仮面ライダー鎧武 All For The Future   作:エクシ

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第14話 「いざ仲間のために!カチドキアームズ!」

慧がサガラと接触している間、龍玄と斬月・真は立ち上がり、デュークとシグルドを相手に戦闘を行っていた。だが新世代ライダー二人を相手に歯が立たず、二人は強制変身解除させられてしまう。

 

「いやぁ、ヨルムンガンドにあげたドライバーを勝手に使ってくれて…。私の作品を汚さないでくれよ。」

 

デュークは信継の首元にソニックアローの刃を当てた。一方の義秋はデュークの言葉に食いつく。

 

「お前がそのゲネシスドライバーを作ったっていうのか!?」

「? あぁ、そうだが?」

「馬鹿な…。」

「まぁどうでもいい。これ以上余計なことをされては困る。フェンリル、こいつらはここで殺そう。」

「え?」

「何を驚いているんだ。当たり前だろ。我々の世界を救うためだ。」

「だが…いくら私たちの世界の者ではないとはいえ…生きている命だぞ?」

「ははは…敵を倒すのは当たり前じゃないか。」

「ニヴル!あんたは敵のドライバーとロックビークルを破壊するだけと言ったはずだ。それに…そうだ、ヘルだって我々の世界の者ではないが仲間だろう。あんたは彼女が命の危機にさらされても世界を救うためならば彼女を切り捨てるのか?」

「はぁ…フェンリル…甘いなあ。」

「何!?」

 

シグルドはデュークにつかみかかる。だがデュークはその手を払い、話を続けた。

 

「あの女が仲間?おいおい…利用してるに過ぎないに決まってるだろう。あの女や始まりの男が居ればヘルヘイム世界の黄金の果実を手にしにくくなる。だからあの女を使って始まりの男を消し、あの女もいい具合に利用しているんじゃないか。」

「冗談だろ…ニヴル。」

「冗談じゃないさ。実際、天樹零児をヘルヘイム世界に向かわせた。おそらく彼の性格から黄金の果実を狙うのは間違いないし、ヘルは黄金の果実を守ろうとするだろう。そこでお互い潰しあってくれればメリットだらけだ。」

「ニヴル…あんた…!」

「おいおい、ニヴルヘイムを救うためだぜ?死にかけていた俺を助けてくれたこのニヴルヘイム世界をな。」

「…。」

 

シグルドは黙り込む。デュークは信継に当てていたソニックアローを再び持ち直し、改めて斬ろうと構える。信継は目を閉じる。「ここまでか…あとは頼む慧…。」デュークはソニックアローを振り下ろした。目を閉じている信継はしばらくしてもソニックアローの斬撃がこないことに気が付き恐る恐る目を開けると目の前には鎧武が立っており、デュークのソニックアローを無双セイバーと大橙丸で抑えていた。

 

「大丈夫かよ、信継?」

「慧…!」

「おそいよ~、慧くん~。」

 

義秋はニヤリとしながら言う。鎧武は力を込めてデュークを突き放す。

 

「やれやれ…生きていたのか。フェンリル、まず彼から片づけよう。」

「…。」

「フェンリル?」

「俺は…。」

「チッ。いいよ、私一人でやろう。」

 

そういうとデュークは鎧武に襲い掛かる。鎧武はソニックアローを避けるだけで反撃は出来ない。

 

「おいおいどうした?ジンバーレモンとやらにならないのかい?」

「くっ…。」

「あぁ、さっきそれで負けていたね。君に勝ち目はなさそうだ。」

 

デュークの猛攻に対しスタミナが落ちてくる鎧武。やがて避けきれずまともに斬撃を食らってしまう。鎧武は数メートル吹っ飛ぶと動かなくなる。

 

「復活してもうこれか。来ただけ無駄だったね。」

「…無駄なわけあるか。」

「ん?」

「俺はお前がニヴルヘイムを救おうとしてるなら、そんなお前を邪魔することは過ちなんじゃないかって思ってた。

「ならば素直に…」

「でもっ!!!」

 

鎧武は大声でデュークの言葉を遮る。

 

「でも…俺の仲間を犠牲にさせてまでお前が正しいとは俺は思わない。俺は仲間を…みんなを守るために変身しているんだからな!」

「ふーん…愚かな。」

「仲間を守るために…俺は進化する!」

 

鎧武はサガラからもらったロックシード カチドキロックシードを取り出す。

 

 カチドキ!

 

「なんだ、あのロックシードは?」

 

義秋は目を見開いて驚く。

 

 ロックオン!ソイヤ!カチドキアームズ! いざ出陣! エイエイオー!

 

「この力で仲間を守る!」

 

鎧武 カチドキアームズはカチドキ旗を両手に構えた。デュークはソニックアローで再び攻撃をしに行くが左手に持っているカチドキ旗によって抑えられる。

 

「なに!?」

 

そして右手で持っているカチドキ旗でデュークの腹部に攻撃をする。デュークは腹を押さえながら交代する。それをみた鎧武はカチドキ旗を捨て、無双セイバーを手に取りデュークを斬る。デュークも負けじとソニックアローで鎧武の左足に斬りかかり、お互いにダメージを負う。

 

「ぐ…カチドキアームズ…見たことがない鎧だ…プロフェッサーは私が消えてから新しい鎧でも作ったのか…?」

「なんだ…何か言ったか?」

「…いいやなんでも。すぐに消さなくてはと思ってね!!」

 

そういうとデュークはレモンエナジーロックシードを外し、ソニックアローに取り付けた。

 

 ロックオン

 

デュークはソニックボレーを放った。

 

 レモンエナジー!

 

それを見た鎧武もカッティングブレードを一回下ろす。

 

 カチドキスカッシュ!

 

無双セイバーでオレンジ型の飛ぶ斬撃をだし、ソニックボレーの軌道を逸らした。そして無双セイバーをしまうと火縄大橙DJ銃を取り出し、カチドキロックシードを取り付けた。

 

 ロックオン!!イチジュウヒャクセンマンオクチョウ…無量大数!

 

火縄大橙DJ銃が火を噴く。まっすぐとデュークに向かって射撃が放たれた。そしてデュークに命中…すると誰もが思った。その直前にシグルドがデュークの前に出て、その攻撃をまともに受ける。大破したゲネシスドライバーの残骸とともに倒れるフェンリル。

 

「フェンリル!!」

 

いつの間にかに敵であったフェンリルの名を鎧武は呼んでいた。

 

「グハ…お前は…この世界の…き…ぼう…なんだ…、ニ…ヴル…。」

 

鎧武はデュークに手を伸ばすフェンリルの元に向かおうと駆ける。だがデュークはソニックアローの刃をフェンリルに突き刺した。刺してすぐフェンリルの手は力が抜けた。

 

「あ…!」

 

鎧武は怒りの声も悲しみの声も出なかった。ただ目の前で名誉ある戦士が無残に、そして誇りを汚されながら死んでいったという事実だけが頭の中にあった。

 

「彼はどうやら私とは意見が合わなかったらしい。厄介になると嫌だからね。まぁ仕方ない。」

「…ニヴルぅぅぅ!」

 

鎧武の怒りが爆発した。それをあざ笑うかのようにデュークはローズアタッカーを召喚しそれに乗るとすぐに走り出した。鎧武もそれを見てサクラハリケーンを展開する。

 

「おい!待て、慧!落ち着け!」

 

信継の声も届かず、走り始めるデュークを追う鎧武。ローズアタッカーはどんどんとスピードを上げ、やがて回転し始める。サクラハリケーンも同じように回転する。やがてローズアタッカーの目の前にクラックが現れそれに入っていく。それにつられるように同じクラックにサクラハリケーンに乗った鎧武も入って行った。

 

「まずいぞ…俺たちも行こう、義秋。」

 

信継は自分のサクラハリケーンを展開しようとする。だが義秋は彼を止めた。

 

「君まで熱くなってどうする?落ち着き給え。彼らがどこに行ったのかわからないだろう?私は調べなくてはならないことが出来た。地球に戻るよ。」

「なんだと?慧が危険だというのに…!」

「君の地球でやるべきことがあるんじゃないのかい?地球ではヘルという者の力で未だにクラックが開かれ、インベスによる被害が増えているんだぞ?」

「…そうだな…。慧ならば…大丈夫だ…。」

「そう、信じるのも仲間だからできることさ。」

「お前…慧と仲悪い感じだが実は仲良くしたいんじゃないのか?」

「おいおい冗談はよしてくれよ。」

 

二人はロックビークルを展開させ自分たちの世界へと帰還した。




だいぶいろんな世界での戦闘が多くなってややこしくなっていますが皆さんちゃんと理解してくださってるでしょうか…?><

自分の文章の拙さを実感していて、もっとわかりやすく書けたらなあと思っている次第です。
しかし先日、やっと終わりまでのプロセスを組み立て終わりました(今頃
それに沿って書いていきたいと思っていますのでわかりにくいまま進んでしまうと思いますが是非ともよろしくお願いします。
「ここがわかりにくい!」「これはなんで?」など感想にぜひぜひお書きください。答えられる範囲で答えていきたいと思います。
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