脳筋はゴリラ廻戦にて最強   作:藍嵐

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あぁ、今日実験?レポート来週?あぁ予習レポートも来週。
え、再提出も? 来週レポート3つ…3つ?!

てな感じなので、少なめですが原作突入です
VCRだけが救いやったのに終わってしもた…


繭割って蛾になる

違和感はずっとあった。特級呪物を使わないといけないほどの呪いのたまり場。非術師が不用意に触れた瞬間湧いた呪霊に混じった、術式持ちの一級呪霊数体。

 

 

泉さんが津美紀と同じ状態の非術師を何人か見つけてから、ずっと警戒をしていた。どうせ総監部は何も役にも立たないから。そんな中与えられた両面宿儺の指の回収任務。呪いの量に数人の犠牲は覚悟していたが、

 

 

「鏖殺だ!!」

 

 

明らかにおかしい。特級呪物が眠る場所に偶然適応者がいるはずがない。

会って一日も経ってないが虎杖悠仁が善人なのは分かる。このままだと苦しむのは此奴自身だ。善人を助けるため術師になったが、それでも全員助けれるなんて思っちゃいない。

 

 

「悪い虎杖。俺はお前を祓う。」

 

 

せめてここで死ね。恨みつらみならぶつけてもらって構わないから。

 

 

「渾、掩頭駆肉(ようとうくにく)

 

 

「ちょ、待てよ伏黒!なんともねーって!」

 

 

今の虎杖が本人か呪物か分からないが、迷ってる暇はない。手を挙げて降参のポーズをする虎杖の首めがけて飛び込んで爪をー

 

 

「はいストップ。どうしたの恵。」

 

 

「っ?!五条先生?!」

 

 

振りかぶった腕がピクリとも動かせなくなった。五条先生は俺の手に指一本乗せただけ。どういう術式の使い方だ?少なくとも数か月前の泉さんたちとの組手の時にはやってなかった。

 

 

「襲われた君はー、わあすごいね、完璧に混じってる。おまけに完璧に封じ込むとか、それだけ器としての適性が高いってことかな。それにしてもなんでこんなことになっちゃったの?」

 

 

「いやそのー、噂の呪物ってやつを俺が食べちゃって…」

 

 

「へぇ、いいね。ただまぁ一応テストってことで。」

 

 

十秒変われと言う五条先生。相手はあの両面宿儺だ。指一本分の呪力量だが呪力操作と体術は超一級。並みの術師なら瞬殺されるだろう。でも五条先生なら、今の呪術界を牽引する四人の術師。その一角なら

 

 

「初めましてだね、呪いの王。」

 

 

「ケヒッ、いいなぁ呪術師!」

 

 

宿儺が繰り出す拳を五条先生は平然とした顔で腕でガードしている。つまり、五条先生は代名詞である術式を使っていないし表情も余裕そうだ。拳に防御を完璧に合わせ衝撃を殺している。その証拠に、特級術師が闘っているというのに窓ガラス一つ割れていない。

指一本の両面宿儺など、五条悟は敵と認識していない。

 

 

「はい十秒。また遊んであげるよ。」

 

 

きっかり十秒後、虎杖は帰ってきた。特級呪物を取り込んで、それを制御している。両面宿儺が二十本の指に分けられて数百年。誰も為しえなかったことを数分前まで呪いを認識できなかった少年がやってのけた。

 

 

「さて、すごい逸材が見つかったわけだけど。恵はどうしたい?」

 

 

「…本音を言うなら助けたいです。でも五条先生、津美紀の呪いの件といい絶対後ろにいますよね。」

 

 

「だろうね。でも正直無理じゃない?恵はさ、僕と傑と先輩と直哉と、あとは憂太と秤と真希かな。まあ恵もだけど、このメンツがやられるイメージ出来る?」

 

 

泉さんが津美紀に埋め込まれた呪物の内で遭遇したという推定一級術師の女。その女からは両面宿儺の名前が出たらしい。呪いを振りまいている奴が両面宿儺までつながっているとすると相当な戦力となるが、

 

 

「無理ですね。というかそんな事起きたら世界が終わるでしょ。」

 

 

「だよねー。なんでこのタイミングで起こしたんだって感じ。」

 

 

かつての呪術最盛期に負けず劣らずの戦力となった五条先生たち変革派と戦力差に怯えいつ殺されるのかと隠れ怯えている保守派。力の差は歴然で、泉さんや直哉さんを筆頭にまだまだ強くなろうとする人ばかり。属している人も五条先生達が認めた術師のみ。内からも外からも壊すことなどできないように思える。

 

 

「まあ何が来てもとりあえずは大丈夫でしょ。この子も僕が何とかするよ。」

 

 

「お願いしますよ。」

 

 

どこかへ転移した五条先生を余所目に補助監督へ連絡を入れる。一級術師として動く以上これ以上一つの任務に固執できない。この後も次の任務の予約が入っている。

戦力に数えてもらえるのは嬉しいし目をかけてもらっている自覚もある。もっと力をつけなければ。

 

 

虎杖の存在が公表された時の動きを考えながら、鵺にのって飛び出した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「そりゃ、面白そうだからでしょ。」

 

 

此方を怪訝そうな表情で見つめる呪霊とそんな事だろうと思ったと笑う古い知り合い。言っている意味が分からないといった顔だがそんなことは知らないと話を続ける。

 

 

「君の言いたいことは分かるよ。あらゆる才能を持つ『最強』の五条悟。数体の呪霊で数千の戦術パターンを駆使する『最優』の夏油傑。おそらく将来現れないほどの『最速』の禪院直哉。そして呪術界一の戦闘スキルと革新的な縛りを生み出し続ける『最巧』の泉宝火。」

 

 

「千年の呪術界の中でもここまで優れた術師がそろったことはなかった。まさしく変革。普通だったら今行動を起こすべきじゃない。」

 

 

「でも仮に彼らを超えられたら?全員を策で、力で無きものにできたなら、それはきっと素晴らしい物だろう…!どれほど面白い物なのだろう…!」

 

 

「どうやってやろうか?何を、誰を使おうか?勝機はいくらだ?」

 

 

「私には何がある?彼らには何がない?そうやって一歩ずつ進んでいこうじゃないか…!」

 

 

「私は今、砂場で山を作ろうとする幼子の気分だ…!」

 

 

もうその目に呪霊も顔見知りも映っていない。やろうとしていることは酷く悪辣なのに、無垢な子供のように興奮し目を輝かせている。その様子は、人の悪感情から生まれた彼らにとっても不快感を覚えるものだった。

 

 

「…貴様が舞い上がった塵以下であることは重々承知している。精々この協力関係が壊れぬよう手を回すがいい。」

 

 

「ひどいねぇ。まぁ私も一生懸命やるとするかな。勿論君たちにも手伝ってもらおうよ。」

 

 

「とりあえず鐘驪(しょうれい)、君にはまず宿儺の器である虎杖悠仁を襲ってもらう。」

 

 

呪いは、まだ廻り始めたばかり




悠仁をだれに鍛えさせるか悩み中
主人公にしたら呪具使いルートになりそう

拳以外で戦う虎杖悠仁、解釈不一致です

真依について

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