ブルアカRTA風味 実績『予定外のハッピーエンド』獲得まで 作:Katarina T
今日も今日とて、ハッピーエンドのために奮闘するRTA、はーじまーるよ。
さあ、いよいよ本作『ブルーアーカイブ』の最重要人物にして……生徒たちのためなら、どこまでも自分を犠牲にできる大人。
そう、先生がこのキヴォトスにやって来ました。
本RTAでは、この先生を徹底的に守り抜くことが非常に重要になります。
早速ですが、先生について少し説明しておきましょう。
元のゲーム『ブルーアーカイブ』において、先生は所謂プレイヤー自身であり、本来なら傷つくことはあっても、絶対に死ぬことのないキャラクターです。
本作でも同様に、通常のメインストーリーをプレイする場合、先生が死亡したり、命に関わるような怪我を負ったりすることはまずありません。
ですが、このルート…………プレ先時空ではそうはいきません。
この世界線では、先生をプレ先、もといプレナパテスへと至らせるためなのか……先生がめちゃくちゃ死にやすくなっています。
なんなら、ユメ先輩の方が生存フラグを立てやすいんじゃないかと思うくらい、先生の死亡フラグが大量に用意されています。
では、なぜここまで本編時空と比べて先生が死にやすくなっているのか。
理由はいくつかありますが、一番大きな要因は『シッテムの箱』の「バリア性能の違い」です。
皆様ご存知の通り、プレ先時空のシッテムの箱のOSは、アロナちゃんではなくプラナちゃんです。
プラナちゃん自体の性能はアロナと変わらないのですが、何故かバリアの強度がかなり低く設定されているんですよね。
そのせいで、先生自身の耐久力もとんでもなく低くなっています……。
では、どうやって先生を守るのかというと……トウハちゃんかアリシアちゃんに先生のセコムになってもらうしかありません。
というか、このためにトウハちゃんのメインウェポンをスナイパーライフルにしているんですよね。
遠距離からの射撃が可能なので、戦闘中でも先生から離れすぎずに援護できますし、突然の事故にも対応できますからね。
そして、アリシアちゃんですが……。
本来なら、生まれ持ったフィジカルを存分に活かして、ショットガンやハンドガンをメイン武器にした、動き回る前衛にしようと考えていました。
しかし……今回はアポカリプスを入手できたので、方針を変更します。
このアポカリプスは、遠隔操作によって離れた相手を攻撃できるうえ、4つの球体それぞれでバリアを展開することもできるという、攻守に優れた武器です。
ここで重要なのは、やはり遠隔操作ができるという点。
これによって、アリシアちゃん自身が先生のそばにいなくても、咄嗟に先生を守れる可能性がグンッと高まります。
また、アリシアちゃんのもう一つの武装……UFGについても説明しておきましょう。
こちらは移動補助用の武装で、簡単に言えばフックショットのようなものです。
おおっと! 皆様、今「あんなに凄い武器を手に入れた割に、こっちはしょぼくね?」と思いましたか!
確かに、UFG以外にも移動補助系のアイテムや武装は存在しますし、フックショット自体もこのゲーム内にあります。
ですが、このUFGの強みは何といっても移動速度です。
普通のフックショットや、その他の移動補助アイテムの場合、射程や構造上の制約によって出せる速度に限界があったり、使用できる場面が限定されていたりします。
しかし、UFGから発射される光のワイヤーは、ほぼどこにでも張り付けるうえに射程は無限。
どんな場面でも使用できるだけでなく、移動速度も他の武装とは桁違いに高く設定されています。
その最高速度は、なんと銃弾と同じか、それ以上というとんでもない数値。
はい。移動に関しては、文句なしのぶっ壊れ性能です。
この武装のおかげで、アリシアちゃんは危険な場面でも即座にカバーへ入ることが可能になっています。
以上のことから、先程のアポカリプスも合わせて考えると……今後、アリシアちゃんには盾を装備してもらい、タンクポジションに収まってもらいます。
攻撃面はアポカリプスに任せ、いざという時にはすぐに先生を守れるようにするためですね。
実際、アポカリプスと盾を装備したアリシアちゃんの防御を突破するのは、ヒナなどのキヴォトス最高格の生徒であっても難しいほど。
まさに鉄壁です。
ホント、頼りになる子ですねぇ~。
さて、それでは準備も整ったところで、早速先生に会いに行く前に~。
……アリシアちゃんをこのタイミングで先生に会わせると、後々面倒なイベントにつながるフラグが立ってしまうので、今回はお留守番をしてもらいましょう。
外に出ようとするプレイヤーの後を、鳥のヒナのようについてくるアリシアちゃん。
そんな彼女に、今回は家で待っていてほしいことを伝えます。
「…………。」
うわー……。
あまり表情は変わっていませんが、明らかに不満そうですね。
少しかわいそうですが、ここは心を鬼にして置いていきましょう。
もう少ししたら、たくさん連れ回すことになるので、それまでの辛抱です。
はい。何とかアリシアちゃんを説得して、外に出ることができました。
それでは、このままトリニティ学園の正門前に急ぎましょう。
今の時間なら…………ああ、いましたね。
「**あら? あなたは確か……**」
「**トウハさんじゃないですか。こんなに早くから、どこかへ行かれるんですか?**」
正義実現委員会副委員長のハスミちゃんと、自警団のスズミちゃんです。
どうやら、二人とは既に面識があるようですね。
これはちょうどいい。
皆さんご存知の通り、この二人は先生がキヴォトスに着任した当日、最近のキヴォトスの治安悪化について、連邦生徒会に対応を問いただすために向かいます。
本RTAでは、早い段階で先生とのコネクションを確保しておくことが重要になります。
ですので、今回はトウハちゃんも二人についていき、先生とのご対面を果たしましょう。
向こうで合流するという手もありますが、二人についていった方が話がスムーズに進みますからね。
ハスミとスズミから、これから連邦生徒会に向かうことを教えてもらったら、すかさず自分も治安の悪化が気になっていたので、同行したいと伝えましょう。
二人は突然の申し出に若干戸惑っているようですが、こちらは性格:善性。
他者からの評価にブーストが入るため、最終的には折れてくれます。
問題ありません。
よしよし、無事に同行することになりましたね。
では、このまま連邦生徒会まで出発です。
~~移動中~~
はい。何事もなく到着しました。
実はランダムで不良生徒との戦闘が発生することもあるのですが、今回はありませんでしたね。
運がいいです。
それにしても……相変わらず大きな建物ですね。
このキヴォトスの世界観、どうなっているんでしょう。
まあ、それは置いておきましょう。
ハスミとスズミの後に続くようにして、建物の中へ入ります。
中に入ると、数名の人物がいるのが見えますね。
今はブルーアーカイブのチュートリアルにあたる場面なので、ここにいるメンバーは固定です。
ゲヘナからチナツ。
ミレニアムからユウカ。
そして、トリニティから一緒にやってきたハスミとスズミ。
この4名にトウハちゃんを加えた5人が、現在エントランスに集まっている状況です。
ここでリンちゃんに連れられてくる先生を待つことになるのですが……その間、ハスミの様子には注意しておきましょう。
何せハスミは、ゲヘナに対して結構なアンチ気質があります。
もし、ここにいるチナツと何か言い合いになったりしたら、余計なロスが発生してしまいますからね。
…………まあ、ハスミは時と場所をよく考える聡明な生徒なので、そこまで心配する必要はありません。
どちらかというと、今後のために友好を深めておくくらいの考えで十分です。
また、同じく今後関わっていくことになるであろうユウカとチナツにも、ここで自己紹介をしておきましょう。
二人とも他学園の生徒が相手なので、少し警戒気味ではあります。
ですが、こちらは性格:善性の生徒です。
よほど相手を不快にさせるような発言をしない限り、問題はないはず。
安心して絡みにいきましょう。
おっと、二人と話しているうちに、奥のエレベーターから二人の人物がやって来ましたね。
一人は、連邦生徒会長が失踪している中、何とか連邦生徒会を回している苦労人、リンちゃん。
そして、もう一人は……。
長身で細身の体型。少し癖のある黒髪は短く切り揃えられているものの、ところどころ跳ねています。
年齢は20代前半ほどでしょうか。まだ幼さの残る顔つきで、その瞳には当人が持つ根っからの善性がにじみ出ています。
そして、親しみのこもった表情を浮かべる、キヴォトス唯一の男性……。
『先生』が姿を現しました。
さて、ようやく先生とのご対面を果たしたところで、今回はここまで。
ご視聴ありがとうございました。
次回もお楽しみに~。
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わたしにはなにもありません。
わたしはなんのためにいるのかわかりません。
わたしはねむります……ずっと…………ずっと…………
わたし……………………ひとりです。
ずっとひとりきりです。
いつまでもひとりぼっちです。
だから……ねむります。
このまま……ずっと…………ひとりです。
……………………ひとりのはずでした。
あるひ、めがさめました。
めのまえにだれかいます……だれでしょう。
「アケミチ トウハ」
なまえです。おしえてくれました。
わたし、なまえ、きかれました。
…………こたえられません。
「アリシア、あなたの名前だよ。」
アケミチトウハ。それ、なまえ。
わたしの?
アリシア……わたし、アリシア。
わたしは、アリシア。
……むね、ポカポカします…………。
め、あついです。
わからない…………。
わからないこと、おおいです。
……………でも、わかります。
きっと…………これは……………
「アケミチトウハ、ありがとうございます」
うれしいんです。