無下限アーカイブ   作:サリム

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第13話 目玉焼きは醤油派

ブー・・・ブー・・・ブー・・・

 

電話のバイブの音で目が覚める。

 

「電話?誰から・・・」

 

スマホの画面に映るのはアコさんという文字、俺は応答ボタンを押す

 

「なんですか?こんな時間に」

 

まだアラームも鳴ってないんだぞ?

 

「やっと出ましたね・・・こんな時間とは?あなたの家の時計は壊れてるんですか!?」

 

えっ?、俺はアラームをセットしている時計を見る・・・時計の針は12時を指しているアラームはセットされてなかった

 

「・・・あー壊れてますね、この時計なんでたろ」

 

アラームセットしてなかったっけ? ・・・?

 

「・・・わかりましたからっ速く来てください、今食堂で美食研究会が暴れていて・・・とりあえず来てください!プツッ」

 

通話が切れてしまった・・・急いで行った方が良さそうだ

 

 

あの後すぐに着替えて家を出て今はゲヘナ学校に到着した・・・

 

「食堂は・・・あそこだな」

 

見ればわかる・・・煙がでているから、俺はその付近へと降りて中に入っていった

 

バババババババババッ

 

ダダダダダダダダッ

 

中では美食研究会らしき人達と風紀委員会が戦っていた、周りを見るがアコさんはいない・・・どこで指示しているのだろうか・・・

 

どうしようもう適当に突っ込んでいいのかな?

 

「あのっ!インカム付けてください」

 

横から風紀委員の子が俺に話しかけてくる・・・インカム?ああ!あれか、つけ忘れてた

 

支給されたインカムを耳に付けるとアコさんの声が聞こえた

 

「サトルさん、アレ使えますか?」

 

アレとは多分無下限バリアのことだろう、美食研究会の方を見てみる・・・神秘が比較的多いのはリーダーの黒舘ハルナだけだな周りも相当だが

 

「うーんまあ多分?じゃあ突撃します!」

 

「ちょっと・・・!?」

 

ハルナさえ倒せれば統率が乱れるはず・・・真っ直ぐ向かっていくとこちらを見られた

 

「あら?男性のお方は初めて見ますわね」

 

「最近入部したんでっ」

 

俺は適当に銃を乱射する、拳での戦闘はまだ慣れてないのでまだ銃を使っている・・・さすがに至近距離から撃てば当たるだろう、ちなみに銃は装弾数の多いやつにした

 

「ヘイローがありませんが・・・大丈夫ですの?」

 

「そうですね・・・撃たないで貰えると助かります、死んじゃうんで」

 

このまま撃たれなければ楽に勝てるのでできれば撃たないで欲しい

 

・・・がもちろんハルナは俺に向けて銃を構え始める足を狙われている・・・だがそれくらいなら避けれる

 

バンッ

 

「あら?」

 

ハルナは俺が避けれると思ってなかったのか少し困惑している・・・だがすぐに落ち着きまた俺の足を狙ってきた

 

次は二発撃たれた・・・今足がある場所と避けるであろう位置に向かって、でもそれも避けれた・・・訓練したからね

 

ハルナの使っている武器はスナイパーライフル・・・元々弾の速度が速い方なので連続でさっきのをやられるときついかもしれない

 

今はまだ俺の能力は相手に見せていない・・・一瞬で決めた方がいい気がする、次のリロードのタイミングで蒼を使いハルナの方に瞬間移動する・・・

 

今だ

 

「なっ!?」

 

さっきまである程度距離があった相手がいきなり目の前に現れてハルナは驚く

 

バンバンバンバンッ

 

とりあえず四発くらい撃ったけど・・・

 

「無念です・・・」

 

バサッとハルナが倒れる・・・

 

「ハルナさん!?」

 

他の美食研究会の子が叫ぶ、残りの二人も同じように倒せるかな・・・

 

 

残りの二人もハルナと同じように一瞬で近づいて銃で倒す戦法で気絶させた、これから取り調べがあるらしい・・・風紀委員の人に頼んで取り調べは俺がさせてもらえることになった、理由はなんかやってみたかったから。

 

牢屋っぽいところに美食研究会の人達が入れられている・・・なんで学校に牢屋があるんだ・・・

 

「あら?あなたはさっきの・・・」

 

「どーも・・・えっと、早速ですけどなんであんなことを?」

 

適当に暴れた理由を聞いてみる

 

「・・・まさか新人のあなたに捕えられるとは、でも次は先程のようには行きませんわ・・・」

 

「暴れた理由を聞いてるんだけど・・・?あと次ってなんだよ」

 

「あなたの戦い方はもうわかりましたから・・・私たち美食研究会は美食のためなら何度でもこの力を振るいましょう!」

 

「わかったから・・・で?暴れた理由は?これ言ってくれないと俺帰れないんだけど」

 

「今日、私たちはいつも通り食堂でご飯を食べようと思い席に着きました・・・出てきたのは醤油が既にかかった目玉焼き・・・許せません、なのでとりあえず爆破しましたわ」

 

「・・・?あー、つまり自分で目玉焼きに使う調味料を選びたかったと?」

 

「その通りですわ」

 

えー?その程度のことで爆破するの?そんなのキリないじゃん・・・

 

「・・・じゃあ次からしないようにね?」

 

特に他に聞くこともないので取り調べはここで終わり・・・

 

「はい、もちろんです」

 

ハルナの後ろから鰐淵アカリが顔を覗かせてそう言う・・・

 

他にももっと詳しく聞かないといけないだろうがまあ・・・どうせ次もやるだろうし・・・

 

 

取り調べが終わったので一度、風紀委員室に帰る

 

「お疲れ様で〜す」

 

「ちょっと!?サトルさんが怪我をしたら怒られるのはあなただけじゃないんですからね!?」

 

どうやらアコさんが出迎えてくれたみたいだ

 

「大丈夫、僕最強だから」

 

「どこがですか!?」

 

うーん厳しい・・・まあ今は術式の制御が難しいから人相手に使えないんだよな、もっと練習しなければ・・・

 

「ヒナさんはどこにいるんですか?」

 

そういえば今日はまだ見てない

 

「ヒナさんはずっと学校の外で暴れてる問題児たちを捕まえに行っています」

 

大変そうだなー、暇だし手伝いに行くか!

 

「ちょっと手伝いに・・・」

 

部屋を出ようとドアに手をかけるとアコさんに止められた

 

「あなたはこれからここで書類仕事です」

 

そんな・・・

 

 

という訳で仕事が終わった、ヒナさんも帰ってきたので今日も訓練するらしい・・・二人とも疲れてるんだから今日はやらなくても良くない?って言ったら「アコから聞いた・・・美食研究会相手にギリギリだったって」と言われた。

 

確かに次戦う時はあの技の対処法も思いつかれているだろう・・・

 

そんな訳で訓練はすることになった

 

内容は昨日とほぼ同じ、ヒナさんに攻撃し続けて終わったらアコさんと近接戦闘の練習・・・そんな感じで今日の訓練も終わった

 

 

俺のスケジュールだが朝起きるのが7時くらいで学校に着くのが8時・・・その後は16時まで勉強や風紀委員会の仕事をして、二人との訓練が終わるのが18時、そこから家に帰って呪力操作の練習と筋トレ・・・そしてご飯を食べてシャワーを浴びて寝る、自由な時間がない・・・

 

俺がもう少し強くなれば仕事も速く終わるんだけどな。

 

「朝もうちょっと早く起きようかな・・・」

 

朝4時に起きれば3時間くらいは時間が取れるその間にミレニアムの廃墟とかで黒閃が出るまでロボットを殴り続けるとか・・・しかも移動は飛んで移動できるからほぼ時間はかからない・・・

 

そうだな・・・明日からそうしよう!

 

俺は今ごろ本当はもっと強くなっているはず・・・一年の遅れを取り戻すためには多少の無茶はしないとな

 

という訳で明日から4時に起きてミレニアムにある廃墟に行くことにした

 

新しく投稿するならこの小説は残しておきます、タイトルは変えますが・・・上書きだと残念ながら元の話を読み返すことは出来なくなります

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