途中からになりますが今作の主人公である十代のデュエルになります!アニメキャラやタッグフォースキャラなど色々と出ますがどうかよろしくお願いします!!ちなみにリンク召喚はやりません。矢印などが大変なので・・・ちなみに今の時間軸は原作アニメの1週間ほど前でまだペンデュラム召喚は登場していません。
《キーカード紹介コーナー》
二人「「何かな?何かな?今回のキーカードはこれ!」」
E・HEROフレイム・ウィングマン
融合・効果モンスター
星6/風属性/戦士族/攻2100/守1200
「E・HERO フェザーマン」+「E・HERO バーストレディ」
このカードは融合召喚でしか特殊召喚できない。
(1):このカードが戦闘でモンスターを破壊し墓地へ送った場合に発動する。そのモンスターの元々の攻撃力分のダメージを相手に与える。
ゆま「このカードは十代さんののエースと言うかフェイバリットモンスターである『E・HERO』ですね。確か、アニメ第1話の入試の時のクロノス教諭とのデュエルを初め多くのデュエルでフィニッシャーを決めてきた『E・HERO』ですね」
ツァン「うん、そうだね。と言っても、それも1年生の時までだったけどね。2年生になってからは新たなフェイバリットの登場で存在感がかなり薄くなったし・・・」
ゆま「そうなのですか?」
ツァン「ええ。でも、それでも漫画版よりはマシよ。漫画版では・・・」
ゆま「子供の時にあった紅葉さんとのデュエルで使用されただけでしたからね」
ツァン「その通りだよ。そう考えたら、TVアニメ版のこのカードはまだ恵まれてるわよ。出番が皆無という訳では無かったしね」
ゆま「そう言う意味では何か可哀想な『E・HERO』ですね・・・」
ツァン「でも十代を長年支え続けたフェイバリットなのは揺るぎのない事実だし頼りになるカードなのは変わりないよね!」
ゆま「はい!もう一体のHEROもそうですがこのモンスターも十代さんを象徴するカードと言っても過言じゃありません!!」
ツァン「全くね。そんなカードだけど、今回のお話でどのタイミングで登場するのか・・・。」
ゆま「そして、どんな活躍をするのかは・・・」
二人「「今回のお話の中で~。」」
アクションデュエルで有名な舞網市。この都市には多くのデュエル塾が存在しており塾によってデュエルスタイルが変わるだけでなく一部の塾では融合・シンクロ・エクシーズという特殊な召喚を教える塾も存在する。その中の一つである戦士族モンスターを専門に扱うデュエル塾『武人塾』にて塾生である槍元剛は挑戦者である遊城十代と舞網チャンピオンシップ出場権を賭けたデュエルを行っていた。
《アクションフィールド》 猛者共の荒野
槍元剛:LP2700
手札:2枚
フィールド:パペット・キング(攻) フェニックス・ギア・フリード(攻)
魔法・罠:リバースカード1枚
遊城十代:LP1000
手札:0枚
フィールド:無し
魔法・罠:0枚
「ここまでよくやったと言おう。だがここまでだ」
剛は久しぶりの手応えのある相手である十代をそう賞賛しながらも自らの勝利を揺るぎないものだと信じて疑わないでいた。だがそれに対して対戦相手である十代は怯えるどころか嬉しそうに笑みを浮かべる。
「何言ってんだよ。デュエルはまだこれからだぜ!」
「威勢がいいのは俺好みだな。だが手札もフィールドも何も無い状態でなにができる?」
剛は十代の諦めない姿に好感を抱くもたった1枚のドローで逆転できるはずもないと断言する。しかし、十代にとってピンチだろうが関係なくデッキとライフが無くなるまで諦めずデュエルを続けるだけであり、カードを信じてドローするといういつもと同じことだった。
「いくぜ!俺のターン、ドロー!!」
そして十代は勢いよくデッキからカードをドローし、そのドローしたカードを見てニッと笑みを浮かべた。
「いくぜ!俺の手札がこのカードだけの場合、コイツは手札から特殊召喚できる。来い、『E・HEROバブルマン』!!」
十代のフィールドに現れたのは腕に背中に水が入ったタンクを背負っている水色のヒーロー『E・HEROバブルマン』だった。
E・HEROバブルマン ☆4 ATK800
E・HEROバブルマン(アニメ効果)
効果モンスター
星4/水属性/戦士族/ATK800/DEF1200
手札がこのカード1枚だけの場合、このカードを手札から特殊召喚する事ができる。
このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した時に自分のフィールド上に他のカードが無い場合、デッキからカードを2枚ドローする事ができる。
「俺のフィールドにバブルマン以外のカードがないから召喚した『バブルマン』の効果でデッキからカードを2枚ドロー!!」
十代は『バブルマン』の効果によって新たにデッキからカードをドローするが、そこで終わらないのが遊城十代という男だ。
「手札から魔法カード『ヒーローズ・エントリー』発動!このカードは自分のフィールドに『HERO』と名のつくモンスターが存在する時のみ発動できる。デッキから『HERO』と名のつくモンスター一体を特殊召喚できる。来い!『E・HEROエアーマン』!!」
バブルマンの隣にスポットライトの光が集中したかと思えば光の集まる場所に空から背中にフィンを翼のように生やしたヒーロー『E・HEROエアーマン』が姿を現した。
E・HEROエアーマン ☆4 ATK1800
ヒーローズ・エントリー(オリカ)
通常魔法
このカード名の効果は1ターンに一度しか発動できない。
(1):自分のフィールドに『HERO』と名のつくモンスターが存在する時のみ発動できる。デッキから『HERO』と名のつくモンスター一体を特殊召喚できる。このカードの発動後、このターン自分は『HERO』と名のつくモンスターしか特殊召喚できない。
(2):墓地のこのカードを除外することで発動できる。墓地から『HERO』と名のつくモンスター三体をデッキに戻すことでデッキから1枚ドローできる。この効果は(1)の効果を使ったターンは使用できない。
E・HEROエアーマン
効果モンスター
星4/風属性/戦士族/攻1800/守 300
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した時、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●このカード以外の自分フィールドの「HERO」モンスターの数まで、フィールドの魔法・罠カードを選んで破壊する。
●デッキから「HERO」モンスター1体を手札に加える。
「召喚に成功した『エアーマン』の効果でデッキから『E・HEROブレイズマン』を手札に加え、そのまま召喚!」
続いて姿を現したのは炎の鬣を纏った赤き英雄『E・HEROブレイズマン』が『エアーマン』と『バブルマン』の間に姿を現した。
E・HEROブレイズマン ☆4 ATK1200
E・HEROブレイズマン
効果モンスター
星4/炎属性/戦士族/攻1200/守1800
このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。デッキから「融合」1枚を手札に加える。
(2):自分メインフェイズに発動できる。デッキから「E・HERO ブレイズマン」以外の「E・HERO」モンスター1体を墓地へ送る。
このカードはターン終了時まで、この効果で墓地へ送ったモンスターと同じ属性・攻撃力・守備力になる。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分は融合モンスターしか特殊召喚できない。
「『ブレイズマン』の効果発動!このモンスターが召喚または特殊召喚に成功した場合、デッキから『融合』1枚を手札に加える。俺はデッキから『置換融合』を手札に加えるぜ」
ブレイズマンは地面に勢いよく拳を叩き込むと地面から火柱が上がり、そこから1枚のカードが現れ十代の手元へと飛んできた。
「魔法カード『置換融合』を発動し、フィールドの『エアーマン』と『ブレイズマン』で融合!大気を司る英雄よ、火炎の英雄と交わりて嵐を支配せし英雄へと生まれ変われ!融合召喚!現れろ、『E・HEROGreat TORNADO』!!」
E・HEROGreat TORNADO ☆8 ATK2800
「融合召喚に成功した『Great TORNADO』の効果で相手の場にいるモンスター全ての攻撃力を半分にする。タウン・バースト!!」
融合召喚された『Great TORNADO』が巨大な竜巻を作り出すとその竜巻を明日香のフィールドへと投げ飛ばすと『パペット・キング』と『フェニックス・ギア・フリード』を呑み込んだ。竜巻が消えた頃には傷だらけの『パペット・キング』と『フェニックス・ギア・フリード』が息切れしながら立っていた。
パペット・キング ATK2800→1400
フェニックス・ギア・フリード ATK2800→1400
E・HERO Great TORNADO
融合・効果モンスター
星8/風属性/戦士族/攻2800/守2200
「E・HERO」モンスター+風属性モンスター
このカードは融合召喚でしか特殊召喚できない。
(1):このカードが融合召喚に成功した場合に発動する。相手フィールドの全てのモンスターの攻撃力・守備力は半分になる。
「そして俺のフィールドにレベル5以上の『HERO』がいる時、手札からこのモンスターは特殊召喚できる。来い!『E・HEROミラクル・ハット』!!」
続いて十代のフィールドにトランプのカードたちが舞ったかと思えばその中の1枚がポンッ!と爆発し、煙が晴れるとそこには黒い奇術師の帽子を被った白い仮面で顔を隠しているタキシード姿の英雄『E・HEROミラクル・ハット』がいた。
E・HEROミラクル・ハット ☆7 ATK1800
「『ミラクル・ハット』の効果発動!このモンスターが召喚・特殊召喚に成功した時、墓地から魔法カード1枚を手札に加える。俺は墓地から『HEROの遺産』を手札に加える!!」
『ミラクル・ハット』が頭に被っている帽子を外しその中身を見せるように掲げると帽子の中から大量の鳩や紙吹雪が飛び出し、その中に紛れていた1枚のカードが十代の手元へと向かう。
E・HERO ミラクル・ハット(オリカ)
効果モンスター
星7/闇属性/魔法使い族/攻1800/守2600
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の場にレベル5以上の『HERO』と名のつくモンスターがいる時のみ発動できる。このモンスターを手札から特殊召喚する。
(2):このモンスターが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動する。自分の墓地から魔法カード1枚を手札に加える。
「俺は墓地の『E・HEROノヴァマスター』と『E・HEROガイア』をエクストラデッキに戻して手札から魔法カード『HEROの遺産』を発動!デッキからカードを3枚ドロー!!さらに墓地の『E・HEROフレイム・ウイングマン』を対象に墓地の『置換融合』の効果発動!『フレイム・ウィングマン』をエクストラデッキに戻してデッキからカードを1枚ドロー!」
HEROの遺産
「HEROの遺産」は1ターンに1枚しか発動できない。
①:「HERO」モンスターを融合素材とする融合モンスター2体を自分の墓地からエクストラデッキに戻して発動できる。自分はデッキから3枚ドローする。
置換融合
通常魔法
このカードのカード名はルール上「融合」として扱う。
(1):自分フィールドから、融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。
(2):墓地のこのカードを除外し、自分の墓地の融合モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターをEXデッキに戻す。その後、自分はデッキから1枚ドローする。
「いくぜ!俺は手札から魔法カード『
「チューナーだと!?」
剛は融合使いだと思っていた十代がチューナーモンスターを召喚したことに目を見開いた。
ジャンク・シンクロン ☆3 ATK1300
「『ジャンク・シンクロン』の効果発動!このモンスターが召喚に成功した時、墓地からレベル2以下のモンスター1体を特殊召喚できる。俺は墓地から『シンクロ・フュージョニスト』を特殊召喚!!」
十代の場に黄色いキャップを被った小さな戦士『ジャンク・シンクロン』が現れると同時に『ジャンク・シンクロン』は右手を勢いよく前に突き出し、その突き出した手の先の地面に黒い穴から黒い悪魔『シンクロ・フュージョニスト』が現れた。
シンクロ・フュージョニスト ☆2 DEF600
「俺はレベル2の『シンクロ・フュージョニスト』にレベル3の『ジャンク・シンクロン』をチューニング!!」
☆3+☆2=☆5
『ジャンク・シンクロン』が3つの光り輝く輪になるとその輪の間を『シンクロ・フュージョニスト』が潜り抜けると2つの光り輝く星となる。
「シンクロ召喚!来い、『X-セイバー ウェイン』!!」
十代の場に現れたのはテンガロンハットを被った2丁の拳銃を持つ十の剣の戦士の1人である『X-セイバー ウェイン』だった
X-セイバー ウェイン ☆5 ATK2100
「シンクロ召喚に成功した『X-セイバー ウェイン』とシンクロ素材として墓地に送られた『シンクロ・フュージョニスト』の効果発動!『ウェイン』の効果で手札からレベル4以下の戦士族モンスター『E・HEROスパークマン』を召喚し、『シンクロ・フュージョニスト』の効果でデッキから『ミラクル・フュージョン』を手札に加えるぜ!!」
『ウェイン』が2丁の拳銃から地面に向かって銃弾を放つと地面に白い穴が開き、そこから電気を操る英雄『E・HEROスパークマン』が姿を現した。
E・HEROスパークマン ☆4 ATK1600
X-セイバー ウェイン
シンクロ・効果モンスター
星5/地属性/戦士族/攻2100/守 400
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
(1):このカードがS召喚に成功した時に発動できる。手札からレベル4以下の戦士族モンスター1体を特殊召喚する。
シンクロ・フュージョニスト
効果モンスター
星2/闇属性/魔法使い族/攻 800/守 600
(1):このカードがS素材として墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから「融合」魔法カードまたは「フュージョン」魔法カード1枚を手札に加える。
「レベル4のモンスターが2体・・・!まさか!?」
「おう!いくぜ!俺はレベル4の『E・HEROバブルマン』と『E・HEROスパークマン』でオーバーレイ!! 2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築!エクシーズ召喚!!」
☆4+☆4=★4
『バブルマン』と『スパークマン』が水色の光の球と黄色の光の珠となって黒い渦の中へと飛び込むと黒い渦は様々な光を飛ばしながら爆発した。
「聖剣の名を持つ王者よ、その剣で闇を斬り裂き戦士たちに光を見せよ!現れろ、『Hヒロイック─Cチャンピオン エクスカリバー』!!」
光の中から雷鳴を轟かせながら赤と銀の鎧を纏いし戦士の中の王者『
H─C エクスカリバー ★4 ORU2 ATK2000
エクシーズ・効果モンスター
ランク4/光属性/戦士族/攻2000/守2000
戦士族レベル4モンスター×2
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を2つ取り除いて発動できる。
このカードの攻撃力は、次の相手のエンドフェイズ時まで元々の攻撃力の倍になる。
「まさか3つの召喚法を扱う決闘者だったとは・・・これは予想外だ」
剛は十代が融合・シンクロ・エクシーズの3つの召喚法を扱うことに正直驚いており、このままではマズいと考えアクションカードを探し始めた。
「これが最後だ!魔法カード『ミラクル・フュージョン』を発動!!墓地からE・HEROバーストレディ』と『E・HEROフェザーマン』を除外して融合する!爆炎を操りし女英雄よ、風を操りし翼の英雄と交わりて炎の翼を持つ英雄へと生まれ変われ!!融合召喚!!現れろ、マイフェイバリットヒーロー、『E・HEROフレイム・ウィングマン』!!」
炎を操る女英雄『E・HEROバーストレディ』と翼を持つ英雄『E・HEROフェザーマン』が渦に吸い込まれ、その中から十代のデッキのフェイバリットカードである右腕にドラゴンの頭を持つ左肩に白い翼を生やした英雄─『フレイム・ウィングマン』が出現した。
E・HEROフレイム・ウィングマン ☆6 ATK2100
ミラクル・フュージョン
通常魔法
(1):自分のフィールド・墓地から、
「E・HERO」融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを除外し、その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。
E・HEROフレイム・ウィングマン
融合・効果モンスター
星6/風属性/戦士族/攻2100/守1200
「E・HERO フェザーマン」+「E・HERO バーストレディ」
このカードは融合召喚でしか特殊召喚できない。
(1):このカードが戦闘でモンスターを破壊し墓地へ送った場合に発動する。そのモンスターの元々の攻撃力分のダメージを相手に与える。
「『エクスカリバー』の効果発動!ORUを2つ使い、『エクスカリバー』の攻撃力は次の相手ターンのエンドフェイズ時まで元々の攻撃力が倍になる!!」
『エクスカリバー』の周囲を回っていた2つのORUが『エクスカリバー』の体内に取り込まれると
H─C エクスカリバー ORU2→0 ATK2000→4000
「攻撃力、4000・・・!?」
「バトルだ!『E・HEROミラクル・ハット』で『パペット・キング』を攻撃!トランプ・ショット!!」
『ミラクル・ハット』は勢いよく空に飛び上がると懐から取りだしたトランプ銃を構え、『Great TORNADO』の効果で弱体化し片膝をついている『パペット・キング』に向かってトランプカードを射出する。
「させん!アクションマジック『ナナナ』発動!これにより『パペット・キング』の攻撃力を700ポイントアップさせる。迎撃しろ!『パペット・キング』!!」
しかし『ミラクル・ハット』の攻撃が当たる寸前、アクションマジックによって力を増した『パペット・キング』がその手に握る大剣でトランプカードを切り裂き、その勢いのまま『ミラクル・ハット』にむけて斬撃波を飛ばしその身体を両断した。
パペット・キング ATK1400→2100
十代:LP1000→700
ナナナ
通常魔法、アクション、未OCGカード
(1):1ターンの間、自分のモンスター1体の攻撃力を700ポイントアップさせる。
「くっ!すまない『ミラクル・ハット』・・・!だがまだ俺のフィールドには攻撃出来るモンスターたちがいる!『E・HEROGreat TORNADO』で『パペット・キング』を攻撃!スーパー・セル!!」
『Great TORNADO』から放たれる竜巻が『パペット・キング』を襲い、抵抗しようと大剣を地面に突き刺して耐えていた『パペット・キング』だが、そのあまりの強さに負け吹き飛ばされてしまった。
剛:LP2700→2000
「『エクスカリバー』で『フェニックス・ギア・フリード』を攻撃!一刀両断必殺神剣!!」
『エクスカリバー』は『フェニックス・ギア・フリード』をその手に握る大剣で唐竹割りしようと飛び上がり、『フェニックス・ギア・フリード』の頭に向けて大剣を振り下ろす。
「させるか!アクションマジック『回避』!!その攻撃を無効にする!!」
しかし『エクスカリバー』の一撃が当たる寸前、『フェニックス・ギア・フリード』は紙一重でその斬撃を回避する。
回避
通常魔法、アクション、未OCGカード
(1):相手モンスター1体の攻撃を無効にする。
「くそっ防がれたかっ!!だけどまだだ『X-セイバー ウェイン』で攻撃!!ダブルバレット!!」
『ウェイン』が『フェニックス・ギア・フリード』に2丁の拳銃から放たれる2つの銃弾がその胴体を撃ち抜き、今度こそ破壊する。
剛:LP2000→1300
「これで終わりだ!『フレイム・ウィングマン』でダイレクトアタック!!」
『フレイム・ウィングマン』の右腕のドラゴンの頭から炎が放たれ、剛へと炎が迫るがそれよりも先に倒したはずの『フェニックス・ギア・フリード』が立ちはだかる。
「トラップ発動『リビングデッドの呼び声』これにより墓地から『フェニックス・ギア・フリード』を特殊召喚!!」
フェニックス・ギア・フリード ☆8 ATK2800
フェニックス・ギア・フリード
デュアル・効果モンスター
星8/炎属性/戦士族/攻2800/守2200
(1):このカードはフィールド・墓地に存在する限り、通常モンスターとして扱う。
(2):フィールドの通常モンスター扱いのこのカードを通常召喚としてもう1度召喚できる。
その場合このカードは効果モンスター扱いとなり以下の効果を得る。
●相手が魔法カードを発動した場合、自分の墓地のデュアルモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。
●フィールドのモンスターを対象とする魔法・罠カードが発動した時、自分フィールドの表側表示の装備カード1枚を墓地へ送って発動できる。その発動を無効にし破壊する。
リビングデッドの呼び声
永続罠
(1):自分の墓地のモンスター1体を対象としてこのカードを発動できる。
そのモンスターを攻撃表示で特殊召喚する。
このカードがフィールドから離れた時にそのモンスターは破壊される。
そのモンスターが破壊された時にこのカードは破壊される。
復活した『フェニックス・ギア・フリード』の攻撃力は『フレイム・ウィングマン』よりも高くこのまま攻撃すれば返り討ちにあい十代のライフは尽きてしまう。故に十代のターンはこれで終わりと剛は考えていたがここで予想外の行動に出た。
「そのままバトルだ!『フレイム・ウィングマン』で『フェニックス・ギア・フリード』を攻撃!!」
「なにっ!?」
剛は攻撃力の劣る『フレイム・ウイングマン』で攻撃を仕掛けてきた十代に驚き目を見張るが、そこで彼の狙いがアクションマジックによる一発逆転だと考えた剛は彼がアクションカードを取るよりも先にアクションカードを取ろうと動き回るが、『Great TORNADO』の攻撃によってほとんどのアクションカードは遠くに飛ばされてしまったことで2人の周りにはアクションカードは無くなっていた。
「手札から速攻魔法『月の書』発動!『フェニックス・ギア・フリード』を裏守備表示に変更!!』
「なっ!?」
まさかの手段を仕掛けた十代に驚き、そして今手にした攻撃力をアップさせるアクションマジック『エクストリームソード』が意味をなさないことを理解してしまった。
「だが『フェニックス・ギア・フリード』の守備力は『フレイム・ウィングマン』の攻撃力よりも高───」
「墓地の『スキル・サクセサー』を除外して効果発動!『フレイム・ウイングマン』の攻撃力を800ポイントアップ!!」
E・HEROフレイム・ウイングマン ATK2100→2900
スキル・サクセサー
自分フィールド上のモンスター1体を選択して発動できる。選択したモンスターの攻撃力はエンドフェイズ時まで400ポイントアップする。また、墓地のこのカードをゲームから除外し、自分フィールド上のモンスター1体を選択して発動できる。選択した自分のモンスターの攻撃力はエンドフェイズ時まで800ポイントアップする。この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できず、自分のターンにのみ発動できる。
「いけ『フレイム・ウィングマン』!!フレイム・シュート!!」
『フレイム・ウイングマン』の炎が『フェニックス・ギア・フリード』を包み破壊した。
「だがこれで君のモンスターは全て攻撃を終えた!次のターン、手札の『マスクド・ナイト Lv3』を召喚しその効果を使えば俺の勝ちだ!」
剛は自らの勝利を確信したのかそう言うが、それに対して十代はニヤリと笑みを浮かべる。
「『フレイム・ウイィングマン』の効果発動!このモンスターが戦闘でモンスターを破壊し墓地へ送った時、その攻撃力分のダメージを相手に与える。よって、『フェニックス・ギア・フリード』の攻撃力、2800ポイントのダメージを与える!!」
「なにっ!?」
『フレイム・ウィングマン』が剛の前に立つとその右腕の龍のアギトを剛に向けると炎を放ち、剛のライフを削りきった。
剛:LP1300→-1500
「ガッチャ!!楽しいデュエルだったぜ!!」
十代はデュエルが終わると自らの決めゼリフを言うのだった。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
デュエルが終わったあと十代は武人塾の塾長から素晴らしいデュエルを見せてくれたお礼として剛と十代にそれぞれカードを渡してくれた。その際に塾長と剛は十代に入塾しないかと勧誘を受けたがら十代は既に別のデュエル塾に在籍しているためその勧誘を拒否。それを残念がりながらもまたデュエルの約束を取り付けて十代は帰宅した。
「ただいま六十郎じいちゃん!」
「おかえり十代。その様子じゃと勝ったようじゃな」
「へへっ!バッチリな!!」
ここはデュエル塾兼孤児院の『決闘庵』。十代が話しかけたのはこの決闘庵の塾長にして管理人の三沢六十郎。十代には昔の記憶が無くこの街でさ迷っていた所を六十郎が保護し今ではこのデュエル塾のエースとして活躍している。
「遊馬や大地たちもチャンピオンシップに向けて頑張っておる。今年も中々楽しそうになりそうじゃな」
六十郎は自分の孫である三沢大地や弟子の1人である九十九遊馬を初めとした決闘庵の塾生たちの成長を喜びながら今年の舞網チャンピオンシップを楽しみにしていた。
「そういえばツァンちゃんがお前さんにケーキを用意したそうじゃから食べて来ると良い」
「おっマジか!ツァンの料理は美味いから楽しみだな!!」
「・・・そういうことは本人に言ってやるべきじゃろうが」
友人であるツァン・ディレのケーキを食べるために塾の中に走っていく十代の姿を見て六十郎は相変わらずの鈍さに呆れてため息を吐く。
「師範」
「闇川か。またLDSからの賠償交渉でもあったか?」
「はい。奴らはどこからかこの決闘庵に眠るカードたちの存在を知り何としてでもそれらのカードを手に入れようと躍起になっているそうです」
「ふん。あのカードたちは選ばれた主たちに渡すべきカード。あのような怪しげな連中に託すことなど有り得ぬ」
六十郎は一番弟子である闇川からまたLDSからの買収が来たのだと聞きため息を吐く。この決闘庵には大昔遺跡などで発見された特殊なカードたちが眠っている。それらのカードは普通のカードとは異なる特殊な力を宿しており、過去にそのカードを盗もうとした者がいたがカードの力に飲み込まれ外道に落ちてしまったことがある。それ以降カードたちは厳重に保管され相応しい持ち主が現れるまで決闘庵が代々受け継いできていた。
「・・・しかしその時は案外そう遠くないかもしれぬな」
六十郎は空を見上げながら闇川にも聞こえないほど小さな声でそう呟く。既に一部のカードを六十郎は信頼のできる決闘者数名に渡した。それは激動の時代が近づいているのだと六十郎は確信していた。
────これより始まるはかつて世界を救った英雄の新たな物語。振り子の魔術師たちと関わることによって変化したこの世界で彼らはどのような物語を紡いでいくのかは誰にも分からないのであった。
あとがき
こんばんは有頂天皇帝です。今回は十代の初デュエルということで3つの召喚法を使ってもらいました!デッキは原作同様『E・HERO』デッキですが融合以外の召喚も使います。なお、物語が進むと他のデッキを使用する可能性もあるのでお楽しみに!今回の六十郎や闇川のようにアニメARC-Vのように歴代シリーズのキャラも登場します。