その血が歩む道すじ:修正版   作:亞忌羅

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 一話ももたなかった釘崎くん。晴蓮くんからシン・巌流の手解き受けてる暦くんには手も足も出ないのは仕方ないよね。


八十一話

「蓮兄。例のヤツってコレか?」

 

 体が変形している(・・・・・・)死体を触りながら「そうみたいだね」とだけ呟き、式神を通して見る。

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「どうやら体そのものが形を変えているね、しかも肉体には損壊もなければ繋ぎ目もない」

「? どう言う意味?」

「一つの人間の『肉体』が歪んで変形しているんだよ。これは呪詛師の仕業じゃないね」

「なんで」

「こんな事、人間には出来ないよ」

「そういった術式かもしんないんじゃん」

「あり得ないんだよ、そんな事。

 あくまで僕の持論でしかないけど、形を、何かを作る術式は有る。例えば構築術式とかね。

 でもね、こんな風に他者(・・)を変えられる術式を持つ術師はいないんだよ」

「でも降霊術とか形変わるじゃん」

「それも自分自身の肉体を変えるんだ。

 僕の友人にも同じような術式を持つ術師がいる。でも、彼に出来るのは自分自身の体を変える術式で他者には出来ない。まああくまでも僕の持論だけどね」

「ふーん…………ん? じゃあ呪霊の仕業?」

「…………どう、なんだろうね。少なくとも僕はこんな事が出来る呪霊は知らない」

「蓮兄が知らないって……やべぇじゃん」

「そうだねぇ……次いでに言えば残穢がもう残って無い事だね。呪詛師なのか呪霊なのかも分からない」

 肉体の変形、脳は……少し歪んではいるがまだ許容範囲内。

 ………これ、は…………確か高専にも遺体があったな、確認しよう。

 

「真希」

「んー、何」

「高専に帰ろう」

「調査は」

「一通りは終わった」

「コレらはどーすんの」

「補助監督達に任せる」

 

 新たに発見された変死体を全て改めると、何かに気づいたのか、いつも冷静な兄が焦っているのを見て「蓮兄、やけに焦ってんじゃん」と、問い掛けると「もしかしたら、特級案件だ」とハッキリと言いきる。

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「は? マジで」

「可能性が有るってだけだよ、出来れば可能性が0になって欲しいけどね」

「マジかー、特級だったらどうするの」

「いつもと同じさ、僕らが動く。

 さて、高山さん。後はお願いします」

「分かりました。加茂晴蓮特級、加茂真希一級。お疲れ様でした」

「すまないね」

「い、いえ。これが仕事ですので」

「僕達は急いで帰るから車内のお菓子は高山さんが食べてください」

 

 ここに来る前に買っていた菓子を補助監督に渡し、晴蓮達は肉雫唼(みなづき)に乗り飛んでいく。

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 医務室のドアが勢いよく開き「硝子」と、ついさっき変死事件の調査に行った筈の晴蓮がいきなり入って来て「うお! びっくりした」と驚き、早すぎる帰宅に「アンタ仕事は」と言うと「終わらせた」と返答し、続け様に「ここに有る変死体を全部見せて欲しい」と言葉を投げ掛ける。

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「別にいいけど、なんで?」

「確認したい事があるんだ」

「ふーん……こっち、ついてきて」

 

 歩く事数分、高専医務室に併設されている霊安室につく。

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「ここに有るので全部。………で、何調べんの」

「中身」

「中身?」

 

 意味の分からない事を言う晴蓮を腕を組ながら見やり、口の中の飴を転がす。

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「やっぱり、か」

「やっぱり……って、何がやっぱりか教えて」

「中身……魂だよ」

「魂? ………(セイ)ってそんなんも視えんの?」

「僕の場合は感じ取る(・・・・)だね」

(セイ)はなんでそんな事出来んの」

「昔、倭助さんに教わってね」

「じいさんに?」

「倭助さんの術式は還魂(かんごん)操術。

 八百万信仰や神道・鬼道に通じる術式だ。倭助さんは魂を知覚し操れる」

「は?」

「倭助さん曰く『全てのモノに魂は宿る』らしい。それで気になってね、どんなモノか教えてもらったんだ」

「全部って……呪霊にもあんの?」

「在るらしいよ、人間のモノとは全然違うらしいけどね」

 

 魂が還る(巡る)呪術、或いは魂を(かえ)らせる呪術。そして術師が『全てのモノに魂は宿る』と語り、されど人間と呪霊の魂は形が違うとも語る。それでも魂は全てのモノに宿っている。

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「人間の魂はどんな形してんの」

「倭助さんが言うには『人間の魂は常に燃えている。決まった形は無く、色・匂い・燃えかたも違う』だってさ。僕には分からないけどね」

「さっき感じ取れるって言ってたのに? 見えない理由は」

「理由は単純だよ。僕は五感の内三つの感覚が無い」

「……三つ? ………視覚・味覚……後、は……ああ触覚か」

「うん。一つ目は全盲。そもそも物理的に目が見えない。

 二つ目は味覚の鈍化。あくまで鈍化だから無い訳じゃない。それでも僕の場合味付けは基本五味の内うま味を覗いた甘味、塩味、酸味、苦味。コレらが極端に強く無いと分からないレベルだね。

 辛みは痛覚だから三つ目の無痛症に引っ掛かる。僕は痛みが分からない、なら当然触覚も無い。

 だから僕がモノを見るためには式神を通してしかモノを見れない、だから式神を通して見るしかない、でもそうなると他者の、別の存在の視覚を借りて見ているから魂は視えない」

「じゃあどうやっ……て………匂いと音か」

「大正解。だから僕は考えた、どうやれば視覚以外で分かるのか………目で見えないのなら『他の感覚で知覚すればいい』とね」

「それで、(セイ)は視えるようになったの?」

「勿論、匂い(呪力)と音で魂を知覚しているよ」

「どんな感じでソレ()が分かんの」

「臭い」

「臭い?」

「うん。呪霊の匂い(呪力)はめっっちゃ臭い、鼻が捥げるレベルで臭い。特級とか吐くレベルで臭い」

「そんなん聞くと呪霊の匂いが分からなくて良かったよ、マジで。

 じゃあ次、音はどんな音が聞こえんの」

「なにも」

「なにも?」

「呪霊の魂は音がしない」

「理由は分かってんの」

「呪霊はある意味生きているけど、死んでもいる。だから音がしないんだと思ってる」

「…………死んでるから音がしない、か。心臓の鼓動と同じか。じゃあさ、今回の変死体はどうだった」

「音は聞こえなかった、死んでいるから当たり前だね。でも、匂い(呪力)はある程度臭かったけど人間の匂いがした」

「……じゃあやっぱりコレらは」

「人間だよ。にしても、やっぱりって事は硝子もそう考えてた?」

「体の造りが人間だからね、私が分かったのは脳幹辺りに弄られた形跡が有った事くらい、恐らく意識障害……錯乱状態を作り出すためだろうね。

 ま、脳の事は(セイ)に言うまでもないか、似たような事が出来るんだから」

「流石の僕でもここまで出来ないって、コレは僕がしてるやり方とは別モノだ」

「ふーん。それで? 人間の匂いってどんなの」

「個々人違う。いい匂い(呪力)の人も居れば臭い人も居る。臭いけど呪霊の匂い(呪力)とは別種の臭さだね」

「臭い人間の特徴は」

「犯罪者は臭いね、魂ってのは腐るんだ。

 腐ると罪を犯す、犯罪と言ってもピンキリだからに罪の重さで匂い(呪力)は変わるね、軽犯罪は鼻をつまむ程度からちょっと臭いくらいかな。重犯罪は捥げる。特に人を殺した奴とかは呪霊並みに臭い」

「話を戻すけどさ、(セイ)はなんでそんな事出来るようになったの? じいさんは術式の関係上知覚出来るのは分かる。でも(セイ)は違う、どうやって感じ取れるようになったのか知りたい」

 

 倭助は術式の関係上魂が知覚出来ても可笑しくない、それどころか知覚出来ないと術式を扱えない。しかし、晴蓮の術式は血漿操術。魂を知覚出来る訳がない、本来であれば……だが。

 ━

「さっき硝子が言ったじゃん」

(セイ)、まさか……自分の脳ミソ弄った言うつもり?」

「あはは『弄った』とは少し違ね、そもそも僕は僕の脳を弄れないし、弄る意味も無い(・・・・・・)

 だから魂が知覚出来る術式を持つ世界線の人を探しててね、そしたら知覚出来る術師は近くに居た。

 居たけど……したく無かったから別で探したんだよ」

「で? 見つかったの?」

「いや、見つからなかった……。

 まぁ、でも……結果的には手に入れたよ」

「それ、どう言う意味」

「………その方法で術式を一つ増やしたんだ」

「………じゃあ、術式を加えるのにどうやったのさ。まさか(セイ)、他人の脳を弄って何かしたって事だよね」

「結果的にはそうなるのかな、んで取り敢えず研究した」

「なんの研究か、なんで研究したのかを教えて」

「『なんの』はあるモノに変える研究。『なんで』は、あるモノに変える必要があったから。

 時間は掛かったけどなんとか成功したよ」

「…………ソレは後で聞くとして、今は別の事を知りたい」

「うん? 何」

「方法は分からないけど、魂を知覚出来る術式を加えたんだよね」

「そうだね」

「じゃあさ、他にも加えた?」

「あー……加えた訳じゃないけど……まあ増やしたね。

 てな訳で悟君と傑君には黙っててね」

「はぁ……やったのね。(セイ)さぁ、アンタに倫理観ってヤツ無いの?」

「そりゃあるさ。………一応は」

「一応、ねぇ。どの程度あるのか知りたいから教えてよ」

「呪術界や呪術との関係が有るか無いか」

「………最低限はあるって事か、まだするつもり?」

「何事にも限度があるからしないかな。

 確かに何らかの方法で複数の術式を所持出来るけど、それでも二つから四つまでが限界だ。

 だからと言って流石の僕でも限界までやりたくないさ」

「てことは、もう加えない……って思ってもいいんだよね?」

「僕だって死にたく無いからね」

 もうこの術式は完成(・・)してるから進化しないし。……まぁ、良いのを見つけたら、その時はその時かな。

 

 晴蓮は生得術式を拡張し、数え切れない程の拡張術式がある。それはあくまで拡張しただけで術式が増えた訳じゃない。故に別の生得術式を追加する事は出来ない。

 しかし、晴蓮は数多の世界線を視る事が出来る。出来てしまう。そして世界線に干渉も出来てしまう。

 彼は生粋の呪術師、出来るのであれば徹底的にやる。たとえ下道と言われようと誰もが手を出さない域の道徳を、倫理をギリギリまで手を出してしまう。

 それが、加茂晴蓮と言う呪術師なのだ。

 ━

「で? 幾つ加えたの」

「んー………一応(・・)は二つだね、内一つが魂を知覚出来る術式で、もう一つの方は別の方法で手に入れた」

「(一応はって何、まだ何かやる気かコイツ)通常、術式は一人に一つ。さっき(セイ)が言った様に何らかの方法で複数の術式を持てるけど良くて二つから四つ、それ以上は脳のメモリがはち切れるから。

 これは今まで研究してきたから分かってる。あぁ、あの人……九十九由基さんにも協力してもらったし、九十九さんも同じ答えに辿り着いた」

「よくあの風来坊と会えたね」

「向こうがいきなりやってきたからね、こき使ってやった」

「うんうん。あの人はそれくらいに扱うのが丁度いい」

 にしてもあの人の嗅覚と言うか、こういった研究するとすぐ嗅ぎ付けてやって来るよね。どっかで見てんのかね、あの人。

 

 九十九由基は呪力からの『脱却』を掲げ、呪霊の生まれない世界を目指し呪力や魂を研究していた時に知った、呪術界の歴史上初の呪力を一切持たない天与呪縛の加茂甚爾を調べようとして接触したが、最初は断られている。

 しかし、晴蓮が天与呪縛を研究し始めた頃に突如現れ、勝手に協力を提案してきた。その際、二人が知る天与呪縛者から細胞を採取し、共に数年研究した。その中には魂に関する研究も有った。

 ━

「話、戻すよ。

 例外を除けば術式は一人に一つ。理由は『生得的に脳に刻まれる先天的な才能』である事。

 次に人間の脳のキャパシティ、そして情報処理能力が基本的には一つで限界だから。最後に生得領域……つまり心の裡は一つしかあり得ない、生まれ得ない。

 (セイ)から術式を最低でも二つは持ってると聞いた時は驚いた。私はね、あの飛頭蛮(ひとうばん)が複数の術式を使える理由はアレが人間じゃない、或いはそういった術式だから使えるんだと思ってた。じゃなき説明がつかない。

 …………私はてっきりアイツだけだと思ってた。だってそんな事しても意味が無いから、下手に手を出せば……その瞬間から人じゃ無くなるから。私はそう考えてる」

「凄いね、正直驚いたよ。硝子がそこまで辿り着いてると思わなかった」

「話を逸らさないで、ちゃんと話して」

 

 目を閉じて俯き腕を組、一つ息を吐き口を開く。

 ━

「…………概ねその通りだよ硝子。

 人間と言う生き物は必ず限界値が存在する。それは当然だ、生きているのだから限界値が有って当たり前なんだ。

 なら……『魂の限界値』はどこまで在るのか。そんなの……気になるに決まってるじゃん」

「…………だからと言って、自分の体を弄る理由にはならない体も脳も一つしかない。

 そこに無理やり入れ込めば………脳のキャパシティを超えて、情報処理能力も超える。

 そうなれば起きる現象は、廃人だ。人間は強くない」

「そうだね、その通りだ。僕もそうなりかけた。でも、どうやら適性が有ったのと、やり方が良かった」

「『適性が有った』? 『やり方が良かった』? 莫迦言うなよ! なりかけたんだろ! だったら!! ………だったらなんでそんな事した!」

 

 暫く沈黙し「…………好奇心(・・・)と興味本位」と、本音を言った。

 ━

「ッ! ……そんな……そんなくだらない理由でやるなよ(セイ)………死んだらどうすんの……アンタは」

「んー……そう、だね。自分でも莫迦な事をしたと思ってるよ。やってから暫くの間術式が使えなかった」

「……今は?」

「問題なし、満遍なく全てを(・・・・・・・)十全に使いこなせてるよ」

「はぁ………今更さ、何言っても意味ないけどさ、本ッ当に莫迦だよ、(セイ)

「あっはっは、そうだね、莫迦だね。僕もそう思うよ。本当に莫迦な事をしたよ。まぁ……でもうん、後悔はしてないよ。

 お陰で僕の術式は進化した(深化した)、驚く結果だよ」

進化した(深化した)ってどう言う意味?」

「なんて言うのかな、生得術式とは別の術式が加わった結果、術式同士が拒絶しあって生得術式が一時的に使えなくなったんだ。

 それで『どうすれば生得術式を使えるように出来るのか』を、考えた。何度も何度も考えて考えて……それで出した答えは外部からの刺激を絶って生得領域のより深いところに踏み入れて、『術式とはいったいなんぞや』を突き詰めた。

 踏み入れた最初、ソコはまるで底無し沼のように思えた、それでも足を入れ沈みながらも沼を渡りきると『術式』と『呪術』をより深く理解出来たと言うか……生得術式や生得領域の根底? の部分が分かったと言うか……」

「何それ、意味分かんないだけど。それで、どうやって増やしたのさ」

「僕が術式を増やす方法として最初に選んだのは呪物化だ」

「呪物……化? どうやっ、て………まさか、(セイ)

「僕は呪術師だ、そしてやりたいと思った事をギリギリまで突き詰める性格なのも自覚してる。

 ああでも、さっきも言ったように無関係な人にはしてないよ」

「そんで(セイ)は他人の脳を弄って、呪物化させて、呑み込んだ」

「まあそうなるね。ああ後、今回は違うけど皆には言ってない事があってね。

 それは僕の手で術式が覚醒しても『必ず生きている』。と言う訳じゃない、覚醒しても死ぬ時もある。

 変わった事で何か(・・)に気づいたり、何か(・・)を分かったりして死ぬんだ。僕はショック死だと思ってる

 それでね……そんな時にね、閃いちゃったんだよね。まあ今回は手元に有ったから他の誰かって訳じゃないから安心していいよ」

「本ッ当に莫迦だねアンタ、マジもんの化け物だよ(セイ)

「だよねー、我ながら限度を知れと言いたいね」

「それで? どうやって呪物化するの、てかなんで出来んの」

「んー、まあサンプルが近くに有ってね、ソレを研究して、解析して、究明出来た」

「その結果が他者の脳の呪物化って訳?」

「したモノは違うけどそうなるね」

「で、呑んだと」

「うん」

「はぁ……莫ッ迦じゃないのアンタ」

「あっはっは、イヤー本当に返す言葉もございません。…………ごめんね硝子、こんな事を背負わせちゃって」

「でもね、この魂を知覚出来る術式を手に入れた事で珍しい式神(現象)を手に入れる事が出来た。

 まさしく棚からぼた餅、望外の結果だ」

「式神も、ねぇ。はぁ……もういい、アンタに対して何も言わない、言っても()めないだろうし」

「あっはっは、なんとも言えないよね、本当に」

「…………ねぇ、(セイ)

「うん? 何か聞きたい事あるの」

「………それさ、私にもやって」

「それ?」

「術式を得るヤツ。私の脳なら弄れるでしょ」

「は?」

 

 唐突に爆弾を投下してくる家入に間抜けな声が漏れ、一回考えた後「マジで言ってる?」と聞き返すと「マジに決まってんじゃん」と答えられ、「えーと……あー、んー。………失敗したら廃人だよ?」と宥めるように言うが「んな事分かってる。でも(セイ)なら成功させるでしょ?」と詰めてくる。

 目頭を押さえ「硝子。さっき言ったように成功したとしても廃人になる可能性がある。僕は硝子には使えない」と頼みを拒否する。すると「じゃあ(セイ)がした事五条と夏油に言う」と一番して欲しくない事を条件を突まき付けて返され、項垂れるしか出来なかった。

 ━




 未だに呪術と術式の違いが分からない。

━━
 おかしい、こんな事になる筈はなかったのに。筆が勝手に走った結果やべー化物が生まれた。

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 魂云々は私の妄想オブ妄想です。(モジュロはまだ最新版まで読んでません、単行本二巻までの事しか知りませぬ。早く読みたい)
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