唐突だが、質問がある。
君にとっての「害悪」とはなんだい?
いきなり聞かれて困っているだろうが、深く考えずに答えて欲しい。
この質問においての「害悪」の定義は「されて嫌な事」だ。
どんな人間だって1つくらいはあるだろう?
・・・・・・なるほど。君の答えはわかった。質問に答えてくれてありがとう。
礼と言ってはなんだが、私の答えを聞かせよう。
私にとっての「害悪」とは・・・
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「クソがっ!!遠距離からチクチク撃ってくんじゃねぇ!!!?」
ここは典礼街オルディナ。ミケラの聖樹へと向かう道を封じた街だ。
封印をとくことで聖樹への道を開くことできる。
「痛った!?何処から攻撃された?!透明人間か!?」
肝心の封印を解く方法だが、街の中にある封牢へ入り4つのインプ像に火を灯すことで封印は解かれる。
もちろんその為の道は単純なものでは無い。道中には敵が多くこちらの行く手を遮ってくる。
「ヤバイヤバイヤバイヤバイ!!!何処から襲ってくるか分からん!!」
高所からこちらの動きを読み変幻自在の矢を放ってくるしろがね人。
「あだぁ!!?クソっまたチクチクと鬱陶しい!!」
姿を消し背後から忍び寄り必殺の一撃を叩き込む黒き刃の刺客。
「こうなったらヤケだ。走り抜ける!!」
遠距離のしろがね人と近距離の黒き刃の刺客、一見無敵に思うが意外と対処は簡単だ。
刺客の方は屋根に登りさえすれば追って来れないし、しろがね人の方はとある魔術で封殺できる。
その魔術は「永遠の暗黒」という魔術や祈祷を吸い込む孔を召喚するものだ。
しろがね人の矢には魔力が乗っておりこの魔力があるからこそしろがね人の射手は恐ろしい敵となる。
しかしそれが裏目に出てしまった。魔術を吸い込む暗黒としろがね人の矢はすこぶる相性が悪い。
全ての矢が暗黒へと吸い込まれ残ったのはただの木偶だ。さあ、これまでの恨みを込めて思い切り叩き潰そう。
「うおおおおおぉ!!後1つ!!走れ走れぇ!!」
先程挙げた方法以外にもオルディナ攻略の仕方はある。
それがさっきから彼が実践している「全部無視して走り抜ける」だ。
正直言うとインプ像に火を灯しさえすればそれで封印は解けるのでそれも効果的ではある。
「これで4つ目ぇ!!あばよクソ野郎ども!!次会ったらぶっ殺す!!」
4つ目のインプ像に火を灯せば自動的に元のオルディナへ戻り聖樹への道が開かれる。
因みに1度攻略した封牢に再び入ることは出来ない。
「これでようやく聖樹にいける・・・流石にもうこんなことは無い・・・よな?」
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私にとっての「害悪」とは・・・「遠距離から一方的に攻撃してくること」だよ。
「あああああああ!!??シャボン玉飛ばしてくんじゃねぇ!!!」
「クソデカアリンコが邪魔すんじゃねぇ!!!」
「なんだこの光!?テメェかミランダフラワー!!!??」
「なんでお前ここにいるんだローレッタァ!!」
「痛ってぇ!これホントに糸か!!?」
因みに「近距離で訳の分からない連撃をするやつ」も「害悪」だよ。
「マ゛レ゛ニ゛ア゛ァ”ァ”ァ”ァ”ァ”!!?!!?」