崩壊:Destinyレール   作:光の戦士

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ウルフはカスラナ家?

フェンリルから事の全てを聞いた者たちは、今のウルフの事で頭がいっぱいだった

なんせ自身の中にそんな化物を宿してるなんて思いもしなかったのだ

 

 

フェンリル「こいつが死んだら、中にいる怨嗟の神も死ぬ。一時的に過ぎんがな」

 

ゼーレ「そんなの駄目に決まってるじゃない!」

 

フェンリル「なら倒すしかないな」

 

ゼーレ「でも、どうやって倒すのよ·····相手はウルフが手も足も出ない化物なんでしょ」

 

鏡流「我でも勝てぬか」

 

星「え?でもウルフの師匠なんでしょ?圧勝とか行かずとも勝てる事はできるんじゃ」

 

鏡流「それはあの力を解放してない状態での勝負だ、こいつはその力を解放すれば我を超える実力にまで育ってる」

 

ブローニャ「でもウルフはその力を使っても勝てなかった、しかも新しい力を使っても·····」

 

三月「八方塞がりじゃない?なんかないの?一時的に封印するとか」

 

フェンリル「ある」

 

三月「あるの!?ならそれを早くに言ってよ」

 

フェンリル「だが、俺が知ってる中だとこれしかない」

 

姫子「早く教えて」

 

フェンリル「ウルフも()()()になることだ」

 

星「同じ神····怨嗟の神に?」

 

フェンリル「ああ、ウルフが使ってる力は俺と怨嗟の神の力だ。そして怨嗟の神はありとあらゆる神の力を己の力とする能力がある」

 

鏡流「待て、つまりウルフにもその力があると?」

 

フェンリル「恐らくな。でなければあの姿にはなれん」

 

星「それしかないのかな······」

 

三月「ねえ、思ったんだけど、怨嗟の神がウルフの体を狙う理由ってなに?普通に思ったんだけどウルフって普通の人間だよね、なら狙う理由がないと思うんだけど」

 

フェンリル「「カスラナ家」が原因だろうな。こいつの家系はかなり特殊だ、怨嗟の神を自身の中に閉じ込める程にな」

 

三月「ならそのカスラナ家の秘密をウルフから聞けば」

 

鏡流「ウルフの記憶は無いぞ」

 

星「たしかガーディアンは初めて蘇生されるとき、以前の記憶は全部忘れるんだっけ?」

 

ゼーレ「でもどうしてウルフはそのカスラナ家の事を知ってるのよ」

 

フェンリル「記憶で誤魔化せても、血では誤魔化せないということだろうな。ウルフは感じ始めているんだ、自信がカスラナ家の人間だとな」

 

ブローニャ「でもまだカスラナ家の正体はまだわからない」

 

フェンリル「奴に勝てる鍵は全てウルフにかかってる。宇宙の存

亡を賭けた戦いはな、そのためにウルフはカスラナ家の力を覚醒させなければならない。方法はわからんがな」

 

 

ふとブローニャが窓の外を見た、外は暗くなっており、星が綺麗に輝いていた

普段なら眺めるが、今はそんな気分にもなれなかった

 

 

ブローニャ「今日は遅いからもう休みましょう。ウルフの看病は私達がするから姫子さんや星たちは休んでちょうだい」

 

星「ならお願いね」

 

 

ゼーレ、ブローニャ、鏡流、そしてフェンリルを残し皆は部屋から出ていった

 

 

フェンリル「そろそろ我もこいつの中に戻る」

 

 

フェンリルもウルフの腕に戻った

そこでふと鏡流がウルフの頬に手を当てた

 

 

鏡流「暖かいな、こやつの温もりは我の冷たくなった体を温める程にな」

 

ゼーレ「そりゃそうでしょ。こいつはあんな性格だけど、皆を守るためなら自分の事なんて考えない馬鹿なんだから」

 

ブローニャ「でもそこに私達は惹かれたのかもね」

 

鏡流「我らも、一人の女に過ぎない。ということだな」

 

ブローニャ「でも、その好きな人が私達よりもずっと年下だけどね」

 

鏡流「それでも、我らはこやつの助けをしなければならない。怨嗟の神を一緒に斬る、斬りたいのだ」

 

ゼーレ「·······はぁ、それはアンタに譲るわ。私とブローニャはまだベロブルグでやることが沢山あるからウルフの手伝いはできないから」

 

鏡流「任せておけ、小娘」

 

 

会話を終え、3人はベッドで寝ているウルフの体を握りながら眠りについた

 

───────────────────────

そして翌日、ウルフは無事に目覚めて早々、あることをさせられていた

 

 

フェンリル「ならん、魔力の流れが乱れておる」

 

ウルフ「難しいんだよ。それに初めて魔力を使うから乱れるのは普通だろ」

 

 

フェンリルから魔力の使い方を習っていた、が、フェンリルの言う通りにしても全く使いこなせずにいた

 

 

フェンリル「そんなことなかろう。お前は筋が良いはずだ」

 

ウルフ「そいつはどうも。全く····」

 

 

文句を言いながらも、ウルフは座禅を組み目を閉じ、魔力を解放させる。解放させた魔力は身体中を巡り、力が増すのを感じる

だがそれと同時に怨嗟の神の力が溢れてくる、意識が怨みの炎に飲み込まれそうになる、熱い、体が焼けそうな程に熱くなるのを感じる

 

 

フェンリル「ウルフ!」

 

ウルフ「ッ!」

 

 

フェンリルの声で意識が一気に目覚める、息が絶え絶えになりながら体を確認する。何も起きてなかった

 

 

フェンリル「危なかったな、あと少し遅れてたら意識が飲まれていたぞ」

 

ウルフ「魔力ってのはこんなに危ないもんなのか?」

 

フェンリル「いや、本来ならそんなことはない。本来ならな。お前の場合は少し特殊なのだ」

 

ウルフ「普通に魔力を得ている者と違って、俺は魔力を奪って使ってる状態。1つの肉体に複数の魂が入ってるからこそ起こるイレギュラーの状態か」

 

フェンリル「その通り、仮に精神世界やそれに似た何かの世界でお前の精神が酷く乱れたのならそいつは出てくる可能性があるがな」

 

ウルフ「んな事が起こるか?仮に怨嗟の神にはそこに行かずとも俺の体を乗っ取る程の力があるが、それはお前が阻止してんだろ?まあいつかは倒さないといけないけど、今はまだ大丈夫なんじゃなえのか?」

 

フェンリル「馬鹿なことを言うな。仮にも現実で精神が酷く乱れる事が起こればお前の体は乗っ取られる」

 

ウルフ「なら結局は早めに倒さないと、だな····勝てる気がしねえ」

 

フェンリル「まあ今のお前だと、勝てんがな。それにあいつは「魔剣」を持っているからな」

 

ウルフ「魔剣?」

 

フェンリル「魔剣「怨嗟」、あいつが殺してきた人や神々の怨み等が1つになり生まれた剣だ」

 

ウルフ「それがどうしたんだよ、普通の剣なんだろ?」

 

フェンリル「そんな訳ないだろ、魔剣「怨嗟」は武器の1つにして、奴が真の姿をするための武器でもあり、比較にならんほどの魔力も内包されている」

 

ウルフ「マジかよ·····なおさら勝てる気がしねえんだけど」

 

フェンリル「だったら勝てる程に強くなれ、それだけだ」

 

ウルフ「へいへい」

 

 

再びウルフは瞑想を始める、同じ様に魔力を流すのを丸一日続けた




前回の話で確定してますがウルフは「カスラナ家」の人間になります。まあ誰の平行同位体かはピノコニーで判明します

「カスラナ家」ってなに?
崩壊3rdをやって下さい。以上!

それではまた次回!
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