天千三珠(あまちみたま)と申します
オリジナル小説を書くのは初めてでございます故
何卒お慈悲を…お慈悲を…
注意:ミステリーと銘打つものの謎解きのようなものはあまりないです、はい
ある日の午後、それは玄関のポストに入れられていた
『おめでとうございます。
あなたは近未来天空都市アメタビートに招待されました』
「…へ?」
私、
今日は大学の講義もなく家で採点などをしていたのだが
「え、なにこれ」
いつの間にか入れられたこの手紙に困惑しかなかった
招待状って…
1アメタビートとは
あらゆる職業をロボットがこなし、ロボットが人間のように暮らすというまさに近未来的な世界
それこそがアメタビートなのです。
「あらゆる職業をロボットが…か」
興味がないわけではない
むしろ気になっている、が
「お金ないんだよなぁ、それに時間が」
そう、私はお金がない
なぜなら
「バイク買ったのミスだったかなぁ」
とある理由で最近バイクを買っていたのだ
「…ん?!」
が
「い、衣食住一週間無料の保証?!」
アメタビートの招待状の補足欄に何ということだろうか
一週間の衣食住の保証とあったのだ
それだけでなくこの間は職場に連絡が行き実質的な調査の手伝いということで有給と同じ扱いが受けられるとのこと
しかし
「怪しすぎるでしょこれ、ええ…」
行ってみたい、行ってぜひ休暇のようにしたいだが
あまりにも怪しすぎる
そう思いながらも私はこの招待状を最後まで読んだ
そして気が付いたのだ
なお、これが送られた方のもとに明日の朝10時に
お迎えが参ります
拒否権がないことに
そんなこともあり
急いで私は着替えや色々なものを用意した
そして念の為、もし万が一無断欠勤になると大変なため、有給を取るために電話をした、のだが…
「えっ?!ゆ、有給使わなくていいんですか?!」
「ああ!当然だとも
まさかあのアメタビートに君が招待をもらうなんてこちらとしても誇らしいよ!」
とのことであった
…アメタビート…本当になんなんだ
ちなみに本当に有給と同じ扱いらしく、給料も出るらしい
とまあ、そんな事もあったので私は行くことを本格的に決めたのだった。
まず決まったからには改めてこの招待状を改めてよく読む事にした
「衣食住は…あっちに全部あると…持ち物は危険物以外なら持ち込み可…ふむふむ」
この招待状の内容をまとめると
1アメタビートは世界の何処かの天空に存在する天空浮遊都市であること
2アメタビートにはロボットのみが住んでおり、人間はとてつもなく少ないということ
3アメタビートにてロボットを傷つけた存在は強制的にホテルで謹慎処分を下すということ
であった。
…まぁ、ロボットを傷つけるってことはないでしょ
本当にロボットが人間と同じ扱いがされているってことか。
っと、そんな事してる暇無いんだった
「着替え〜…は要らないし、カメラと…お金とかも一応ね
流石に何もかもタダって訳ないだろうし、あとお土産とか買わないとね〜」
せっかくだし生徒たちに配るか〜
「あとは…うん、これだね」
と私は免許証と身分証明書を財布に改めて確認する
そう、私は何故か、何故か、何故か!年齢確認を多くされるのだ
…そうだよわかってるよ!身長のせいです〜だ
…29歳で身長145ちょっとですよ~だ
それに胸もないし…
…は?!、あるが!?!?!?
寄せれば谷間くらい!
Cぐらい…
C…
…くそぉぉ!!!!!!!
(Aでした★)
とまあ、自己嫌悪に陥ったりラジバンダリ
そんな事していると既に日は身を隠し月が嬉しそうに出てきていた
私はその光景を見ながら晩酌をする
相変わらずビールを買うだけで年確を丁寧にされるのもムカついてきた
「くそぉ…私これでもお姉さんなんだぞ!!」
と、誰に言ってるのかグビッと黄金色の麦ジュースを飲む。
プハーッと息を吐くと月を見つめ、月と目が合う
「…天空の浮島ってことはお前はもう少し近く見えるのかねぇ」
と返事が来ないであろう質問を月に投げつけると案の定、月は満面の顔で返してきた
「スマホも持った、モバイルバッテリーも持った、ケーブルも持った、カメラもカバンに入れた、免許証に身分証明書を入れた財布もあと、念の為の招待状と…オッケー!」
と私は声出し確認をしていた
時刻は午前9時半
もう少ししたら迎えが来るとのことだ
「あ、そういえば」
と私はここでとあることを思い出したのだ
アメタビートについて招待状はよく読んだ
しかしそれをインターネットで調べるなどしていなかったのだ。
言うならば温泉旅館のチケットが当たったから行こうとしてその現地を調べてないようなもの
「一応、もしかしたら特産品とかあるのかもだし」
そう思い私はスマホを開こうとするがこれで充電が減り使える時間が短くなったら忍びないと思い、わざわざパソコンを開きそこで検索エンジンを使い調べる
するとそこには
「0件…」
何も、無かった
ピンポーン
けたたましく、私を誘うような音が鳴る
私は改めて未知を今から見に、観に、行くということを
改めて知らされた気がした
戸を開ける
そこには私よりかは大きいが小柄な
茶色の髪をし、コートを着用し、
パッと見は女の子の
人間の少女がいた
「八月一日妙様、お迎えに上がりました
お初にお目にかかります
あなた方のご案内ロボットとして派遣されました
と頭を下げられた
「今回は本当におめでとうございます
では、こちらに」
と彼女は外に出るように手を促す
「あ、えっと、どうも…
え、ロボット?!」
「あ、はい、ご招待状にも書いた通り私共、アメタビートに住まうものは基本的に皆ロボットであります。
当然私も例外ではありません。」
彼女は笑顔で返してきた
私は呆然としてしまっていた
その余りに自然かつ流暢な日本語に、言語に、喋りに
「あの、すみません、次のお客様がお待ちですので」
と彼女は少し困ったような表情でこちらの俯けた目線に合わせてきた
「あっ、す、すみません」
「いえいえ、気にしないでください
時間はまだ余裕はありますので
それはそれとして玄関でずっと話すわけにはいけませんしね」
と彼女は少し微笑むような表情をしていた
…これがロボット…?
どう見ても可愛い女性にしか見えない
とまあ、そんな事を考えていたのだが少し肌寒くなってきた
確かに玄関でずっと話すというのは時間もあるが私はいいが彼女に申し訳ないと思ったのだ
しかし同時にロボットだから寒くないのかなとも思った
と自身の考えに邪推をいくつかしたが促されている玄関の外を見る
そこには
黒いリムジンが停まっていた
「えっと…あれですか?」
「はい!こちらです」
…まじかぁ…
と改めて度肝を抜かされた所で
私は家の鍵を閉め促されたリムジンに向かう
中に入ると柔らかそうな赤いソファに座ることを促される
私は少し申し訳無さそうな、というより少し引き気味にそれに座る
まさか初リムジンがこれとは私どころかどんな凄腕の占い師であったとしても読めなかったことだろう。
私が着席したのを確認すると彼女は彼女の近くに出てきた電子パネルを触れ操作した
「これより他のお客様をお迎えに向かいますので
ゆっくりしてください
あ、飲み物などいりますか?」
と自然に私に聞いてきた
これがロボットかぁ…
「えっと、何がありますかね」
「何でもありますよ」
彼女は当たり前、と言った感じでそう返してきた
な、何でも…かぁ…
「えっと、オレンジジュースで」
「了解しました」
彼女はまた電子パネルを操作し
そして操作が終わったのか電子パネルを閉じた瞬間
と近くの腕掛けから出てきた
……怖いよぉ!!!
と私は心のなかで叫びながら極力平常心を保つようにする
そして私はその出されたオレンジジュースに口をつける
その瞬間口いっぱいに広がる甘酸っぱいみかんの味
「おいしっ?!」
「喜んでいただけて何よりです」
と彼女がこちらを見て微笑んでいた
あっ//…恥ずかしぃ//
と少し自分の失態に死にたくなりながら私は思い出す
「えっと、私以外にもいるんですっけ?」
そう、彼女は時間がない理由を次のお客様がお待ちだから
と言ったのだ
「はい、本日は八月一日様を含め4名のお方にこちらにお越しいただきます」
どうやら私以外にも来る人がいるようだ
かなり安心した
しかしそれはそれで知らない他人が来たらどうしようという気持ちにもなる
すると彼女は立ち上がる
「2人目のお方の家につきましたので少々お待ち下さい」
と彼女は戸を開け、外に行く
私も気になり窓から外を見るが一般的な家があった
少なくとも知っている家ではなかった
私は少し前の緊張を改めてする
しかしそこで来たのは
「えっ」
「えっ」
知った顔だった
「八月一日…教授?」
「東雲くん…だよね?」
そう、教え子の一人
いつも私が講義をすると最前列に良く居る
「な、なんで教授が?」
「そ、それを言うなら私も同じ質問返したいのだけど」
「えっと、昨日の午後のコマ入れて無かったんで家に帰ってたんですけど、そこになんか手紙が来てて」
と彼はそれを取り出す
それは私に来たものと同じだった
「俺は断ろうとしたんすけど、今日さく教授のコマだけで
しかも教授が今日から1週間休みだって聞いて
それで、やることなくなったんで参加って感じです」
…なるほどね
なんというか悪いこと…はしてないんだけど
悪い事来た気分になるね
「お客様方はお知り合いなのですか?」
と彼女が言う
「えっと、私が大学教授やってるんですけど、この子は私の教え子みたいな感じでして」
「なるほどです」
と彼女は納得した
そして私は彼の隣に座っている
正直に言おう、心のなかだから叫ぼうめっちゃ安心したぁぁぁぁぁぁ!!!
教え子であっても!年下であっても!!!
知っている子が来てくれて本当に良かったぁ!!!!
「あの、教授?」
と彼が話しかけてくる
「どうしたの東雲君、あと私今は休暇中だから教授って呼ばなくてもいいよ?」
「いえ、流石にそれは推しに苗字とはいえ名前で呼ぶとか失礼でしかないし…」
「ん?なんか言った?」
「あっ、い、いえ、なにも
そ、それより、教授はこれについて何か知ってます?」
と彼が聞いてくる
これ、というのはアメタビートだろう
「私もあんまり良くわかってないんだよね」
「そう…なんですね」
「ネットで調べても何もでないし」
と会話していると
「アメタビートについて、ですか?」
と私達に彼女が聞いてくる
私は少し驚いたが冷静を取り戻し、そういえばLoタイプさんには聞いてなかったと思い出す
「えっと、じゃあ少し教えてもらってもいいですか?」
「はい、喜んで」
と彼女は微笑みながら私に、私達に話しかけた
「アメタビートは私達ロボットが住まい、そして人類の可能性を示す、近未来都市です。
ロボット達が学び、新たなものを作ったり職人の技術を真似たりして料理をしたりしています。
いずれはもっと人間の皆様に来てもらうことを目標としているのです」
と少し自慢げに彼女は話した
ロボットが学ぶ、ってことは
「そこのロボットって皆人工知能が付いてるの?」
「そうですね、そうなります」
と彼女との話が一区切りついた所で
「あ、すみませんもう一人のお客様をお呼びして来ます」
彼女はそういう立ち上がり戸から出ていった
「なんか、すごく壮大でしたね」
「あ、やっぱりそうだよね
私感覚狂ってきてる気がする…」
「まぁ…明らかに非現実ですからね」
「あ、そういえば休みの時に講義の事を話すのもどうかと思うんだけどいいかな東雲君」
そう私が聞いた瞬間、彼はキョトンとした顔をして
「何でしょう?」
と答えた
「君って確か作家とかになるための学科に通ってるんだよね?」
「そうですね文芸学部ですし」
「じゃあ何で私の…地質学の講義を取ったんだい?」
そう、私の講義は何故か人が多い
別にテストが簡単とかではないと思う、レポートとかそこそこあるし
本音としては地質学が好きな人が多いのならいいのだがそれ以外に何かあるならそれはそれで少し悲しい…
「あー…えっと…
きょ、教授の教え方が人気なんですよ教授の人徳ってやつですよ」
「そ、そうなのかな」
「は、はい!(言えない、さく教授の声と見た目が好きな奴らが多いせいなんて…決して!!)」
「私は地質学が好きな子が一人でも増えてくれたら嬉しいからね〜」
「な、なるほど」
と会話をしていると
カタッと音がして戸が開いた音がする
入ってきたのは水色の髪をした少女のようだった
彼女は私たちの方を向くと「あ…」と言い止まった
それを聞いた隣の東雲君がそちらを向くと
「あ、さなえじゃねぇか」
「流じゃん!え、なんで?!」
と彼女は言い放った
「えっ!しかもさくちゃんせんせー*1もいるじゃん!」
私は想定外の呼ばれ方をしたのを驚いた
この呼び方は私の教え子達の、というかうちの大学で私の事を呼ぶ時に皆が言うのだ
正直さく先生ならまだしも”ちゃん”は少なくとももうすぐ三十路の私に言うことではないとずっと思ってる
と、そんな事は置いといて
つまり確定で私の働いている、
「あー…教授、こいつはあなたの講義を受けようとするも人数オーバーで漏れた一人のやつです」
…え、この子も入ろうとしてたの?
「はいはーい、さくちゃんせんせーはじめまして!
学部は生物学部です」
と彼女は元気よく言ってきた
「おい、さなえ、教授に失礼だぞ」
と東雲君は顔をしかめて注意する
「いいじゃーん、いいですよね教授」
と質問を急に投げられる
う…ーん…
「正直親しくしてくれるのは嬉しいよ
でもちゃんはちょっと…」
「そっか、すみません」
と彼女は素直に謝った
なんだ素直で良い子じゃないか
と言うか
「君達大分仲がいいじゃん、どういう関係?」
と私は質問を投げかけた
我ながらかなりニヤけた顔をしていたと思う
「…コイツと俺は小学校とか中学も全部一緒なんですよ」
「よく言う幼馴染ってやつです!」
「…腐れ縁のほうが正しい気がするがな」
「え〜、ひどーい」
と戯れてる
…カップルなのかな
そう考えていると、Loタイプ53さんが驚いていた
「どうかした?」
と私は投げかけた
「ああ、いえ、ここまでお客様方同士が知り合いであったりすることが珍しいもので」
そりゃそうだろう
私でさえ驚いている
さっきの発言から少なくともお客というのは日本全国から集めているのだろう
それなのに現状3人中1人を通して皆知り合いというのは確率的に計り知れない
というかそれを引いたのなかなかである
「お客様同士が喧嘩などしないに越したことはないですからね」
と、彼女は言う
過去にそういう人もいたのだろうか
そしてまた彼女は立ち上がり
「最後のお客様をお呼びしてきますね」
と、戸を開け行ってしまった
話し手などいたから気が付かなかったが、入名さんの所からかなりかなり時間がかかっていた
ふと何を思い立ったか私は外を見た
すると
「え!?」
私はその家に見覚えがあった
その家はそれこそ今年の春に行ったことがあった
そしてここの家に住んでいるのは一人しかいないのも知っている
「こんにちは~…え?!」
「やっぱり舞じゃん!!」
「なんでいるの妙?!」
「こっちのセリフでもあるよ」
そう言いながら私の横に座る
というより
これで私からしたら2人は知っている人っていうすごい状況になったわけだ。
それどころか私を知っている人は全員とかいう可笑しな状況である
「えっと、教授、この方は?」
「あ~、えっと櫻良舞
あ、いや、東雲君だったらこっちのほうが伝わるかな【さくらくさ】っていうんだけど」
「え、え?!さくらくさ先生ですか?!」
さくらくさと言うのは舞のいわゆるペンネームだ
そこそこ有名な作家だから知ってるかと思ったけど予測通りで助かった
私はそこでついでにお互いのことを紹介した
かなり長い時間説明にかかってしまった
すると私が話し終わるのを見計らったかのようにLoタイプ53さんは話し始めた
「えっと、ではこれでお客様は全員揃いました。
あらためて自己紹介させていただきます。
皆様の案内係として派遣されましたLoタイプ53です
この一週間は皆さま専属となりますのでよろしくお願いいたします」
ぺこりと彼女は頭を下げた
「質問等ございましたらどうぞ」
と彼女は区切った
するとさなえちゃんが手を挙げた
「正直言うか迷ったんですけどLoタイプ53さんの名前長くていい辛いんですが何かあだ名とかで呼ばれていないんですか?」
この子正直に言うな~
でもそれを言いたくなる気持ちもわかる
しかし
「ロボット同士であだ名で呼ばれるなんてそんな「そうですね、仲間からはロコだとか言われてますね」
…あるんだ
ロコて、Loと5から取ったな分かりやすい
「あと、サクせんせとか、えっと櫻良さん?とかはわからないけど僕は自由に呼んでくれると嬉しいな♪」
「…よろしいのですか?」
彼女は鳩が豆鉄砲を食ったような顔をし少し困惑していた
「こいつに勝手に含まれてた気がするが俺もかまわない
あんまり堅苦しくても嫌だしな」
「私もいいよ~」
と舞も了承する
そして当然
「私もいいよ」
と答えた
すると彼女は少し固まり
「…分かった」
とこっちに向いて少し微笑みながら言った
「私もいいかな?」
と舞が言う
「なんでしょう、あ、何?」
と速攻で訂正していた
「楽な方でいいよ、ロコちゃん
…まずちゃん付けで呼んでいい?」
「あ、え、あ、はい」
「ありがと
それと私ここに来るまでにいろいろ話してたからどんなこと話していたのかな~って思って」
「あ、そうですね、なるほど、分かりました。
ならアメタビートの説明もう一度したほうがいいですね」
一通り同じことを話したので省略!(ごめんね)
「なるほどねぇ…
アメタビートって私たち以外に人は居ないの?」
「いえ、商業施設にて店を構える方が1人いらっしゃいますのと
私共の創造者様が人間ですね」
「へ〜…創造者さんね
どんな人なの?」
と連続して舞が問う
「どんな人…ですか
うーん…見た目は一般的な方ですよ」
「ふーん…創造者さんの名前は?」
「カミトミトと言う名前です
香車の香に漢数字の三、瀬戸際の戸で香三戸
未来の末に娘と書いて未娘ですね」
と彼女は紙を何処からか取り出し、書いて説明してくれた
未娘と書いたらミコと読みそうなもんだがミトなのかと思ったが口には出さなかった
数分間くらい色々聞いたが特にこれと言って興味深いものは無かった
強いて言うならばロコちゃんはキムチ等の辛いものが好きという本当にロボットなのか?と改めて思うくらいだった
そんな事を考えていると異常に静かな車外に、心地良い揺れにより少し眠くなってきた
周りを見ると皆眠そうに目を擦っていたり欠伸をしていた
「まだ時間がかかりますので皆様どうぞゆっくりなさってください」
その言葉を過ぎた後、向かいの席から寝息が聞こえる
どうやら東雲君や入名ちゃんが寝ているようだ
私と舞は起きていた、私はと言うと正直とても眠い
「…ふぁ…っぁ…妙、寝よっか」
と舞に隣から話しかけられる
どうやら舞も限界だったようだ
「そうだね舞…
じゃあごめんねロコちゃん」
「いえ、大丈夫ですよ、どうぞごゆっくり」
私達はそう言われるとお互いの肩に頭を乗っけて寝ようとする
意識がふわふわして、落ちる瞬間
「…ごめんね」
と聞こえた気がした…
少し目に入った光に体が起きた。
どうやら自然とかなり深い眠りに落ちていたらしい
舞は私の膝に頭を乗せ、私はそれを支えのようにしていたらしい
目を擦りきちんと視界を整え、前を見るスマホを取り出そうとする
「教授」
コソッと目の前の彼から呼ばれる
彼は私の後を指差す
私はその方向を見る
その光景は未来的としか言い表しようの無いものだった
青い空、いつもより近いような太陽
機械的な建物の数々
「おはようございます
八月一日さん、東雲さん」
ロコちゃんが小さな声で話しかけた
「ようこそ
アメタビートへ」
太陽が嘲笑うような暑い日
私達は未知へと一歩を踏み出した
いかがでしたでしょうか
…誤字脱字とかなかった…ですかね?
とりあえずキャラの名前が分かりづらいのは承知の上です
一応改めて名前をば
八月一日妙(はっさくたえ)
東雲流(しののめながれ)
入名さなえ(いりなさなえ)
櫻良舞(さくらまい)
LoタイプB53(ロータイプビーフィフティーサード)
香三戸未娘(かみとみと)