18に手でも出してみようかねと悩み中、そもそも主人公の存在自体がTSふたなり聖女とかいうガチR-18存在だしねソッチの方がよかったかもしれない。
てか何も考えずに登場させた呪物や聖遺物を活用するにはそれ以外に選択肢がないんだよな、って事で10評価来たらエロシーンを別の小説で書くわ支援ヨロシク。

どうしても評価を2・4・6・8・10と埋めたい意志を隠せない人(10/22)
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