side.JP-2018年-とある路地裏
ザーザー
八幡「うっ・・・・・」
雨が全てを洗い流す。
冷たい水滴が熱を奪い去る。
街の喧騒を雨音がカーテンのように遮る。
天然のシャワーが体に着いた土埃や血を洗い流す。
八幡「あっ、いっ・・・はぁ、生き・・てる・」
目を覚ました少年が最初に思ったのは、後悔と憎しみだった。痛みや苦しみが薪の如く燃え、自分を害する者たちに怒りを覚えた。
八幡「なん・・で俺が」
少年は不幸だった。
親から与えられる愛情は妹に全て与えられた。
家族愛なんてものは、少年の中から砕け散った。
与えられたのは兄貴としての責任。
八幡「なんで俺が、こんな」
寂しかった、心細かった。
親に何処かへ連れていってもらった思い出が無い。親に甘えた記憶も無い。
気づいた時には頼られる立場だった。
八幡「こんな、思いを」
少年は不幸だった。
関わる人のほとんどが自分を傷つける悪だった。
世界はこんなもんかと見切りをつけた。
八幡「こんな、思いをしなきゃならない!!」
だが、世界は許さなかった。
独りでいることを悪とし、集団に入れては拒絶する。1人になりたくなくて関わり、拒絶される。
八幡「おれは、幸せになりたかっただけなのに……」
そして限界を迎え、死のうとし
だが1度開いたパンドラの箱は閉じず、闇が溢れかえり。最後に残ったのは小さな自分。
死にたい、生きたい
死にたい、生きたい
死にたい、生きたい
死にたい、生きたい
死にたい、生きたい
死にたい、生きたい
死にたい、生きたい
死にたい、生きたい
死にたい、生きたい
死にたい、生きたい
死にたい、生きたい
死にたい、生きたい
死にたい、生きたい
死にたい、生きたい
死にたい、生きたい
死にたい、生きたい
死にたい、生きたい
死にたい、生きたい
死にたい、生きたい
死にたい、生きたい
死にたい、生きたい
死にたい、生きたい
死にたい、生きたい
死にたい、生きたい
ずっと矛盾を泣き叫んでいる。
辛く苦しいから死にたい。
愛情を、本物を得たいから生きたい。
なんて人間的思考なのだろか。
だが遅すぎた。奪われていく体温に思考、脱水に空腹、今生きているのが奇跡なようだった。
意識が朦朧とし、手足の感覚が段々と消えていく。目が霞み始めた、さっきまで聞こえていた雨音が聞こえなくなってくる。
八幡「あぁ、幸せになりたかった……」
最後に思ったことを吐き出すと、静かに眠るようにまぶたが落ちる。
幸せを望んだ少年はただ一人寂しくここに朽ち果てるのだろう。
バシャ
??「・・・・・・」
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??「・・・・・・・」
大淀「先程の少年は無事病院に運ばれました
白い服、肩や胸に掲げられる勲章の数々。
顔には今まで背負った苦労の分のシワが刻まれてる。
日本自衛海軍《少将》『米原双黒』
その目が写すのは先程まで少年か倒れていたゴミの山と
米原(・・・・この血の量だったら普通は、もうとっくにあの世行きだ。恐るべき身体能力か…
大淀「それで、どうするつもりですか?提督」
米原「ん?」
大淀「あの少年ですよ、まさか犬猫みたいに飼うなんて言いませんよね」
俺の今までの
米原「あぁ、俺の後継者にしようかな」
大淀「もう引退ですか?」
米原「馬鹿言え、俺は生涯現役だぞ」
そう言った彼の目には何が写っているのだろうか。この国の未来か、私達の平穏か、それとも反乱か。
米原「善は急げだ、急いで書類やらを準備するぞ」
大淀「かしこまりました、提督」
俺達は進む、暁の水平線に勝利を刻むまで。
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side.UK-2019年-S島K鎮守府《司令室》
リン「日本の鎮守府へ異動ですか……」
サム「あぁ、申し訳ないがリンドブルム大尉、上からの命令でな」
窓の外を見れば広大に広がる海が見える。
耳をすませば様々な音が聞こえる、波がザバザバと揺れる音、クレーン等の機械音、軍艦の汽笛、そして少し離れたところで演習をしている艦娘やKAN-SAN達の砲雷音が聞こえてくる。
ここはイギリスのアイリッシュ海に浮かぶとある島の鎮守府、日や深海棲艦等が侵略してこないように働いている。
ただまぁ、ここ2〜3年音沙汰無いのが不気味だが上の奴らはもう大丈夫だとたかをくくってる。
それが気に食わない俺はここに残りたいのだかそうも言ってられないようだ。
リン「(厄介払い…か)えぇ、分かりました。それで何時行くことになるのでしょう?」
心当たりは大量にあるが1番は妬みだろう。
そしてその原因は自分の年齢、すなわち"若すぎる”ことだ。挙げた功績は一騎当千の働きでも若すぎることが足を引っ張ってしまってる。
次に自分の家系も原因にあるのだろう、貴族ってのは本当にめんどくさい。
多分、この異動は島流しの意味も込めてるのだろう、……島から島国へ島流しって意味わかんねぇな。
日本は世界から見ても有数の激戦区、太平洋側からは深海棲艦等が日夜侵略し、日本海側は空気の読めないKやCが虎視眈々と領土を狙ってる状況だ。
そして送り出されるのは嫌われてる俺ですら悪名を聞いたことある人達が多い。
これはあれですね、背中に気をつけないと殺られるぞ☆ってことですかね。
相手の国に少し謝罪しながら自分の嫌われ具合に悲しんでいると更なる爆弾が落とされた。
サム「そして君には高校に通ってもらう」
ハァ?!
キャラクタープロフィール《俺ガイル開始時》
比企谷八幡︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎
誕生日8月8日
年齢・原作通り
階級・大尉
所属《日本防衛海軍》【第一合同千葉鎮守府】
設定
この物語の主人公の片割れ
誰よりも本物を追い求める探求者
中学のいじめで心が折れたルート
家族を信用も信頼もしていない
海軍少将、米原双黒に拾われ一生を得る
彼の元で自分の才能が開花、幾つもの戦果を打ち立てることに
ただ上下社会の厳しい海軍なので若いと理由で妬まれてる
初期艦は叢雲
ケッコンカッコカリ済×3
もし自殺未遂の時、米原双黒が来なければ深海棲艦側として人類種の天敵になるルートがあった
「最低限の働きで最大の戦果を」
リンドブルム・A(アグネス)・ハット
誕生日12月24日
年齢・16
階級・大尉
所属・《大英帝国海軍》
【S島K鎮守府】→【第一合同千葉鎮守府】
設定
この物語の主人公の片割れ
誰よりも自由を追い求める探求者
生まれながらの貴族だが、軍に従事してるせいでその実感があまり無い
自分の家族はあまり関心がない
12の頃に政治のゴタゴタと軍の人員確保の思惑が一致
そのまま一般兵として徴兵されるも、最初に参加した作戦でとんでもない戦果と功績を上げてしまう
一応飛び級で高校を卒業してることにしてたがもう一度高校生を体験する羽目に鳴った
その性格と指揮するKAN-SENが気に食わない人が多く妬まれてる
初期艦はベルファスト
ケッコン済×6
親戚に黒のシルクハットが似合う太っちょの紳士がいる
「攻撃戦はこっちの十八番だ!!」
用語集
艦娘とKAN-SEN
海を守るため戦う乙女達
ドロップや建造で仲間にできる
艦娘は艦隊コントールシステム略して【艦これ】
KAN-SENはアズールレーン、と制御システムが違うため同じ艦船でも扱うことが出来なかったり性格が違う
日本は艦これ、欧米はアズールレーンと適応するシステムに差がある
深海棲艦
海外ではセイレーンとも呼ばれる
人類の敵、海の八割以上を支配する
未だにわかってることは少ない
S島
アイリッシュ海に浮かぶとある島
古き良き蒸気機関車が主力として働いている
1番西側に鎮守府が置いてある
何故か鉄道員と鎮守府の一部を除き仲が悪い