ブルーアーカイブ Day After Day   作:燃え殻の灰

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今週分になります。書き始めると楽しくなりますね。
誤字脱字訂正ありがとうございます、


第7話 ライバル参上

 対策委員会 教室

 

「それではこれより、アビドス対策委員会の定例会議を始めます。本日は先生とワカモさん、ジナイーダちゃんにも出席して頂いたので、何時もより真面目な議論ができると思います」

 

「何時もどの様な会議をされていたのです……?」

 

「い、何時もちゃんとやってるわよ! 不真面目みたいに言わないで!?」

 

「まぁまぁ、セリカちゃん落ち着きなよー。先生が居るのが嬉しいのは分かるけどさー」

 

「なななな、何言ってんのホシノ先輩!?」

 

 誘拐事件の一件から数日が経過したある日。シャーレとジナイーダを含めた対策委員会の面々は、教室にて会議を行っていた。あれ以降、セリカの態度も軟化しており、先生との交流にも積極的になっているのは怪我の功名と言うべきなのだろう。

 ホシノの言葉に真っ赤にして反論するセリカを眺めながら、ワカモが小さくため息をついていた。この穏やかで賑やかな雰囲気は嫌いではないが、話が前に進まない。

 

「ホシノさん、揶揄うのはそこまでにして話を進めませんと。先生の時間は貴重なのです」

 

「うへー。ワカモちゃんは相変わらず先生大好きだねー」

 

「当然です。私の全ては先生の物ですもの」

 

「……おおー、熱烈な告白」

 

 フンスっと言ったように胸を張るワカモに、ジナイーダのズレた突っ込みが入る。周りも似たような反応を示しているが、仕方がないだろう。

 ワカモの先生に対する態度は献身的であり、先生もなんやかんやでワカモの事を頼りにして信頼しているのだ。そんな二人に、少しだけ羨ましそうな視線をホシノは向けていた。まるで何か、失ってしまったものを懐かしむように……。

 

 しかしこれでは話が進まないと思ったのか、先生は苦笑しながらアヤネに視線を向け、話を進めるように促す。それに気が付いたアヤネも、ホワイトボードに本日の議題を書き出していく。

 

「みなさん、本日の議題に入りましょう。議題は私達にとって非常に重要な問題――学校の負債をどうやって返済するか。それについて具体的な方法を議論します。ご意見のある方は挙手をお願いします」

 

「はい、はい!」

 

「はい、一年の黒見さんお願いします」

 

「……あのさ、名字で呼ぶのやめない? なんかぎこちないし、慣れないんだけど……」

 

「セリカちゃん、折角の会議だし……雰囲気を出そうかと」

 

「はは、それで緊張しては本末転倒だ。気を緩めすぎるのも良くないが、張り詰めすぎるのも良くない。適度に抜いた方が良い案も出ると思う」

 

「固い雰囲気も委員会っぽくてイイと思いますが、先生がそう言うのでしたら☆」

 

「ん、それなら何時もみたいに楽に行こう。それでセリカ、どんな考えがあるの?」

 

 雰囲気を出すために緊張したりしては意味がない。それならば何時もの雰囲気でやるべきだろう――という先生の提案に、他のメンバーも賛同しつつ、シロコが先を促した。

 

「まず、対策委員会の会計担当としては、我が校の財政状況は破産寸前としか言いようがないわ! このままじゃ、廃校は確実。みんなもそれは分かってるよね?」

 

「うん、まぁねー。それをどうにかする為の委員会だしね」

 

「毎月の返済額は、利息だけで788万円。今までは指名手配犯を捕まえたり、苦情を解決して稼いでいたけど、今はシャーレから仕事を回してもらってそこでも稼いでいるけど、利息の返済+アルファが限界よ」

 

「そうですね。こちらに回しても問題ない仕事はやって頂き、報酬は支払っておりますが、大金と言うわけではありませんわね」

 

「……ハウンズからは依頼回せない。私達も稼がないといけないから、ごめんね」

 

 確かに先生やワカモが「回しても問題ない」と判断した仕事を回し、その報酬もアビドスに支払っているが、9億と言う借金の大きさでは雀の涙だろう。

 【何でも屋ハウンズ】の依頼も回せば更に稼げるだろうが、それではアビドスとハウンズが同一視される問題もあるし、何よりジナイーダ達も生活費を稼がなければならない。

 如何にルビコンで稼いだ膨大なクレジットが手元に残ってるからとはいえ、働かざる者食うべからず。ちゃんと自分達の稼いだお金で生活したいというのが、ハウンズの総意でもあった。

 

「だからどうにかして、一発でっかく稼ぐ方法を考えないといけないのよ!」

 

「……セリカ、そう言ってマルチ商法に引っ掛かりそうになったって、サオリが言ってた」

 

「うぐ!? た、確かにあの時はバイトリーダーと大将に止められたから、大丈夫だったけど……」

 

 ジナイーダの言う通り、何故かセリカは詐欺商法に引っ掛かることが多いらしい。その度に、柴関の大将が突っ込んだり、サオリがジナイーダと共に詐欺集団を殲滅したり――という事が起こっているのである。

 

「……この前、お昼代抜いてゲルマニウムとか言うの買おうとして、止められてた」

 

「セリカちゃん、世間知らず過ぎるよー。気を付けないと悪い大人に騙されて、あんなことやそんなことになって人生取り返しつかなくなるよー」

 

「世間知らずで済ませて良いのでしょうか……。一攫千金は確かに魅力的ですが、もう少し現実的に方法を考えたほうがよろしいかと」

 

「うう、そこまで言わなくても……」

 

「セリカちゃん、泣かないでください。ほらこっちおいでー」

 

「ぐす、ノノミせんぱぁい……」

 

 ジナイーダだけでなくホシノやワカモからの突っ込みを受け、涙目になったセリカをノノミが優しくよしよししてあげる。

 素直と言うか、一生懸命なのがセリカの美点なのだが、少し素直すぎるのだろう。詐欺集団に関しては、既にジナイーダやサオリが潰しているので問題ないのだろうが、今後も出てこないように警戒が必要だな、と先生も考えているようだ。

 

「えっと、セリカちゃんが撃沈したので、他にご意見のある方は……」

 

「はい、はーい! アヤネちゃん、私の考え聞いてー」

 

「それではホシノ先輩、お願いします。少し嫌な予感がするのは何故でしょうか……?」

 

「えっへん。まず我が校一番の問題は、全校生徒がここにいる数人だけっていう事なんだよねー。生徒数=学校の力。トリニティやゲヘナみたいに生徒数を桁違いに増やせば、毎月のお金だけでもかなりの金額になるはずー」

 

「ふむ、確かにその通りだ。人が多ければ、それだけ金の流れは生み出せる。それに出来る事の数も増えるから、間違いではない」

 

「でしょー。先生もこう言ってるし、まずは生徒の数を増やすのが最優先だよー。それに上手く議員を輩出できれば、連邦生徒会での発言権も得られるしねー」

 

 実際、トリニティやゲヘナ等の学園の生徒数は桁違いであり、そこで生み出されるお金の流れは膨大だ。アビドスの稼ぎを軽く上回る程の金額が動いている。そして議席を獲得できれば、連邦生徒会にもコンタクトを取れるようになる。

 

「確かに、増やせれば良いのですがどうやって? それこそ一朝一夕で出来る事ではないと思いますが」

 

「簡単だよー。他校のスクールバスを拉致ればオッケー!」

 

「はいっ!? え、ホシノ先輩、今、拉致って言いました!?」

 

「登校中のスクールバスをジャックして、うちの学校の転入学書類にハンコさせるのー。そうしないとバスから降りれないようにしてさ! これで生徒数が増える事間違いなし!!」

 

「それは興味深いね。ターゲットはトリニティ? それともゲヘナ? ミレニアム? 何処を狙うかによって戦略を変える必要がある」

 

「お? シロコちゃんも乗り気だねぇ。……えーっと、うーんトリニティ……いややっぱりゲヘナにしよっかなぁ!」

 

「ホシノ、私の前では冗談でもそう言う事は言わない方が良いかな。シロコも物騒な計画を立てないの」

 

 ヤレヤレと言った様子で、ホシノとシロコのおでこに先生のデコピンが炸裂した。流石にシャーレ――と言うか先生以前に、大人として犯罪行為は認められないである。

 

「……トリニティは困る。アッちゃんと姫ちゃんが居る。二人に何かあれば、ちょっと容赦できなくなるから止めてほしい」

 

「ゲヘナの風紀委員会は先生や私が指導しましたので、痛い目見ますわよ?」

 

「先生達の言う通りですよ!! その案は無しです!!」

 

「先生痛いよー。頭が割れそうだよー。動いてないのにおでこが熱いよー」

 

「凄い威力だった……これが大人の力。大人ってすごい」

 

 涙目でポカポカと先生を叩くホシノに対して、シロコは妙な所で感心している。

 

「ホシノ先輩の案も却下。それなら私に良い考えがある」

 

「もう、不安しかないですが……。どうぞ、シロコ先輩」

 

「まずはみんなにこれを被ってもらう」

 

 そう言うとシロコは皆に、ナンバー付きの覆面を配る。

 

「シロコ、色々と気になる点はあるんだけど、何故私はペストマスクなのか聞いてもいいか?」

 

「私に至ってはプラスチックの狐のお面なのですが……え、喧嘩売られてます? 容赦なく買いますよ?」

 

「……二人とも似合ってる。私のは……く、口枷付けた狼……これはちょっと……きつい」

 

「ん、先生って鴉っぽいからそれが一番似合うかなと思って。他の二人はなんとなく?」

 

 ペストマスクを受け取った先生は困惑し、ワカモはにこやかに笑っているが青筋を浮かべている。第一、狐面では狐坂ワカモだと大々的に宣伝してるようなものなので却下である。

 そして口枷付きの狼の被り物を貰ったジナイーダは、少し悲しそうな雰囲気を出しながらそれを眺めている。どうしても【あの人】がチラついてしまうのだろう。

 

「私達の分もありますね。シロコ先輩、これを被ってどうするのですか?」

 

「覆面を被ってやることと言えば一つしかない。銀行を襲う」

 

「はいっ!?」

 

 自信満々に答えるシロコに、アヤネが驚いたように声を上げ、先生は頭を押さえている。どうしてここの娘達は色々と思い切りが良いのだろうか、と。

 

「確実かつ簡単な方法。ターゲットも選定済み。市街地にある第一中央銀行。金庫の位置、警備員の動線、現金輸送車の走行ルートも事前に把握してある。5分で1億は稼げる。まずは先生が狙げいたい」

 

「はい。シロコもアウト。さっきも言ったけど、私の前で物騒な計画は立てないように」

 

「この面子なら、問題なく出来るのに」

 

 再び先生のデコピンがシロコの額に炸裂する。拉致と言い銀行強盗と言い、確かに可能であるがハイリスクハイリターン過ぎる。

 

「先生の言う通りです、その案も却下です!! そんなにふくれっ面しても駄目ですよシロコ先輩!!

 はぁ、みなさんもうちょっとまともな提案をしていただかないと……」

 

「あのー! はい、次は私に素敵な考えがありますよ☆」

 

「それではノノミ先輩お願いします。強盗や拉致な犯罪行為は無しでお願いします」

 

「勿論です! 犯罪とは真逆のクリーンで確実な方法がありますよ!」

 

 そう言うとノノミは全員の前でポーズを決め、輝く笑顔で続ける。

 

「アイドルです! スクールアイドル!」

 

「アイドルですか!?」

 

「そうです! アニメで観たんですけど、学校を復興する定番方法はアイドルです! 私達全員がアイドルとしてデビューすれば――」

 

「はい却下ー」

 

「あら、これもダメなんですか?」

 

「なんで? ホシノ先輩なら、一部のマニアに大ウケしそうじゃない?」

 

「うへー、こんな貧相な体が好きとか言っちゃう輩なんて、人間としてダメっしょー。ないわー、ねー先生もそう思うでしょ?」

 

「ふむ、ホシノにはホシノの魅力があるから素敵だと思うが……それにアイドルと言う着眼点は悪くはない。私から見てもみんなはとても可愛いからね」

 

 何やら考え込む先生とは対照的に、話を振ったホシノは顔を赤くしてフリーズしているし、他の対策委員会のメンバーも照れながらコソコソと話している。

 

「前から思ってたけど先生って結構、恥ずかしいことを臆面もなく言うわよね」

 

「う、嬉しいですが照れますよね」

 

「ワカモちゃんが先生大好きな理由もわかる気がしますね☆」

 

「ん、アイドルするなら先生プロデュース路線もあり」

 

 シロコの案におおーと盛り上がるが、ハッとしたようにアヤネは頭を振り、自分達のアイドル姿の妄想を振り払う。

 

「コホン。ぎ、議論が進まないのでそろそろ結論を出さないと……」

 

「そ、そうだねー。それは先生に任せちゃおうかー。色々と責任は取ってもらわないとね。

 やるとしたら先生はどれが良い? アイドル……もまぁ、やるなら頑張ってみようかなー?」

 

 後ろで「ホシノ先輩チョロ過ぎる」だの「決めポーズはこれですよー」だの「アイドルはちょっと……」と声が聞こえてくる中、先生はふむ、と口元に手を当てて考える仕草を見せる。

 

「まずは拉致と銀行強盗に関しては論外だ。ハイリスクハイリターンだし、バレたら一発アウトで復興どころじゃなくなる。

 アイドルに関しては比較的まともだが、ノウハウがない。それにレッスンやボイストレーニングを考えると更に時間がかかると考えれば、こちらも中々に難しい」

 

 冷静に可能不可能を分析し、ホワイトボードに理由を書き出していく。

 拉致に関しては、下手すると他の学園と全面戦争になりかねないし、ゲヘナと敵対すればヒナを筆頭とした風紀委員会とやりあうことになる。ワカモが述べた様に、風紀委員会の指導を行ったので彼女達の戦闘能力の高さは一番理解している。

 そしてジナイーダの発言を聞くと、トリニティには彼女の知り合いが居る様だ。ここで【何でも屋ハウンズ】と敵対するのは避けたい。

 銀行強盗に関しては最早論外である。()()()()()()()()()()()ならともかく、正規の銀行を襲ったとなると、シャーレだけでは庇いきれない。

 アイドル活動に関してはある程度のリターンは見込めるが、そこまでの時間を考えれば、選択肢として賛同しにくい。

 

「だが、ホシノの言った事も一理ある。生徒の数=学園の力。それはまさにその通りだ」

 

「でしょー? だから拉致って案は良いと思うんだけどなー」

 

「それに関しては少し待ってもらえないか。もしかすると、入学希望者を集めれるかもしれない」

 

「「「「「えっ」」」」」

 

 対策委員会の全員の視線が先生に集まる。こんな辺鄙でギリギリの学校に入学したい物好きが居るのかと。そんな視線である。

 

「少しばかり時間がかかるが、なんとか出来そうだからね。ただ確約は出来ないから、詳細についてはもう少し待ってくれ」

 

「ええ、まだ必要な手続きもありますが、それは私達シャーレが代行しておりますのでご安心ください」

 

 優しく微笑む先生とワカモの言葉に、対策委員会は未来に希望が見えた気がするのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 柴関ラーメン

 

 

 

 

 

 

 

 

「いらっしゃい。うん? ああ、先生とアビドスの面々か。昼飯食べに来たのかい?」

 

「「ら、らっしゃーせー! 柴関へようこそー」」

 

 お昼時と言う事もあり、対策委員会と先生達は柴関ラーメンに訪れていた。何時もの様に大将が穏やかに迎えるが、それよりも対策委員会が気になったのは、見慣れない数名のバイトの姿だ。

 

「あれ、大将。新しくバイト雇ったんですか?」

 

「おう、うちも少しばかり余裕はあるし、先生に頼まれてな。セリカちゃんの後輩だから、面倒見てやってくれ」

 

「「よろしくお願いします!!」」

 

 何処かで観たことある気がするが、何処だったかと首を傾げるセリカと、バイトしている少女達の姿に、先生は優しく笑みを浮かべていた。

 彼女達は元はカタカタヘルメット団の団員であり、バイトをしてみたいという事で、ここ柴関で働いてもらっているのだ。

 

「おおー、セリカちゃんにも後輩が出来たんだねー。おじさんは嬉しいよぉ」

 

「みんな制服がよく似合ってて可愛いですね☆」

 

「せ、席にご案内です。こちらになりま……す?」

 

「なんで疑問形なのよ。席にご案内しますね、こちらへどうぞ!! はい、もう一回!!」

 

「……セリカすごいやる気だ。もう着替えてる」

 

 先輩と呼ばれて気合が入ったのか、一瞬で着替えてきたセリカが新人バイト達に指導を行い始めた。その姿に、大将も少しばかりバイト代奮発してやるかなと笑みを深めている。

 

「いやー、やっぱり働く若者は元気で良いなぁ。こっちも元気になるよ」

 

「ふふ、大将だってまだまだ若いでしょうに。ですが、その気持ちは分かります。本当、やはり皆には笑顔が似合う。とても素晴らしい事だ」

 

 一生懸命に前に進む姿は、とても尊く美しい。抗い、戦い、そして前に進む姿こそ人類の可能性。それが先生は何よりも大切にしたいと願うものでもある。

 人の持つ可能性は果てしなく大きく、世界を滅ぼす事だって出来るが、世界を広げる事だって出来るのだ。何時しか未来に羽ばたいていく彼女達に、精一杯の祝福を。そう願ってやまないのである。

 

 そんな事を考えていると、また新たに入店してきた少女とセリカがやり取りをしている。そして最初の少女の後に続くようにして、3人の少女達も中に入って来た。

 

「えへへ、やっと見つかったね、600円以下のメニュー! お腹すいたー!」

 

「ふふふ、ほら、何事にも解決策はあるのよ。全部想定内だわ」

 

「そ、そうでしたか。流石は社長、何でもご存知ですね……」

 

「はあ……そうならもう少し出費を抑えてほしいんだけど……」

 

「まぁまぁ、そこがアルちゃんの良い所でもあり、面白い所じゃない♪」

 

「ムツキ室長、アルちゃんじゃなくて社長でしょ? 肩書はちゃんと付けてよ」

 

 何やら賑やかな一団だなと眺めていると、ジナイーダが近づいていく。

 

「……アルちゃん、久しぶり。元気してた?」

 

「アルちゃんじゃなくて、社長……って、え?」

 

 賑やかな一団の視線が自身に注がれ、「ん?」と首を傾げるジナイーダ。だが次の瞬間、【アルちゃん】と呼ばれた少女が大声を上げた。

 

「ジジジジナイーダぁ!!?? え、なんでここにいるのよ!? ラーメン屋よ!? 戦場じゃないのよ!!??」

 

「あははは!! アルちゃんテンパり過ぎ、すっごい面白い!!」

 

「ジ、ジナイーダさんお久しぶりです。お昼ご飯ですか?」

 

「最近会わなかったからね。他のハウンズの人達は元気?」

 

「……うん、ハルカとカヨコも久しぶり。みんな元気だよ。サオリはここでバイトもしてる」

 

「なななななんですってー!!! サオリまでここで働いてるって初耳よ!? 聞いてないわよー!?」

 

「やっほー、ジナちゃん。サオリンもここで働いてるんだねー。あはは、常連になろうかな」

 

「……ムツキ。さっきからアルちゃんの顔面が崩壊してるけど良いの?」

 

「良いの良いの♪ 面白いから、もう少しこのままでね。ジナちゃんもお昼ご飯?」

 

「ジナイーダ、彼女達は知り合いかい?」

 

 先生の言葉を聞き、ジナイーダは言葉を紡ぐ。

 

「……うん。アルちゃん率いる便利屋68。私達【何でも屋ハウンズ】の最大のライバル」




アルちゃんに惹かれてブルアカを始めた先生の一人です。
推しなので幾ら盛っても良しとします。



【便利屋68】

【何でも屋ハウンズ】最大のライバル。幾度となく仕事で激突し激戦を繰り広げたり、時には協力して巨悪を倒したりした間柄。多分、スピンオフで劇場版が出来る奴。
メンバー同士である種の絆が芽生えており、仲は良好である。時々、ウォルターの奢りで、ハウンズ全員と便利屋68合同で食事会も行っているらしい。
ウォルター曰く「仲の良い友人は大切にすべきだ」と言う事らしい。
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