崩壊:Destinyレール   作:光の戦士

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新たなる星へ

この日、遂にウルフはヤリーロⅥから離れることになった

 

 

ウルフ「今日でまた一旦お別れか」

 

ゼーレ「そうね、寂しくなるわね」

 

ウルフ「そうか?また連絡すればいいじゃねえかよ」

 

ブローニャ「それでも寂しいの。また来れる?」

 

ウルフ「まあ暇ができればな──元気にしろよ」

 

ゼーレ「そっちもね」

 

ウルフ「了解、カカリアにナターシャも、二人をよろしくな」

 

ナターシャ「ええ、またね、ウルフ」

 

カカリア「安心して、任せなさい」

 

ウルフ「なら大丈夫か。そんじゃ、行ってくる」

 

 

飛行してきた船に乗り込み、ヤリーロⅥから離れた

すぐに船は大気圏を突破し宇宙に着く、白い雪に覆われた星、今はまだ寒いが、ヴェルトによれば星全体の温度は上がってきている、まだ時間はかかるかもしれないがいつの日か、ヤリーロⅥは緑がいっぱいの星に戻るだろう

 

 

ウルフ「·····マジで寂しくなるな」

 

ゴースト「ええ、ですが、また会えます」

 

ウルフ「だな、そんじゃあ列車に乗るか」

 

 

パムがピノコニーについての注意事項を聞くために列車へと船を進めた

───────────────────────

ウルフ「車掌、遅いな」

 

鏡流「集合時間に遅れたお前が言うか」

 

ウルフ「いやいや、師匠こそ昨日の夜にあんだけ動いてよく動けますね」

 

鏡流「っ!、そ、それは我は体力がお前よりもあるからだ!」

 

ウルフ「先にダウンしてましたけどね」

 

鏡流「だまれ!!」

 

ウルフ「ちょぉぉ!!!」

 

 

鏡流の剣を白羽取りで防ぐ、危うく頭から真っ二つになるところだった

 

 

パム「コラ!お前たち、何をしてる!ここは列車の中だぞ!」

 

ウルフ「師匠!車掌が来たんで剣は納めましょう!」

 

鏡流「·····命拾いしたな」

 

ウルフ「あ、あぶねえ····」

 

星「ていうか昨日の夜何してたの?」

 

ウルフ「え?動いてた」

 

星「なーんだ、稽古してただけか」

 

ウルフ「稽古····なのか?」

 

 

夜に起こった出来事を稽古と言えるのかはさておき、車掌のパムが来たことにより皆が一ヵ所に集まった

 

 

パム「乗客の諸君は知ってるじゃろうが、次の列車の目的地は「宴の星」ピノコニーじゃ」

 

ウルフ「宴ねぇ(弾とかが飛び交うのか?)」

 

鏡流「弾は飛び交わんぞ」

 

ウルフ「なんでわかったんですか!?」

 

パム「ゴホン、話を続けるぞ。皆が宇宙でも有名な星空ホテルをずっと楽しみにしておったことはオレも知っておる。じゃが、出発する前に改めて3つのことを注意しておきたい」

 

ウルフ「まあまあ注意とかいいだろ?郷に入っては郷に従えってやつだ。そこんところは問題ないだろ?だろだろ?」

 

パム「確かにそうじゃが、3つ目は違う!」

 

ウルフ「あ、マジ?」

 

パム「できれば休暇の合間に、数人の「ナナシビト」に関する情報を探ってきてもらいたい」

 

ウルフ「·····ナナシビト、か」

 

星「もしかして新しい乗客が!」

 

姫子「私が説明するわ」

 

 

姫子が淡々と説明していく、ウルフもさすがにと思い黙って説明を聞く

そして姫子が数人のナナシビトの名を言った

 

 

姫子「下車したのは、ティエルナン、ラグウォーク、ラザリナ、そしてアンダル・ブラスク。それぞれ、護衛、整備士、測量士、そしてガンマン。それ以外に情報はない、はずだったの」

 

ヴェルト「はずだった?」

 

姫子「ええ、「アンダル・ブラスク」、その人のことを知ってる人がいたの」

 

三月「嘘!今すぐ会えるの!?」

 

姫子「いえ、もう会ってるわ·····ウルフ、知ってることを教えてちょうだい」

 

星「ウルフが知ってるの!?」

 

ウルフ「ああ、知ってる。と言ってもほんの少しだけだけどな。「アンダル・ブラスク」初代ハンターバンガードのリーダー、そして俺の師匠「ケイド6」の師匠だ。生前は大胆な男だったらしい、そしてケイドと賭けの末、死にケイドが2代目ハンターバンガードのリーダーになった」

 

ヴェルト「だが実際には死んでおらず、こちらの世界に」

 

ウルフ「いや、マジで死んでる」

 

ヴェルト「そうなると辻褄が合わない。どうやってアンダル・ブラスクはこちらの世界に来て、他のナナシビトたちと共に旅をしたんだ?」

 

ウルフ「体が光で作られているからだろうな」

 

三月「光ってウルフが使ってる力でしょ、本当にできるの?」

 

ウルフ「実例はある。俺の師匠「ケイド6」が実際に光で体を構成し、生き返ったんだ。まあもう居ないけど、でも不可能ではない」

 

鏡流「アンダル・ブラスクも生き返っており、そしてお前をピノコニーにへと呼んでいると」

 

ウルフ「何が目的がわからないが、確かめる価値はある。そんで見つけて他のナナシビトの事も聞ければ万々歳だ」

 

星「でも素直に教えてくれるかな?」

 

ウルフ「さあな、だけど、聞いてみないとわからない。夢の地ピノコニー、そこに俺が、俺たちが求めてる答えがあるかもしれないってこった。わからない事を探るのも、旅の醍醐味だろ?」

 

 

列車の窓から宇宙を眺めながら続ける

 

 

ウルフ「だって宇宙はわかんねえ事ばかりだからな」

 

 

微笑を浮かべそう呟く、そして列車組と守護者は跳躍の時間を待ったのだった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だがこの時、誰も、いやこの宇宙に住む者たちは思いもしなかった。すぐそこに2つの「最終形態」が迫ってることに

ウルフは止められる事ができるだろうか?

いや、止めなければならない。例えその命を落としてでも

そして絶ち切らなければならない、怨嗟の連鎖を······

 

 

 

 

 

 

 

 

間章「ハンター、借金再び·····?」完

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第三章「神の王が生誕した星「ピノコニー」」

第一幕「失われゆく光」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

遂に目覚める絶望

 

 

 

 

 

 




遂に次回から宴の星「ピノコニー」編に入ります
ここで「今のウルフ」の物語は一旦終わります。謂わばある種の最終章になります
それとですがピノコニー編は思ったより短く感じるかもしれません、基本的に視点はウルフ固定になるためです
そのため他のキャラたちの視点はマジでないです、あってもほんの少しだけです


それではまた次回






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