アオイ視点
数か月前にキヴォトスに赴任してきた先生。着任してから今まで様々な功績をあげ多くの生徒たちに慕われており、皆が素晴らしい人だと考えている。
果たして本当にそうなのだろうか?私は最近疑問に感じている。もちろん先生が今までどれだけ生徒の助けになっているか知らないわけではない。生徒に寄り添い、小さな悩みにだって付き合う。だがそれは表面的なものであると感じている。なぜならば先生は生徒の足を咥えたり生徒と同じベッドで寝たりするなど誠実な【大人】としてあるまじき行動をとっているからだ。いったいどんな事情があればそんなことをするのか…あったとしてもやってはいけないことだろうに…
まあ要するに私は先生が下心ありきで先生をやっているのだと疑っている。まだ【子ども】である生徒たちを搾取する鬼畜ではないかと。その蛮行を私は止めなければいけない。
えっ?本人たちが良ければなんだっていいだろって?確かにそれはその通りである。愛の形は生徒の数だけあるのだ。外野の私が口出しすることではない。しかし!私が何故ここまで反発しているのかというと、先生には特異現象を利用して生徒をたぶらかしている疑惑があるからだ。まだ証拠はない。が、状況を鑑みれば先生は生徒に対して何らかの精神操作系の特異品を用いて洗脳していることは明らかだ。ほんの数か月、月に数度しか会わないのにあんなことするわけないだろ!
よって私はこれから先生の身辺を調査し、*1特異品の押収をするつもりだ。本当はカンナさんにも協力を仰ごうとしたのだが、彼女はすでの先生の魔の手がかかってしまっていた。かわいそうに。その他の生徒も先生の洗脳下にある可能性がある。そのため私はこの困難な任務を1人で遂行しなければならない。だが諦めてはならない。今回の特異現象の影響力は今まで最大である。ここで先生を止めなくてはいずれ全生徒が影響を受けてしまうだろう。
先生観察1日目
ユウカ先輩がシャーレに訪れた。
そういえばユウカ先輩は先生がキヴォトスに来たその日に会ったと言っていた。ならば洗脳の度合いも相当に高いだろう。今度会う時は注意せねば。
先生観察2日目
特筆すべき事項なし。
先生観察3日目
トリニティの羽川ハスミがシャーレに訪れた。
ふむ。トリニティの武力組織の副委員長まで手籠めにしているか。
先生観察4日目
最悪だ。ネルぱいせんが…ぱいせんのあんな顔見たくなかった。
先生観察5日目
私は茂みに隠れて先生の様子をうかがう。
今日は当番の生徒は来ないのか?毎日毎日とっかえひっかえしていると聞いていたのだが…
「ねぇ。」
「ひぃっ」
背後から突然声をかけられる。後ろを振り向くと禍々しいオーラを立ち昇らせたヒナ風紀委員長がいた。
「あなたこんなところで何をしているの?」
…逃げるか?いやゲヘナ最強とうたわれる人相手になんて無理だ。正直に事情を話すのも論外。どうすればいい?
「ねえ。聞いてるの?最近先生が視線を感じるっていうから探してたらあなたがみつかったんだけど。もしかしてあなた、先生のストーカー?」
…誰が洗脳犯なんかストーカーするか!…困った。こうなってはもう誤魔化しもできまい。このまま先生の元へ連れられてしまう。洗脳が効かないとバレたらどうされるんだろう。閉じ込められる?研究される?どのみちろくな目に合わないだろう。ああもう煮るなり焼くなりすきにしてくれ。
「…もういいわ。とりあえず先生の所に連れてくから。」
私は先生の元へ引きずられていった。
結構テンポ重視で書いていますがどうですか?
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もっとテンポ早くして
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このくらいのテンポでいい
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もっと丁寧に描写してほしい