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ただいま過去話の加筆訂正・修正中。
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晴蓮は「それと
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「もう一人りの術師の名前は『
「幻術だと? 確かに今より昔は使われていたらしいが……」
「ええまあそうですね、当時は幻術を相伝術式としていた家系も居ましたが今では途絶えてますから。
当時でもそういった家系以外ではあくまて遁走呪術として使われるくらいですので、一見では強そうに思えませんが、この人物の幻術はソレら幻術とは一線を画します」
「一線を画す? どう言う意味だ」
「瞳術『
「どう言う事だ、現実を見失うだと」
「幻術の掛け方は共に『霧を媒介に幻術を行使する』と言うモノですが、二つには少しだけ違いがあります」
「何がどう変わってくるんだ」
「では先ず『
この瞳術は『降り注ぐ霧が自我と言う境界を覆い隠し現実と虚構を曖昧にし、現実と幻術の世界を
「現実と幻術を彷徨う? あり得ん、幻術にそんな事ができる訳が無い」
「この人物の幻術が特殊すぎるんです。それこそやろうと思えば……ってヤツですかね」
「そんな……事が……」
「
呆然としながらも「あ……あぁ、頼む」の一言を絞り出す。
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「もう一つの瞳術の『
「五感を、呪力感知を……支配する、だと……そんな事はあり得ない。幻術は感覚を騙す程度の筈だ。あり得ん……あり得る訳が無い」
幻術と言う呪術の常識を覆す能力を聞き、夜蛾が半ば放心状態なり、「
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「
「僕のはこの幻術を参考にした術式なんだ。
だから下位互換でしかないし、長時間・長期間幻術に掛けるには何度も重ね掛けしたり、定期的に掛けたりとかしないと継続して幻術には掛けられない」
「その二つの
「使えるまでのインターバルが長い」
「どれぐらい?」
「約半年の間失明する」
「結構
頭に手をやり夜蛾が「それぐらいの
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「コレらの
「瞳術の、
「
「ちゃんとした
まあその
「で、
いつ開眼するか分からないし、開眼したら必然的に生得術式も覚醒するからね」
「……つまり、いつ爆発するか分からない特大の爆弾と言う事か」
「端的に言えばね。宿儺と同等レベルで警戒する必要がある一族だ、手綱が握れるのならこれ以上無い程の戦力になるけど、今の所は僕には手綱を握れる気がしない」
「お前でもか」
「色々と試してはいるんですけどね」
今
家入が晴蓮をジッと見て「
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「…………なんでそう思ったの」
「なんとなく、後は天元さまが言ってたし」
「天元様はなんと?」
「
「おうハル、全部吐け」
「はぁ……全く、天元も面倒な事をしてくれるね」
「で、何隠してんの」
飲み干したお茶を注ぎ、そして一気に飲み干してから口を開く。
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「
「は? マジで?」
強力な術を使える代わりに失明と言う
だが、その足し引き……縛りを踏み倒すなどあり得る筈が無い、道理が通じない。
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「その条件はなんだ」
「条件は他者の万華鏡写輪眼を移植する事です。
但し、
一つ目は瞳のやりとりは一族間でしか行えない。
二つ目は移植したからといって必ず成功する訳ではなく、移植する眼が近親者と言った血縁のものでないものだと失敗する可能性も有ると文献に記載されていました」
「その眼を手にした者は居るのか?」
「文献には記載されていませんでした。なので
ああそれと正確には視力低下の
「それでも呪術の道理に反している、その程度では縛りが成立しない」
「先程も同じ事を言いましたが、もう一度言います。だからこそ御三家に匹敵する家系として扱われ、
項垂れ「
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「後はアレですね、残した究極の瞳術にして禁術が二つ有り、内一つは
「禁術だと?」
「はい、禁術とされる二つの瞳術、一つが『
「イザナギとイザナミ……『古事記』や『日本書紀』出てくる神様で、日本の国土や多くの神々を生み出した神話における『創造神』……だったと思うけど、合っているか?」
「うん。この二柱の神様が『国生みの神』だね。
勘違いされやすいんだけど国を創った『創造神』だけど、日本神話の最高神は
神のアレコレを話していると「
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「ではまず
禁術・
「あり得ん!! そんな事ができる訳が無い!!」
「僕もそう思いたいですけど、文献に載っているのである程度は事実だと思います」
「しかしだ、
「仕組みは分からないけど一次資料によれば『夢と現実を書き換える』って書いてあるからねぇ………今は信じるしかないかな」
「それって一回で終わるの?」
「恐ろしい事に発動後しばらく持続するんだ、だから効果時間中はいかなる攻撃を受けても無視して一方的に攻撃できちゃうね、だから禁術なんだ」
「そんなの使われたら手も足も出ないじゃん」
「うん、でもこの禁術にも
「
「効果時間がきたら必ず失明します」
「禁術を、
「
発動条件は『一定間隔内のある同じ出来事と感覚を二度、使用者と対象者で共有する』の触覚を用いたやり方。もう一つは『自分の刀を地面に落とし刺して、その際出た音を聴く』の聴覚を用いた行動をして尚且つその間に最低一度は改心を促す問い掛けるんです。
例えば『
「
「一族を守る為に造られた瞳術、優しい術だけど
全容を聞いて「禁術に相応しい術式で、禁術に相応しい
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「さて。暗い話はこの辺にして、交流会の事を話しましょう。元々交流会の話ですし」
「ああそうだな、そう言えば今回の集まりは交流会の事だったな。交流会の話を頼む」
どこか憔悴している声色で本題へと戻す。
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「会場内外に現れる呪霊、呪詛師の話は終わりました。なので次は
「確か……
「呪霊はそれで合ってる。特級六体の内二体が自然呪霊で、片方は
「
「うん、昨日戦った氷の呪術を使う自然呪霊だね」
「規模は分かるか」
「あの時はそこまで戦っていないのでどの程度までの事ができるのかは不明です」
自然呪霊『
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「もう一体は継ぎ接ぎの呪霊……人間を改造させる事ができる呪霊で、建人曰く『触れられたらアウト』だそうです」
「お前は分からないのか?」
「イヤまあなんと言いますか……現着してすぐに領域に入れたのでマトモな戦闘にならなかったんですよね」
「あー……ハルの領域か、そりゃマトモな戦闘にならんわな」
「
「条件を変えたのが裏目に出た」
「条件を変えたと言うのはどう言う意味だ」
「継ぎ接ぎの呪霊を確実に祓いたかったので逃がさない様に内側を硬くして外殻を柔くしたんです、勿論後詰めの呪霊が来る事も知っていたので来る前に祓える………筈だったんですけど、どうやらどこかでズレたみたいですね」
「ズレた理由は」
顎に手を置き少し考え、悩み「恐らく僕が領域の条件を変えたからと考えています」とあっけらかんと答える。
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「領域の条件を変えたからズレたと?」
「あの時ズレる要素は何一つありませんでした、世界線がズレる要因は
「いつもと違う事をする、領域の条件を変えたから………か、ここにきて不確定要素が出てくるとはな」
「はい。なので
「ズレたとして何が変わる」
「そう、ですね………考えられるのは呪霊と呪詛師の数、等級ですね」
「ここにきて不確定要素が出てくるのか……クソッ」
「不確定要素による変化後で話しましょう。今は今分かっている
晴蓮の一言に皆が思考を切り替える。
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「
「そうか、甚爾さんが会場……
「直毘人さんに扇さん、それと禪院の
「なんで」
「対策されてるんだよ」
「そりゃそうだよな呑兵衛も扇のじーさんも特級だからな、何かしてくるわな」
「で、具体的には何されてんの」
「直毘人さんと相性の良い……正確には投射呪法と相性の良い方法で対策されるんだ」
「投射呪法と相性が良いって何されんの」
「特級呪霊が四国にばら蒔かれる」
「どんだけ蒔かれんの」
「徳島、香川、愛媛、高知。全ての県で二体ずつだね。だから高速で移動出来る直毘人さんか直哉が適任なんだ、もしかしたら直哉もそっちに駆り出されるかもしれない」
「甚爾さんは
「五分五分かな」
「五分五分か、あまり期待せずに考えていた方がいいね」
「扇のじーさんは連れていけんの?」
「扇さんも五分五分だね、京都に呪霊が出る」
「マジでガッチガチに対策されてんだな」
「そうなんだよねー、五分五分とは言え完全に手詰まり状態。向こう側は
天井を仰ぎ見て「当たり前だがその二人も対策済みか」と溢し、「この場合
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「よくて二人ですね」
「等級は」
「一級です、ですが特級に近い一級呪術師なので、場合によっては特級呪霊の相手をできるかもしれません。呪詛師には式神を使います」
「フリーは二人、式神は何体出せる」
顎に手をやり少し考え「三人から四人ですかね」と答え、「式神は最大四体、フリーと合わせれば合計六人。だが呪霊も六体で、内四体が特級。呪詛師はいるのか」と返ってきて「呪詛師は結界術師を含め計三人ですが会場に居る奴ら程強くありませんし、結界術師はよくて準一級。なのですが、どうやら妨害に長けた結界術師ですね」と答える。
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「妨害? どう言う事だ」
「視た
僕の領域に使い損はありませんし、自然呪霊を逃がさない為に僕であれば確実に領域を展開します。ですが、
「よくて準一級の結界術師にそんな事ができるのか?」
「実力プラス楔……会場と同じ様に呪具を使ってきます、まあ呪具の内容は違いますけど」
「……抜け目は無し、か」
「
「妨害特化型の結界術師なんだろうね。
全く、慢心が無いにも程がある。少しは油断してくれたら助かるのに」
現代で俺並みの結界術の使い手はそうそう居ない、居るとしたら宿儺か羂索。後は
座卓を指でコツコツと叩き「二つ聞く」と言われ「どうぞ」と答える。
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「一つ、結界術師は逃げるのか。
二つ、式神はどう使うのか」
「では一つ目から、向こうにとって結界術師が
二つ目、
晴蓮の言葉に「ドイツもコイツもすぐ逃げんだな」と呟き「
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「三人? 結界術師は逃げるんじゃないのか」
「結界術師は飛べる式神に後を追わせれば捕まえられます」
「三人全員捕まえられるのか?」
「そりゃあ勿論。僕がやるんですよ? 失敗する訳ないじゃないですか。でも、
「なんで?」
「僕が居るから」
「あぁ、納得」
「
「はい、捕まえられるのは視れました。その後の尋問は軽くしか視てませんが、『雇われただけ』としか言ってなかったので」
晴蓮の『何も知らない』を聞いて「
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「
「あーはいはい、分かったから。言うって、ちゃんと言うよ」
「またかよ、んで? 何隠してんの、ハル」
「三人の内一人は怪しいですね」
「怪しい? どう言う事だ」
「全容は知れませんが『面白い
「……まさかお前が目的なのか?」
「そうなんでしょうね、羂索からの入れ知恵………と、思いたいですね」
「ソレおかしかねぇか?」
五条の突っ込みは至極全うな事だった、何故ならーー「だね。今の呪術界で
そして長い沈黙が続き、ソレを破ったのは「まさか!!」と、叫ぶ夜蛾の声だった。
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「まあ気づきますよね」
「その結界術師は
「………その可能性は高いかと」
「あり得ん……そんな事は、あり得ん」
「なので捕まえるしかないんです」
「本当にできるんだな?」
「ソレは間違いなく」
頭を抱え「どうやって受肉体を用意できるんだ」とボヤくと「アイツは少なくとも千年は生きてますからね、その時に手に入れたんじゃないですか」と返す。
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「捕まえたとしてその結界術師はどうするつもりだ」
「それは……アレですよ、アレ」
「アレとはなんだ、ハッキリ言え」
「あぁ、ハルの洗脳術式か」
「まあうんそうだね、捕まえられればその術式を使うつもりではいる。そうすれば
「それを使うのか?」
「当然、使えるモノはなんでも使う。所詮捨て駒、なら僕も捨て駒として使うまでの事」
腕を組み「その様な事を私は許可できん」と夜蛾は言うが、ソレに対し「僕がいなかったら高専は後手後手、交流会は無防備なところを襲われる。被害は視るまでもない。
僕達は圧倒的に情報が少ない、僕が居るからこの程度ですんでいるんです」と目を開き答える。
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「確かにその通りだ、
「それな、ハルが居ねーとか想像したくもねぇ」
「おう気が合うじゃねぇか五条の当主、俺も同じだ。
三者三様の言葉が夜蛾に突き刺さり、夜蛾自身も「加茂が居なければ去年の呪術テロを被害無しでは終わらんだろうしな」と目頭を押さえながら話す。
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説明が長くなったので次からはカットします、話がダレますので。
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タイトルを変更いたします。まあ旧版と掛け離れてますし、仕方ないですよね。
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