仮面ライダー鎧武 All For The Future   作:エクシ

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第6話 「新世代ライダー急襲!」

龍玄は驚きを隠せなかった。

 

「そんな…ばかな!なぜこの時代にゲネシスドライバーが存在している⁉あれを作れるものはこの時代にいないはずだ…。」

 

龍玄の質問に答えようとする者は誰もいない。斬月・真は一歩前に出ると名乗りを上げた。

 

「俺はヨルムンガンド。ニヴルヘイム最強の戦士!貴様ら、覚悟しろ!ハハハハ!」

「まどろっこしいことは抜き。行くわよ、ヨルムンガンド、フェンリル。」

「へいへい。」

 

ヨルムンガンドと名乗った斬月・真とフェンリルと呼ばれたシグルド、そしてマリカは地下研究室に飛び降りた。斬月・真は斬月、シグルドはブラーボとグリドン、マリカは龍玄にそれぞれ襲い掛かる。

 

 

 

 

 

斬月は無双セイバー、斬月・真はソニックアローでお互いの刃を交える。斬月はメロンディフェンダーによる斬撃でも攻撃しようとするも斬月・真には隙が無い。「最強の戦士というのもまんざら嘘でもないのかもしれない。」斬月はそう考えていた。だが斬月も負けてはいない。足で斬月・真の足を引っ掛け、バランスを崩した瞬間にメロンディフェンダーによる斬撃を繰り出した。倒れた斬月・真に乗っかるように斬月は態勢を取った。

 

「おい、貴様はニヴルヘイムの戦士とか言っていたな?ニヴルヘイムとはなんだ?」

「フフ…これほどの強者にあったのは久しぶりだ…。面白い!」

「答えろ!貴様らは何者だ?」

「言っただろ、ニヴルヘイム世界から来たのさ、俺たちは。」

 

 

 

 

 

 

ブラーボ・グリドンとシグルドもまた同じような話をしていた。

 

「そうか…お前たちはニヴルヘイムという世界から来たというわけだな?」

「…もう余計な話はいい、本題に入らせてもらう。貴様らが保管しているロックビークルはどこにある?」

「ロックビークル?そんなものは俺たちは持ってねえよ、なぁ兄さん?」

「あぁ。呉島コーポレーションは所有しているらしいが我々は今日初めてこの戦極ドライバーとロックシードを手にした。そんなものはもってない。」

 

ブラーボがそういうとシグルドはグリドンの目の前で速攻を仕掛けた。グリドンは研究所の出口まで吹っ飛ばされる。その衝撃でグリドンは強制変身解除した。

 

「貴様らはこの施設の者ではないということか…。ならば消えろ。貴様らに用はない。」

 

そう言うとシグルドは斬月・真に対し馬乗りになっている斬月の方へ向かった。ブラーボはルイのところへ行き彼を担ぐと、任務の優先のため呉島コーポレーションを脱出することにした。

 

 

 

 

 

話を聞いていた斬月は突如肉体に大きな衝撃を食らう。それがシグルドによる突進だと気が付いたのは斬月が研究室の端の方で起き上がった時であった。

 

「何をしている、ヨルムンガンド。この男からロックビークルの情報は聞き出したのか?」

「いや、それがコイツ俺たちに興味があるらしくてよ、いろいろ教えてやってたんだ、グハハ。」

「余計なことをするな。おい、そこの人間、ロックビークルはどこにある?」

「ロックビークルだと?あれをどうする気だ!?」

「早くしろ、どこにあるか言え。」

 

シグルドはソニックアローの刃を向けながら斬月に近づいていく。

 

 

 

 

 

龍玄は未だにゲネシスドライバーの存在を信じることが出来なかった。「この僕が完成できなかったものを今この世界で作れるものがいるはずなどない。」そればかり考えているせいでマリカのソニックアローによる斬撃をもろに食らってしまった。

 

「その…ゲネシスドライバー…どこで手に入れた…?」

「ゲネシスドライバーを知っているようね。まぁ人間の世界のものだし当然か。なら貴方が見たことない機能を見せてあげるわ。」

 

そういうとマリカはゲネシスドライバーの”左の”シーボルコンプレッサーを引いた。すると空中にアームズを召喚するクラックと似たものが現れた。そしてそのミニクラックが開くと黒い初級インベスが次々と出てくる。その後すぐにそのミニクラックは閉じた。

 

「さぁ、ヴェルダーたち、あのアーマードライダーをいたぶってやりなさい。」

 

黒い初級インベスのようなヴェルダーと呼ばれた生命体は龍玄に襲い掛かる。ヴェルダーは龍玄のボディをかじり始める。ブドウ龍砲で何とか引きはがすもまたすぐヴェルダーたちは龍玄に接近していく。その時、上の階にいるデュークが手を叩いた。

 

「ち!クラックが閉まる。ここまでみたいね。」

 

マリカ、斬月・真、シグルドはそれを聞くとすぐに最初出てきたクラックに戻って行った。そしてデュークもそのクラックに入るとすぐに閉じてしまった。研究室には斬月と龍玄しか残っておらず、二人は変身を解除した。

 

「いったい何だったというのだ…。」

「ニヴルヘイム…か。それにヴェルダー。」

「まさか奴らは過去に人間と戦ったオーバーロード・インベスとかいう種族なのでは…!」

「信継、それはないね。ヨルムンガンドとかいうやつ、嘘つけないタイプだもん。もしフェムシンムなら『俺はフェムシンム最強の戦士!』とか言うだろ。そもそもフェムシンムはレデュエ、ロシュオの死で絶滅している。ニヴルヘイムとかいう世界はきっと実在するんだよ。」

「ではニヴルヘイム世界のやつらは何が狙いなんだ…?」

「黄金の果実さ。」

 

突然した声の主を二人はあたりを見まわし探すがどこにもいない。

 

「ここだ。」

 

足元を見ると金の蛇が二人を見上げていた。そして蛇はDJサガラの姿へ変化する。

 

「いや~久しぶりだぜ、まさかまたこの世界に俺が現れることになるとはな。」

「何者だ!?」

「俺はサガラ、いや呉島貴虎の資料にもあっただろう。俺の正体は…」

「ヘルヘイム。」

 

驚くそぶりを見せない義秋にサガラは嬉しそうな顔をした。信継は資料の中のサガラの項目を思い出し納得する。そしてサガラに質問をぶつけた。

 

「お前はヘルヘイム自体ということなら知っているだろう。なぜヘルヘイムがまた我々人間の世界を浸食する?それに黄金の果実はこの世界にはない。なぜニヴルヘイムは地球に来た?」

「核心に迫る質問が多いな。貴虎に似てまどろっこしいことは嫌いなようだな。」

「…。」

「そうだな。まずヘルヘイムは人間の世界を浸食しようなどとはしていない。」

「なに?」

「ヘルヘイムは攻撃の道具として利用されているだけだ。クラックを開ける能力を持ってるやつがヘルヘイムの植物を使ってな。」

「つまり現代におけるヘルヘイムの浸食は自然現象ではなく何者かの仕業ということか。」

「その通り。で二つ目の質問だが俺は全くわからん。そもそもニヴルヘイム世界はヘルヘイムと全く関わりは無かった。」

「あーだめだ、頭がパンクしそうだー。」

「ふん、ならばまた今度にするとしよう。とりあえず今日までのことを整理するんだな。」

 

そういうとサガラは消えた。「今日はいろいろなことがあり過ぎた…。」信継は慧にどこまで話すか迷っていた。




早く進めたいがために更新しちゃいました!ペースくずれた><

今回から話がややこしくなってくると思いますが何かわからないことがあれば気軽に感想のところに書いていただけると答えられるので助かります!
ぜひ感想よろしくお願いします
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