戦闘シーン難しい。
夜になり、親父も帰ってきたので食事の準備をしていた。
まあ男性陣は台所に入れて貰えず道場で殺りあってるがな。
親父と格闘戦しながらも会話をする。
「親父、今日呼んだ理由は本当に食事だけか?」
「....実は言うとだな、ここ最近山であるものが増えてるんだ。」
「あるものってなんだよ。勿体ぶらず早く言えよ。」
「ケセランパサランだ。あのちっこい綿毛だ。」
....は?
「ケセランパサラン?誰かが山におしろいでも撒いたか?」
「それは知らん。だが、あいつらが多いということは山に
ケセランパサランは霊子の集まりでそれが実体化しただけだ。霊子の量は一体では少量だが大量に湧くと酷いことになる。
「分かった。夕食を食い終わったら捕まえてくる。捕まえた後はどうするんだ?」
「持ってけ。幸せになるらしいぞ。」
二回見ると効果無くなるらしいがな。
食事を済ませて山を歩いていると大量のケセランパサランに出会った。
「マジで大量発生だな。誰か大型の古式魔法でも使ったのか?」
文句を言いながらも箱の中に詰めていく。
ケセランパサランが詰まった箱を見ると白い綿毛がウジャウジャ蠢いている。
「うわぁ、一匹だけ見ると可愛く見えるけど大量になると気持ち悪いな。」
大量のケセランパサランに集める気を失いそうになるがまた再開する。
ガサガサ....
「誰だ!」
後ろの草むらが動いた。
(人が動いた音だ。必ず誰か居る)
注意深く見ていると、
シュッ!
草むらからナイフが飛んできてそれをギリギリで避ける。
すぐさま体勢をを整えるが瞬時に草むらから黒い影が出てきた。
出てきたのは青髪の男、右目に眼帯を付けている。
そして、腰にはエストック。
「....こんなとこに隠れてるなんて驚いたぜ、『水王』
「久しぶりだナァ!お前に逢いたかったゼェ!」
いきなりエストックを抜いて攻撃してきた。
だが、それを軽々と躱す。
「チッ!何で避けんだヨォ!」
「当たり前だ。避けねえと死ぬって。」
(ヤバい、山に入るだけだったから刀を忘れちまった。流石にこいつ相手に素手は無理だ。)
水王はエストックを使用した追突の達人だ。そして、ここで最も危険なことは彼の攻撃スピードだ。魔法を使われたら間違いなく避けられない。
「考える暇は与えネェ!オラオラ!」
連続した攻撃をギリギリで躱すが躱しきれないものが俺に掠る。
「オラオラァ!段々避けられなくなってくるゼェ!」
「くっ!こうするしかない!」
キィン!
彼の追突に上手く『腕輪』を当てて壊す。
魔法の起動式が右手に現れる。
「『雷王』!」
次の瞬間広範囲に電撃が走る。
「チッ!今回は勘弁してやるヨォ!」
水王が走り去っていく。
「ぐっ、なんとかなったか....」
命拾いした感覚だ。
とにかく助かって良かった。
一応、太刀君が使った『雷王』というものは魔法です。
いつか、キャラ設定とか書いたやつ出します。