仮面ライダー鎧武 All For The Future 作:エクシ
斬月・真はソニックアローの射撃で斬月のベルトを狙う。一方斬月は射撃を無双セイバーで弾きつつ、中距離から無双セイバーの射撃で斬月・真にダメージを負わせようとする。だが斬月・真に当たることはない。斬月よりもスペックが上回る斬月・真は華麗に無双セイバーの射撃をかわせるのだ。斬月はそれに気が付き、己の技術の良し悪しに作用される接近戦で勝負をかけようとする。
「はん、俺と接近戦で勝負だと⁉いいだろう!おもしれえ!」
斬月・真はソニックアローを持つ手を斬撃を繰り出しやすく持ち替える。そしてそのソニックアローで斬月の急所をめがけて振り下ろす。それをメロンディフェンダーで防ぐ斬月。だがソニックアローの威力はメロンディフェンダーで防げるものではなかった。メロンディフェンダーは真っ二つに割れ、斬月の武器は無双セイバーのみとなった。
「戦極ドライバー、まずは一つ壊させてもらうぜ!」
ロックオン ♪~~♪
斬月・真はメロンエナジーロックシードをソニックアローに付け替え、それを見た斬月もカッティングブレードを三回下ろした。
ソイヤ!メロンスパーキング!
お互い位の武器に緑色のエネルギーが溜まる。向かい合う二人は同時に走り出し、互いの腹部を目掛けて必殺技を仕掛けた。斬月の腹部にソニックアローの刃が刺さりそうになった時、無双セイバーの刃の部分でその軌道をずらしソニックアローはメロンロックシードごと戦極ドライバーに刺さった。一方の無双セイバーは斬月・真の腹部に刺さり、肉体を貫通した。
「ぐほぉ!」
「…俺の勝ちだ。」
斬月は信継の姿へ戻り、斬月・真もヨルムンガンドの姿に強制変身解除によって戻った。無双セイバーが消え、ヨルムンガンドの腹部から大量の血液が流れる。
「おれは…ニヴルヘイム最強の…く…黄金の果実を…ニヴルヘ…イムに…!」
「黄金の果実?」
「うおおおおおお!」
ヨルムンガンドは雄たけびを上げると倒れ力尽きた。信継はヨルムンガンドが遺した”黄金の果実”という言葉に引っかかるもゲネシスコアとレモンエナジーロックシードを慧に届ける為、先を急ぐことにした。斬月・真のゲネシスドライバーとメロンエナジーロックシードを拾うと再び第3天樹高校に向け走り始めた。
校内で慧は物思いに耽っていた。「信継は俺のことを本当に道具としてしか考えていないのか?呉島コーポレーションのやつを信用しちゃだめなんだろうか、零児のように。」そんなことを考えているとだんだん戦う気も失せてくる。「こんなベルト、捨ててしまえば先祖の都合なんてどうでもよくなるのかな。」慧は戦極ドライバーを手に取った。そんな彼だったがフェンリルはお構いなしに後ろから奇襲を仕掛けた。
「変身!」
チェリーエナジー!ロックオン!ソーダ…チェリーエナジーアームズ ♪~~♪
ソニックアローで慧の背後を斬ろうとするも瞬時に慧はかわす。さっきまであのようなことを考えていたが、命の危機ともなると彼は無意識のうちに変身プロセスを踏んでいた。
「変身!」
オレンジ!ロックオン!ソイヤ!オレンジアームズ 花道 オンステージ!
シグルドのソニックアローによる斬撃を無双セイバーと大橙丸で防ぐ鎧武。だがシグルドはパワーで押し切ろうとさらに力を加えてくる。
「どうやら戦極ドライバーも破壊対象であったようだ。アーマードライダー鎧武、貴様の戦極ドライバー、破壊させてもらう。」
「…!…破壊だけか?」
「なんだと?」
「俺を殺したりはしないのか?」
「必要があれば殺るが俺の任務は戦極ドライバーおよびロックビークルの破壊。俺はヨルムンガンドのように余計なことはしない。」
鎧武はこのまま破壊されれば自分にも都合がよいのではないかと考えていた。「敵に破壊されたことにすれば俺はもう道具として戦わなくて済む。」鎧武はわずかに力を緩めた。シグルドはソニックアローで鎧武のアーマー部を斬った。吹っ飛ぶ鎧武、その飛んだ先の付近に女子学生がおり、悲鳴を上げた。
「あ…ごめん!」
女子学生は逃げるが、その逃げた先にクラックが開き、初級インベスが出てきた。再び悲鳴を上げる女子学生。彼女を守るため鎧武は自然と体が動き、二本の刀で初級インベスを殲滅した。
「あり…がと…。」
そういうと女子学生は逃げていった。「俺は…先祖がやれっていうから戦ってるんじゃないんじゃないか?」自分に質問を投げかける。だがシグルドはそんな隙を見逃さなかった。
チェリーエナジースカッシュ!
鎧武の背中を狙い、ソニックアローの射撃が放たれた。
零児は屋上にいた。授業がないときにはいつもそこにいる。自分が力を手にしたとき、どこまでこの見下ろした先にある世界を支配できるのか。それをイマジネーションすることで自分の存在意義を確かめていたのだ。
「やはりここにいたか、調査通りだ。」
そこには黒いローブを身にまとった青年が立っていた。
「何者だ、貴様。この学校の職員ではないようだが。」
「ははは、こんな職員がいたら即刻クビだろうね。それよか君を探していたんだ、天樹零児くん。」
「何の用だ。」
「君は力を欲している。お父さんやほかの人間の力ではなく君自身の力を。違うかい?」
「…それがどうした?」
「いいねいいねえ!そういうやつが私は好きでね。何、ちょっと君の力を試させてもらおうと思ってね。」
そういうとその青年はゲネシスドライバーを装着した。そしてレモンエナジーロックシードを起動させる。
「変身。」
レモンエナジー!ロックオン!ソーダ…レモンエナジーアームズ FIGHT・POWER!FIGHT・POWER!FIGHT・FIGHT・FIGHT・FIGHT・ファファファ・FIGHT!
その青年はアーマードライダーデュークへと変身した。
「ほう、お前が呉島コーポレーションを襲撃したアーマードライダーの一人か。面白い!変身!」
零児はデュークに向かって走りながらバナナロックシードを構える。
バナナ!ロックオン!カモン!バナナアームズ ナイトオブスピアー!
零児はバロンに変身し、デュークに戦いを挑んだ。
シグルドが放った斬撃を食らったのは鎧武ではなく斬月・真であった。射撃が鎧武に当たる直前に信継はヨルムンガンドが遺したゲネシスドライバーで斬月・真に変身し、その射撃から鎧武を庇ったのだ。斬月・真は倒れ、強制変身解除してしまう。
「信継⁉なんで…!」
「俺は…慧…君のことを道具だなんて思っていない…。俺は貴虎を信じ君をアーマードライダーに選んだ。確かに当初は貴虎の指示であって、君のことは…アーマードライダー鎧武としてだけ距離を置き接していた…。だがインベスと戦う君を…今は…」
「信継、もういいよ。俺も自分で気が付いたんだ。先祖に言われたから変身してるんじゃない。困っている人が…助けを求める人がいるから変身して戦ってるんだ。そりゃあ喧嘩の道具にこいつをしちゃったこともあったけど…それは違うって今はもうわかってる。俺は人を守るためにアーマードライダーを続けたい!」
「ふ…俺が導く必要なんてなかったみたいだな…。」
「え?」
「何でもない、これをつかえ。」
迫りくるシグルドを見ながら信継は鎧武にゲネシスコアとレモンエナジーロックシードを渡した。
「フェイスプレートを取り、そこにゲネシスコアをつけるんだ!」
「おう!」
戦極ドライバーにゲネシスコアを装着すると鎧武はレモンエナジーロックシードを構えた。
「それは…ニヴルの!なぜおまえが持っている!?」
「はぁ?よくわかんねえが…お前が人間を守るための道具を壊すっていうなら俺がお前を止めてやる!いくぜ!」
レモンエナジー!
ソイヤ!ミックス!オレンジアームズ 花道 オンステージ!ジンバーレモン!ハハー!
鎧武はジンバーレモンエナジーアームズへと進化した。
遅くなってしまい申し訳ありません!
今回のジンバー回、いかがだったでしょうか。だんだんややこしくなってきて閲覧数も減っていってしまって残念なのですが、頑張りたいと思います><
よろしくお願いします。