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それとこのキャラ口調ちゃうぞゴラァって箇所があれば教えていただけると嬉しいです、めっちゃ助かります。
「治しますので動かないでくださいね」
自分が斬った横腹を反転術式で治療すると、切り傷は綺麗に無くたった。
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「うおっ、ナンじゃこりゃ。晴蓮、今何した」
そりゃまあ驚くか、反転術式なんてまさしくファンタジーだからねぇ。
「今のは反転術式と言われる技術だね。
勿論とんでもない高等技術の上、
「あー、つまりコイツはとんでもねぇ術師って事か」
「ああ、その認識は正しい、彼は術師の中でもトップクラスの化け物なのさ」
冥冥さんひどくないソレ……事実だから否定できないけど。
「うう"ん"。取り合えず、倭助さん、ここ2~3ヶ月とても強くなりましたね、何したんですか? 冥冥さん」
「特に何もしてないとも、うまい食事と適度な運動だけさ」
あぁ、さいですか。……確かにそれに勝るモノは無いか。
「あ、そうそう。倭助さんにはシン・巌流を習得してもらいます。
多分倭助さんの術式と相性良いと思うので」
「シン・巌流? なんだそりゃ」
「さっき僕が使ってた剣術です。まぁ、剣術以外にもありますが、先ずは剣術を覚えてもらいます。
その次に格闘術ですかね」
「俺にもできんのかその技術は」
「できる様になってもらいます。覚えるまでヤれば覚えますから大丈夫ですよ」
「無茶言いやがるな、お前さんは」
「大丈夫ですって。ちゃんと先生も就けますしそれに、倭助さんなら覚えれますよきっと」
甚爾さんなら任せても安心できるし、良い教官? 先生? になるでしょう、きっと。
「晴蓮くん。その先生ってのは彼かい?」
「そうですが、それが何か?」
……やっぱり厳しいかなぁ、でもなー自由に動ける人って甚爾さんくらいしかいないしなぁ。
「……お爺さん。頑張って生きなさい、私から言えるのはコレだけね」
「?? お、おう」
「(知らぬが仏……かしらね)」
「んー、と。これで1つの不安は無くなったし……心置きなくガッコーに入れるかな」
「ああ、高専だねもうそんな歳になったんだね君」
「そうですねー、高専入りますねーどうなるか楽しみですね」
「あー、その高専ってのは何だ?」
「呪術師が行く学校だよお爺さん、もっとも学校と言っても体裁程度でしかないけどね」
「基本、依頼漬けみたいですね、勿論基本的な授業もあるみたいですけど、8・2の割合で祓除依頼らしいですね、あ、勿論、8が依頼ですよ」
「それは学校でいいのか?」
冥冥と晴蓮が同時に肩を竦めて「さぁ」と他人事の様に反応する。
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「(呪術界とやらは良く分からんな、そもそも晴蓮みてぇな子供にこんな事させてんだ、常識で考えたらダメなんだろうがな)」
「ああ、そうだ。忘れるとこだった、倭助さんこれをどうぞ」
晴蓮が手を合わせ広げると中から変わった呪具が現れる。
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「仮面? 何だ、これは」
「勿論呪具です。その仮面を付けると倭助さんの事を覚えておく事ができなくなり次第に忘れていきます」
「へぇ、凄い呪具だね……見た目を除いてだけどね」
「より正確に内包術式を言うなら『一定の時間、着用者から離れると、どんな人物だったか記憶があやふやになる』ですね。
例えば、確かにフリーの術師といたがどんな見た目だったかはっきりと思い思い出せない、といった感じてすかね」
「本当にとんでもない呪具だね、でもまた会った時はどうなるんだい?」
「その時は思い出します『ああ、そう言えば以前一緒に居た術師だな』と」
「ますます見た目で損をしてる呪具だね、コレ」
「おう姉ちゃん珍しく意見が合ったな、何だこの見た目は」
「見た目は完全に僕の好みです、カッコいいですよね、ペストマスク」
2人の沈黙がこの呪具の残念さを物語っている、性能が良いだけに余計に。
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「えー、カッコいいじゃないですか、ペストマスク。おっかしいなー、カッコいいと思うのになー」
その時、冥冥の腕の中でおとなしくしていた虎杖倭助の孫、虎杖悠仁が仮面を見て嬉しそうにはしゃぎ始めた。
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「おお! 悠仁君にはペストマスクの良さが分かっているみたいですね」
きゃっきゃとはしゃぐ悠仁と一緒に騒ぎ、悠仁の頭を優しく撫でた。
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「……君の好みはこの際置いておこうか、何故お爺さんにこんな呪具を渡すのかが私は気になるね」
「? そんなの1つしか無いじゃないですか、
「私はいいのかい? 誰かに喋るかも知れないよ?」
「んー、それは大丈夫でしょ」
「その理由は?」
指を鳴らし「冥冥さんだから」と自信満々に答えた。
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「なんだい、その理由にならない理由」
「だって冥冥さん、僕を敵に回したくないでしょ?
でも僕も甚爾さんも喋る事は無い、となると冥冥さんしかいない……。
そしてソレを知った僕が取る行動はただ1つ、知った人物と喋った人物を
「そうだね、君を敵に回すくらいなら縛りでもした方がまだマシだ」
それを聞いた晴蓮は「でしょ」と短く言いそれに付け加え「ついでにお金も積みますし」と意地悪く冥冥に言い放つ。
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「……それは嬉しいね、金に勝るモノは無いからね」
「(
「それじゃ、僕はこの後やる事あるので失礼しますね、冥冥さんは後1ヶ月程お願いします、悠仁君また今度遊ぼうね、その時は妹たちも連れてくるからね」
この言葉に反応したのか虎杖悠仁は両手を上げ嬉しそうに返事をした。
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「おや? 庵さんが東京にいるとは珍しいですね」
ここにいるハズの無い人物を見て声をかけた、それに対しその人物はどこかソワソワしながらも返答をする。
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「晴蓮くんの入学だからね、飛んできたのよ」
「わざわざありがとうございます、そうそうお渡しした呪具はどうですか?」
「とても助かってるわ、私の術式にも合ってるし、安定して1人で一級呪霊を祓えてるから大助かりよ」
「それは何より」
「アレ? ザコの歌姫じゃん、なにしてんの」
「(コイツは相変わらず頭にくる事言うわね、たたき斬ってやろうかしら……無理だろうけど)」
「もしかしてオレの追っかけ? モテる男はツラいねー、で? 土産は?」
「無いわよ、そもそもアンタに用無いし、晴蓮くんコレ入学祝いよ」
そう言い晴蓮に手渡したのは縁の無い眼鏡だった。
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「眼鏡……ですか?」
「ええ、蠅頭を使ってモノを見るって聞いたから眼鏡型の空っぽの呪具を造ってもらったの」
「フム……成る程成る程。コレ、良いですね、いくら蠅頭とは言え弱い
コレなら……ああして、こうして……うん、良さそうだ、庵さん。良い呪具、ありがとうございます」
「気に入ってもらえて良かったわ、造った甲斐があるわね」
「オレには? 何か無いの」
「有る訳無いじゃない、
少し拗ねた様に「そうだけどサー、あからさまに贔屓じゃん贔屓」とブーブーとボヤき続けた。
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「それじゃ、入学式。行ってきますね」
「アンなん形だけじゃん」
呆れながら「それでも出ておいて損は無いでしょ、それに僕たちの他に2人いるみたいだし、どんな人か知っておきたいからね」と悟の肩を軽く叩きながら促す。
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「ふーん。別にいいじゃんそんなん、オレとハルがいれば事足りるっしょ」
「それでもだよ悟君、ほら行くよ。庵さんまた後で」
手を振りながら「行ってらっしゃい」と晴蓮に返事をした。
入学式に向かうまでの間に「どんなヤツいんの?」と聞きそれに対し「1人はスカウト、もう1人は僕と同じアウトプットができる反転使いらしいよ」と会話をしながらダラダラと会場に行った。
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「入学おめでとう、新入生諸君。
俺は夜蛾正道だ、君たち新入生の担任でもある。
これから4年、君達には同級生達と切磋琢磨して成長して欲しい」
「他のヤツら知らねーけどさ、オレとハルにはいらなくね? オレたち特級だよ」
その発言に他2人はピクッと眉を動かし、聞き耳をたてた。
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「悟君、良いかい? たとえどれ程の等級であろうとも強くなる余地は有るんだよ、例えば君は拡張術式を作るとかね。
新たな知識を得るにはいい機会さ、少しはマジメに取り組むようにね」
「へーい、気が向いたらね」
肩を竦め「全く君は……まぁいいさ、いつもの事だからね」と愚痴を溢し、その流れで自己紹介をし始める。
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「初めまして、僕は加茂晴蓮。
知ってる人もいるだろうけど、念のため説明するね。
僕の家、加茂家は呪術界における御三家の1つになる。ついでにソコでくだを巻いてる彼も僕の加茂家同様、御三家の1つである五条家の人間で五条悟。
彼の事は……まぁあんな感じだと思ってくれれば良いかな。
後は……ああそうだね、僕と彼はそれぞれ当主をしているんだけど、まぁソレ気にせず仲良くして欲しい、家入さん夏油君これから4年間、宜しくね」
「(噂には聞いていたが成る程な。
「じゃあ、次は私がいこうかな。私は夏油傑、スカウトされてここに来た。
等級は一級だ。加茂くん、家入さん、これから4年間宜しくね」
「はぁ? オレには」
「……ああそうだったね、五条……くん? 宜しく頼むよ」
「ナニ、ケンカ売ってんの? 買うよ」
「悟君」
「……ナンもしねぇよ」
「それは何より」
「(ふーん、加茂くん……だっけ? あの生意気そうな五条って人は逆らえないのかな? それにしても加茂くん、色白過ぎやしないかい)」
初めて会った加茂晴蓮の色白さに驚きを隠せなかった。
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「んー、じゃあ次は私の番かな私は家入硝子。いちおー家系入学になるのかな、3人ともよろしくー。
てかさ加茂クン。やけに色白過ぎない? なんかの病気?」
「………そんなに白い?」
「めっちゃ白い、病人じゃねって思うくらい白い」
病人並みの色白さ……おや?
「あー、これで一通り? 終わりでいいな、一般的な授業は補助監督の者らが行う、以上だ。明日から頑張る様に」
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「ねえ悟君」
「んー何、ヤる気になった?」
「そんな訳無いでしょ。僕ってさ白い?」
「血管が見えんじゃね? てくらい白い」
「マジで?」
「マジで」
………おや? これは……
「何、どったの」
「もしかしたら天与呪縛が増えたかもしれない」
「はあ!? なんで」
「あーやっぱ加茂クンって
「何ソレ」
「端的に言えば生れつき皮膚や目の色素が少ない病気だよ」
「
アルビノ……先天性色素欠乏症と言われ、メラニンの生合成に関わる遺伝情報の欠損により先天的にメラニンが欠乏する遺伝子疾患、他には白子症や白化現象等も言われている。
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「つまり今になって新しい天与呪縛が分かったって訳だね。
そうか、アルビノか。僕自身は目が見えないから今まで気がつかなかった。
あーそうかそう言う事か、だから女中の人たちが熱心に日焼け止めやら長袖を着せてたのはそう言う事か、女中の人達も言ってくれれば良かったのに。
それに悟君も言ってよ」
「だってオレそんなの知らないし、でもさハルこれでオレの方も分かった事が有る」
「それは?」
「ハルの呪力……おかしいんだよ」
「ごじょーくんさ、呪力がおかしいって何」
「異質なんだよ、ハルの呪力は
異質な呪力、異常に濃い呪力。呪力を見る事が出来る五条悟にしか気づけない事、初めは吐きそうになる程だったが幼い頃から晴蓮と一緒に居て晴蓮の呪力を見慣れてしまったからこその発覚の遅れが生じた。
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「……ソレ言ってよ、間違いなく天与呪縛の
「あー……その、申し訳ないんだけど。天与呪縛? の事、聞いて良いかな」
「ああ、夏油君は在野からのスカウトだからその辺り知らないのか」
「恥ずかしながらね」
「生まれながら強大な力を得る代わりに何かを強制的に犠牲にする“縛り”を持って生まれてくる者達の事を呪術界では天与呪縛と言うんだ。
ほら一般社会にも先天性の病気を持っている人とかいるでしょ? 呪術師は先天性の病気が縛りとして架せられるんだ。
勿論その代わりに何かしらの恩恵も有るけどね」
「成る程、つまり加茂くんのアルビノも」
「天与呪縛だね、そっかーアルビノかー、目が見えないから基本鏡見ないからなー」
「目が、見えない? じゃあそれも天与呪縛になるのかい」
「うん、僕は
「(目が見えない……今までどうやって生活を……)」
「まぁモノは見えてるからそこまで困りはしないんだよね」
「え? 見えてるって……どうやって」
原作におけるもう一人の『最強』と邂逅。
晴蓮くんが倭助さんと呼んでるのを聞いてるので結局お爺さんの名前を知る冥冥さん。
旧版と違い、ここにきて新たな天与呪縛が判明、縛りの内容はアルビノ。
その
旧版でもその内書く。