崩壊:Destinyレール   作:光の戦士

87 / 97
何でも許せる人向けです
無理!って方はブラウザバックしてください


取引

現在地「ピノコニー:ロビー」

 

 

ウルフ

「んぐぐ~!やっと終わった、検査厳重過ぎだろ。お陰さまでホルスターを全部外すはめになったし」

 

 

ホルスターを取り付けようとするが、ここにも警備員が居たため断念することに

 

 

ウルフ

「(落ち着かねえぇ)」

 

 

いつもホルスターを付けていたウルフからするとどうにも落ち着かない

 

 

三月なのか

「あ、ウルフ!こっちこっち!」

 

ウルフ

「どうやらお前らも検査は終わってたみたいだな」

 

三月なのか

「うん、にしてもすごい厳重だよね、ウチのカバンを何回もひっくり返されたんだよ」

 

「ウルフは大丈夫だった?ホルスターとか普通に武装してたけど」

 

ウルフ

「ここに来れてるなら問題無いの証明だろ」

 

「確かに、ホルスター全部外してる」

 

ウルフ

「落ち着かねえけどな」

 

三月なのか

「ずっと戦場に居たんでしょ、少しくらい外しててもいいじゃん」

 

ウルフ

「んー、でもなぁ·····」

 

「いつも気を張ってたんでしょ、少しくらいいいじゃん」

 

ウルフ

「お前も言うならそうするけど」

 

 

二人からも言われるがいかんせんこういったイベントには初めて参加するためどういった感じにはめを外せばいいのかわからなかった

 

 

ウルフ

「まあなんとかなるだろ」

 

ゴースト

「ガーディアン、少し妙に感じませんか?」

 

ウルフ

「妙?ああ、確かに。なんか妙に感じるな、言葉にするのは難しいが、ここはなんか現実じゃないって感じがする。どっちかと言えば精神世界、玉座の世界に近い様な気もする」

 

ゴースト

「ええ、私もそう思います。ですが今は余計な詮索はしない方がいいかもしれませんね、監視の目が強すぎます」

 

ウルフ

「ああ、下手に詮索して追い出されたらたまったもんじゃねえしな」

 

 

この空間に違和感を感じつつも今は気にしないことにした、それでピノコニーから追い出されてしまったらナナシビドの捜索どころじゃなくなってしまう

 

 

ウルフ

「早く行くか」

 

三月なのか

「ウルフ!早く早くー!」

 

ウルフ

「今行く!」

 

ゴースト

「ガーディアン、念のために油断はしないように」

 

ウルフ

「わかってる」

───────────────────────

─────────────

────────

現在地「ピノコニー:フロント」

 

 

フロントに着くと何やら問題があったのか少々の人集りができていた

 

 

ウルフ

「何かあったのか?」

 

三月なのか

「それがね、もしかしたらウルフ、ホテルに泊まれないかも」

 

ウルフ

「マジ?」

 

「うん、マジ。ウルフが一緒に来たのってヤリーロの星核の問題を解決した時じゃん、その時にもう返信してたの」

 

ウルフ

「なるほど、俺の名前が無いのか」

 

三月なのか

「う~ん、どうしよう。アンダル・ブラスクがピノコニーに居るのならウルフは絶対に居た方がいいし·····」

 

ヴェルト

「こういうのはどうだ?俺たちと旅をしてる丹恒は急遽予定が入って宿泊できなくなった····だから丹恒が予約してる部屋をこの子に譲ってもらえなかい?それなら人数は変わらない」

 

姫子

「この子は星穹列車の新しい乗員なの、身元は私達が保証するわ」

 

ウルフ

「あ、ありがてぇ····」

 

「そ、それは····急に申されましても····ちょっと」

 

 

どうしたもんか、と考えていると後ろから声が聞こえてきた

 

 

???

「「調和セレモニー」を目前に控えた今、ピノコニーは今琥珀紀で最も重要な瞬間を迎えている。さらに、ファミリーの招待を受けた銀河中のゲストたちがこの場所にひしめき合っている」

 

ウルフ

「(なんか匂うな)」

 

 

この目の前の男からは何かはわからないが、何か匂う。それはフェンリルも感じ取った

 

 

フェンリル

「(ウルフ、気を付けろ。こいつ、何か妙な物を持っていたぞ)」

 

ウルフ

「(匂うか?)」

 

フェンリル

「(ああ、怨嗟の神に比べたら雑魚だがかなりの力があるのは確実だ)」

 

ウルフ

「(今こいつは持ってそうか?)」

 

フェンリル

「(わからん、ゴーストに頼るしかない)」

 

ウルフ

「(わかった)ゴースト、あいつの体をこの距離からスキャンできるか?」

 

ゴースト

「可能です、もしかして何か怪しい動きを?」

 

ウルフ

「そんな所だ、ひとまず頼む」

 

ゴースト

「わかりました──何も持ってない、ですね。ですが何かはわかりませんがとてつもない物を持ってた形跡はあります。もしかしてあなたはこれの事を言ってたんですか?」

 

ウルフ

「ああ、妙な真似を起こさないといいが」

 

 

ひとまず目の前の男「アベンチュリン」は姫子が相手にしているため手出しは無用。だがまあその交渉材料として自分が出されたのは少し嫌だったが代わりにホテルに入れると考えれば安いものだろう

そんなこんなで一旦交渉は成立、ウルフはホテルにチェックインすることができる

 

 

ウルフ

「ひとまずは安心か(てかサンデーとロビンって奴ら、兄妹なんだ)──兄妹、か」

 

ゴースト

「6年前の事を思い出すんですか?」

 

ウルフ

「まあな」

 

 

あの6年前の出来事も、兄妹の愛が故に起きてしまった惨劇である

 

 

姫子

「ウルフちゃん、大丈夫?」

 

ウルフ

「·····ああ、なんでもない」

 

姫子

「ならいいけど。今は気を張らなくてもいいのよ」

 

ウルフ

「だな(だといいけどな)」

 

 

「何かが起こる」、ウルフはそんな予感がするのだ。長年のガーディアンとしての勘なのか、それともハンターとしての勘なのか、それかいつも何かが起きてるためそう思っているのかわからない

 

 

姫子

「ウルフちゃん、行きましょう。もう三月ちゃんや星ちゃんは先に言ってるわよ」

 

ウルフ

「ああ、悪い」

 

 

姫子について行き、星たちを追った

───────────────────────

─────────────

────────

現在地「ピノコニー:酒場」

 

 

姫子

「やっと着いたわね。じゃあみんな、ひとまず部屋に荷物を起きましょう」

 

「わかった、すぐに戻ってくるね」

 

 

三月と星が先に部屋に向かい荷物を起きに行った。そしてウルフ、姫子、ヴェルトが残った

 

 

姫子

「ヴェルトとウルフちゃんは先に一杯どう?ピノコニーはスラーダが有名なのよ。あ、もちろんウルフちゃんはお酒は駄目よ」

 

ウルフ

「ええ!良いじゃねえかよ酒の一杯くらい!久しぶりに飲みてえよ!」

 

姫子

「ダーメ、大きくなった時に一緒に飲みましょう。約束よ」

 

ウルフ

「これでも18なんですけど···」

 

ヴェルト

「姫子、話してみろ。もしかしたら俺たちは同じことを考えてるかもしれない」

 

ウルフ

「どういことだ?」

 

姫子

「実は私達は招待状を受け取ってここに来たの、その内容が」

 

ヴェルト

「「『ファミリーのゲスト』をピノコニーに招待いたします。他のゲストとともに盛大な宴にご参加ください」

 

ウルフ

「そんなもんがあったのか」

 

姫子

「よく覚えてるじゃない。でも、その招待状には続きがあったの──「夢の中で不可能を見届け、ピノコニーの父『時計屋』の遺産を探し出し、『生命体はなぜ眠るのか』という問いにお答えください」」

 

ウルフ

「眠いからねるでいいんじゃねえの?」

 

ゴースト

「そんな単純な答えでしたらよかったですね」

 

ウルフ

「お前遠回しに馬鹿にしてんのか?!」

 

ヴェルト

「招待状にそんな一文があった記憶はないが····そこに何らかの暗号が含まれているということか?」

 

姫子

「そこが考えさせられる点なのよね····ファミリーから届いた「招待状」はオルゴールで、ゼンマイを巻くとメロディーが流れる仕組みなの」

 

ウルフ

「どんな招待状だよ──さっきのは」

 

ヴェルト

「ウルフ、どうしたんだ?」

 

ウルフ

「あ、いや。すまないが二人で話を続けてくれ、少し便所に行ってくる」

 

 

そういって向かったのはトイレではなく1つの集団の所だった

 

 

「おや?子供が一人で何をしてるのかな?」

 

ウルフ

「······あぁ、いやその、知り合いに似てたもんでな」

 

「ほう?」

 

ウルフ

「わりぃ、あんまり気にしないでくれ」

 

「いや、こちらも君に似た人物を見たことがあってな。その者は本当に勇敢でな、一人で俺たちを何度も救ってくれた正真正銘の「救済者」でな。訳あって今はその者の成長を見れないが、まさしく君があの時よりも成長した姿なのかもしれないな」

 

ウルフ

「そいつは良かったよ。じゃあな、またどこかで」

 

「ああ、またどこかで会おう」

 

 

集団と離れウルフは姫子たちの元に戻った、ちょうど三月と星も荷物を起き終わっており戻ってきていた

 

 

ウルフ

「いやぁ、悪い悪い。結構我慢してたから長引いた」

 

「よく跳躍の時に様には漏らさなかったね」

 

ウルフ

「流石に漏らさねえよ。じゃあ俺はそろそろ部屋の確認をしてくる、ここは広いからな迷子にならねえように構造を頭に叩き込まないといけない」

 

姫子

「わかったわ。じゃあ後で合流しましょう」

 

ウルフ

「わかった」

 

 

ウルフも一旦別れ自身の部屋に向かった

───────────────────────

─────────────

────────

現在地「ウルフの部屋」

 

 

ドアノブに手を置き、そしてひねりる。中に誰が居る

ウルフは警戒しながら、ドア開けるとそこには先ほど姫子と交渉していた「アベンチュリン」がそこに居た

 

 

ウルフ

「なんでここに居るんだ、ここは俺の部屋になったはずだが」

 

アベンチュリン

「半システム時間前は僕の部屋だったんだよ」

 

ウルフ 

「はぁ、それで。取引か何かをしにに来たんだろ」

 

アベンチュリン

「どうしてそう思ったんだい?」

 

ウルフ

「ここ宴の星ピノコニーはそう簡単に来れるもんじゃない、富豪たちしか来れないはずの星だからな。普通の奴が来れるのは──そうだな、半生を掛けないと来れないだろう。そんな貴重な権利をそう易々と渡すわけがない、そこからは簡単だ。本来なら招かれざる客である俺に借りを作り、俺にこの件を持ちかければ、あら不思議、お前は俺に断ることのできない取引を持ちかけることができる」

 

アベンチュリン

「あはは!そこまで言われるなんて。君、賢いね」

 

ウルフ

「あんたはカンパニーの人間だ、しかも上の階級。目的はピノコニーにあるモノを取り戻すこととか」

 

アベンチュリン

「どうしてそう思ったんだい?」

 

ウルフ

「勘だ、ハンターのな。俺の素性は既に知ってるんだろ、この右腕も、「あの姿」のことも」

 

アベンチュリン

「ああ知ってるとも。確かに僕はピノコニーのモノを取り戻すことだ。そしてもう1つ、目的がある」

 

ウルフ

「······俺か」

 

アベンチュリン

「その通り、君の力は絶大だ。君一人で下手をすればいくつもの星が無くなる可能性すらある、それに君もかなり階級の高いな人間なんだろう?」

 

ウルフ

「そいつはどうも」

 

アベンチュリン

「と言うことは当たりなんだね。参考までにどこまでの権限があるのか教えてほしいな」

 

ウルフ

「全ガーディアンと同盟を組んでる奴ら全員は動かせる」

 

アベンチュリン

「なるほどね。これはいい友達ができそうだ」

 

ウルフ

「そいつはどうも」

 

アベンチュリン

「じゃあまたね」

 

 

コツコツとアベンチュリンがドアの前にまで行くがいきなり立ち止まった

 

 

ウルフ

「どうした、取引の返事はまだ決まってねえぞ」

 

アベンチュリン

「いや、出ていく前にゲームをしようと思ってね。お互いをよく知るための簡単なゲームさ。こうして知り合った以上、君にはもっと僕という人間の性格や物事の進め方を理解してもらいたくてね」

 

 

パチンと甲高い音と共に一枚のチップが高く空中に投げられ、瞬く間に消えた

そして代わりに二つの握り拳が目の前に現れた

 

 

アベンチュリン

「さあ、僕と取引をしよう。君は断れない、断る理由がない」

 

ウルフ

「!」

 

 

ポケットに違和感を感じた、手を入れて見るとアベンチュリンが持っていたチップが中に入っていた

ウルフは危機感を感じホルスターに手を伸ばそうとするが、忘れていた。ホルスターは全て外していた、そしていつの間にかアベンチュリンは目の前にまで迫っていた

 

 

アベンチュリン

「断る余地もない」

 

 

反射的にアークを乗せたアッパーをかまそうとしたが「おい」と威圧感のある声が扉の方から聞こえた

 

 

黄泉

「私の部屋で何をしてる?」

 

アベンチュリン

「·····君の部屋?·····すごいな、ピノコニーに来て間もないのにもう他人を仲間に引き入れる術を身につけたのか」

 

ウルフ

「さっさと出ていきな、どうやらこいつの部屋だったみたいだし。すまえねが、俺はお前と出るのはごめんだぜ」

 

アベンチュリン

「そうかい。まああれだけの態度を取っちゃったんだ、少し嫌われるのは仕方ないことか」

 

 

そういい、アベンチュリンは部屋から出ていった。残されたのはどこか見覚えのある女性とウルフだけ、まあ正確に言えばゴーストとフェンリルもだが

 

 

ウルフ

「·····えっと、まあ。助かった」

 

黄泉

「どうして出ていこうとしない?」

 

ウルフ

「え?ここ、俺の部屋だけど?」

 

黄泉

「ここは私の部屋だ」

 

ウルフ

「·····へ?(あれ?もしかしてマジで俺が間違えてる?いやでもなんでアベンチュリンがここに居たんだってなるしな)」

 

黄泉

「まさか私が部屋を間違えたのか?いや、まさか·····声をかける前に、何度も部屋番号を確認したんだが」

 

ウルフ

「あ·····もしかして棟の番号が間違ってるんじゃねえか?」

 

黄泉

「多分そうだ。すまない」

 

ウルフ

「気にすることはねえさ。ここは同じデザインだからな、俺も間違えそうになる(ていうかなんか変な感じがするな、声か?)」

 

黄泉

「とにかくあなたが無事で良かった。私も自分の部屋に戻るとしよう·····だが出ていく前に、もう1つ質問してもいいか?奇妙というか、失礼だと思うかもしれんが、それでも知りたいんだ」

 

ウルフ

「あ、俺も聞きたいことあったわ」

 

二人

「前にどこかで会った事があるか?」

 

ウルフ

「ありゃ、同じ質問だったな。もしかしたら夢で会ったのかもしれ、ねぇ······」

 

 

視界がグラグラする。何かが聞こえる、何かが自身の中で暴れている

 

 

 

ウルフ

「(体が····熱い·····)」

 

 

理性が引きちぎられる感覚がウルフを襲う、殺戮衝動と破壊衝動がこみ上げて来る。僅かな理性でそれを押さえ付ける

耐えろ、耐えろ!と自身に言い付ける

 

 

黄泉

「どうしたんだ?」

 

ウルフ

「いや、少し疲れてな」

 

黄泉

「そうだったのか。いや、それもそうか、幼いながらあの男を相手にあそこまでの態度をしていたんだ。普通ならできない」

 

ウルフ

「(本当は違うけど····)」

 

黄泉

「すまない、まさか君がそこまで疲れていたのを気づかずに立ち話をさせてしまって。私は失礼する、ゆっくりと休むといい」

 

ウルフ

「(うん、ありがたいけどなんか申し訳ねえ)わかった、じゃあ夢の中でまた会おうな」

 

黄泉

「ああ」

 

 

黄泉を見送り、ゆっくりと息を深呼吸をする

 

 

フェンリル

「(ウルフ、お前今殺戮衝動や破壊衝動に襲われていただろ)」

 

ウルフ

「(よくわかったな)」

 

フェンリル

「(感じた、それだけだ)」

 

ウルフ

「(そうかい)·····ん?」

 

 

コツコツと足音が聞こえ、ガチャリとドアが開いた

 

 

ウルフ

「·····早い再開だな」

 

 

黄泉がそこにいた。だがなぜかわからないが申し訳なさそうな顔をしていた

 

 

黄泉

「その、疲れてのにすまないが····ロビーへの戻り方を教えてくれないか?」

 

ウルフ

「·······意外と抜けてるんだな·····まあいいけど」

 

黄泉

「すまない」

 

 

黄泉にロビーへ連れて行った、黄泉は何度もお礼を言った

ウルフも部屋に戻りソファに座り少し休むことにした

 

 

 




久しぶりの更新です、普通にサボってたのもありますし武器厳選もしてました
そして今日からハロウィンイベント「死者の祭り」もあるのでそっちの武器厳選もしないといけません
まあ何が言いたいかと言うと次のことには遅くなるよってことですね
すぐに終われば早めに出せるかもしれません、多分····
それと長夜月が来ました(もうガチャ終わってるけど)が皆さんは引きましたか?
自分は友達とふざけて10連したら出ました
·····なんでここで運を使うんだよ·····となりました
新しい丹恒は持ち武器だけ引こうかなと思ってます、無料配布だしね

それではまた次回!








  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。