【布教】ダンジョンに信者を求めるのは間違っているだろうか   作:未完の上に3年

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何故か私の小説は薄っぺらい気がします。文字数の話ではなく作品の雰囲気と言うかなんというか……キャラを深掘りしたり語彙力や表現力をつければ良いのでしょうか…?


日常それと前フリ

教会が出来てからは私の生活はほぼ同じローテーションで繰り返されています。起きる→勧誘→寝る、というものです。たまに勧誘のあと夜にカジノへお金を稼いだり、宴会に参加する程度です。しかし最近になって私の名が売れてきたのか勧誘をしようとしても距離を取られたり、逆に同情の視線と共に勧誘してくる輩が現れたりもしました。勧誘されたのはアクシズ教徒になる前の事でしたので、何処か懐かしい気持ちと共に苛立ちが募りました。勧誘してきた人は少しの嫌がらせで許してあげました。今ではたまに飲みに誘われる程度には交友を交わしています。

 

「フフッ何あれ?」

「ルーキーが調子に乗るからだ」

「うわ!うちの商品が」

 

ざわざわと周りが騒がしくなり、少し気になったので周りの人達が視線を向けている方向を見ます。おや、あれは少年ベルではないですか。トレンドマークである白い兎を連想させる髪を真っ赤に染め、ギルドに向けて笑顔で朱色を撒き散らしながら走り去っていきます。はて?何処かの信者にトマトでもぶつけられたのでしょうか?私自身エリス教徒に対してやったことがありますがあそこまで顔にクリーンヒットさせるのは難しかったはずです。トマトを潰さない繊細な力加減と球体ではないためコントロールが難しいのですが……この街にはトマト投げの名手がいるのかも知れません。是非とも対エリス教徒用として信者に欲しいですね。

そうこう色々考えていると。日も傾き始め、ダンジョン帰りの冒険者達が増えてきました。

 

「お!ロマじゃねぇか。このあと飲みに行くんだけどよ、ロマも来ねぇか?」

「ついこの間フラれたと泣いていた人じゃないですか。そうですね…私も行きましょう」

「うるせぇ!ミーナさんの話はすんな!」

 

…確か勧誘してきた人との繋がりでこの人とは知り合ったのですよね。フラれた人がいるから慰めてくれ、と。奢ることを条件に私もそれを承諾し、そこから交友を続けて今に至るという感じだったはずです。

この人は冒険者ですが、他にも交友がある人だけでも沢山居ます。冒険者は勿論のこと、鍛冶師、ギャンブラー、ギルド職員などなど、総勢一体何人くらい何でしょうね?他の飲んでいるとその人の友人などが来てその人とも飲むようになる、と言うのを繰り返していたらこの様になっていました。もはやこのオラリオで一緒に飲んだことが無い職業の人はいないのでは無いでしょうか?

 

「おい、聞いてるか?」

「今日は他に誰が来るんですか?」

「だから今、その話をしてたじゃねぇか!…はぁ、俺のパーティーメンバーとドワーフのあのオヤジだ」

「そうですか」

「反応薄いな。まぁ今に始まった事じゃねぇけどよ。それでなさっきの話の続きでな、その娘が俺に──」

 

 

▷▶▷▶▷▶▷▶▷▶

 

 

昨日は随分とお金を使ってしまいました。ドワーフが居るとどうもお店をハシゴしたり、度数も値段も高いお酒を頼んでしまうんですよね…。ソーマ・ファミリアの良いお酒は上の味を求めると金額も青天井ですからね。いつかソーマ・ファミリアの団員達が飲んでいる時に言っていた神酒(ソーマ)というのも飲んでみたいものです。しかしそのためにはソーマ・ファミリアに加入しないといけないらしいのですが……。まぁ、お金があればいけるでしょう。お金は偉大ですからね。

それでは今日はそんなお金をガッツリ稼いで行きましょう。明日のご飯を心配する程度には金欠ですから、今日は私のお財布である賭博場(カジノ)に向かいます。何故か私が行くとディーラーが交代されたり、帰り道の時に後ろに気配がするんですよね。それでも、稼げてますし危険もないので特に問題ではありませんね。

さあ、今日も稼いでいきましょう。

 

 

今日は危なかったですね。周りに明らかにカタギではない人達に囲まれながらディーラーと私の一対一の真剣勝負。真剣勝負自体は特に何事も無く終わったのですが、その後に不正をしたなどと騒がれてしまったのです。そこで私は身の潔白を証明するために、私の引きの強さを存分に示してあげました。最終的にはオーナーまで出てきてもう来ないでくれ、お金が無いんだと言われましたがそんなはずはありません。私の知り合いに何人かこの大賭博場(カジノ)で全財産スッた人を知っているので、まだまだあるはずです。私のお財布はお金持ちなはずですからね、お金が無くなることなどあるはずがありません。

信者の勧誘をしなかった為、いつもより早い時間に家に着いてしまいました。教会は灯りも灯っていて声も聞こえて来るのでどうやら少女ヘスティアと少年ベルは居るようですね。

そういえば、全く関係の無い話ですがヘスティアさんのことを少女ヘスティアと呼んでいますが、私よりずっと長く、それはもう長〜く生きていらっしゃるんですよね。まぁ、だからと言って今更少女呼びを変えるつもりは有りませんが。

 

「只今帰りました」

「ふぎゅ!」

「あっロマさん!おかえりなさい!」

 

おや、少女ヘスティアはこれから何処かへ行くのでしょうか?コートを着て出ていこうとしていた所に私が帰ってきてぶつかってしまいました。もし少女ヘスティアの身長があと30cmほど高かったら危なかったですね。

あっそのまま出て行くんですね。

 

「ロマさん、もしよかったら僕と一緒にご飯を食べに行きませんか?神様は用事が有るみたいで行けないみたいでしたけど」

「それは奢り、と言うことでしょうか?」

「うっ………奢り…です」

「では行きましょう」

「ロマさん!待ってください!」

 

奢り、何と甘美で蠱惑的な言葉でしょう。無料(タダ)より高いものは無いと言いますが、無料(タダ)で食べる物より美味しいものは有りません。しかし初級冒険者の稼ぎで2人の人が満足に食べられる物は限られています。奢りならば高い物が良かったのですが仕方ないですね。奢りは奢りです、楽しみましょう。

 

 

「ロマさん、ここです」

「ほう、豊穣の女主人ですか」

 

ここのお店は料理の価格が少し高いですがその価格に見合った味です。お店のウェイターも綺麗な人が多いですし、なかなかに良いお店です。私も何度もここを利用したことがあります。ちなみに「ほう」と「豊」を掛けている訳では有りません、偶然です。

 

「ベルさんとロマさん」

「シ、シルさんっ………?えっと、何でロマさんの事を知ってるんですか?」

「ロマさんは何度もこのお店に来て、宴会をしてるんですよ」

「してますね」

「やっぱり!それじゃあ、お客様2名はいりまーす!」

 

態々お店の外まで来るということはもともとこの外食はこの少女シル発端のようですね。

お店の中は前も来た通り出している料理はボリュームがあり、見た感じですと冒険者の数が多く繁盛しているみたいです。このオラリオに置いて酒場に冒険者が多いのは必然の様なものですが。

…端の席に案内してくれるのは嬉しいですね。何故でしょうか…端の席と言うのは落ち着きます。

 

「おや、あんたがシルのお客さんかい?大食漢なんだってねぇ!じゃんじゃん金を使っておくれよ!」

「だ、大食漢?!」

「それとあんたは宴会芸の兄ちゃんだね?いつも沢山金を使ってくれてありがとねぇ!」

「取り敢えず今日のオススメとなにか適当な火酒を」

「あっ…じゃあ、僕はパスタで」

「あいよ!」

 

私がテキトーに頼んでいる時は死にそうな顔をしていましたが、料理を待っている間横では何やら楽しそうにウェイターの人と少年ベルが話し込んでいます。しかし私はと言うと、特に誰と話す訳でもなく喧騒に耳を傾けながら思考を巡らせています。

豊穣の女主人という酒場というのは人が多いからなのか騒がしく、何処か前の世界を思い出します。色々な人と宴会をしていると前の世界のアクシズ教徒仲間とした宴会を思い出し、少し気分が高揚します。この世界にアクシズ教徒は私を含めて2人と1柱だけです。将来的には国教がアクシズ教だらけになりますが、今の信者の数はあまりにも少なすぎます。こんな事ではこの世界に連れてきてくださったアクア様の顔に泥を塗るも同然。ハラキリも待ったなしです。

 

「ご予約のロキ・ファミリアの来店にゃ!」

 

ん?ロキ・ファミリア……?




取り敢えずダンまちのゲーム入れました。これでストーリー読めるといいのですが…
サービス終了してる!えぇ?!
今はお金が無いので暗黒期描くのは9月の半ば辺りですかね…
次回の更新は随分遅くなる可能性が有ります。

同時進行で暗黒期も書くかどうか

  • やれ
  • いつか纏めてだせ
  • むりはすんな
  • アクシズ教に入信する
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