アイドル、ポケモン世界を歌う! 〜ポケットモンスターTen Colors〜   作:十二の子

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♪70 すべての前線で戦えⅢ 傀儡の前王、鼎の軽重を問う

ー*ー

 

 「戯れ言は良い。そなたらの言い訳など聞きとうもない。

 

 ピリュス、ジャグランス、バイティス。余は確かに命じたはずだ…フジナドシティの攻略を後回しとし、全軍をジンザモ方面へと回すように、と。」

 

 コーシューからジンザモ方面、フジナド方面、すでに完全占領したキナリ・ウスモエ方面の3つへとつながる結節点、エクリプス(旧カナサシ)タウン。その郊外の湖畔で、若き総大将は声を荒げる。

 

 「ですからこうして、フジナド方面へ向ける軍勢を、エクリプスタウンへ集めているではありませぬか。」

 

 「黙れジャグランス。『フジナドの学生連中など空襲だけで音を上げる』との大言壮語、忘れてはおるまいな?ユキコシめに制空権を奪われよって。」

 

 「若様、兵も疲れておる中、目の前のフジナドを捨て、カナサシ、コーシュー本土、ロクショウ、コウジを経てジンザモへ攻め上ろうというのです。稚拙御容赦いただけませぬか?」

 

 「黙れバイティス。そなたのウスモエタウン攻略など、敵が逃げてしまい腐った扉を蹴破るがごとしであろうが。軽々に労苦を語るでないわ。

 

 そしてピリュス。すべてそなたが元凶なのはわかっているぞ。」

 

 この場にいる3人の四天王の最後の1人を、若き総大将はびしりと睨みつける。

 

 「エクリプスタウンの攻略、完遂できておらぬのであろう?」

 

 「そ、それは…」「若様!ピリュスは悪うございませぬ!」

 

 「余は黙れと言った!

 

 この目で見ればわかる!カナサシおみやの軍勢こそ排除できても、エクリプスタウンの市街地を我が物とすること能わざるのであろう!

 

 兵の進路となるエクリプスタウンが手中とならぬゆえ、ウスモエ・キナリ・エクリプスへ向けた3個方面軍がこの湖畔にて詰まってしまう!違うかピリュス!」

 

 「さ、さようにございます!すみませぬ若様!

 

 ですがエクリプスタウンは守備兵なきと言えど不気味な魔都と化しております!」

 

 「なにをためらっている?オシロイがいる街ではないのだから、停滞することなどないだろうっ!」

 

 「そう仰せならば若様、御自らお確かめなさいませ!」

 

 「言われずともそうしてやるわ!案内せよっ!」

 

ー*ー

 

 四天王ピリュスが弱腰人間でないことなど、誰でも知っている。その彼をして慎重たらしめ、カナサシおみやの守備兵を退けてなお市街地への侵入を躊躇させ、「魔都」と呼ばわしめるものが、確かにエクリプスタウンにはあった。

 

 「薄気味悪い街だ…」

 

 「おかしい、太陽が目の前に見える…我らは北へ進んでいたはずでは?」

 

 「ムクホークが落ちていく…そんなにビル風とやらは強いのか…?」

 

 「若様、でんきエネルギーとサイコパワーを、ポケモンが逆に吸い出だされておりまする…」

 

 「メットとタスキが消えている…いつの間に…?」

 

 「どうしてもこの先に進みたくない?マフィティフ、それはさっきも同じことを…」

 

 不可解な現象により、コーシュー軍は進軍を躊躇わざるを得ない。

 

 「…ピリュス、本当にこの街には誰もおらぬのだよな?」

 

 「さよう。カナサシおみやの軍勢はすべて始末しましたし、エクリプスタウンの科学を司りしマッドサイエンティストたちはみな昨年に収監されフジナドへ連れて行かれたとのよし。」

 

 「…直接的な攻撃ではないが、不快極まる街ではある。これが偶然であろうはずがない。」

 

 「我らもそう思い調べておりますが、何しろ街へ入れた斥候が行方不明になる有様でして…」

 

 敵は気配すらないのに、だ。これではエクリプスタウンの通過をためらい、軍の移動が遅れるのも仕方ない。

 

 「…空襲はしたのか?斯様な不気味な街、焼き払うが良かろう。」

 

 「しかし若様、エクリプスタウンの技術資産、どれほどの富をもたらすか…」

 

 「勿体ないと言うて戦略目標を見失うわけにはいかぬ。それにマッドサイエンティストどもを捕らえればいかにもなろう。ジャグランス、空軍を呼べ。」

 

 「は…はっ!」

 

ー*ー

 

 マッドサイエンティストたちによる超科学の粋が詰まった近未来都市、エクリプスタウン…それゆえ敵に街を無傷で渡すことはできないと、エクリプスタウン当局は市の爆破を試み…そして、不正アクセスによって爆破を阻止されてしまった。

 

 フジナドシティまで疎開した市職員たちは、借り受けた会議室にて、エクリプスタウンの街頭カメラからの映像を見つめている。

 

 …コーシュー軍の侵攻開始から10日目、南シンシューはワスレナタウン管区を残してほぼ陥落し、北シンシューもロクショウが陥落コウジが水没…悲惨そのものな対コーシュー戦線だったが、エクリプスタウンの市街はまだ、踏みにじられてはいなかった。

 

 「方角を狂わせポケモンを進めなくする磁気システム、風を吹かせる飛行抑止システム、生体電気に干渉し不快感を生み出す電場システム…エクリプスタウンの自動防衛システムが戦っているのでしょう。ですが…」

 

 今は、敵もエクリプスタウンの技術資産を欲して破壊を望まないから、自動防衛が活きているのだ。コーシュー軍が本気を出せば、街の破壊も技術資産の収奪もどちらも思いのままとなるだろう。

 

 事態を示すかのように、6月11日早朝、東の空から無数のひこうポケモンが現れた。ムクホーク、バルジーナ、オトシドリ、タイカイデン…

 

 ついに、超科学の栄華を誇ったエクリプスタウンも、灰燼に帰してしまうのか…しかし技術資産が敵の手に渡りシンシューの人とポケモンを苦しめるくらいなら、さっさと焼け落ちるべきではある…市職員たちが固唾をのんでモニターを見つめる中。

 

 【????????GXの ????????!】

 

 エクリプスタウンの市街が、銀色に閃光し。

 

 強烈なビームが、明けの空をなぞり。

 

 数百のポケモンからなる空襲部隊は、血の雨となって市街の手前に墜落した。

 

 「な…」「こんなシステム、聞いてな…」

 

ー*ー

 

 機械の手足から、モーター音がかすかに漏れる。

 

 「役所の連中も神官どもも!驚くでしょうね!この超絶テクノロジーに!

 

 性懲りもなく!再びバックアップから!戻って参りましたよこのわたくし!世界一の科学者!ポケモンの神秘に迫る者!ランセオラータ博士、またの名をDr.バックレアが!」

 

 無人のエクリプスタウンの市街、湖畔に立つ可能性の殿堂(プロバビリティ・タワー)最上階。

 

 先ほど落としたひこうポケモンたちより真っ赤に染まったモニターのアラートには目もくれず、ウルトラマッドサイエンティストはコンソールを叩く。

 

 「いやあ!不正アクセス扱いされた時はどうするかと思いましたが!わたくしの科学に不可能はありませんからね!

 

 起動です!メカエクリプスタウン!」

 

ー*ー

 

 数キロにも及ぶ広大なエクリプスタウンが、ビームを吐いてコーシュー軍を襲い、ビルを発射してコーシュー軍を潰し、そうしながら徐々に変形していく。

 

 「せ、先遣隊全軍はカナサシ湖対岸へ撤退し、本隊へ合流!」

 

 ジャグランスが、指示を叫びながらカイリューGXに飛び乗り、「しんそく」でなんとかビームを避ける。

 

 「だから言ったではありませんか若様!エクリプスタウンには何があるかわからぬゆえ慎重に、と!っとカメックス、ハイドロカノンで弾け!」

 

 「ハードプラントで盾を作るべしフシギバナ!

 

 …まさか街がワザを撃ってくるとは思いませんでしたけどね!」

 

 さしものコーシュー軍四天王も、自分の身を守るのがせいいっぱいだった。そんな様子を見て、若き総大将は拳を握りしめ。

 

 「よろしい…

 

 …ならば余が、この街、攻略してくれようぞ!」

 

 「わ、若様!?」「若様に何かあれば、先代に顔向けできませぬ!」

 

 「手出しは無用!余はこれを、倒さねばならぬのだ!」

 

 街が立ち上がり、2体の巨大なメカとなっていく…それを見上げ、彼はモンスターボールを取り出し、GXマーカーを掲げ。

 

 「出でよマルヤクデっ!巨体には巨体であろうっ!」

 

 【マルヤクデは GXオーバーラップしている…!】

 

 【エクリプスタウンの回路に エネルギーがみなぎる…!】

 

 【マルヤクデは キョダイマックスマルヤクデGXに オーバーラップした!】

 

 【エクリプスタウンは CG(CopyGod):ソルガレオGXと CG(CopyGod):ルナアーラGXへ 変形した!】

 

ー*ー

 

 コンクリートと金属でできた、巨大なソルガレオとルナアーラ。カナサシ湖畔を更地にして出現したそれらが、目の前に現れた焔大百足へ攻撃を放つ。

 

 【CG:ソルガレオGXの CG:メテオドライブ!】

 

 ビルが丸ごと、衝撃波とともに発射され。

 

 【CG:ルナアーラGXの CG:シャドーレイ!】

 

 銀色の閃光が、地面を蒸発させ大きく穿つ。

 

 「フッハッハ!マルヤクデの引き出しうる可能性にキョダイマックスが含まれているという着眼点は!実にいいものですが!わたくしの科学力の前には!残念ながらひれ伏すしかあるまいでしょう!」

 

 「余がそこらの雑兵と同じとは思うなよ…マルヤクデ、キョダイヒャッカ!」

 

 【キョダイマルヤクデGXの キョダイヒャッカ!】

 

 渦巻く業火。閃光も投擲もすべて焔に呑み込みながら、かまわず突進する。

 

 「火力はありますが!このバックレア!火力だけの田舎侍の対処など!できないわけがないっ!」

 

 モーター音とエンジン音がして、CG:ソルガレオGXとCG:ルナアーラGXが空を飛ぶ。キョダイマルヤクデGXの突進は、空には届かない。

 

 スピーカーから聞こえる感嘆符だらけの声を聞いて、若き総大将は吐き捨てた。

 

 「バックレアだと?死したと聞いていたが?往生際が悪いのだな。」

 

 【キョダイマルヤクデGXの だいもんじ!】

 

 「バックアップくらい!いくらでもありますよ!」

 

 【CG:ルナアーラGXの CG:シャドーレイ!】

 

 「仕組みのことを問うたのではない。操り人形だったくせにおめおめと生き恥さらして甦るとは誇りのないものだなと言うたのだ。」

 

 焔と閃光がぶつかりあい、大爆発。爆風を吹き散らかし、ビルが投げつけられる。

 

 「木偶ではありますが!この街の科学の王だったのですよ!街の最期!シンシューの大事!駆けつけずにいられましょうや!?」 

 

 キョダイマルヤクデGXは巨体を振るい、なんとかビルを躱し…直後、幾筋もの光線が大地をなぞる。

 

 キョダイマルヤクデGXのうめき声。

 

 「マルスにオシロイ、次はバックレア...家臣共は父上のことばかり口にする...どいつもこいつも、そんなに余を嗤いたいか!

 

 マルヤクデっ!」

 

 その一叫びで、キョダイマルヤクデGXは、地面をぐちゃぐちゃにかき乱しながら焔の巨体をうねうねもたげた。

 

 「キョダイヒャッカっ!」

 

 【キョダイマルヤクデGXの…!】

 

 巨体が燃え上がるとともに、放射熱で周りの地面がドロドロに溶け始め、空に浮かんでいた2体の模造伝説ポケモンも歪な機械音とともに高度を下げていく。

 

 「なっ…放射熱で潤滑油が蒸発してしまった…、と!?わたくしの科学力を超える熱量…!ですが…!」

 

 【キョダイマルヤクデGXの キョダイヒャッカ!】

 

 75メートルの巨体が、縮めた身体の筋肉を一気に伸ばし、跳躍する。

 

 一本の熱線と化し、空へと突進するキョダイマルヤクデGX。高度を下げ続けるバックレアの2体は…

 

 「マルスへの単騎突進!コウジタウンの無理攻め!…拙速ばかり目立つアナタには!やはり最強のワザがふさわしい…!」

 

 地面スレスレまで降下した、太陽と月の化身たる2体の伝説ポケモンの模造物。それが、未だ高度の低い朝の太陽に重なる。直後、太陽が昏くなった。

 

 【CG:ソルガレオ&CG:ルナアーラTagteamGXの エクリプスサン&ムーンGX!】

 

 太陽が陰り、月も見えない。空が漆黒に染まり…

 

 …そして、全天の日光と月光が、堕ちる。

 

 漆黒の世界を奔る鮮烈な赤い熱線に、光爆が降り注ぎ...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 日差しが戻った世界で、若き総大将はうなだれながら、マルヤクデをボールに戻した。

 

 「マルヤクデ、ようやったな…

 

 …なれど、コーシュー軍の象徴を以てしても、勝てぬ、か…」

 

 マルヤクデはコーシュー軍の軍旗でもある。それが敗北したことは、コーシュー軍そのものの敗北のようにすら感じられた。

 

 「やはり!わたくしの科学力の!勝利でしたね!」

 

 無力感に身体を震わせ。

 

 「そなただけではない。

 

 民も、家臣も、四天王ですら、余を軽んじる...!

 

 ことあるごとに父上ならばと口にし、ことあるごとに若様は未熟であらせられると影で嗤う…」

 

 「それが!あなたの器と!言うことなのでしょう!

 

 王の器を計る鼎!それを手にするだけの実力と貫禄!まだまだ若いのです!腕を磨きましょう!研究といっしょですね!」

 

 「王たる器…か…

 

 そうだ。確かに余はまだ、偉大な父上には及ばぬ…

 

 しかしそれを認めるわけにはいかぬし、そう思われるわけにもいかぬのだ!

 

 コーシューは貧しい!他所から奪わねば生きていけぬ!お互いに奪い合っては先はないのだからな!

 

 ...だからこそ強力な指導者が、外の地方に目を向けさせ続けなければ、滅んでしまうのだ!シンシュー征服を唱え続け、実行してみせた父上は、ゆえに偉大だった…

 

 余が弱いなどとは決して思われるわけにはいかぬ!余はコーシューのすべての民のため、民を率いる者、民らに希望を示す者として、武功を示さねばならぬのだ!

 

 余こそ英雄たらねばならぬ!

 

 見よ!英雄たる、王たる者のポケモンを…」

 

 ずしりと重い、2つのモンスターボール。

 

 若き総大将は、亡き父を、先代のコーシューの王を超えるべく捕まえたその2体を、解き放った。

 

 「オーバーラップだっ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ゼクロム!レシラム!」

 

 白き龍、黒き龍。大きく叫んで反抗の意を示し…そこでGXマーカーがドラゴンエネルギーを膨れ上がらせるとともに「従順である可能性」を引き出して無理に従わせる。

 

 「おお!理想を追い求め、真実を探し続ける王の中の王たるポケモンの両割れ!

 

 ここでデータを採れるとは!なんという僥倖!

 

 いくのですエクリプスタウン!もう一度GXワザ!」

 

 超科学の都市が変化せる模造の太陽神と月神が、再び身体を反り返らせ。

 

 キュルキュル、いつぞやミュウツーの模造品から聞こえた音がしたかと思うと、再び太陽が昏くなり。

 

 【CG:ソルガレオ&CG:ルナアーラTagteamGXの エクリプスサン&ムーンGX!】

 

 「GXワザの2回目?科学というより反則であろうそれは…

 

 ゼクロム、レシラム、一度で決めるぞ…GXワザであるっ!」

 

 暗黒に翳りしカナサシ湖畔で、炎光と電光が、斜めに空間を断つかのように輝く。

 

 【ゼクロム&レシラムTagteamGXの クロスブレイクGX!】

 

 クロスマークの、眩い光…そして、暗闇は裂かれた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 瓦礫が散らばり、煙がそこかしこにくすぶる荒地にて。

 

 ネジをバラバラとまき散らしながら、人型ロボットが半壊したコックピットを降りる。

 

 「わたくしの…!負け…!です、かな…!」

 

 ところどころにノイズの入った声。

 

 「そうであろう。傀儡人形ごときが余のコーシューの主君たる覇道を阻もうとは、当然の帰結だ。

 

 自らものを生み出すことのできるそなたらにはわからぬであろう。奪うよりほかに生きていく道を見いだせぬ我らコーシューの民のため、余はもっと強く、例え盗賊のごとき地方と言われようとコーシューを率い続け、コーシューの外にその目を向けさせ続けねばならぬ。」

 

 「了解はできませんが理解も納得もしていますよ…!主君、覇道…むしろ!わたくしには王道にも感じられましたが!

 

 ま、いずれにせよ…!わたくしよりは…!主たる資格が!あるようですな!」

 

 サムズアップ…そしてバックレアは、派手に爆散した。

 

ー*ー

 

 ー「こちらバックレア。エクリプスタウンの全技術資産の破壊に成功するも、四天王3人が率いるコーシュー軍3個方面軍のキナリ・ウスモエ・エクリプス及びフジナド方面からロクショウ・コウジ方面への通過を許したり。」

 

 「…彼も今からポケモンモドキを再調達はできないでしょ。やっぱり、ジンザモで決戦に決まりね。」

 

 「/Output歌姫さん、それだと、フジナドに割いた守備隊がまるまる無駄ですよね?End」

 

 「学生だから士気が高いけど、戦力としても統率体系としても微妙なのよねあそこ…かといって置物にするのは惜しいし…」

 

 「/Outputでも、コーシュー軍がフジナドからいなくなってもユキコシからは着々と攻め込まれてますし…End」

 

 「それはここジンザモも同じ…むしろ、もうユキコシ軍に包囲されるまで時間がないこの街のほうが…戦力の配分と移動、それが決戦に参加できるかどうかと、決戦の推移を決めそうね…」




 6月11日夕刻、コーシュー軍が様子見を続けていたエクリプス(旧カナサシ)タウンは、街すべてを2体の巨大なメカポケモンとし、その敗北により焼失。

 同日夜間中に、フジナドシティ攻略を中止したコーシュー軍キナリ方面軍、ウスモエ方面軍、カナサシ方面軍(合計5万5千)はカナサシ湖畔を通過、コーシュー本土をかすめ、6月13日夕刻には全軍がロクショウタウン跡地の野営地に出現。戦力再編中の近衛方面軍(1万)やコーシュー本土の予備兵力をあわせ10万騎となし、13日、コウジタウン南方を通過、ジンザモへ向かう。
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