崩壊:Destinyレール   作:光の戦士

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ナイトメア

ウルフ「さて、どうしたもんかね。相手はかなりの軍勢で来てるって事だろ?」

 

ゼーレ「そうみたいね。その証拠に既に奥の方はほとんど占領されたみたいだし」

 

カカリア「他にも聞こうとしたのだけど、何も喋ってくれなかったわ」

 

 

目の前にいるカンパニーの社員(椅子に巻き付けている)に聞いていた(めちゃくちゃボコボコにされてる)がやはり戦力差がありウルフとゼーレが向かった場所以外の採掘所は既に占領されていた

 

 

ウルフ「やってくれたな、トパーズめ」

 

ゼーレ「トパーズ?」

 

ウルフ「こいつらの上司だ。だが、流石としか言いようがないな、大規模とは思っていたが、ここまでなんてな」

 

カカリア「あなたも初めてなの?」

 

ウルフ「人の大軍は初めてだな。他の種族なら大量に相手してきたが、人ってなると初めてだ」

 

ゼーレ「まあそうよね。アンタの組織的に人と殺り合うのは違うものね」

 

ウルフ「一応俺は許可はされてるが、それは最低限にとどめたいからな」

 

カカリア「ならどうしたら」

 

ウルフ「説得、しかねえか?」

 

ゼーレ「アンタが?」

 

ウルフ「それしかねえかもな、むずいけど」

 

ゼーレ「はあ、まあ穏便に済ませるならそれしかないかもね。でも下層部の皆に手を出すのなら私は容赦はしないわ」

 

ウルフ「それに関しては俺も同感。いくら何でも強引が過ぎるからな──あっ」

 

 

ぐらりと視界が揺らいぎ、片膝を着く。すぐに視界は戻ったが体が少しダルい

 

 

ゼーレ「ちょっと、大丈夫?──なに、今の····?」

 

カカリア「あなた、体は大丈夫なの?」

 

 

二人は見た、ウルフの体に稲妻が走っていのを、それはアークの力ではない別の何かの力。すぐに稲妻は消えたがウルフの様子はすぐに良くなり立ち上がった

 

 

ウルフ「クソ、なんだってんだ?」

 

ゼーレ「少し休んだらどうなの?」

 

ウルフ「休むのは今の厄介事を片付けてからだ、じゃねえとスッキリしねえもんでな」

 

ゼーレ「·····なら私も一緒に行く、これが条件よ」

 

ウルフ「了解、ならまずは採掘所にいるカンパニーの奴らを片付けてからだな」

 

カカリア「なら気をつけて行くのよ、あなたが死んだらゼーレだけじゃない、ブローニャだって悲しむから」

 

ウルフ「カンパニーの奴らごときに遅れは取らねえよ」

 

 

体の異変を抱えつつ、ウルフとゼーレは採掘所の入り口に移動した

 

 

星「あ、ウルフもここに来てたんだ」

 

ウルフ「星か、まあカンパニーの奴らにお灸を添えにな」

 

三月「何かあったの?」

 

ゼーレ「カンパニーの奴らが採掘所を占領したのよ」

 

ウルフ「目的は知らねえが流石に下層部の市民たちの生活がかかってるのに勝手にされたら困るからな」

 

星「ならちょうどよかった、実は私たちトパーズを探してるの」

 

ウルフ「だと思った、ならトパーズは下層部にいるって事か····まあそっちは星と三月に任せて俺とゼーレはカンパニーの奴らを相手にするか、流石に暴れたらトパーズも黙っちゃいないだろうしな」

 

星「ウルフってやっぱり脳筋だね」

 

ウルフ「俺の大切な船にゴミをぶちこんだヤベエ奴に言われたくねえよ!?」

 

ゼーレ「ほら、さっさと行くわよ」

 

ウルフ「りょーかい、じゃまた後で」

 

 

そうして採掘所に入る、採掘所にいる適当なカンパニーの社員をボコし、仕切ってる者の情報を聞き出しその場所に向かった

 

 

ウルフ「おーい、ここを仕切ってるゴミ溜めのリーダーはどーこでーすかー?」

 

チームリーダー「なんだお前ら?」

 

ウルフ「痛い目をしたくなきゃ早くここから出ていきな」

 

チームリーダー「なんだその口の聞き方は?!貴様、カンパニーの武器の威力を知らないのか?」

 

ウルフ「んなガラクタで俺とゼーレをやれるのと?こりゃ舐められたもんだな」

 

ゼーレ「いいわよ、ウルフ。是非とも見せてもらいましょう、その武器の威力とやらを」

 

ウルフ「だな、こういう奴らは話しても無駄だし、体で分からせないといけないな」

 

チームリーダー「チッ!全員構えろ!」

 

 

リーダーの声と同時にウルフとカンパニー社員の銃撃戦が始まる、だがその差は圧倒的であり、数の不利をものともしていなかった

天火聖裁の双銃形態で次々に社員たちの武器を破壊していく

 

 

「クソ!あの女はどこだ!?」

 

ゼーレ「ここよ」

 

「ぐあ!」

 

 

ゼーレもステルス状態になり背後にこっそりと近づき蹴りで気絶させ大鎌で武器を破壊する

 

 

ウルフ「やっぱりゼーレのステルスってマジで便利そうだよな」

 

ゴースト「そう言うあなたも姿を消す事ができるじゃないですか」

 

ウルフ「そりゃそうだけど、ゼーレの方がなんかかっこよくね?」

 

「隙あり!」

 

ウルフ「わかってんだよ」

 

 

槍を破壊しながら社員の顔に蹴りをめり込ませる

 

 

ゼーレ「ウルフ!」

 

ウルフ「了解!」

 

 

ゼーレの掛け声を聞き、ウルフは飛び膝蹴り、ゼーレはハイキックを同時に社員の顔にぶちこむ、声を上げる暇もなく気絶した。てか普通にかわいそうである

 

 

チームリーダー「なんだこいつら!?強すぎるだろ!」

 

ウルフ「さぁて、じっくりと話をしてもらおうじゃねえか」

 

 

関節を鳴らしながらチームリーダーに近づく、が、何やら他の社員の話を聞いて慌てた様子で逃げ出した、ついでに自分達が居た証拠1つ残らず

 

 

ウルフ「····あいつら逃げるの早くね?下手したら俺よりも早かったぞ、今」

 

ゼーレ「足の速さから一番だったかもね」

 

 

ウルフよりも速くその場を去ったために二人は呆然とするしかなかった

 

 

ウルフ「ま、まあ一旦は解決···だな!」

 

ゼーレ「そうね、早速皆に知らせましょう」

 

ウルフ「そうだな──伏せろ!」

 

 

謎の攻撃がゼーレに当たりそうになるがウルフがそれを阻止

攻撃の方向を見るとそこにいたのはウィザードハイヴであったが様子がおかしかった

体全体が赤黒いオーラに覆われており生気は感じない

 

 

ウルフ「まさか、ナイトメアか!」

 

ゼーレ「なんなのこいつ、裂界の生物とはまた違う化物?!」

 

ウルフ「気を付けろよ、こいつらは······俺の、悪夢だ」

 

ゼーレ「ウルフの、悪夢?」

 

 

「ナイトメア」、それは「ピラミッド」が放つ暗黒の力によって生まれた過去の幻影、トラウマや恐怖の幻影である、そして目の前にいるハイヴは月で行った大型作戦である「クロタ、討伐作戦(クロタの最後)」で戦ったハイヴたちであろうとウルフは予想する

 

 

ウルフ「クソ、これだからナイトメアは嫌いなんだよ!」

 

 

ブレードエンジンを手に取り、ウルフはハイヴの軍団に突撃した

 

 

ゼーレ「ちょっとウルフ!ああもう!」

 

 

ゼーレもウルフに続いた

ブレードエンジンを振りハイヴたちを切り裂く、ハイヴの頭を掴みぶん投げハイヴ達を壁に激突させる

ゼーレは大鎌を器用に扱いハイヴ達を次々に斬っていく

 

 

ゼーレ「チッ!数だけは多いわね!」

 

ウルフ「それがハイヴだ、キツくなったら無理だけはするなよ、すぐに殺されるぞ!」

 

ゼーレ「ご忠告どうも!」

 

ウルフ「しゃがめ!」

ウルフが刃の雨を発動した

 

 

刃の雨で自分とゼーレの周りにいるハイヴを一掃、だが次から次へとハイヴは現れる

 

 

ウルフ「マジで数多すぎだろ」

 

「苦戦するとは、お前らしくないな」

 

 

声が聞こえた、女の声だ。だが聞き覚えしかない声にウルフは驚きその方向を見る。するといた、鏡流がそこにいたのだ

 

 

ウルフ「師匠!?」

 

ゼーレ「こいつがウルフの腕を斬った張本人!」

 

鏡流「その件は本当にすまない、謝る。だが、まずはこのハイヴどもが先であろう」

 

ゼーレ「それもそうね。ウルフを苦しめる奴は1人残らず始末してやるわ」

 

ウルフ「あの、仲良くしてよ?」

 

鏡流「この小娘と仲良くするのは癪だが、今はお前の言うことを聞いてやろう」

 

 

鏡流も氷の剣を出し構える、ウルフもブレードエンジンを地面に突き刺しエンジンを起動させる

 

 

ウルフ「即席ファイアチームってやつだぜ、クソハイヴどもが」

 

ゼーレ「行くわよ!」

 

鏡流「指図するな!」

 

ウルフ「だから仲良くしてくれねえかな!?」

 

 

ウルフは剣と一緒に回転しながらハイヴを斬る

ゼーレはステルス状態をフル活用し斬っては消えて、斬っては消えてを繰り返した。さながらボイドハンターだ

 

 

鏡流「中々やるではないか」

 

 

鏡流も斬撃を飛ばしハイヴを倒し、剣でも倒す。やはり3人の中で戦闘経験が長けてるためか的確に相手を倒している

ウルフも負けずと思い、右腕の力を解放する

 

 

ウルフ『さぁて、俺もやってやるよ!!』

 

 

ハイヴナイトの攻撃を避ける、そして回転しながら切り上げさらに追加で切る

 

 

ウルフ『おらよ!』

 

 

息絶えたハイヴナイトの足を掴み他のハイヴ達にぶん投げる

 

 

鏡流「あれがあいつの力か·····あまり使わない様にしろ」

 

ウルフ『なんで!?』

 

鏡流「その、なんだ。あまり狼にはいい思い出が無い」

 

ウルフ『ちょっと待ってくださいよ!そりゃないでしょ!?』

 

ゼーレ「話す暇があるなら戦って!」

 

ウルフ『わかってるよ!』

 

 

3人同時にハイヴウィザードを切る、綺麗に3当分になった

 

 

ウルフ『てめえの剣を寄越せ!』

 

 

狼の腕でハイヴナイトから剣を奪う、奪ったハイヴナイトはウルフの腕でタコ殴りにし倒し、剣と一緒にぶん回しながら投擲する

 

 

ゼーレ「アイツ、ちゃんと考えて投げてる?」

 

 

ウルフが投げるのは良いのだが、問題はその投げた後、採掘所にある道具は飛び散り地面にはクレーターができ、壁にはハイヴ達が衝突した跡が残っている

 

 

鏡流「戦いの中でそこまで見る訳がないだろう、我もそんなに見らん」

 

ゼーレ「あのね、下層部は物資が乏しいのよ!ウルフ、ちゃんと後の事を考えて戦ってるの!?」

 

ウルフ『あ·····考えてるよ!』

 

鏡流「間があったな」

 

ゼーレ「間があったわね·····この馬鹿!ちゃんと考えなさい!」

 

ウルフ『マジごめん!』

 

 

流石にウルフも反省し、剣を握る狼の爪と共にハイブを斬り倒す

 

 

ウルフ『くたばれ!』

 

 

ステイシスの刀と共にブレードエンジンを振りハイヴ達を一掃する

他にハイヴが現れる気配はない、やっと全滅させる事ができた

 

 

ウルフ『······やっと、片付いた····疲れたぁーーー!!』

 

 

ドサリとその場に座ると同時に力が抜けていく。強烈な疲労感が襲ってくる

だが体力はある、別の何かが抜けていく感じがするだけだ。だがその何かが抜けただけでも先ほど言った強烈な疲労感が襲う

 

 

ゼーレ「ちょっと、大丈夫なの?」

 

ウルフ「まあ、なんとか·····マジで疲れた、様な?」

 

ゼーレ「どういうことよ」

 

ウルフ「なんて言えばいいのかな?普通の体力とは別の体力がもう無い、みたいな」

 

鏡流「不思議な身体になったものだな」

 

ゼーレ「アンタがそうしたんでしょうが!」

 

鏡流「····すまん」

 

 

ウルフの腕を異形化させてしまった負い目があるためそう言われたら何も言い返せない鏡流であった

 

 

ウルフ「ゼーレ、流石に言い過ぎだぞ。少しは仲良くしてくれ」

 

ゼーレ「そもそもアンタが他の女を作るのが悪いんでしょうが!」

 

ウルフ「俺が悪いのか?!」

 

鏡流「まあお前の様な小娘にはこいつの本当の魅力はわからんだろうがな」

 

ゼーレ「何ですって!?」

 

ウルフ「だから仲良くしろって!──ん?電話がかかって来てる」

 

 

スマホを確認すると三月からだった、何事かと思い電話に出る

 

 

三月[ウルフ、時間ある?]

 

ウルフ「あるけど、どうした?」

 

三月[良かった、なら今からクリフォト城に来れる?私達も向かうけど]

 

ウルフ「クリフォト城にか、今なら大丈夫だけど····何かあったのか?」

 

三月[うん、実はウチらブローニャに呼ばれたんだけど、ウルフにも来て欲しくて]

 

ウルフ「わかった、今すぐに行く」

 

 

電話を切り、リッパーに乗る

 

 

ゼーレ「ちょっと、どこに行く気よ?」

 

ウルフ「ブローニャの所に行ってくる」

 

ゼーレ「なら私も行くわ」

 

ウルフ「いや、ゼーレはひとまず下層部の皆に採掘所の事を伝えてくれ。ただしナイトメアの事は言わないでくれ。逆に皆の不安を煽る事になる。師匠は一緒に来てください、もし戦闘になることがあれば協力をお願いします」

 

ゼーレ「·····わかったわよ。その女にウルフを任せるのは癪だけど、今はブローニャの方を優先しないとだから」

 

鏡流「貴様に言われなくともわかっておる」

 

 

鏡流もリッパーに乗り、リッパーを走らせる

ブローニャの身に何かあったのかと、ウルフの心情は不安しかなかった

───────────────────────

ちょっと番外編

 

 

場所は星穹列車、三月、星、ウルフがヤリーロⅥに向かってからある程度の時間が過ぎた頃

 

 

鏡流「・・・」

 

ヴェルト「·····何をしてるんだ?」

 

 

なんと鏡流が星穹列車に侵入しており空室でなぜかスタンバイしていた

ヴェルトが恐る恐る何をしてるのかと聞いたのだが、鏡流はプラカードをどこからか取り出した。プラカードには

 

 

「ウルフはどこにいる?」

 

ヴェルト「·····ヤリーロⅥに行ったが····」

 

鏡流「・・・」

 

ヴェルト「もしかして、ずっとスタンばってたのか?」

 

 

少し間を起き、鏡流はもう1つ、プラカードを取り出した

 

 

「ずっとスタンばってました」

 

ヴェルト「······ウルフの信号を持っているから行くと良い」

 

 

そうして今回の話に繋がる····

 

 

 

 

 




さて、まさか鏡流が参戦すると思ってた人は居たのでしょうか?
まあこんな感じで他のキャラも参戦させようかなと思っております





 

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