究極兵藤くんD×D   作:最後の春巻き(チーズ入り)

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物書きのリハビリの時間です。
ただっ、無心で書くのみ!







究極の赤龍帝 IN 旧校舎のでぃあぼろす

 

 駒王には一人の異常者がいる。

 

 名を兵藤一誠。

 特盛絶壁貴賤無しの全方位おっぱい大魔神。視姦痴漢盗撮全載せセクハラパパラッチ。女体観測機構エロスカウターDX……などなど様々な異名で呼ばれているピッチピチの青(性)少年である。

 異名から見て分かる通り、彼は変態だ。常軌を逸した(正気も逸した)極まりきった変態だ。

 神は彼の上に人(変態)を作らず、また彼の後に続ける業の者(変態)はいない。

 まさに究極の一(ORT「訴訟も辞さない」)。君は完璧で究極の愚息とは良く言ったものである(推しの子の片割れ「お前を殺す」)。

 

 神をも恐れぬ知恵の実バクバク男である彼は普通ではない。

 性格とか性質の問題ではなく。正しい意味で人として異常なのである。

 

 神器(セイクリッドギア)と呼ばれるものがある。

 人間にだけ宿る超常の力。聖書の神が人間に与えた人外に対抗するための力である。

 その神器には十三種の神滅具(ロンギヌス)と呼ばれるとんでもねぇ代物があった。

 神の意思を宿す槍を始め、不可侵の霧の結界、無尽蔵に魔獣を生み出す力。……使い方次第で神をも討ち滅ぼす強大な力を持った神器。

 その中の一つに龍の意思を宿した神器があった。

 

 赤龍帝。

 

 ブリテンの守護龍、ア・ドライグ・ゴッホ。

 彼の有名なイギリスの大英雄アーサー・ペンドラゴンの物語にも登場する伝説の龍である。

 かつて世界中で暴れ周り、ライバルである白龍皇と幾度とぶつかり合い、その果てにとある神話勢力によって神器に封印された。

 

 兵藤一誠は、偉大なる赤き龍の帝王が封印された神器を宿して生まれてきた。

 赤き龍は戸惑った。生まれたばかりの赤子が、未だ自我の宿らぬ小さな命が、己の住まう精神世界に入ってきたからである。

 本来、神器というものは身体が出来上がっていない子供には……間違っても赤子の身で発現することはない。

 そんな力のない赤子が、龍である己に認められる事もなく存在を知覚し、己に手を伸ばしきゃらきゃらと笑って見せたのである。

 

 龍はその赤子をいたく気に入った。

 生まれた瞬間から神器に目覚めるなど前代未聞。異常極まりない事態である。

 神器に愛された。……否、この俺を使うためだけに生まれたかのような規格外。

 

 面白い。

 

 意思を宿した神器は眠っている間だけ宿主を己の精神世界に引きずり込む事ができる。……しかし、ここでも兵藤一誠の神器適正の高さが異常を作り出した。

 龍の住まう精神世界は現実世界との時間の流れが異常に遅かった。

 外の世界の約数百倍。単純計算で一秒が百秒に一分が百分に一日が百日になる。

 その膨大な時間を使って赤子に……兵藤一誠という此度の若き赤龍帝に己の全てを授けた。

 

 龍は赤子に知識を授けた。

 

 己が知る限りの魔法の知識を。長い年月を生きる龍種の知恵を求められるがままに与え続けた。

 

 龍は赤子に強靭な肉体を授けた。

 

 普通は精神空間でいくら身体を鍛えようと外の世界に影響を与えることはない。

 だが、それがどうした。我が愛しき相棒には誰にも負けぬ強さを与えねばならぬのだ。

 赤龍帝が持つ力。

 時間さえあれば再現なく力を増していく『倍加』の力。

 自身が封印される前に使っていた『透化』の力。

 二つの力を組み合わせ。精神空間が耐えきれぬほどに力を高め、そのまま現実との境目を透化させて相棒の身体に経験が反映されるようにした。……己の持つ龍の因子をたっぷりと注ぎ込みながら。

 

 龍の因子は劇薬だ。

 ましてや因子の持ち主は伝説にも謳われた最強の龍だ。

 普通の神器使いではこんな真似は逆立ちしたとしても、たとえ奇跡が何度も起ころうとも出来やしない。

 赤龍帝に異常な適正を持つ兵藤一誠だからこそ出来る肉体改造。

 

 赤龍帝の激重感情を一身に受けて育った兵藤一誠は、結果としてとんでもねぇ化け物になった。

 

 最上級の人外であっても真っ向から捩じ伏せられる神話の馬鹿力。龍直伝の龍気による戦闘技術。長い年月で培われた魔法の数々。

 それら基本性能に加えて、龍が持つ倍加と透化の力。

 

 更に複数の切り札と奥の手。

 

 基本性能だけでも下手な神を確殺できる真性の化け物。人の姿をしているだけの龍。

 龍の我が儘で、人でありながら人を超えてしまった龍人とかいう超越者が爆誕したのである。

 

 余りにも龍に気に入られ過ぎて神器の適正をも利用して、来世も来々世も予約済みとか言ってる時点で、ヤンデレ通り過ぎて暗黒である。これはヤバい。

 二天龍の因縁とかもうどうでもいいわ。相棒と一緒なのが重要だろJK。……ライバルである白い龍は泣いていい。

 執着されている兵藤一誠自身も龍に対して激重感情を持っていたりするので、ある意味バランスが取れているのかもしれない。

 

兵藤某「ドライグってオスだよな?」

赤龍帝「せやなー」

兵藤某「……神器って想いの強さに応えるでおk?」

赤龍帝「せやなー」

兵藤某「……ドライグをメスにできねぇか試すわ(迫真)」

赤龍帝「あいぼぉ(ポッ」 

 

 気持ち悪いよこのコンビ。

 それはそうと赤龍帝さんが謎に光源氏を大成功させてるのが笑えますね。

 そんなこんなで兵藤一誠が倍加の力を極限まで高めて概念? 的な何かに干渉したせいで本作(メタ発言)の赤龍帝ドライグさんの性別はメスである。

 兵藤一誠の願望がクソ程盛られたのか。赤髪ツインテールのロリ巨乳で俺口調の龍属性美幼女とかいう性癖の破壊者にして、属性力の化物が誕生したのである。つまり相棒にして嫁なのである。これには色々と事情を知ってる兵藤さん家のご両親もにっこり、孫の顔を見るのも早いぞ。……いや、わけがわからないよ。

 

 さて、始まったばかりにも関わらず、いきなりクライマックスで廃スペックな彼であるが、意外にも普通?に日常を謳歌していた。

 精神で時の部屋に籠って相棒の龍と修行したりイチャ突きに突きまくっている(誤字にあらず)傍ら、人間らしく学生生活とやらを堪能していた。

 

 私立駒王学園。

 

 近年共学化した元女子高。

 そのためか、男女比率が女子側に傾いている駒王一の名門校である。

 女子のレベルが非常に高いことでも有名で、必然的に野郎共は女目当てで無駄に高い偏差値を性欲の力で乗り越えて入学してくる。

 無論、容姿が整っている面々が揃っているだけあって警戒心も高く。共学化した後でカップルが成立した事例はあまりにも少ない。……性欲の力で入学した野郎共が溢れる下心を隠せる筈もない。哀れ冷たい視線を頂戴し、男子は男子で固まる事でしか生き残ることはできないのである。あぁ、諸行無常。

 そんな駒王学園に兵藤一誠は通っている。

 

 理由? 家から近かった。……というのは勿論建前である。

 赤子の頃から龍の因子で育てられた兵藤一誠は、思春期を迎えた瞬間、それはそれはもう馬鹿みてぇな性欲お化けへと覚醒した。

 それこそ概念をねじ曲げてメスになった龍一匹では受け止められない程、凄まじき性戦士であった。

 無限を嗤い、夢幻を憂う。……無尽蔵に溢れる欲望。無限装弾・神滅具・破砕砲(ロンギヌス・スマッシャー・メトラジェッタ)の前では、たとえ二天龍の一角である龍でも耐えることは出来なかったのである(せきりゅーてー「お゛ぉ゛っ゛ん゛」)。

 

せきりゅーてー「このままだと逝く。確実に逝く。ごめん相棒、もうちょっと加減とか考えてお願い。俺、死んじゃう」

兵藤某「無理無理の無理。欲望が高まるぅ! 溢れるぅ!……大人しく受け止めてどうぞ」

せきりゅーてー「ヒェッ、このまんまだと快感で頭ぐちゃぐちゃにされて、おかしくなりゅ!……あ! 良いこと思い付いた!」

兵藤某「聞くわ」

せきりゅーてー「時代はハーレム系ラノベだよ! 相棒ぉ!」

兵藤某「ほーん?」

せきりゅーてー「世はまさに大乱○時代っ!」

兵藤某「ヤるわ。……そんなわけで景気付けに1000発だ!」

せきりゅーてー「ひぃん」

 

 なんて、クソ間抜けなやり取りの末、兵藤一誠は駒王学園の門を潜ったのである。

 目的は言わずもがな。勉学なんぞどうでもいい。ただ溢れる欲望のままに食らうために入学したのだ。

 さて、一般人の中に龍の(過度な)寵愛を受けし規格外なケダモノを解き放つとどうなるのか?

 今年で高校二年生となる彼が、入学から僅か一年でやらかした事件を上げてみるとしよう。

 

 女子更衣室正面突破ムゲンイヤン。

 読んで字のごとく。真っ正面から女子更衣室の扉を開け放ち堂々と侵入した事件。

 部屋全体が見渡せる丁度良い位置に校長室からパクってきた高級なソファーをセットし腰掛け、頬杖をつきながら「??? どうした? 続けたまえ」と言い放ち、絵画でも嗜む紳士の様に真剣な眼差しで紅茶を片手に鑑賞した事件である。

 その日はプールの授業だったため、あられもない姿を晒していた女子も多くいた。

 余りに堂々と侵入されたせいで衝撃のあまり無防備な姿で暫く固まってしまったとは、その時の被害者である女子一同の言葉だ。

 一周回って現実ではないのかもしれないとその場にいる全ての女子に思われて、結局何の処罰も受けずに最後の最後まで鑑賞を続けていたというのだからとんでもねぇ事である。

 ちなみに同時刻。たまたま更衣室の外でノゾキが行われようとしていたそうが、ソファーが邪魔で何も見えなかったそうである。

 

 駒王学園マスコット餌付け拉致事件。

 駒王学園の一年生である搭城子猫が高級和菓子に釣られてそのままお持ち帰りされた事件である。

 詳細は謎に包まれているが噂の中心人物である搭城一年に話を聞こうとすると顔を真っ赤にして机に突っ伏し、何かを抑えるように身悶えるため、かなりいかがわしいナニかがあったのは確定的に明らかである。

 そんな彼女の様子を見たファンである者達が兵藤一誠に対して闇討ちを仕掛けたそうだが、何一つ手傷を負わせることもできず、返り討ちにされたらしい。

 男子は尊厳破壊(全裸亀甲縛りでケツに大根が突き刺さった状態で「ご自由にお使いください」の看板と共にゲイバーの前に放置)。

 女子は彼の趣味の餌食になったとかなんとか(一見すると表面上は無事だが兵藤一誠を前にするとアヘ顔一歩手前で発情する身体にされてしまった)

 

 学園の王子メス落ち事件。

 女子からの人気が高い貴公子然とした木場佑斗氏が、兵藤一誠の手によってメス落ちした事件である。

 被害に遭った木場佑斗氏は、今ではすっかり女の子である。たっぷりと一年あまりの時間を掛けてゆっくりと落とされていった彼。

 徐々に女らしくなっていく姿に性癖を破壊された者は数知れず。

 当然と言えば当然なのか、告白する男子もいたのだが「ぼ、ボクは一誠君の事が……」の台詞で無事脳破壊された。

 ちなみに龍にやったように、まだ完全にはメス化していないため、学園の扱い的には男子生徒である。……第三の性別木場ちゃんの存在に震えろ(性癖がねじ曲がる音)。

 

 こんな男だったらそれはそれはもう蛇蝎の如く嫌われていると思うだろう。

 しかし、兵藤一誠はその所業に反して意外にも嫌われていなかった。むしろ逆、無駄にモテる。

 龍が馬鹿みてぇに拘って育て上げたのだ。当然ながら容姿も人外級である。

 長い年月を生きる龍が見てきた、古今東西のあらゆる絶世の美女や美男子。龍の因子にそれら美人の要素まで付け加えて注ぎ込みまくった結果、傾国級のドチャシコ美人の爆誕である(せきりゅーてー「我ながら良い仕事した」)。

 容姿だけではなく、欲望からの奇行を除けば、基本的に男女の隔てなく優しく、物腰柔らかいため人気者アホみてぇに高い。

 勉学も龍の教育で完璧。身体能力も語るに及ばず。

 誰も止められない止められるわけがない、マジヤバな存在なのである。

 

 欠点どこぉ? 此処ぉ?

 強いて言えば性欲魔神で超我が儘であるくらいである。

 龍の因子の影響で基本傲慢で傍若無人さんだから仕方ないね。

 

 何かもう既に色々と大崩壊している気がしないでもないが、これから始まるのは彼、兵藤一誠が欲望のままに大変で変態的に全てを蹂躙する物語である。

 いくら適正が高かったからといって、好き勝手ヤりまくった(今はヤられまくっている)赤龍帝とかいうマダオ(マジでダメな女の略)が全部悪いから仕方ないね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 兵藤一誠は龍の化身である。

 幼い頃から赤い龍の帝王と共に育ち、今日に至るまで丹念に鍛え上げられてきた。

 神滅具『赤龍帝の心核(ブーステッド・コア)』。……元々は『赤龍帝の籠手(ブーステッド・ギア)』と呼ばれるお手々に装備する形の武具だったが、長い鍛練と所有者である兵藤一誠の超強いクソデカ感情によって今の形に落ち着いた。

 大好きな相棒に心臓(ハート)をあげたかった(物理)だけである。

 代わりにドライグからは赤龍帝の心臓をねじ込まれたので等価交換成立です。両想いって素晴らしいね。……ちなみにドライグがメス化する前の出来事です。本当に気持ち悪いよこのコンビ。

 

 『赤龍帝の心核』は往来の『赤龍帝の籠手』とは比較にならない強力な神器である。

 生物の急所であり力の源である心臓を核としているのだ。籠手とかいう外付けパーツとは訳が違う。

 龍の心臓は巨大な魔力炉心である。一呼吸するだけで、普通の魔術使いが一生を掛けて捻出する魔力を生産し、その質はも他種族の追随を許さない高純度だ。

 生成される膨大な魔力はただそれだけで巨大な圧力となって、他者を威圧する。

 

「ねぇねぇ、ドライグさんや」

『何だい相棒くん』

「これ、堕天使やんね」

『そうだねー堕天使だねー見た感じ中級程度の力はありそうだねー』

「何か下手くそな演技で近付いてきたけど、あれかね。……何時ものアレでおーけー?」

『そだねー堕天使の神器所有者狩りだねー』

「強力な神器の反応だ! アレが神器の所有者か! よし、死ねぇ! ってするアレかぁ……毎回思うけど堕天使さん頭にプッチンプリンでも詰まってるの?」

『そんな事言ったらダメだぞ相棒、プッチンプリンに謝るんだ』

「あ、プリン好物だったね。ごめんちょ。……じゃあ、頭海綿体の堕天使界隈さんはどーして人間不必要にコロコロするん? IQつよつよのいっせーくんでも全然分からんのよね」

『人外は大なり小なり人間を下に見てるからなーどんなに取り繕ってても、いくら減らしても生えてくる便利な存在くらいの認識だと思うぞー』

「ほーん?……つまりあれか、人間界って花畑の中に堕天使を脅かす毒を持った植物が生まれたのが危険だから、自分達の驚異になる前に抜くか枯らしてしまおうって事か」

『大体合ってる。さっすが相棒は賢いねぇー』

「おーあんがとなー……んで、いつまで狸寝入りしてんの?」

「っ!?」

 

 足元で踞る烏のような黒い翼を持った女を見下ろす。

 可哀想に血の気の引いた真っ青な絶望顔で、上目遣いにこちらの様子を伺っている。

 端から見たら完全にアウトな光景。即通報されて国家権力のお世話になるのは間違いない。

 だが安心してほしい。何やかんやで人払いの結界とかいう超ご都合主義を貼ってるから、ナニをしても問題ないのである。

 さて、何がどうしてこうなったのか、簡単にこれまでの経緯を説明しよう……。

 

兵藤某「学校たのちぃ、たのちぃ、たのちぃ」

生徒一同「加減してよね、はわわわ」

兵藤某「知るかそんなもの! おら! 今日の奇行を食らえっ!」

女子生徒「あっ、あっ、あっ(常識が壊される音)」

男子生徒「おっ、おっ、おっ(性癖の壊れる音)」

せきりゅーてー「こいつはひでぇや」

兵藤某「言ったな? 今晩は寝かせねぇぞニチャァ(はぁと)」

せきりゅーてー「ひぃん(学ばないメス)」

 

 間違えた。

 

堕天使「私と契約して恋人になってよ!」

兵藤某「おかのした……おん? ペロッこれは堕天使の味!」

堕天使「ふぁっ!? 秒でバレるやんけ! 人間ごときにこの至高なる堕天使レイナーレ様の隠蔽が見抜かれる!? 何という侮辱! ゆ゛る゛さ゛ん゛コ゛ロ゛助゛ぇ゛!」

兵藤某「あ、魔力増やしておきますね(龍の波動コミコミクソデカ魔力大解放)」

堕天使「あふん(魔力の圧力で頭から地面に突き刺さる)」

兵藤某「えぇ(犬神家してるレイナーレを見て困惑)」

せきりゅーてー「お腹空いたー(プリン食べたい)」

 

 大体こんな感じ。

 

「コロサナイデコロサナイデ」プルプルワタシワルイダテンシジャナイヨ

「最近の堕天使ってこんな鳴き声なんだ」

『蟻と思って踏んだら産地直送の神話生物だった感じ』

「イグ・ナ。イグ・ナ。トゥフルトゥクンガ!」

『我が手に白銀の鍵あり。虚無より顕れ、その指先で触れたもう。我が父なる神よ。我、その真髄を宿す写し身とならん。薔薇の眠りを超え、いざ窮極の門へと至らん!』

「『光殻湛えし虚樹(クリフォー・ライゾォム)』!」

 

 ビシッバシッグッグからの無言でぐーたっちである。アビー可愛いよねアビー。

 

「それはそうと、どう料理してやろうかね」

「ピィッ!? タベナイデェワタシオイシクナイヨォ」

『下手に見逃したら堕天使の総督まで話行くだろうから面倒なことになるぞ?』

「堕天使の総督?……誰よその男!」

『万年厨二病で神器マニアのワイルド系(笑)だ』

「草」

「あ、アザゼル様を悪く言うな!」

「おん?」

『ん?』

「アッスゥー……ナンデモゴザイマセンユルシテクダサイオネガイシマス」

「何か噛み付いてきたと思ったら即座に土下座の体勢になったんだが……」

『さてはこいつ叩けば叩くほど面白い反応するやつだな?』

「ワタシハイシコロワタシハイシコロナンデスムガイナイシコロナンデス」

「おぉ、今度は頭を抱えながら翼で全身を隠そうとしてるぞ?……全然隠れてないけど」

『これがカリスマガードか』

「ウー! ウー!」

 

 はい、そんなわけで。

 

「ちゃんと面倒見るのから飼って良い?」

「アッアッ」((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

「息子が朝の散歩から帰ってきたと思ったら、翼が生えた女の子を飼うとか言ってきたんだが? え、これ現実?」

「……生き物を飼うのは命を預かるということよ? ちゃんと最後まで責任持てるの?」

「菫さん? もっと他に気にするところあるよ? ねぇ聞いてる?」

「インコ飼うのと同じでしょう? 何か羽あるし」

「いや、人ぉ! 多分種族とかは違うけどその女の子は人の類ぃ! 流しちゃダメなやつぅ!」

「ドライグちゃんを許嫁として迎えた時と一緒よ。今回はペット枠なだけで」

「ペット枠なだけで!?」

 

 スゲーパワーワードを聞いた。我が妻ながらド天然が過ぎる。……え、まさかだけどこの家でまともなのは俺一人? 嘘だッッッ!!!

 兵藤家の大黒柱、兵藤勇魂の叫びである。

 

「ごほんっ、取り敢えず詳しく、まずは詳しく話してくれ頼む」

「ダディ細けぇ」

『器小せぇ』

「君らが大雑把過ぎるだけだよ! いいから話して!」

「かくかくしかじか」

『シカクイムーブ』

「成る程……ってならないからぁ! めんどくさがらずちゃんと説明しなさい!」

「……」

『……』

「めっちゃ嫌そう!?」

 

 (渋々)説明なう。

 

「成る程、ワイルド(笑)厨二病をトップにしている堕天使って存在がいて、襲われたのを返り討ちにしたと」

「いえーす」

「で、思ったよりも面白そうな人材だったからおっ持ち帰りぃ! しちゃったと」

『ちなみに俺一人だと相棒の51cm三連装砲を受け止めきれないから、頭数を増やしたかったのもある』

「あらまぁお盛んね」

「息子の下事情なんて聞きとうなかった!」

「息子の息子の話だから実質孫の話だぞ? 喜べよダディ」

「お前、暫く、小遣い、禁止」

「あ、マミーから貰うので痛くも痒くもないです」

「なお、小遣いは勇さんの通帳から拝借するものとする」

「菫さん!?」

「うん? 文句あるの?(ハイライトオフゥー)」

「ヒェッ仕事行ってきます!(三十六計)」

「今日日曜やで……ダディめ、休日出勤とはやりおる」

『社会の歯車だから仕方ないね』

 

 更に言えば家庭内ヒエラルキー低いから仕方ないね。

 さぁ家族のために馬車馬の如く働くのだ。

 

「帰ってきたら肩でも揉んでやろ」

『手伝うぜ相棒!』

「今晩は勇さんの好きなハンバーグにしてあげましょう♪」

 

 まぁちゃんと愛されているみたいなので、実質プラマイゼロである。

 

「あ、その堕天使さん飼うのは良いけどちゃんと躾するのよ?」

「任せろマイマザー」

『俺の安寧のためにもな!』

「ウワァァァァァハナセェェェェェ!!──」(←色々と察した)

 

──イワァァァァァァァァァァク!!

 

 不死鳥に燃やされた凡骨みてぇな鳴き声すんな、この駄天使。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 拝啓、アザゼル様。シェムハザ様。

 お元気でしょうか? 私は元気です。恐らく、きっと、多分でメイビーな感じで元気だと思います。思わせてください。

 この度は私、中級堕天使レイナーレ以下三名を堕天使陣営から除名頂きたく思い、お手紙を出させて頂きました。

 現在、私はごしゅ……赤龍帝様の元ででっかい文鳥くらいの扱いで日々を楽しく過ごしています。

 ごしゅ……赤龍帝様は大変お強く、ほぼ確実に神話の主神クラスをコロコロ出来るくらい強いのでどうかご不興を買わないようお気をつけください。

 私は部下ではなくなりますが、堕天使陣営の益々の発展を願っております。

 

 

 

 PS.以前宴会の席で「どうだぁ! 俺の波動砲でけぇだろ! ブハハハ!」と、全裸で女堕天使にセクハラしていましたが、波動砲を名乗るのは烏滸がましいと思います。ごしゅ……ご主人様のネオアームストロングサイクロンジェットアームストロングウルトラマグナムセクシーセクシーグラマラス砲の前では爪楊枝以下です。身の程を知るべきです。

 

 

 

 VS.ここからはご主人から白龍皇宛の伝言になります。

 

 い つ か ぶ ち 犯 す

 

 必ずヤり遂げるつもりだそうです。良かったですね。

 

 

 

 

 

 

 

副総督「……」プルプル

総督「……」

白龍皇「……」

副総督「……っ!……っ!」バンバン

総督「随分と楽しそうだなぁ! シェムハザくんよぉ!」

副総督「何ですか全裸爪楊枝総督?……ぷっ、くふっあはははは!」

総督「笑うんじゃねぇよ! 堕天使きってのビッグマグナムの俺が爪楊枝だぁ!? 何だよネオアームストロングサイクロンジェットアームストロングウルトラマグナムセクシーセクシーグラマラス砲って!? 赤龍帝のブツはどんだけでけぇんだよ!?」

副総督「少なくともアザゼルよりはデカいでしょうねー」

総督「へっ、お、大きければ良いってもんじゃねぇし?(震え声)」

副総督「自称百戦錬磨で女百人切りですからねーはいはい、凄い凄い」

総督「おい、一応俺総督だぞ、副総督」

副総督「立場しか誇るものないのか、これだから影でアザゼルって言われるんですよ」

総督「え、もしかしなくても俺の扱いってかなり悪い?」

副総督「……」

総督「……」

副総督「ピピッあ、定時なんで帰りますね」

総督「待ってくれ、せめて答えt……は? 問答無用で帰りやがったぞ、あの野郎。……おのれシェムハザめ、減給してやるっ!」

白龍皇「……アザゼル」

総督「あ? どうしたヴァーリ?」

白龍帝「赤龍帝は手紙で俺の事を犯すと言っていたが」

総督「あーそんなもん比喩だろ比喩! 二天龍としてお前の強さすらも犯し尽くしてやるとかそんな感じだろ! 気にすんなって」

白龍皇「ネオアームストロングサイクロンジェットアームストロングウルトラマグナムセクシーセクシーグラマラス砲か……(ぽっ」

総督「おい、何で赤くなってんだ?」

白龍皇「そんなものを受け入れたとして、俺の身体は持つんだろうか……」

総督「ヴァーリ!?」

白龍皇「アルビオン アルビオン。……顔が熱い、胸が痛いんだ。こんなんじゃ赤龍帝とまともに目も合わせられない。……俺は、俺はどうすれば良いんだ」

グウィバー『ヴヴヴヴヴァーリィ!?……ぐっ、くぅ……おのれドライグっ! 貴様宿主にどんな教育してるんだ!』

 

  残念だけど、歴代の赤龍帝の中でも最強かつ大変な変態やで。対面するまでの束の間の平和を精々楽しめ。

 

 堕天使陣営が阿鼻叫喚の騒ぎとなっている一方。再び戻って兵藤家。

 

「あ、そう言えばご主人様」

「何ですかい?」

「神器持ちの純真無垢な金髪低身長シスターとか興味あります?」

「……ふむ、詳しく聞こうか」

『流石相棒、女の話には無駄に敏感だな』

 

 聞く姿勢がしっかりしてますね。

 

「ほーん? 教会から追放された系シスターさんねー?」

「『聖母の慈愛(トワイライト・ヒーリング)』人間や天使。……悪魔や堕天使すらも癒す強力な回復効果を持った神器ですね」

『『聖母の慈愛』か、俺も何度か見たことがあるぞ。中には禁手に至って不死鳥すらも超える再生能力で白兵戦最強の使い手もいたな。……確か名前はアレクサンド某』

「貴様は藁のように死ぬのだぁ!」

『そういえば、ルーマニアの吸血鬼には馬鹿みてぇに強いライバルもいたなーいやー懐かしい懐かしい』

 

 ドイツに最期の大隊とかいう特殊部隊がいたらもう完璧だな。地獄が歌い出すわ。

 

「んで、そのシスターさんはいつ来るん?」

「今日ですね」

「??? 報連相をご存じでない?」

「昨日の夜まで「ぶっ飛べ駄天使ぃ! 『赤龍帝の贈物(ブーステッド・コア・ギフト)』ォ! 100倍だぁ!」ってされてた私がそんな事出来ると? 意識飛びまくってましたよ?」

『100倍くらいで情けない』

「五月蝿いですよ10倍トカゲ」

『は? 俺の最高記録は10000倍なんだが? つよつよなんだが?』

「実際は5倍くらいからぶっ壊れて快楽を貪るだけの卑しいドラゴンになるので、100倍近くまで正気を保とうとしていたレイナーレの方がつよつよだったりする」

『相棒の手酷い裏切りで赤龍帝ハートが致命傷なんだが?』

「後で慰めてやるよ」

『あいぼぉー(はぁと)』

「このやり取り前もしてません?」

 

 多分同じやり取り後三回くらい繰り返すね。間違いない。

 

「こほんっ話を戻しますね。……先ほどお伝えした通り、シスターが本日駒王町にやって来ますので、ミッテルトとカラワーナを迎えに行かせましたので、ご安心ください」

「おー仕事出来る女は嫌いじゃねぇぜ」

「伊達にメイド服着させられてませんよ」

「思い付きでトリプル駄天使メイドとかやらせてみたけど、意外と形になったな。……今夜のご奉仕が楽しみですねぇ」

「三人で負けるわけがないでしょう!」

『負けるんだよなー』

「関係ない面してるけど、ドラゴンメイドも追加やで」

『わりぃ、俺死んだ』

 

 遊戯王界隈もとんでもねぇシリーズを生み出したもんだ。ラドリーすこ。

 

「はーい、ミッテルトちゃんが戻ったっすよー」

「あなた様のカラワーナが只今帰還致しましたわ☆」

「はわわ」

 

 駄天使メイドの二人が連れてきたのは金髪にエメラルドの瞳を持った見目麗しい少女である。

 

「ほらアーシア自己紹介っすよ!」

「あ、アーシア・アルジェントです! 宜しくお願いします一誠さん!」

「邪な心が浄化されていく気がする。……あっ、そんなでもなかったわ、めっちゃムラムラする」

 

 戸惑いながらも好奇心一杯の溌剌とした笑顔である。

 アーシアの笑顔に脳を焼かれたことで、兵藤一誠の頭に浮かび上がる存在しない記憶。 

 

兵藤某「全速☆前進DAァ!」

聖女「ニーソマン! ニーソマァァァン!」

兵藤某「みゆきぃ(みゆきじゃない)! お前が俺の光だぁ!」

聖女「さすおにでございます、おニーソマン!」

 

 金髪シスター(妹)とのめくるめく薔薇色の十数年が兵藤一誠の頭の中で縦横無尽にファフニールする。

 

『相棒?』

「………」ッー

『相棒!?』

「そうか、アーシア。どうやら俺は君のお兄様だったようだ」

「!?」

 

 そんなわけがない。初対面である。頭沸いてるのかニーソマン。

 

「そんなっ、一誠さんが私のお兄様!?」

「いえーすマイシスター(いけぼ)」

「嬉しいです! 私、ずっと家族が欲しかったんです! お兄様!」

「お前も家族だ!(抱き締めーの)」

「お兄様!(抱きつくーの)」

 

 嫁ぎーの(妹系ハーレム要員ゲットだぜ!)。

 あまりにも簡単に信じられちゃったので、かるーく心配になると兵藤お兄様(兄を名乗る不審者)は思いました。

 詐欺には気を付けるんだぞ、妹ちゃん!(妹ではない)

 

『ちなみに俺はお姉様で頼む』

「お兄様から女の子の声が!?」

「紹介しよう、俺の相棒で嫁のドライグだ」

『ふっふっふっ、我こそは十三種の神滅具が一つ! 『赤龍帝の心核』に宿りし、兵藤一誠の相棒兼嫁ぇ! 赤龍帝のア・ドライグ・ゴッホである! えらいぞー! かっこいいぞー!』

「はわわ! お兄様があの赤龍帝で! 赤龍帝はお兄様のお嫁さんだから私のお姉様で……はわ、はわわ?」

「処理落ちしてるアーシア可愛い」

「きゅー(お目々ぐるぐる)」

『お手本のように見事な気の失い方だな』

「ヨシッ! 今だドライグ! アーシアの耳元で催眠ヴォイスだ!」

『一誠はアーシアのお兄様俺はアーシアのお姉様一誠はアーシアのお兄様俺はアーシアのお姉様一誠はアーシアのお兄様俺はアーシアのお姉様一誠はアーシアのお兄様俺はアーシアのお姉様一誠はアーシアのお兄様俺はアーシアのお姉様一誠はアーシアのお兄様俺はアーシアのお姉様一誠はアーシアのお兄様俺はアーシアのお姉様一誠はアーシアのお兄様俺はアーシアのお姉様一誠はアーシアのお兄様俺はアーシアのお姉様一誠はアーシアのお兄様俺はアーシアのお姉様……etc.』

「イイ感じに刷り込み出来てきたら……『赤龍帝の贈り物』で増幅っと」

『これで少なくともアーシアの中では俺と相棒は兄と姉だ』

「無事に可愛い妹が出来て大満足である」

『無事に負担が減りそうで大安心である』

「増えたら足すだけやから……今晩はさっきのドラゴンメイドにお姉様風で割り増しするね」

『忘 れ て な か っ た し む し ろ あ っ か し た ぴえん』

 

 あーなんてことだ~♪ 些細な過ちだ~♪

 

「いやいや、アーシアとご主人様って初対m」

「シッ!……分かっていても黙っているのが出来るメイドの条件よミッテルト。ご主人は金髪清純派の聖女系シスター(妹)をご所望なの。……後は分かるわね?」

「義妹との禁手(バランスブレイク)ってわけっすね!」

「もっと言うならアーシアの『聖母の慈愛』を『赤龍帝の剛槍(ブーステッド・ロンギヌス)』で貫きながら際限なしに『赤龍帝の贈り物』ね」

「貴女達、はしたないわよ! そんな事思ってても口に出しちゃ駄目! ご主人様が色ボケで加減知らずの性欲魔神であることは誰もが知ってる周知の事実で、身内からは考えてることが丸分かりで、単純でどうしようないご主人様でも言って良いことと悪いことがあるわ!」

「……( ^ω^# )(にこにこごすずん)」ピキピキ

「あっ(全てを察したミッテルト)」

「ふっ(間抜けは見つかったようだな的な煽り顔のカラワーナ)」

「第一ご主人様様の前でそんな事言ったら一晩どころか三日三晩は抜かず離れずで、夜のスマッシュブラザーズが繰り広げられるのは確定的に明r「楽しそうですねぇ。俺も混ぜて貰ってもええですか?」……」

「……(  ^ω^ )(にっかりごすずん)」

「……(´゚ω゚`)(放心する駄天使R)」

 

 わ、私の名前は兵藤レイナーレ。

 幼馴染み(願望)でご主人様である兵藤一誠君の家で二人の愉快な仲間とトリプルメイド業に勤しんでいたら、純真無垢な聖女を手込めにしようとするご主人様の姿を目撃してしまった!

 俺はお兄ちゃんだぞ、と存在しない記憶を垂れ流すご主人様の姿に呆れに呆れ返っていたら、いつの間にか背後に立たれていたご主人様に全ての発言を聞かれてしまっていた!……ワタシ/(^o^)\。

 

「貴女を詐欺罪と侮辱罪で訴えます! 理由はもちろんお分かりですね? 貴女が私を影で罵倒し、硝子の十代の心を破壊したからです!覚悟の準備をしておいて下さい。今すぐに部屋に連れ込みます! 『赤龍帝の剛槍』も起こします! ミッテルトとカラワーナにも問答無用で来てもらいます!「「ふぁ!?」」ご奉仕の準備をしておいてください! 貴女は特別一週間です! コキュートスにぶち込まれる楽しみにしておいて下さい! いいですねぇ!」

「ウゥウワァァァァァニャメロォォォォォンハナセェェェェェ」

 

──ライナァァァァァァァァァァ!

 

 我慢強そうね鳴き声ですね。……そんな様だから叩けばイイ感じに面白くなる玩具って言われるんだぞ。

 

「そんなわけで養子縁組の手続きを頼む」

「どんなわけで? 経緯が省かれ過ぎててお父さん意味分かんない」

「あら、良いわね。一誠に不満があったわけではないけど、実は娘が欲しかったのよ」

「あ、アーシア・アルジェントです! お父様、お母様。宜しくお願いします!」

「何をしている! 皆で役所に行くぞ! 帰りは回らない寿司屋さんだ!」

「流石ダディ話が分かるぜ」

『アーシアみたいな可愛い娘が出来るのに喜ばねぇ奴はいねぇよなぁ!』

「お母様っ! 良い響き! 私の娘が可愛い過ぎる!」

「むぎゅー!?」

「今日から兵藤・A(アルジェント)・アーシアだね」

 

 家族が増えました。回らないお寿司の大トロ美味しかったです(ダディの財布は死んだ)。

 

「今日から転入しました。兵藤・A・アーシアです!」

「転入生は女子だぁ!」

「しかも金髪美少女だ!」

「アーシアちゃん好きだぁぁぁぁぁ!」

「どけぇ! 結婚を前提にお付き合いするのは俺だ!

「待て……今、兵藤って言わなかった?……もしかして兵藤一誠の関係者だったりする?」

「あ、はい。兵藤一誠は私のお兄様ですね」

「ドーモ同級生の皆サン、お兄様こと兵藤一誠様デス」

「「あっ(察し)」」

「覚悟は出来てるか? 俺は出来てる」

「「散開っ!」」

「ちょ待てよ」

 

 結局逃亡した男子達は秒で全員捕まった。一般人が赤い龍の化身に勝てるわけがねぇ。……罰として何で負けたのか明日までに考えて来てくださいねぇ。

 

「あんたの周りは相変わらずね一誠?」

「おー藍華……逆にそっちは相変わらずええ乳してるな」

「流れるようなパイタッチね。私じゃなかったら訴えてるわよ?」

「お前と俺の仲だろ?……おっ、またサイズアップしてんな」

「お陰さまで最近の悩みは無駄に胸が重いせいで、肩凝りが酷いことよ」

「じゃあ、これ以上肩凝りが悪化しないように、学校にいる間はお持ちしますわ。……ほれ、膝に座れ」

「帝みたいになってるわよ」

「俺がこうする事で、股を開かぬ女はいなかった」

「めちゃくちゃ最低で笑うわ……~~っ!? 真っ昼間から盛るんじゃないわよ! 勃たせるな!」

「今さらじゃね? 前に放課後の校舎裏でスリルを味わうために青k「お口チャックだよ!」もがもが」

 

 やたら距離感の近い女子生徒の名前は桐生藍華。兵藤一誠の同級生で気心の知れた友人であり、セ○レである。

 エロ方面の理解があるため、白昼堂々と兵藤一誠と明け透けなヤり取りが出来る稀有な人材だ。

 

「あんたも気を付けなよアーシア。あんたのお兄様は無駄に性に忠実だから油断してるとペロリよ」

「ぺ、ペロリですか?」

「あっ……あんたはまだ経験ないでしょ? 身体も小さいし……ふっ……こいつのアレは規格外にデカイから受け入れるの大変よ?……んっ……おうこらバカ一誠、話してる最中に強く揉むな変な声が出るだろ」

 

 だって仕方ないじゃない。そこにぺぇがあるんだもの。

 

「兎に角このアホは基本スケベだから、油断してもしなくても乳の一つや二つ揉まれるし、とんでもないエロい目に遭うのは確定だから気を付けるのよ!」

「俺、実は膝がふたつあるんだよね。……右膝と左膝って言うんだけど……片方は藍華が座っているが、もう片方が空いている……のでっ! アーシアをパイルダーオンッ!」

「ひゃわ!? おおおおお兄様!? にゃにゃにをするんですぅ!?……ひゃんっ!?」

「あー言わんこっちゃない」

 

 むっちりとした藍華っぱいも良いですか、控えめな主張で逆に存在感を植え付ける聖女っぱいも大変よろしい。……この後めちゃくちゃ揉みニケーションしたのは言うまでもない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「何か私の出番が色々と飛ばされてる気がするわ!(メタ発言)」

「頭大丈夫リアス? 何か変なものでも食べた?」

「せんぱぁい」

「一誠くん……」

 

 旧校舎では、とある悪魔とその眷属達が部活動に勤しんでいた。

 悪魔の名前はリアス・グレモリー。深い紅の長髪とサファイアの瞳が印象的な美人さんである。

 リアスを心配しているのが姫島朱乃。黒髪のポニーテールが美しい由緒正しき大和撫子である。

 何か夢見心地になっている他二人は、赤龍三門の被害に遭った、ただのマスコットと王子様なだけだから気にするな。こいつらもリアスの眷属で悪魔なだけだ。

 

「何か少し前から佑斗と子猫の様子もおかしいし! 絶対何かあるわ! 出番的な意味で! 出 番 的 な 意 味 で !(大事なことなので力入れて二回言った)」

「36.0℃……平熱ね」

「せんぱいのビッグバナナ……あれ、おヘソよりもずっと上……にゃあぁ……あんな、あんなの……こ、壊れる」

「一誠……くん……ぼ、ボクは男の子なのに……そんな……」

「見てよ佑斗と子猫を! 何かもう色々とアウトな感じよ!? こんな有り様じゃあ、契約も取って来れないわ! これ以上メインヒロインとしての格を落とさないためにも此処でテコ入れする必要があるのよ!……そんなわけで討伐依頼を持ってきたわ! 大公からの依頼で今から皆ではぐれ悪魔バイザーを倒しに行くwガチャ「おぉー此処が噂のオカルト研究部かー」あいたぁ!?」

「ほーん? 駒王学園が誇る二大お姉様に駒王学園のマスコット(まだ未通)、学園の王子様(完落ち間近)までいるのか、まるでテーマパークに来たみてぇだ!」

「うぅ……お鼻が」

「でぇじょぶか?」

「……ふぇ?」

 

 リアスが見上げた先には絶世の美男子がいた(見た目だけ)。

 彼は優しい笑顔で私を見つめ(お子様を微笑ましく見ているだけだぞ)手を差し伸べている。……え、やだカッコいい好きー。

 まるで憧れの少女漫画の一頁みたい!(あの、鼻血出てますよ?)

 

「だ、大丈夫よ!」

「あらまぁ折角の美人さんが台無しですわ。……ほれほれハンカチやで、チーンしなチーン」

「チーンっ」

「洗って返すならそれもよし、欲しいなら あ げ る(はぁと)」

「やったぁ! 貰うっ!」

 

 気分は近所のお兄さん。

 妹もいるのでこの手のやり取りはお手の物である(兄歴二日目)。

 

「あっ、悪魔の駒貰えます? 兵士で良いんで」

「別に構わないけど、何に使うの?」

「ありゃーやっぱそのままだと8個使ってもダメかー……『赤龍帝の贈り物』からー兵士の駒をレベルアップさせて変異の駒完成っと……あいやーそれでも全部使わんと無理かー」

「ねぇ、何してるの?」

「飴ちゃんあげるから座ってなー」

「イチゴ味! 私イチゴ味大好きなの! 見て朱乃! 飴ちゃん貰ったわ!」

「はいはい、良かったですわねー(アホの子を見る目)」

 

 これが二大お姉様の一角リアス・グレモリー? こんなのもうただのリーアたんだろ。

 

「そんなわけで、本日からリアス・グレモリーの眷属悪魔に仲間入りしました。兵士(オール変異の駒)の兵藤一誠です。(色んな意味で)ヨロシクね」

「???」

「宜しくね兵藤くん」

「……ビッグバナナ先輩宜しくおねがいします」

「一誠くんが眷属に!?……や、優しくしてね?」

 

 お淑やか笑みを浮かべる大和撫子副部長は兎も角、よく分かってない部長さんと色ボケ二人はしっかりしなさいな。

 

「あ、ちなみに今世の赤龍帝なんでつよつよです。リーア部長たんの敵は視界に入る前にコロコロ出来るんで安心して守られやがれ下さい」

「朱乃、赤龍帝ってなぁに?」

「後で説明しますので、隅っこでお紅茶飲んでてくださいねー……成る程、人間。……人間?にしては力強いオーラだと思っていましたが、貴方が。……こうして近くで見ると不思議と懐かしい力の波動。……あの、もしかして10年前に神社で親子を助けませんでした?」

「俺に人妻の魅力と幼女の笑顔の温もりティを感じさせてくれた事件の事なら覚えてますけど?」

 

 そう、あれは1億と2000年前の……大体10年くらい前の出来事である。

 

兵藤某「修行だ修行だぁ! ウォォォォォ! バクシン! バクシン! バクシィィィィィン!」

姫島家の刺客「堕天使と通ずる卑しい女! 許すまじ! 許すまじ!」

朱乃ママ「バラキエル様が帰ってくるまで朱乃を守らないと!」

姫島家の刺客「ぬぅ!? 堕天使との子供か! 許゛さ゛ぬ゛!」

朱乃「ピィ!?」

朱乃ママ「やらせません! やらせませんわ! この身がどうなろうと朱乃だけはやらせませんわ!(我が身を盾に)」

朱乃「いやぁぁぁお母様ぁぁぁ!?」

兵藤某「待てぇい!」

姫島家の刺客「何処だ!? 何処にいる!?」

兵藤某「平和に暮らす母娘に仇なす者共! 己の醜悪さに気付けぬ愚者……人、それを……『外道』という!」

姫島家の刺客「何者だ! 名を名乗れ!」

兵藤某「貴様らに名乗る名前はない!(正体を隠すためサクラバクシンオーのお面をしている)……ロンギヌス・スマッシャァァァァァ!」

姫島家の刺客「ぐわぁぁぁぁぁ!?」

 

 大体こんな感じな出来事があった。

 カッコいい委員長は名前も告げずにクールに去ったのである。

 

「あの時は母共々命を助けて頂きありがとうございます!」

「好きでロムっただけだから、気にせんでエエんやで」

「これからは同じ主に仕える眷属悪魔。……色々と……そう、色々とよろしくお願いしますね。私の事は是非朱乃とお呼びください」

「おk、朱乃ちゃん先輩って呼びますねー……んで、そこのおなかーま二人も、改めてヨロシクね?」

「こここ、高級わわわ、和菓子をいくら積まれても先輩のビッグバナナは受け入れませんよ!(下腹部直視指差し現場猫)」

「宜しくね一誠君! ボク達は唯一の男性眷属なんだし仲良くしようね!(メスの顔)」

「思ったよりキャラ濃いなー……嫌いじゃないわ!」

『今のところリアス・グレモリー以外全員と関わりあるから仕方ないな』

「お紅茶美味しいわ!」(←あんぽんたん)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

──冥界魔王庁──

 

紅魔王「何かリーアたんの周囲で面白い事が起きている気がする!(シスコン)」

メイド(ノーPAD長)「アホなこと行ってないで仕事して下さい。……殴りますよ?(ゴスッ」

紅魔王「……ま、前が見えねぇ」

魔王少女「はっ!? そのうちソーたんも巻き込まれていく予感がする!」

青魔王「セラフォルー黙って手を動かせ……クソが、書類全然終わらねぇ」

緑魔王「ねぇ帰っていい? 僕もう働きたくない」

青魔王「諦めろ、お前が抜けたら皆死ぬ」

紅魔王「離してくれぇ! 僕は人間界でリーアのところに行かねばならないんだぁぁぁ!」

メイド(ノーPAD長)「サーゼクス! いい加減にして! 定時に上がれないじゃないの!」

青魔王「よし、そのまま押さえていろグレイフィア! シャオラァ!(抉るようなボディブロー)」

紅魔王「さ、流石僕の親友……ナイスっ……パンチだっ」

青魔王「寝て楽になろうとするなよ? 俺は『覇軍の方程式(カンカラー・フォーミュラー)』を使ってでも仕事させるぞ」

魔王少女「ソーたんが一人~ソーたんが二人~……ソーたんが……書類? あ、あ……あばばばばばぱぁー」

緑魔王「うわーセラフォルーが遂に壊れちゃったよ」

青魔王「寝かせておけ、格好は兎も角、外交担当で俺たちの中で一番多忙なんだ」

紅魔王「ぼ、僕も休みたいんだけど」

緑魔王「僕は軍事担当で貴族子息の徴兵やら何やらで忙しい。最近は旧魔王派の連中もキナ臭い動きを見せてるから冥界全土の警備調整もしないといけないし、堕天使陣営との国境付近は未だに緊張状態のままだからいつ戦争が起こってもすぐ対処出来るようにしないとだし……」

青魔王「悪魔の駒を流通させたのは良いが、一部の愚かな貴族共が無闇に他勢力を悪魔にするせいで聖書陣営に対しての風当たり強くなってる。その対応で外交担当のセラフォルーは馬車馬の様に働かされ、俺は根本的に悪夢の駒による眷属化の強要が出来ないように対処できないか研究する必要がある」

青・緑魔王「「これらをお前みたいな脳筋に出来るのか? あ゛?」」(三日寝てない男達の圧力)

紅魔王「大人しく判子押します(←許可が出た書類に承認印を押す係)」

メイド(ノーPAD長)「……何で私この人と結婚したのかしら?(仕事出来ない旦那の代わりに三面六臂の活躍をする完璧嫁)」

青魔王「吊り橋効果ってやつだな」

緑魔王「戦闘力以外は全部駄目駄目だから」

紅魔王「みんな酷い!」

 

 安心しろ、この脳筋の妹がヤベェ人材のスカウトに成功したから(無理矢理加入)、そのうち書類とはおさらばできるぞ(代わりに別の意味で胃が痛くなるぞ!)。

 

 

 

 

 

──旧校舎のでぃあぼろす(完)──





カクタノォノシ

前書きでも記載しましたが、リハビリです。
書き溜めしてる方が止まったらこっちで妄想を垂れ流します。





あっ、それとおはガチャでシエル来ました(自慢)
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