以下ダイジェスト
ネオユニ「マカ錬金禁止された」※意訳
アルバ「そらそうよ」
ネオユニ「かくなる上は狩るしかない」※意訳
アルバ「うん?」
ネオユニ「そっちの世界に連れてって」※意訳
アルバ「ダメだよ?そうしたいのは山々だけどそっちの三女神さんから止められてるから!」
ネオユニ「じゃあネコちゃん連れてきて。鍛冶できるネコちゃん」※意訳
アルバ「だからダメだってば。人に限らず生物の世界線移動は厳しいんだって」
ネオユニ「なんで?」※意訳
アルバ「え~っと、そっちの三女神さんが許可くれないから……」
ネオユニ「……」(無言でおやすみベアを持ち出す)
アルバ「待った、それどこから?」
ネオユニ「ぬいぐるみの加工ならこっちでも出来る」※意訳
アルバ「何をするつも……」
ネオユニ「許可をッ!出すまでッ!殴るのをやめないッ!」※意訳
マカ錬金禁止から数日後、謎の気迫と共に三女神の噴水像をぬいぐるみで殴り続けるネオユニヴァースの姿が目撃され再び御用となるネオユニヴァースがいたという
(色々巻き込まれた気がするけど、とうとうこの日が来た……)
10月下旬。
京都 芝 3000m 天候:雨 バ場:重
クラシック最後のレース、菊花賞である。
セイウンスカイはこれまでに至る日々を控え室で思い返していた。
記憶に苦いダービーの敗戦から夏の強化合宿を挟み、かと思えばその合宿で龍退治に追われたり、色々バレたせいで記者会見で暴露しなければいけない始末、とレース外でのトラブルが多かったが菊花賞そのものへは順調だった。
先日ネオユニヴァースがまたやらかしていたりと胃痛案件はあるのだがそれらはアグネスタキオンに託している。ああ見えて意外と倫理観のあるアグネスタキオンであればしっかりとネオユニヴァースの手綱を握っていてくれるだろう。
「スカイ、聞くまでもないけど……調子はどうだい?」
「最高、の一言で纏めていいですかね。最近は色々と鬱憤溜まってまして、このレースで発散したいなーって感じです」
「あははは……そうだね、合宿終わってからもタキオンやイナガミ、ネオユニヴァースが色々やってたね」
「……トレーナーさん」
セイウンスカイが改まって姿勢を正す。そこにはいつもの彼女らしくもなく、真剣な表情でトレーナーを見つめるセイウンスカイの姿があった。
「私、勝ちますよ。トレーナーさんを二冠バのトレーナーにしますから」
「スカイ、私の事なんて……」
「気にしますよ。ダービーで負けて、バルファルクのとこで泣いてた私に言ってくれたじゃないですか、悔しいだろって。私が悔しいのにトレーナーさんが悔しくないはずないんです」
「スカイ……」
「トレーナーさん言いましたよね、私の負けはトレーナーさんの責任だって。なら私の勝利もトレーナーさんのおかげです。これまでずっとそうだった。貴方だから私はここまで来れたんです」
「……ありがとう。私も君を担当出来て幸せだと思ってる。初めてでこんなにも才能があるウマ娘を担当出来るなんて夢にも思わなかった」
初めて見るセイウンスカイの態度にトレーナーもいつになく神妙となる。
セイウンスカイといえば、どこか他人事でいつもヘラヘラしたかのような振る舞いが特徴だ。しかしその裏では虎視眈々と隙を窺い勝利への布石を目敏く探している。対戦する他のウマ娘を昼行灯な性格で誤魔化し、性格や好み等情報からライバルとなるウマ娘をマークするのだ。
皐月賞まではセイウンスカイが自主的にレースへの方針を硬めトレーナーがそれに向けたトレーニングメニューを考案する、という形で走っていた。しかしタマモクロスのトレーナーからテコ入れされダービーの敗戦で大きく変わる。今までレースに挑むにあたり主導権を握っていたのはセイウンスカイだったが、トレーナーも積極的に口出ししろとタマモクロスのトレーナーは檄を飛ばした。ウマ娘一人だけにレースを任せていたら本来トレーナーが負う筈の責任も負えやしないだろうと二人に渇を入れたのだ。ウマ娘とトレーナーは二人三脚、二人でレースに挑んでこそお互いに必要な意味が生まれるのだと。
「……議論は尽くした。後は君にレースを託すだけだ」
「はい。トレーナーさんと二人で決めた作戦で勝ってきますから」
「うん。じゃあ、最後に一つだけ」
「はい?」
「────全力で、楽しんでね」
トレーナーのその言葉にセイウンスカイは満面の笑みを浮かべターフへと向かっていった。
「生憎の雨ね。日本語だと梅雨と呼んでいたかしら」
「お嬢様、時期が違います。日本の梅雨というのはおおよそ六月に降る長雨を指すのです」
「あら、季節で雨の呼び方も変わるのね。日本語の面白いところだわ。雨ですらお洒落に変えるなんて」
シャーロット・アーサーとその従者は約束通り京都レース場に来ていた。
雨といえど京都レース場は盛況である。クラシック最後を飾るレースとあって注目は依然として高い。
皐月賞をセイウンスカイ、ダービーをスペシャルウィークと来て次は誰が菊の冠を戴くのか、場内ではその話題で持ちきりだった。
シャーロットは観客席の最前列にいる。シャーロットの立場を考えれば貴賓室でレースを観戦するのが妥当なのだが、大事な親友のレースとあってより近くで観戦する事を望んだ。
「この雨……バ場のコンディションは最悪ね。セイウンスカイは大丈夫かしら」
「祈る他ありません。クラシックに挑む全てのウマ娘が同じ条件で挑むのです。良い状況とは言えませんが、それを出し抜く算段があるはずかと」
二人が知る欧州のレースと日本のレースとではまずバ場の傾向が違う。ロンシャンでよく取り沙汰される欧州のバ場は日本から見ると芝が重くパワーが必要とされる。反対に日本のバ場は芝がそこまで伸びていないため欧州と比べると高速のレースになりやすいという特徴がある。どちらが良い、という訳ではなくこれは傾向の問題だ。エルコンドルパサーは凱旋門賞を見据えていてそのためにパワーを重視したトレーニングを行っている。
雨による影響と芝の傾向とでは一括りにできないため二人は一概に語らなかったが、セイウンスカイにとって不利なバ場である事を理解していた。これまで長くても2400mしか走ってこなかったウマ娘に3000mを雨の中走れというのは中々酷な話だった。
レースの始まりを告げる実況が場内に響く。
《クラシックの終着点、菊花賞。今年は雨の中の開催となります。雨を切り裂いて最強の座を手にする者は誰か!》
《クラシック最後のレースで世代最強が決まります。是非とも最強を証明してほしいですね!》
《人気ウマ娘を紹介しましょう》
《三番人気、キングヘイロー。前走ではセイウンスカイを抑えましたがあえなく沈みました。果たして今回はどのような作戦で挑むのでしょうか》
《あのダービーの逃げで六着です。慣れない走りでは健闘したと言えるでしょう。本来の脚質で実力を発揮してもらいたいところです》
《二番人気、セイウンスカイ。皐月賞まで無敗を誇りましたが前走ダービーで敗戦。雪辱を晴らせるでしょうか》
《トラブルはありましたがそれでも二着です。雨の京都で逃げを打つのは難しいですが彼女には切り替えられる先行策もあります。最後まで油断できませんよ》
《一番人気、スペシャルウィーク!前走では並みいる実力者を押し退け見事ダービーウマ娘に輝きました!その末脚は京都でも爆発するのでしょうか!》
《皐月賞ではいち早くセイウンスカイのスパートに気付き、続くダービーではアクシデントに襲われたセイウンスカイを勝利の後に気遣う余裕も見せています。タフさはこの京都に向いていますよ》
「"龍呼びの声"……彼女はあの力を使うかしら」
「可能性は高いかと。ダービーでは暴発させてしまったようですが制御訓練を重ねているそうです。視覚に頼らず索敵できる能力は優位に働くでしょう」
「分からない事だらけね。お祖父様の時は暴発だなんて聞いた事もなかった」
「環境の違いでしょう。能力を積極的に使える環境ではその分デメリットも大きくなる……そう考えた方が辻褄が合います」
「お祖父様は"赤い龍"と話せる事以外は特に無かったものね。……そろそろ始まるわよ」
《各ウマ娘、ゲートIN完了……スタートしました!》
《素晴らしいスタートダッシュ、ハナを取ったのはセイウンスカイです!この京都で逃げを選びました!》
《教科書に載せたい程の綺麗なスタートでした。……おや、後続を突き放していますね。ハイペースでかからなければ良いのですが》
《先頭セイウンスカイがグングンと伸ばしていきます。後続との差はおよそ7バ身といったところ》
《注目のスペシャルウィーク、キングヘイローと並んで中団で足を溜めています》
《やや縦に伸びた展開ですね。しかし一周目からかなりのハイペースです。これはセイウンスカイの作戦でしょうか》
────作戦に決まってるでしょ!
セイウンスカイは心中で聞こえてくる実況と解説にそう返していた。
京都レース場菊花賞3000m、雨の中という事もあってスローペースになりやすい。
────スローを想定してるなら、それを崩してやれば良い!
セイウンスカイの作戦の一つはスローペースを無理矢理にでもハイペースにする事だ。下手に足を溜められたら3、4コーナーで巻き返されかねない。菊の京都は最後の直線が長く後方のウマ娘も特に差し返やすいレース場だ。
────スタミナの心配なんかしなくたっていいんだ。そっちは夏に散々鍛えた……!
大逃げではない。サイレンススズカならとっくに10バ身以上離している。セイウンスカイがやりたかったのはただただ圧倒的前に自分がいるという事実だけだ。
後方の集団全体に僅かながら焦りが見える。皐月賞程大きな動揺は無かったが、それでもセイウンスカイに視線が向いているのは明らかだった。
────流石スペちゃんとキング、焦りは無いか。生憎だけど差し切らせるつもりはないんだよ
スペシャルウィークとキングヘイローにはセイウンスカイの能力を開示している。少なくとも両者はそれを念頭に置いた作戦で来ているだろう。
最初の1000mを通過した時点でニヤリと笑うセイウンスカイ。確かに能力を使ってはいる。ただしそれは、二人がどう考えても思い付かない初見殺しにも等しい使い方で行っていた。
スペシャルウィークとキングヘイロー、共に差し足で一気に捲る算段だろう。それを破るセーフティリードをセイウンスカイは実現していた。
────セイちゃんらしくない。何かきっと意味があるはず!
スペシャルウィークはセイウンスカイが既に何か仕掛けている事に気付いていた。スペシャルウィークの外、隣を走るキングヘイローも同様に油断無く前を見据えている。
────能力を別の事に使ってる……?だとしたら何に……?
キングヘイローはこの時セイウンスカイの真相に後一歩というところまで迫っていた。
セイウンスカイはダービーでの暴発を反省して無闇に索敵を行っていない。セイウンスカイが能力を使用してバ群をコントロールしようとすれば、その基準となるのはスペシャルウィークとキングヘイローである。しかし今のセイウンスカイに二人を気にする素振りは全く無かった。
少なくともセイウンスカイのハイペースに付き合う必要は全く無い。集団全体がそう判断していた。セイウンスカイが脅威なのは当然だが同じだけ危険なのはこの二人だ。他のウマ娘はセイウンスカイを警戒しながらも、セイウンスカイの策にいち早く気付ける二人のウマ娘も注視していた。
2000mを通過し依然セイウンスカイと後続の差は空いたままだ。後続はここでスパートをかける準備に出ていた。2周目の淀の坂とも言われる難所が待ち構えていたからである。
淀の坂には鉄則とも言える攻略法がある。ゆっくり上がり、ゆっくり下る。高低差がある坂で持久力を温存するための鉄則だ。坂が終わればすぐに第4コーナーだ。坂で無理に足を早めるのは自殺行為に等しかった。
セイウンスカイが坂を登る。ある意味逃げウマ不利そのものと言っていい坂である。逃げウマは基本的に他のウマ娘が見えないため自分のペースで登る事となるが、後方はその逃げウマの様子を見ながら坂に挑めるのだ。前残りしやすい中山レース場と比べれば、ここはセイウンスカイにとって天敵にも等しいレース場の筈であった。
────やっぱりだ……!セイちゃんは
ハイペースで進んでいる筈のセイウンスカイは淀の坂を全く崩れる事無く進み、そして。
────さぁ勝負と行こうか、お二人さん?
なんと下り坂で加速した。
《セイウンスカイ先頭だ!逃げた逃げた逃げた!セイウンスカイが逃げた!》
《セイウンスカイが逃げた逃げた逃げた!》
《そしてキングヘイロー、二番手に上がって来ているが……!》
「ああもう!そういう事だったのね!」
キングヘイローが負け惜しみとばかりに怒号をあげて追い縋る。セイウンスカイが下り坂で加速したタイミングで偶然
《外を通ってようやくスペシャル、スペシャルウィークも上がってきた!しかし!しかし!》
「くっ……!セイちゃんに……!届かない……!」
そしてそれはスペシャルウィークも同じだった。むしろ、よりひどい。何が起きているのか、スペシャルウィークは全く把握出来ていないのだ。キングヘイローのスパートに遅れて気付いてここまで上がってきたがそれでも全く足りていない。
《キングヘイロー、スペシャルウィーク届かない!》
《逃げ切った逃げ切ったセイウンスカイ!なんと!なんと!この大雨の中、菊の京都で逃げウマが勝利しました!》
《勝ち時計3分3秒2!最悪とも言える状況の中、レースレコードを叩き出しました!セイウンスカイ、二冠達成です!》
大雨を切り裂いて勝利したのはセイウンスカイだった。圧倒的とも言える逃げ、完璧にレースを制して見せたのだ。
「いよっし!……私の、勝ちだぁぁぁ!!!」
らしくもなく、拳を突き上げ勝利の喜びに浸るセイウンスカイ。その振る舞いから観客席に大きなどよめきが湧く。
そのセイウンスカイに、呆れた様子のキングヘイローと負けたというのに興奮冷めやらぬスペシャルウィークが傍に寄って行く。
「おめでとうスカイさん。……まさかそういう使い方するとは思わなかったわ。今回は、完全にしてやられたわね」
「おめでとうセイちゃん!今回はどう走ってたの!?キングちゃんは気付いてたんだよね?」
「どもども、お二人さん。いや~軽く賭けに出たんだけど結果的に勝てて良かったよ~。私が何したかって、私よりもキングが解説したら?」
はぁ、と一息つくキングヘイロー。
首を向けてスペシャルウィークにある方向を指し示す。そこには電光掲示板があった。
「スカイさん……貴方、能力でタイムを測ってたでしょう。貴方がやったのは単純なラップ走法よ」
「え……ラップ走法ってあれ?一定区間ごとのタイムを決めて走るっていう……?え、どうやって測って……ああ!」
得心がいったとばかりに手を叩くスペシャルウィーク。
キングヘイローが気付けたのは本当に偶然だった。坂に差し掛かる前に視界に入った電光掲示板の裏を見て掲示板にはタイムを測る機能があった事を思い出したのだ。
「能力で見てたのが私達じゃなくて、掲示板のタイムってこと!?」
「せいかーい。流石に私の逃げに乗ってくる人いないと思ったからねぇ。前に誰もいないなら私の好きに走れるでしょ」
「それだけじゃないわ。レコードを出してるけどこれだって意図的でしょう。レコードタイムで走れるなら確実に勝てる筈だものね」
「……もしかして、最初のハイペースも……」
「あれで完全に騙されたのよ。最初にハイペースで走っておいて、後でゆっくり気付かれないようにペースを落としてる。みんなハイペースの3000mに付き合うつもりなんてないから誰も詰めなくて、結果的にセーフティリードを明け渡す事になったわ」
歓声はまだ続いている。
観客席ではチームの皆が手を振ってセイウンスカイの勝利を称えていた。途中から合流したようで、同じように傍にはシャーロットと騎士が手を振ってくれている。
トレーナーは感極まったのか涙を流し喜んでいた。ダービーでの敗戦からある意味再出発しての初勝利である。本当の二人三脚とも言えるレースで掴んだ勝利は格別だろう。
「ラップ走法なんて考えもしなかった……セイちゃんが思い付いたの?」
「ううん。トレーナーさんが提案してくれたんだ。私ならやれるって信じてくれてね。後は私がタイム見ながら走れるように練習しただけだよ……あれ?」
勝利の余韻に浸るセイウンスカイだが歓声とは違う観客席のざわめきで気が付く。
上空から、見慣れた赤い流星が雲を切り裂いていた。
『勝ったんだな、セイウンスカイ』
『うん。そうだけど、どうしたの?こんなに近づいて』
『勝ったら俺の秘密を教えると約束しただろう』
『いや待って、もしかしてここで言うつもり!?』
『そのつもりだ。心配するな、
『は?許可って……』
徐々にざわめきは大きくなっていく。
高度50mを切る低空で京都レース場をなぞるように旋回するバルファルク。
何を思ったか、その彼の
「『見事な勝利だ、セイウンスカイ!しかし、俺には一つだけ不満がある!』」
「『不満って……あれ?声が……おかしい……?』」
「『俺が初めて覚えた人間の言葉は貴様の名だ、セイウンスカイ!名の通りの青空の下、セイウンスカイは勝利し続けた!貴様の勝利を飾るのに雨ほど無粋なものはない!』」
「『待って、君まさか────』」
セイウンスカイにはバルファルクの声が二重に聞こえていた。"龍呼びの声"としてだけでなく、これはもっと物理的な聞こえ方────。
バルファルクが龍属性を溜めながら急加速し京都を覆う雨雲に突っ込む。
「『青空こそ、貴様に相応しい勝利の空だ!!!』」
言葉と共にバルファルクは一挙に龍属性を開放、爆発させ衝撃で雲を吹き飛ばし京都の空を晴天へと変える。
「『晴れてる……』」
レース場には、先ほどまでの雨が嘘のような日が差していた。
レース場にゆっくりと降り立つバルファルク。
セイウンスカイとバルファルクについて情報が
「『さて、改めてだな、セイウンスカイ。菊花賞の勝利。おめでとう。……改まるとなんだか気恥ずかしいな、これは』」
「『……』」
「『どうした?何を固まっている?まぁ確かに、ここへ降りるのに色んな奴の説得で少々骨が折れたが……』」
「『それだよ!それ!説得ってつまり君は……!』」
「なぁ、聞き間違いじゃない……よな?」
「嘘でしょ……だってこれどう聞いても……」
「おいおいおいおい、マジかよ、こんなのスクープじゃん!」
観衆のざわめきは止まらない。何せ今明確に聞こえているのだ。
「『君が言ってた秘密って、人の言葉が話せるようになったっていうこと!?』」
「『そうだぞ。まぁなんだ、色々と積もる話はあるだろうが、まずは帰ってからだな』」
あっけらかんと言い放つバルファルクに、セイウンスカイはまた騒動の訪れを予感せずにはいられなかった。
難産でした。
セイちゃん勝ちましたけどそれ以上のカミングアウトです
駿大祭が楽しみになりましたね!