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それとこのキャラ口調ちゃうぞゴラァって箇所があれば教えていただけると嬉しいです、めっちゃ助かります。
悪びれる事も無く「だって気になるじゃないですか」と軽く体を動かしながら倭助に「強く、なったんですよね? なので手合わせしましょう」と、まるで遠足を待ちきれない子供の様に楽しそうにしながら言う。
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「おい、姉ちゃ「諦めなさいな、彼は本気だからね」……はぁクソ、分かった分かった、やりゃいいんだろ」
冥冥が「してる間あの子の相手をしておくから存分に楽しみなさい」と足早に離れた。
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「では、いきますね?」
倭助に合掌した手を向け「
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「ッ! 術式順転『
喰らえば最悪抉れるな、良くても貫通する鎧を解くな維持し続けろ、そしてそのままぶん殴れ!)」
ははっ、凄いな、いくら弱くした穿漿とはいえ体に触れずに散るとか面白い術式だね、何をしたんだ? 僅かに
ナニコレめっちゃ楽しい、冥冥さんが羨ましいよホント。
倭助は
しかしソレを想定していたのか見えない壁を逆に利用し壁を踏みつけ距離をとり、左手で血漿を圧縮し指の隙間から穿漿を撃つと同時に、駆け出し右手で圧縮していた血漿を鉤爪の様にして振り抜く。
3本同時に飛来する穿漿を
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「(コレが呪術師の戦い……こんな風に命を賭け
呪術師ってのは何でもありってか、しかもあの姉ちゃんが言うには自分と比べるな……だったか、自分とは比べる事さえ烏滸がましい程の
ふぅ………今は別の事は考えるな、今は
だとすれば……俺にできるのは息も吐かせぬ程に攻め続けるしかねぇな、肉弾戦だけじゃ勝てねぇかもしれねぇが何でもやれ、何でも起こせ!)拡張術式『魂操』
術式を叫ぶと倭助にしか見えない無機物から溢れる小さな魂たちが大波と成り晴蓮を襲う。
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!? うっおぉぉ、なんじゃこりゃあぁ! いきなり何かに押し流された!? すげぇコレが倭助さんの術式!
うっわ、おもしれぇ
俺は呪力を匂いで術式を感知する。その
しかも
俺たち術師は術式で現象を発生させる時点で視認できる。しかし、魂というあやふやな存在を見る事は事実上不可能! おそろしい、
しかし、流される前に僅かにだが地面付近に
今はそれよりも、だ。
しっかし
防げるかはどうかは別だがな! 良いね良いね、面白い初体験の事ばかりだ、それじゃ次はこっちの番だ。
「凄いですね、倭助さん、短期間でこんなに強くなるなんて……なので、もっと見せてください」
「いきますよ、
「ッ『
握っていた右手から5つの鉄分を多く含んだ血液が飛び散り5つの球体へと形を変え襲いかかる。が、倭助が張った不可視の壁に遮られた。しかし不完全だったのか2つは壁を貫通し倭助に手傷を追わせる。
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「く……つぅ。まだアレだけじゃ防ぎきれんか。(あの姉ちゃんが言っていたのは呪術師はいかに行程を減らしていく……行程が少ない程強い術師だったか。
つまりアイツはとんでもなく強いっつー事か、クソッタレめ)」
おお! また
「(クソ! 1つ1つの技が速い……防ぐだけで手一杯だ、ならやられる前にヤる、攻め続けるまでだ!)
拡張術式『魂操』
晴蓮がいる周囲の地面が僅かに光ると地面から倭助にしか見ることの出来ない、数10個におよぶ青い矢と、1つの渦巻く青い矢が一斉に飛んでいく。
見えぬ攻撃を防ぐのは並みの術師であれば不可能に近い……だが、この男は呪術界における現状3人しかいない最大戦力である『特級呪術師』の1人。
全てが規格外が故に与えられる等級の呪術師、たかだか
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「驚きました倭助さん、まさかコレを使う事になるとは思いませんでした」
そこにあったのは晴蓮の周囲を薄い黄色の壁が覆い不可視の攻撃は全て防がれていた。
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「何が、おきた……」
なんだアレは、盾? だがアイツは何もやってないハズだ、どうやって術式? を使った。
晴蓮が静かに話す。
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「昔、僕の友人が常に術式の膜を展開する方法を編み出しましてね、そこでふと思ったんです。
コレ……僕にもできるのでは? と、その友人にやり方を聞きましてアレコレして、僕なりの解釈をしたらできる様になったんです。
防御術式の
とは言えこの手合わせでコレを使うつもりはありませんでした、こんなんですが僕は特級呪術師です。
それにひきかえ倭助さんはここ数ヶ月で術師に成ったばかり………いくらなんでもそれはダメかな……と、思い使わない様にしていたんですけど……どうやら今のは危険だと判断したんでしょうね。
イヤーまさかまさかですよ倭助さん、コレを使わさせられるなんて驚きました。
なので倭助さん。今からは少しギアを上げます。 ですので気を付けてください。
あ、それとコレは僕が
なので、この盾を貫通できる術式か僕の無意識より早い術式じゃない限り僕には届きません、頑張ってくださいね」
「(へぇ、話には聞いてたけど本当に晴蓮くんも使えるんだね、いい事を知った。
……私の
晴蓮は呪力出力を1つ上げた、今までの出力はおよそ準二級術師程度。
しかし今は二級術師並みにまで上げた、それを意味するのは虎杖倭助が二級術師相当の強さがあると認めたからだ、ここからの手合わせで晴蓮は彼を侮る事は無い。
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「(何が自動で防ぐだ、ありゃ反則だろクソッタレ、考えろ、何が通用する! どの技なら届く……遠距離は無しだ今の俺じゃ届かせねぇ、なら……直接ぶん殴る! 殴ってあの盾をぶち破るまで)拡張術式『魂操』
不可視の鎖が晴蓮に巻き付き行動を封じると同時に駆け出し地面や建造物から魂を拳と脚に集め晴蓮を殴り蹴ると爆発するが、血漿の壁に遮られ届かなかった。
しかし、どうやら鎖は攻撃術式に該当しないためか血漿の壁に遮られてはいなかった。
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「(殴りと蹴りは攻撃判定、だが鎖は判定外かそれならやり様はある!)拡張術式『魂操』
既に晴蓮に巻き付いていた不可視の鎖に加えさらに鎖が巻き付いく……
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また鎖? 確かに鎖は攻撃術式じゃないから通ったけど、何を考えてる、何をする気?
「捕らえたぞ、晴蓮。拡張術式『魂操』
そして、晴蓮に巻き付いていた鎖が突如として燃え爆散した。
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「(どうだ、コレなら……)」
「おお~凄い。考えましたね倭助さん。
確かにそのやり方なら僕の自動防御を騙せるかもしれませんね、でも残念ですが通りません。
僕の防御術式は1つでは無いんです」
「(……こんなの、ありかよ……どうヤれっつーんだよ)」
んー、潮時かな? やり過ぎて折れても困るし……
「倭助さん、これから連続でいきます。それで最後にしましょう。
防ぎきってください、いきますよ? 凝血棍〈血太刀〉
振るわれる血色の太刀から弾力の有る血の斬撃が倭助めがけ飛来する。
だが倭助は躱す素振りをみせずまるで腰から刀を抜き放つ仕草をすると、血の斬撃と不可視の一撃が衝突し不可視の塊に巻き付くが、不可視の刀に切り裂かれ、血の斬撃が血飛沫となりお互いの姿を隠す。
先の攻撃を気にする事無く晴蓮は既に駆け抜けており血飛沫の中から現れ倭助へと斬りかかる、この行動に驚きながらも不可視の刀で応戦する。
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「(くっ……つぅ、そのまま突っ込んで来やがった! 戦闘慣れが尋常じゃねぇコレが15、6の子供のする事か……)」
「シン・巌流〈
鋭い突きを下段・上段・中段の3連突きを繰りだし、倭助の不可視の鎧を貫き中段の突きが横腹を裂き、鮮血が舞う 。
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「(うっ、ぐぅ……鎧が抜かれた!? 距離を、離せ!)」
「逃がしませんよ? シン・巌流〈
距離を取ろうと後ろに飛んだ倭助を追うように突進し連続で斬り最後に真一文字に振り抜く。
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「ッ! 還魂鎧『爆発装甲』!」
斬撃が当たると同時に当たった箇所が晴蓮めがけ爆発し斬撃の威力を殺す共に倭助が後方に吹き飛ぶ。
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「ガッ……ぐっ、ッ、アア! かっ……はぁはぁ。(これが、特級呪術師の強さ……なのか……強ぇなマジで、だがよ晴蓮、防ぎ……きったぞ)」
これはしてやられたね、まさか爆発反応装甲をしてくるとは、亀の甲より年の功ってヤツかな?
さて、と。この辺りで終わりにしますか。
「倭助さん、お疲れ様です。今回の手合わせはこれで終いにしましょうか。いやはや中々に楽しめました。
使う気のなかった自動防御も使わさせられましたし、呪力のギアも1つ上げましたし想像以上です」
地面に座り「終わりか? これで」横腹から血を流し肩で息をしながら絞り出した声に「はい、終わりです」と倭助に近寄りなが答える。
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聞いた事も見た事も無い術式にワクワクが止まらない晴蓮くん、少しやり過ぎたので反省はしてる。
晴蓮くんが使うもう1つの防御術式、いったいどんな術式なんですかね。鎖に巻き付かれてるのにダメージ無いとかすり抜けでもしたんですかね。
申し訳程度のフロム要素。