アニメ・ゲームキャラ大集合!~銀河最強の転生者~   作:青いタヌキ

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どうも、青いタヌキです。このたびは本小説を読んでくださりありがとうございます。
それではどうぞ!


第22話:

クルミは、犠牲者を出しつつも、新型のガンダムの奪取に成功したのであった・・・。

 

 ー 連合軍基地 ー 

 

『これはいったいどういうことだ! あれにどれだけの軍資金を使ったと思ってるんだ!』

 

上層部では奪取された連合のモビルスーツの話題のことで緊急会議を開いていた。

 

『奴らはどうやって侵入してきたんだ? ここは軍の最高機密になっている区域なのに』

 

『軍の内部に手引きをした奴がいるんだろう』

 

『しかし、こうやっている暇はないぞ。 何としても取り戻さねば』

 

『そうだな。 先程、奴を向かわせた』

 

『奴というと、最近入隊してきて、軍で絶大な戦績をあげているという』

 

『そう。 奴ならアレを取り戻すだろう・・・』

 

 

 

 

 ー 太平洋 上空 ー

 

ヘブンズガンダムを奪取したクルミは、太平洋上空を飛んでいた。

 

クルミ

「ふぅ。 ここまでくればまずは安心ね」

 

クルミは改めてコックピットを確認した。

 

クルミ

「それにしても、連合はよくこんなものを造っていたわねぇ。 今は『アロウズ』の方で手がいっぱいって聞いたことあるし」

 

クルミはコックピットの下に色が違うところを見つけた。

 

クルミ

「なんだろう、これ・・・」

 

クルミは、恐る恐るそれに触ってみた。

 

ガタッ!

 

クルミ

「きゃっ。」

 

ガタガタガタ。

 

クルミが触ったところがガタガタと音がしている。

 

クルミ

「な、何・・・」

 

クルミが不安になってきた。 そして、色の違うところが開いた。 中から21歳くらいの男性が出てきた。

 

???

「ふぁぁぁ・・・よく寝た」

 

クルミ

「あ、あなたは、誰!?」

 

???

「はぁ? 誰って、人に尋ねる前に、まずは自分から名乗るもんだ」

 

クルミ

「な、なんであたしが・・・」

 

???

「状況によっては、俺が無理矢理にでも基地に連れて帰らなきゃいけないからさ」

 

クルミ

「あなた、連合の人?」

 

???

「今はね。 だから、君の名前だけでも言ってくれないかなぁ?」

 

クルミ

「わかったわよ・・・。 あたしの名前は“沢野 久瑠美くるみ”よ」

 

???

「ふ〜ん。 それじゃあ、クルミちゃんはどうして基地に侵入したのかな?」

 

クルミ

「何よいきなり。 しかもいきなり“ちゃん”付けって・・・」

 

???

「まぁ、いいからいいから」

 

クルミ

「よくないっ!」

 

そして、数分後・・・

 

???

「それで、なぜこれを盗んだのか話してくれるかい?」

 

クルミ

「もう、しつこいわねぇ。 話さないって言ってるでしょ。 いいかげんに・・・」

 

そのとき、男がクルミの頭を撫でた。

 

クルミ

「えっ?」

 

クルミは、なぜ自分が撫でられているのかわからなかった。 むしろ、何か悪いことをされるのではないかと彼女は思っていた。

 

クルミ

「あなた、何を・・・」

 

???

「いろいろと大変だったんだね。 大切な人をたくさん失って」

 

クルミ

「!!」

 

クルミの顔の表情は暗くなった。

 

クルミ

「どうして、そんなこと、知ってるの・・・?」

 

???

「俺はなんでもわかるのさ」

 

クルミ

「それじゃあ答えになってないし・・・」

 

クルミの顔は少し明るくなったように見えた。 そして、クルミは語りはじめた。

 

クルミ

「あたしね、小さいときにお父さんを戦争で死んじゃって、お母さんと二人で暮らしていたの。 でも、今度はお母さんが戦争に巻き込まれて・・・。 幸い、お母さんは助かったんだけど、精神的に不安定になって病院に今でも通わなきゃいけなくなっちゃったの・・・」

 

そこでクルミは話を終わらせた。

 

???

「・・・クルミちゃんは、大切なものを守りたかったんだね」

 

クルミ

「うん。 だからあたしはタスクと一緒にあそこに入り込んだの。 でも・・・」

 

クルミの目からは、涙があふれていた。

 

クルミ

「でも、今度は、あたしの、あたしのせいで、タスクが・・・、タスクが!」

 

クルミは自分のせいで、タスクを死なせてしまったと後悔していた。

 

???

「でも、彼はクルミちゃんに生きてほしいって言ってたんだろ」

 

クルミ

「・・・えぇ、そうよ」

 

???

「だったら、クルミちゃんにできることはただ一つ。 今を生きて、自分のような想いをする人を増やさないように、これからを、未来を守らなきゃ」

 

クルミ

「未来を、守る・・・」

 

???

「俺もそれに協力するからさ」

 

クルミ

「えっ!? でも、あなたは連合の人でしょ。 そんなことしたら・・・」

 

???

「ま、必要な情報も手に入ったし、あそこでの俺は違う顔と名前だったし」

 

クルミ

「それじゃあ、あなたは一体・・・」

 

???

「俺の名前は“ユウタ”っていうんだ。 よろしくな」

 

クルミ

「・・・こちらこそ、よろしく・・・」

 

そして二人は、握手をかわしたのであった。

 

 

 

 

 

ー 連合軍基地 ー

 

『た、大変です! 奴が敵に寝返りました!』

 

『なんだと!』

 

『これは一体どういうことだ?』

 

『奴が我々を裏切ったということか』

 

『あと、わが軍の極秘情報を盗んでいきおったわい』

 

『なんと!』

 

『この不始末、どうするおつもりで?』

 

『くっ・・・。 モビルスーツ部隊を出せ!』

 

 

 

 ー 太平洋 上空 ー

 

ユウタ

「それで、これからどうするの?」

 

クルミ

「一度、あたしの故郷に戻るわ。 戻って報告しなきゃいけないから」

 

ユウタ

「そこって、どこの国?」

 

クルミ

「“アリシア王国”よ」

 

ユウタ

「えっ・・・」

 

彼は驚いたような顔をしていた。

 

クルミ

「どうしたのよ。 そんな顔をして・・・」

 

ユウタ

「たしか、一週間くらい前、そこで大規模な戦争活動があって、国王が殺されたみたいだけど」

 

クルミ

「えっ!?」

 

ユウタ

「知らなかったみたいだね。 それで、会うことになっていた相手は?」

 

クルミ

「・・・国王、よ」

 

ユウタ

「そうか。 それは残念だったな・・・」

 

二人の顔は暗くなっていた。

 

ユウタ

「それじゃあ、これからどうするの?」

 

クルミ

「どうするって、言われても・・・」

 

ウォォォォン。

 

突然アラームが鳴りだした。

 

クルミ

「な、何!?」

 

ユウタ

「奴ら、もう来やがったか」

 

クルミのモビルスーツの前には、“ダガーL”と“ジンクス”が5機ずつ、あわせて10機くらい待ち構えていた。 そして、通信が入ってきた。

 

連合兵

「キルビア大佐、あなたを倒しに来ました」

 

クルミ

「キルビア?」

 

ユウタ

「あぁ、その名前、俺がさっき言ってた偽物のやつ」

 

クルミ

「あぁ・・・」

 

連合兵は話を続けた。

 

連合兵

「あなたがそれを奪取したという報告を受けて、あなたを捕まえる、またはその機体を破壊するようにと言われました。 ですから、その前に戻ってきてください」

 

ユウタ

「断る」

 

即答であった。

 

連合兵

「な、なぜです!?」

 

ユウタ

「あんなところにいるより、もっといいところを知っているし、それに、こいつの行く末をみてみたいからな」

 

連合兵

「そうですか。 なら、仕方ありませんね」

 

連合機はビームライフルを構えた。

 

連合兵

「攻撃、開始!」

 

ビュン! ビュン!

 

連合機がビーム攻撃をしかけてきた。

 

クルミ

「きゃっ!」

 

ビームは機体をかすめた。 

 

ユウタ

「おい、反撃しないとやられるぞ」

 

クルミ

「わ、わかってるわよ」

 

ビュン。 ビュン。

 

クルミもビームライフルで反撃した。 しかし、当たったのは2機だけだった。

 

クルミ

「もう! 何で当たんないのよぉ」

 

クルミは連合機に囲まれていた。

 

ユウタ

「クルミちゃん、俺と代わってくれ」

 

ユウタは操縦を代わろうとしてクルミの傍に来た。

 

クルミ

「ちょ、ちょっと、なにするのよ!」

 

ユウタ

「いいから早く!」

 

クルミ

「代わるにしても、ここ狭いから代われないわよ!」 

 

ユウタ

「でも・・・」

 

二人が言い争いをしていた。 そのとき、

 

ビュン。

 

連合機がいない方から、ビームが飛んできた。

 

???

「たった1機の相手を大勢でやるのは、卑怯なやり方だな」

 

そこに、白いモビルスーツが現われた。 そして、その見た目はガンダムそのものであった。

 

連合兵

「き、貴様は一体何者だ!」

 

???

「俺は、『ソレスタルビーイング』だ」

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