ブルアカRTA風味 実績『予定外のハッピーエンド』獲得まで   作:Katarina T

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キヴォトスの現状確認~チュートリアル戦前まで

いよいよ本編が始まっていくRTA、はーじまーるよー。

 

はい、というわけでリンちゃんが先生を連れて、トウハちゃん達のいるレセプションルームに入って来ました。

 

「ちょっと待って! 代行! 見つけた、待ってたわよ! 連邦生徒会長を呼んできて!」

 

おっ、早速ユウカが二人に気付いて、リンちゃんに詰め寄っていますね。

 

まあ、ユウカはセミナーという学校運営の中枢にいる生徒ですから、この場にいるメンバーの中でも、特に現在のキヴォトスの治安悪化を問題視していたのでしょう。当然の反応ですね。

 

「……うん? 隣の大人の方は?」

 

「首席行政官。お待ちしておりました。」

 

「連邦生徒会長に会いに来ました。風紀委員長が、今の状況について納得のいく回答を要求されています。」

 

ユウカに続いて、ハスミとチナツも二人に気付いた様子です。

 

この時の二人は、風紀委員と正義実現委員会のお仕事としてここに来ているので、先ほどトウハちゃんと話していた時よりも雰囲気が硬めですね。

 

「あぁ……面倒な人たちに捕まってしまいましたね。」

 

うわーー。

 

傍から見ても分かるくらい、リンちゃんの機嫌が悪くなってきています。

 

まあ、無理もありませんよね。

 

いきなりトップが行方不明になった挙句、そのトップが良くも悪くも優秀だったおかげで何とか回っていた大量の仕事が、一気に自分のところへ転がり込んできたわけです。

 

ただでさえ連邦生徒会はてんてこ舞いの状態なのに、それを行政官という立場で必死に何とかしようと動いているんですから。

 

そりゃあストレスも溜まるというものです。

 

(どこぞのスーパーOSは反省してもろて。)

 

「こんにちは。各学園からわざわざここまで訪問してくださった生徒会、風紀委員会、その他時間を持て余している皆さん。」

 

「こんな暇そ……大事な方々がここを訪ねてきた理由は、よく分かってます。」

 

「今、学園都市に起きている混乱の責任を問うために……でしょう?」

 

いやーー。

 

改めて見ても、ここのリンちゃんの対応はすごいですね。

 

一応、ここにいるのは各学校の、それもキヴォトスの三大校とまで呼ばれるほど規模の大きい学園の生徒たちなんですけどね。

 

それもユウカなんて、セミナーという学校運営のトップ層に所属している生徒のはずです。

 

そんな生徒たちが事情を聞きにやって来たというのに、この対応って……お前……。

 

まあ、これがリンちゃんですので、しょうがありません。

 

一先ず、ここからは皆さんご存じの『ブルーアーカイブ』のプロローグと同じ展開なので、倍速していきましょう。

 

簡単に、現在のキヴォトスがどうなっているのか説明すると……。

 

超人連邦生徒会長がいなくなったせいで、各学園は大混乱!

 

治安はガタ落ちし、スケバンやヘルメット団なんかの不良生徒が大量発生!!

 

おまけに、戦車やヘリコプターなんかの出所不明な武器の不法流通まで、なんと2000%以上増加するという大盤振る舞い!!!

 

そして、とどめとばかりに連邦矯正局で停学中だった生徒たちが大脱走!

 

その中には、七囚人と呼ばれる危険人物まで含まれているという、なんとも素敵なハッピーセット!!!

 

…………という感じです。

 

はい。改めて見ても……これはひどい。

 

正直に言って、どうしようもない状況です。

 

生徒会長が一人いなくなっただけで、ここまで混沌とした状況に陥ってしまうとは……。

 

これは『ブルーアーカイブ』という世界観に驚くべきなのか、それとも、こんな世界を一人で収めていた連邦生徒会長に驚くべきなのか。

 

もう分からなくなってきますね。

 

とはいえ、その連邦生徒会長が行方不明になっている以上、いくらここでリンちゃんに詰め寄っても意味がありません。

 

ユウカたちも、連邦生徒会長が行方不明になっているという事実に驚いている様子です。

 

ですが、ここで一つ疑問に思う方もいるかもしれません。

 

「いくら生徒会長がいなくなったとはいえ、連邦生徒会には他にも生徒が所属しているんだから、何か対応できるんじゃないの?」

 

と。

 

残念ながら、それも無理なんです。

 

何故なら、連邦生徒会長は『サンクトゥムタワー』という施設の最終管理者であり、その管理者がいなくなったことで、現在の連邦生徒会は行政制御権を失った状態にあるためです。

 

『サンクトゥムタワー』について詳しく説明し始めると、それだけで動画が終わってしまうので、今回は省略します。

 

とりあえず、キヴォトスの中心にある重要な施設だと思ってもらえればOKです。

 

では、その『サンクトゥムタワー』を動かす方法がないのなら、もうどうしようもないのかというと……そんなことはありません。

 

連邦生徒会長は、ちゃーーんと対処する方法を用意してくれています。

 

その方法こそが、先生です。

 

皆さんは既にご存じかと思いますが、先生は連邦生徒会長が直々に推薦し、キヴォトスへ連れてきた人物です。

 

キヴォトスの外の世界からやって来たとされる、キヴォトス唯一の男性とも言える大人。

 

そして、『ブルーアーカイブ』のアプリで、私たちプレイヤーの分身となる存在です。

 

この先生は、連邦生徒会長から渡されていたのか、『サンクトゥムタワー』の起動に必要な権限を保有しています。

 

つまり、先生が『サンクトゥムタワー』の起動に成功すれば、一先ずこの八方塞がりの状況から抜け出すことができるわけです。

 

なーんだ、それなら簡単じゃん!

 

……と思っている皆さん。

 

残念ながら、キヴォトスはそんなに甘い場所ではありません。

 

『サンクトゥムタワー』を起動するために必要不可欠なもの……。

 

はっきり言うと、『シッテムの箱』が保管されているシャーレの部室となる建物周辺で、矯正局から脱走した生徒たちが騒ぎを起こし、既に戦場状態となっているからです。

 

はい。突然何を言っているんだこいつ、と思われるかもしれませんが、これがキヴォトス、ひいては『ブルーアーカイブ』という学園青春物語の日常なので、受け入れるしかありません。

 

何故こんなことが起きているのかというと、暴れている生徒の大半は、先ほど説明した通り矯正局から逃げ出した連中だからです。

 

つまり、自分たちを捕まえていた連邦生徒会に強い恨みを持っているわけですね。

 

そのうえ、どこから知ったのか、連中はその場所に連邦生徒会が大事にしている何かがあることまで把握しているらしく、かなり本気で建物を占拠しようとしています。

 

いや、いくら本気とはいえ、脱走してすぐに巡洋戦車まで持ってくるとか……。

 

その行動力をもっと別のことに役立ててほしいものです。

 

まあ、恐らくあのニヤニヤ教授とかいうキイロモップが、勝手にそそのかしたんでしょうけど……。

 

「………。」(プルプル)

 

ああ、モモカから現状を聞いたリンちゃんが、声も上げずに震えていらっしゃる。

 

あれは相当頭にきている顔ですね。

 

……無理もありませんが。

 

とはいえ、これではとてもじゃありませんが、先生をシャーレの部室まで連れていくことはできません。

 

何せ先生は、銃弾を食らっても「痛い」で済んでしまうキヴォトス人ではなく、普通の人間です。

 

しかも、まだシッテムの箱も手元にないため、銃弾一発が文字通り致命傷になってしまいます。

 

では、どうやって先生を連れていくのかというと……。

 

(じー)

 

「……?」

 

「な、何? どうして私たちを見つめてるの?」

 

「ちょうどここに各学園を代表する、立派で暇そうな方々がいるので、私は心強いです。」

 

「……え?」

 

「キヴォトスの正常化のために、暇を持て余した皆さんの力が今、必要です。行きましょう。」

 

はい。

 

というわけで、トウハちゃんを含めた5人が、暴走している不良生徒たちと戦いながら、先生を守ってシャーレまで送り届けることになりました。

 

……いや、さっきも言いましたけど、それでいいのか行政官。

 

あはは……。

 

突然のことに、全員あっけにとられていますね。当然の反応だと思います。

 

しかし、サンクトゥムタワーの制御権を奪還し、ひいては現在のキヴォトスの混乱を抑えるためには、シャーレの部室を取り戻すことが必要です。

 

そのため、全員不満そうな顔をしながらも、最終的には納得して手助けしてくれます。

 

なんだかんだ言って協力してくれるあたり、この子たちの善性がうかがえますよね。

 

しかも、今日初めて会った先生の身を案じて行動してくれるあたり、この生徒たちがチュートリアルに起用されている理由もよく分かります。

 

実際、他の生徒だったら、ここまですんなり言うことを聞いてくれるとは限りません。

 

ましてや、他校の生徒と連携して戦闘しろなんて、そう簡単にいくものではないでしょうからね。

 

はい。話もそこそこに、先生を加えた6人で、戦場と化したD.U.外郭地区にあるシャーレの部室付近へ向かいます。

 

その道中、先生と自己紹介をしておきましょう。

 

「ヤッホー! はじめまして、先生!」

 

「うん。はじめまして。ええっと、君は?」

 

「僕は明道トウハ! よろしくね、先生!」

 

「こちらこそよろしくね、トウハ。」

 

初対面でいきなり名前を呼び捨てにできるとは……。

 

さすが先生。コミュ力の化け物ですね。

 

「なんか、いきなりこんな大変なことになっちゃって、頭がこんがらがってるかもしれないけど……。でも、大丈夫! 先生はちゃーんと僕たちが守るから、安心してね。」

 

「ふふ。ああ、頼りにしてるよ。でも、あんまり無茶しちゃダメだよ。もしもの時は、私より自分の安全を優先してね。」

 

誰よりも自分のことを大切にしない人が、何か言ってらーー。

 

でも、こういうことをサラッと言えてしまうところが、先生なんでしょうね。

 

だからこそ、今回は槍が降ろうと、ミサイルの雨が降ろうと、何があっても守り抜いてみせますよ!

 

私のタイムのために!!

 

(台無しすぎる宣言……)

 

さて、今回はここまで。

 

次回はいよいよチュートリアル戦にして、初のチーム戦です。

 

次回もお楽しみに!

 

ご視聴ありがとうございました。

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