こちら、世界征服推進部ソロモンである   作:兵隊

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 本格的に始まりましたVol.3でございます!
 皆さん、どうかよろしくお願いします!



 ~ソロモンちゃんねる~

サオリ「殿下からモモトークで、形態変えたと連絡が来たぞ」
ミサキ「ラスボスアピールされても」
ヒヨリ「しかも、本当に出来そうなのが怖いですね」


第1話 黙って膝枕されるのです

 

 

「はぁ……」

 

 

 大きな大きな、一際大きなため息が、ワタシの口から漏れた。

 

 

 空は生憎の快晴。

 雲一つない、青空が広がっており、空を舞う鳥もよく見える今日この頃。

 

 いいや、本当に嫌ってほど天気が良い。

 碧空っての下で、光合成をしている草木が羨ましく感じるくらい、太陽の光が気持が良い。

 

 こういうときは、何もしたくない。

 この青空の下で、のんびりとお昼寝でもして、優雅に一日を満喫したい。

 

 

「はぁ……」

 

 

 それなのに、ワタシの心は何一つ晴れていないのが現状だ。

 

 退院してから、久々の通学路。

 一歩一歩、確実にミレニアムサイエンススクールへと向かう道を踏締めているのだけど、その足取りは重い。まるで鉛でもつけられたかのよう。

 

 理由は簡単、行きたくないから。

 それはどこに、ワタシの母校に。

 どうして、だって怒られるだもん。

 

 今回の件。

 誰にも相談しないで、一人であの年増に対処しようとして、ワタシは大失敗をした。

 

 失敗した理由なんて眼に見えている。

 もっと周りに頼って、お話をして、事に当たっていれば、アリウスが襲われることなく、未然に防げた。

 

 一人で空回りした結果、ワタシは無様に囚われて、救出というツマラナイ事に皆の時間が割いてしまい、出す必要もなかった被害を出してしまった。

 

 迷惑だってたくさんかけた。

 シヴァさんのお店は燃やされたし、シャーレの先生にだって『大人のカード』を使わせてしまった。

 アリウスの皆に至っては、折角復興しかけていたのに、自治区は破壊され、怪我をしてしまった娘達までいる。

 アーちゃんやムーちゃん、それにヒナちゃんや小鳥遊さんにだって迷惑をかけたし、聖園ミカにもかっこ悪いところを見せた。

 

 それに。

 

 

「はぁ……」

 

 

 ネルちゃんやリオ会長も、面倒に巻き込んでしまった。

 

 相談しない事にネルちゃんは怒っていたと聞いたし、リオ会長の反応がいまいち読めないけれど、『アサ改』を開発する際は、エンジニア部の皆さんと協力して作ってくれたと聞く。それはもう、大変だった筈だ。

 

 そもそも、ネルちゃんに言われたしね。

 あとで説教だって。

 つまり、怒られる事は確定しているわけなんですよね。

 

 

「はぁ……」

 

『いい加減にしねぇと、ぶち転がしますよマスター』

 

「だってぇ……」

 

 

 腰にぶら下がっているコンサバティブちゃんからの抗議の声に対して、ワタシはこれでもかってくらい情けなく応答した。

 

 だって、厭なものは厭なんだもの。

 怒られることが確定しているんだよ?

 そうなると、ほら。足取りもついつい重くなるし、ため息も吐きたくなるってもんでしょ?

 

 

『モノには限度ってもんがあるです。男は度胸、女は愛嬌、オカマは最強。そして朕は無敵といいます』

 

「うん、それで?」

 

『は?』

 

「ここは貴女のトーク力で、ワタシのやる気を出させて、通学を促すところじゃないの?」

 

『違いますね。朕の知った事じゃねぇので』

 

「えぇ……?」

 

 

 もう何なのこの生首は。

 自分が無敵である事をさりげなく────いいや、さりげなくなかった。しっかり自慢されてしまった。無敵であると自称されてしまった。

 

 本当に厭だなぁ。

 行きたくないなぁ学校。

 

 でも先延ばしにすると、絶対いいことないしなぁ。

 

 息を大きく吸い込み、そして、深く深くこれでも深く吐き出そうとしたところに。

 

 

『マスター』

 

「うん?」

 

『これ以上、ため息を吐くと自爆シークエンスが発動しますがどうか?』

 

「っ!?」

 

 

 あっぶな……!

 寸前のところで、口を閉ざして、その口から空気が漏れないように両手で覆う。

 

 その様子を見て、満足するようにコンサバティブちゃんは続けて言った。

 

 

『よく出来ました。それもこれも、身から出た錆。思いっきり怒られやがってください』

 

「……うぅ」

 

『なぁに、泣かされたら朕の胸を貸します』

 

「コンサバティブちゃん……!」

 

『まっ!! 貸す胸なんてないんですけどね! 朕、頭しかないので!!』

 

 

 ガハハッ、と。機械の癖に豪快に笑うコンサバティブちゃんを見て、イラッとしたのはワタシが怒りやすいわけじゃないと思う。

 

 この娘にも、いいところがあるんだな、って思った矢先これだ。

 ぶん投げてやろうかな。我ながらぞんざいな扱いだけど、これくらいやっても罰は当たらないと思う。

 

 

 

 

▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼

 

 

 

 

 

 そうしてワタシは、重い足取りのままミレニアムサイエンススクールの生徒会────つまりは、セミナーの生徒会室にやって来た。

 

 本当に何も問題なく、これといった障害もなく、大した事件性もなく。

 あまりにもあっさりと、辿り着いてしまった。

 

 何かしらの厄介事が起きれば、そちらに集中出来たのに、と思ったけどそれは良くない思考だった。

 

 

「後回しにするの、本当に良くない」

 

 

 戒めるように、自分自身に言い聞かせるように、ワタシは一人呟いた。

 

 ちなみに、コンサバティブちゃんはこの場にはいない。

 何を気を利かせたのかはわからないけれど、後は若い者同士で、と言い残して文字通りどこかへ飛んで行ってしまった。

 

 対して「ワタシを置いて行くなぁ!」と叫んでしまったのは記憶に新しい。

 いや、本当に置いていってほしくなかった。心細いったらないのです。

 

 

「……よしっ」

 

 

 このまま尻込みしている場合じゃないのも事実。

 

 ワタシは、むんっ、と両手で握り拳を作って気合を入れる。

 

 ここまで来たら覚悟を決めるしかない。

 こんこんっ、とドアをノックすると。

 

 

「はい」

 

 

 声が聞こえた。

 姿が見えない。誰の声なのか、など考えるまでもない。

 

 ここはセミナーの生徒会室だ。

 そこに常駐しているのは限られてくるし、この時間帯にいる存在は一人しか考えられない。

 

 

「失礼する」

 

 

 全力全開演技100%のワタシ。

 声が上擦っていないか、ちょっと心配になるけど気にしない事とする。

 

 ドアを開けて視界に広がるのは、広いセミナーの生徒会室。

 

 その中央にはテーブルがあり、対面するように設置されたソファーがある。きっと、来客用のものだろう。

 その奥、つまりは、生徒会長が執務するための机と椅子があった。そこに座るのは、生徒会長に他ならず、その椅子に座っているのは────。

 

 

「…………」

 

 

 パソコンから眼を離し、来訪者のワタシへと視線が注がれる。

 作業する手を止めて、ジッ、とワタシの動きを注視している。

 

 その人こそが、この部屋の主。

 ミレニアムの生徒会『セミナー』の生徒会長────リオ会長だった。

 

 会長は何も言わない。

 まるで、ワタシの様子を見て、動向を探るように。それこそ、言葉を選ぶように慎重な調子で。

 

 

「身体は、大丈夫なの?」

 

「うむ、大事無い。五体満足である」

 

「……髪、切ったの?」

 

「で、あるな。イメチェン、というやつよ」

 

 

 コンサバティブちゃんすら指摘しなかったワタシの変化を、リオ会長は指摘してくれた。

 

 あの年増との戦闘のせいもあって、ワタシの髪の毛は痛んで酷い状態だった。

 毛先は焦げていたし、ワタシの血が乾いてボロボロ。ケアしたところで、元に戻るかも怪しいくらい悲惨な状態。

 

 どうするか考えて、いっそのこと切ってしまおうと思い、お見舞いに来てくれたカヨコちゃんに切ってもらった。

 

 腰ほどあった髪の毛は、肩よりも少しだけ長い程度の長さに落ち着き、少しだけ軽い感じがする。

 カヨコちゃん曰く、今のワタシの髪型は『ロングウルフ』というのだそうだ。ちょっとカッコいい。

 

 それよりも。

 

 

「余よりも、貴様だ」

 

「どういう意味かしら?」

 

「リオ、満足に寝ていないだろう」

 

 

 リオ会長は言葉を返さない

 

 ばつの悪そうに顔を俯かせて、露骨にワタシからの視線を逸らす。まるでその姿は、叱られる前の子供のように見えてしまったのは、ワタシの気のせいなのかもしれない。

 

 ワタシの発言に、返答はない。つまりは図星であった。

 

 だって、誰が見ても明らかだから。

 目元にファンデーションを塗って、眼の下の隈を辛うじて隠している。でもバレバレ。元々、化粧をしないリオ会長には不慣れだったのか、ファンデーションの色と、リオ会長の肌の色が合っておらず、眼の隈は浮き彫りになっている。

 それに、顔色が悪い。肌に艶がなく、眼の奥は疲労で重く暗い。

 

 誰が見ても、寝てないのはバレバレ。

 傍にいるトキちゃんは例外として、見た人がワタシでなくても、付き合いの長い人。具体的に言うと、ヒマリさんやネルちゃん、それにアスナちゃんやチーちゃん先輩などが見たら一発でわかる。

 

 それほどまでに、今のリオ会長の調子はよろしくない。

 

 加えて、それを本人は隠しているし、話す気もない様子。

 

 であるのなら、話題を変えるしかない。

 

 ワタシは口の中で、ため息を吐いて、来客用のソファーに座る。

 演技も忘れない。カッコつけて、足を組んで、深々と座ったまま。

 

 

「ビナー、だったか。アレから動きはあったのか?」

 

「それに関しては、ヒマリとエイミに一任してあるわ」

 

「コンサバティブちゃんは?」

 

「彼女にも任せている。進展があったという報告はないわ。残念だけど」

 

「あぁ、残念だ。非常に残念だとも」

 

 

 言葉通りの意味で、ワタシは露骨なまでに気分が消沈していた。

 だって、動きがあれば、また彼ないし彼女と。ビナーと呼ばれる怪物とまた闘えると思っていたから。

 

 今度こそ一対一で。

 死力を尽くして、燃え尽きるまで、闘い合えるかもしれない。

 全身に火傷を負ったし、全身の骨は砕けていた。頭がかち割れてたくさん血が出た、またビナーと闘えば致命傷を負うに決まっている。

 

 

 ────()()()()()()()()()()()()()()

 

 

 ワタシは、自分が傷ついても知った事じゃない。

 結局の所、ワタシはそれしかない。それしか知らない。そうすることしか出来ない。

 

 闘争とは、ワタシにとって生命活動に等しく、それが出来ないのなら死んだも同じこと。

 人が息を吸うように、食事をするように、睡眠をとるように。ワタシにはどうしても、闘争(それ)が必要なんだ。

 

 

 だけど、ビナーが動かない以上、ワタシには何も出来ない。

 それが残念でならない。

 

 露骨にため息を吐いて、ワタシは懐から一挺の拳銃を取り出して、机の上に置いた。

 

 ゴトッ、と。それは、拳銃(ハンドガン)というよりも、超大口径拳銃(ハンドキャノン)と称した方が近い。

 

 薬室には一発のみ装填可能であり、今は安全面と暴発防止も兼ねて、弾は入っていない。

 フォアエンドにはミレニアムの校章が刻まれている。それをワタシは、愛しいモノを愛でるように撫でて。

 

 

アサ改(コイツ)の初陣もまだだ。これ以上、待たせるのは忍びない」

 

「アリウスで使ったと報告で聞いたのだけど?」

 

「あぁ、使ったさ。出来栄えも上場、流石エンジニア部である」

 

「なら────」

 

 

 会長の言葉を遮るように、ワタシは首を横に振って。

 

 

「だが、アレは闘争ではない。ただの狩りでしかなく、余もコイツも、愉しめるに至らぬモノであった」

 

 

 まぁ、あの娘との共闘は本当に愉しかったし、アーちゃんもムーちゃんもカッコよかった。でもあれは闘いじゃない。ワタシの求めるモノじゃなかった。

 

 とはいえ、原因はワタシにある。

 あの年増との闘いに、悦楽はいらない。速やかに、十全の力を使って、満身の力を込めて、叩き潰すと決めている。

 

 まるで作業のように。

 心が揺れる事も、気分が高揚することもない。薬室に弾を込めて、照準を定めて、殺意で持って引き金を引く。それだけの行為でしかない。

 

 対して、リオ会長の視線は冷やかなモノ。

 理解が出来ないというかのように、呆れた口調で、ワタシを律するように。

 

 

「相変わらずね。戦闘行為に楽しみを見出すなんて、非合理だわ」

 

「応とも。所詮、余はその程度の女よ。『アリウスの王』と自称しようと、人の根本は変わらぬ。何せ、それしか知らん、それしか出来ぬ。余には、それしかないのだから」

 

「……王と名乗り始めて、少しは変わったと思ったけれど」

 

「ククッ、生憎だがな、この性分は簡単には変わらぬ。いいや、原点と再会した事により、強まったというべきか」

 

 

 欲求不満とはこのことを言うのかもしれない。

 今すぐにでも、闘いたい衝動に駆られている。

 

 こういうときこそ、ワカモが頼りになるし、連絡をしたのに返信がない。

 何の為に、連絡先を交換したのか、分からなくなる。

 

 

「なら、貴女に話しておくべきなのかもしれないわね」

 

 

 リオ会長は立ち上がる。

 その手には、印刷された何枚かの紙があった。

 

 思わず首を傾げる。

 何を話すのか、と尋ねる前にリオ会長は疲れた表情で、重々しく口を開いた。

 

 

「────最近、ミレニアムに転入した一年生の話よ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「なるほど」

 

 

 何度も何度も、渡された紙に視線を向けて。

 何度も何度も、書かれた内容を少ない脳みそに叩き込んで。

 何度も何度も、咀嚼するように反復して理解する事に努めていく。

 

 片手には書類。

 もう片方の手でワタシは、リオ会長の頭を撫でていた。

 

 つまりは、膝枕。

 よほど疲れていたのか、会長はワタシに説明している途中で寝てしまった。

 

 座ったまま寝るよりも、横になったほうが疲れが取れる。

 ワタシはそう判断すると、自分の太ももを枕にさせて、リオ会長の身体を横にした。

 

 起きる気配はない。

 静かな寝息を立てて、安心したように眠るリオ会長の姿を見て、思わず頬が緩むというモノだ。

 

 なんて平和な光景だろうか。

 でも、渡された書類に書かれた内容は、物騒極まりない。

 

 それは一人の生徒の情報だった。

 バカのワタシにも分かりやすく、しかし細かく詳細が書かれている。

 

 曰く、『名もなき神々の王女』

 それが目覚めれば、キヴォトスは滅びる、とまで予想されている。

 

 それが一人の生徒の手によって。荒唐無稽な話だけど、それが可能である根拠と、今までの観察結果が詳細に書かれている。

 

 

「そっか、これが会長が眠れない原因、ってことか……」

 

 

 呟く言葉に、返答はない。

 静かな寝息だけが、セミナーの生徒会室に響く。

 

 内容が内容だ。

 きっと、ヒマリさんにも相談したのだろう。

 結果は、火を見るよりも明らか。双方の意見は、違う見解を示し、現在に至るのだろう。そうでもないと、リオ会長が一人悩んでいる理由に説明が付かない。

 

 あの合理の怪物の会長が、ヒマリさんを拘束しなかったのも、リオ会長自身が迷っているからに違いない。

 

 あのヒマリさんを野放しにしては、絶対障害になる。

 それなのに、会長は見逃している。それは、きっと。会長も自分の決断に迷っているからだ。

 

 このまま観察し続けるか、それとも────問題を排除するか。

 

 

「世界が滅びる、か……」

 

 

 規模が大きすぎて、いまいちピンと来てないワタシです。

 

 だって、しょうがない。

 さっきまで、闘いは一対一で、って言ってた女ですよ。

 いきなり世界の話をされても、ねぇ? 規模が大きすぎて、ワタシの小さな脳みそではキャパオーバーってもんですよ。

 

 でも闘ってみたいな。ダメかな?

 んー、ダメだよね、やっぱり。でも一口くらい味見してもいい気もするのです。

 

 

「……ってこと言ったら、怒られるかな、さすがに」

 

 

 ワタシの乾いた笑いが響く。

 だけどそうなると、ワタシも会ってみたくなるのは人情だろう。

 

 確か問題の娘の名前は。

 

 

「天童、アリスちゃんか……」

 

 

 その後のことは、会ってから考えるとしよう。

 その前に、シャーレの先生に相談するのも一つの手か。

 

 行動するのなら早いことに越した事はない。

 思い立ったら吉日というしね。

 

 

「おう、ひ……」

 

「会長?」

 

 

 起きたのかな?

 見てみると、会長はまだ寝ていた。

 

 口元をもごもごと動かして、意識を手放したまま、寝言を呟いて。

 

 

「ずっと、いっしょに……」

 

「────」

 

 

 撫でていた手が止まっていたことに気付いて、ワタシは再び会長の頭を撫でる。

 壊れ物を扱うように、囁くように、確かな声色で応じる。

 

 

「大丈夫だよ、会長。絶対に一人にはさせないから」

 

 

 

 

 

 





 △天上院オウヒ(Vol.3以降の姿)
 髪型を変えてロングウルフに。
 カヨコちゃんに任せたらこうなっていた、とは本人の談。似合っているかちょっと不安。
 相も変わらず、闘争大好きっ娘。アイツって、闘争の話しになると早口になるよな。

 
 △寝てないリオ会長
 本編と違って、オウヒがいることで心に余裕がある。その結果、決断力が鈍く迷っている。
 問答無用で拘束したヒマリが見逃されているのがその証拠。問題の生徒を処分寄りの気持ちだけど、本当にそれでいいのか、と自問自答する毎日。そりゃ眠れなくもなる。

 
 △ビナーとの闘争
 オウヒ「また闘いたいね!」
 ビナー「いや、本当に勘弁してくれません? 迷惑なんです!!(咆哮)」
 オウヒ「やる気満々だね! 嬉しい余!」
 ビナー「いやぁ!! 男の人呼んでー!!(咆哮)」


 
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