鎮守府医務室
椛「大和さん。.....ごめんなさい、私が弱いせいで。」
海桜「椛さん.....。」
明石「今、高速修復材を点滴で注入してますが中々治りませんし、身体にも大きい傷を受けていて早くても数日はかかるかと。」
大淀「それまでは現在の幻想郷最大戦力クラスの一人が動かせないうえに、強者の間にも緊張がはしってますから今は均衡してますけどいつまで持つか。」
明石「にしても提督はあの状況で何で生きていたのでしょうか?最早体が
大淀「愛のなせる技ですかね。こんなときじゃなかったらもっと喜べるんですけど。」
そう、既に各所で厳戒態勢をとっており人里でも緊張が走っている。各勢力が洞窟という洞窟に張り付きもっとも有力であるであろう洞窟や海岸には艦娘を中心に配備されているが...いかんせん数が多くない。だからこそ配置できても精々二人くらい。だからこそ見つけても足止めか不可能ならば即撤退が義務付けられている。
大和の夢の中
大和「.....ここは......。」
??「ここはお前の夢の中だ。」
大和「!貴方は?」
桜花「俺か?俺は桜花!貴様の艤装の本体だ。」
大和「貴方が、」
桜花「まず1つ。お前はアホか?」
大和「は⁉」
桜花「あの状況でかばうのは悪手だろということがわからないわけ無いだろ。」
大和「グッ!」
桜花「それに、お前には刀があるんだから近接に持ち込めばよかっただろ。」
大和「グハッ!!」
桜花「銃器ばかりに頼った結果自分の本職で使ってた刀を忘れるとかどうかしてるぞ。」
大和「グッハッ!!!チーン」
桜花「あ、ダウンしやがった。まぁ、最後まで退かずに守り抜いた点と途中の反撃は評価しよう。」
大和「あ、ありがとう...ございます......。」ショボン
桜花「.....お前は何のために戦う?」
大和「?突然どうした?」
桜花「良いから質問に答えろ!」
大和「お、おう。...昔は里を守りたかったのが一番だったかな。」
桜花「...。」
大和「ただ、今はそれもあるけど、」
桜花「あるが?」
大和「幻想郷を守りたい。それと、俺の愛する人を守りたい。それが例え人間だろうと妖怪だろうと艦娘だろうと妖精だろうと関係ない。俺は幻想郷を守ると同時に俺の大切な人たちを守りたいんだ。」
桜花「そのためなら人間を捨てれるか?」
大和「もちろんだ。なんせ、幻想郷はすべてを受け入れる最後の楽園だぞ?もし俺が受け入れられなかったらそん時はどこかの山にでもこもるか大人しく捕まるかするさ。」
桜花「...もしそれで命を捨てることになってもか?」
大和「もとよりこの幻想郷の自警団に入る以上は命を捨てて守る覚悟が必要だ。それに、」
桜花「それに?」
大和「恥ずかしい話だが、椛達を守れるなら俺の命位くれてやるさ。」
桜花「...。」
大和「やっぱり恥ずかしいもんだな。」
桜花「...合格だ。」
大和「へ?」
桜花「お前に言ったんだよ。合格だって。」
大和「どういうことだ?状況が見えてこないんだが。」
桜花「お前とある奴に新しく力をやる。使いこなしてみせろ。」
大和「お、おう。」
桜花「分かったらさっさと起きろ!いつまで彼女泣かせるつもりだ!!」
大和「!わかった。すまんありがとう!」
桜花「...大和、お前はまだ強くなれる。何度も死にかけるかもしれない。だが、立ち上がれ。そして、幻想郷を。彼女たちを救ってみせろ。」
現実
鎮守府医務室
大和が目覚める少し前。
椛「.....!」(何これ、温かいものが一気に押し寄せてくる。これは、...大和さん?)
海桜「⁉明石さん!!」
明石「どうしたの⁉」
海桜「司令官が光って。」
明石「まさか。」
椛「大和さん!」
海風「!椛さん!椛さんも光って...」
明石「まさか、また。」
大和の夢の中
大和「起きろ!動け!いつまで椛を泣かせるつもりだ!動け俺の体!!」
??「手を貸そう。君は目覚めないといけない。そして、彼女を導いてやれ。」
大和「⁉」
椛「大和さん!!」
大和「椛⁉」
椛「大和さん!手を伸ばして!!」
大和「椛!!」
そして、二人の手がつながったその時
称号愛する二人を入手しました。駆逐戦艦桜花と防護戦艦椛の改装にはいります。
二人「「え?」」
現実
鎮守府医務室
海桜「光が収まって。」
椛「改防護航空戦艦椛。只今鎮守府に着任しました。」
大和「改駆逐航空戦艦桜花。鎮守府に着任した。」
海桜「二人共、航空戦艦になったんですか?」
大和「まぁ、厳密に言うと伊勢や日向と違って水上機や艦載機の運用はしないな。」
海桜「?どういうことですか?」
椛「まぁ、説明は難しいですからね。見てもらったほうが早いです。」
大和「そうだな。それじゃぁ、外に...っと。」ガクッ
椛「大和さん⁉」
明石「駄目ですよ!!いくら艤装が治っても体自体はボロボロなんですから!むしろなんで立てるんですか⁉」
大和「やはり無理か。それに、この左腕...なんとかつながってるだけだろう?」
全員「「「「「...。」」」」」
大和「やっぱりなぁ。椛、後は任せてもいいか?」
椛「...!もちろんです!!」
大和「...。」(俺の体は限界なのか?...だめだな弱気になっては。)
明石「...提督、お話が。」
大和「わかった...。」
少し後
鈴仙「こんにちわ。永遠亭からきました鈴仙です。」
大淀「お待ちしてました。こちらへどうぞ。」
鈴仙「失礼します。大和さん⁉」
大和「やぁ。久しぶりだなぁ鈴仙。この前の人里防衛戦ではうちの部下や人里の皆が世話になった。」
鈴仙「いえ、それよりどうしたんですかその怪我⁉」
大和「色々な。まぁそれは良いとして、今の鈴仙から見たときに俺の体は永琳に見てもらってから最短で何日後に治ると思うか?」
鈴仙「...パッと見た感じですと、いくらお師匠様が診ても全快までは一月はかかると思います。」
大和「一月......最低限歩けるようになるのは?」
鈴仙「う〜ん、個人差もあるでしょうが三日後位にはなんとか歩けると思いますよ。ただ、一切運動はできませんし、大分骨が折れているのでどうなるかはわかりませんね。」
大和「それでも三日か。」
鈴仙「...一つおそらくですが方法があります。」
大和「それは?」
鈴仙「それは...」
という感じで次回に繋げれるように終わってみました。これ最後は案外良い終わり方では?こんな感じで毎回終われたら良いんですけどねぇ。次回作をお楽しみに!