ここ最近は廃墟に行っても生徒会長のドローンが来なくなった・・・時々来ないことは前にもあったけどここまでではなかったし、それに・・・なんというか街に不良が増えてきた気がする・・・ということは
「そろそろか・・・」
時間が経つのは早いな、まだ俺は何も習得していないのにもう原作が始まろうとしている・・・
「今日も頑張ろう!」
もうすぐ俺も三年生になるし気を引き締めないと!新しい後輩はどんな子が来るだろうか・・・まあある程度はわかってるんだけど・・・未来を知ってるのも面白みが無いなー
未来を知ってると言えば、確か俺以外にも居たよな・・・トリニティの百合園セイアだっけ?予知夢の能力があるみたいで・・・多分そういう神秘なんだろうな、いつか会ってみたいと思う
でも今日は仕事があるし、その子トリニティの偉い人みたいだしそう簡単には会えないだろう
さてと、そろそろゲヘナに戻るか・・・
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「おはようございま〜す」
風紀委員室のドアを開けて挨拶をする
「おはようございます、サトルさん」
「おはよう」
いつも通り二人は挨拶を返してくれた
「今日の仕事はなんですか?」
「いつも通りよ、サトルは自治区のパトロールでもしてきて」
「了解です」
今日はパトロールの日か・・・毎回誰か暴れてるんだよな・・・
「じゃあ行ってきます」
「えぇ、行ってらっしゃい」
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というわけで俺はゲヘナ自治区をパトロールしに来ていた
あ、あそこに前暴れてた奴がいる・・・
「なっ、なんだよ!今日は何もしてないだろ!?」
「いやパトロール中だからさ?」
そんなに怖がらなくてもいいんだけどな・・・暴れなきゃ何もしないし
・・・結構前から歩いてるとすれ違うだけで怯えられるようになった、悲しいものだ
「あら、サトルさんじゃないですか・・・今日もパトロールですの?」
美食研究会の人は俺にも普通に話しかけてくれるホント・・・やめて欲しい、この人たちが俺に怯えてくれれば仕事も減るんだけど・・・
「ハルナは・・・もしかしてそこのお店に?」
目の前には最近できたばかりの高級料理店があった
「はい!気になるお店は直接確かめないと気がすみませんので・・・」
俺も気になったのでスマホで調べて見たが、この店はなんというか星五の評価ばっかりだな・・・嫌な予感がする
「俺ここで待っとくから暴れんなよ?」
「・・・時と場合によりますわ」
どうしよ・・・やっぱり中に着いて行ったほうがいいか・・・
「やっぱ俺も一緒に入るわ」
「サトルさんもとうとう私たちの仲間になるのですね・・・美食はいつでもあなたを歓迎していますよ」
「普段どんなことしてるのかの確認のためだから、てか俺もう風紀委員だし」
「所属など関係ありませんわ」
「わかったから・・・とりあえず入るんだろ?」
「ええ・・・では参りましょう」
お店の扉を開ける・・・店員さんがハルナを見ると驚いた様子で急いで厨房に入っていった、どうやらこいつのことは知れ渡っているようだな
「どうぞお越しくださいました・・・本日はどんな御用で・・・?」
店長らしき人が出てきた、料理屋なんだから飯食いに来たに決まってるだろ・・・
「最近話題の料理を食べに来ましたわ・・・二名でお願いしますね?」
「かしこまりました・・・」
テーブルについて料理が来るのを待っていると
「40点というところでしょうか」
「なにが?」
点数付けるところあったか?
「店員の態度と、このお店の雰囲気です」
え?低っ!?・・・俺はそんなに悪くない気がするんだけど
「ちなみに何点で合格?」
「70点は欲しいところですね・・・」
おいおい・・・今のところ爆破確定じゃないか・・・頼むぞ料理人!
少し経つと料理が運ばれてきた
「こちら・・・最北の氷海地域で採れた特別なカジキのムニエルです」
北極みたいなの?あるんだ・・・カジキってあれだよな・・・角みたいなのが生えてるやつ
「美味しそうだね?」
「ええ・・・それが本当ならですが」
「・・・え?」
ほら・・・店員さんも驚いちゃってる
「と、とりあえず食べようか?」
俺は一口食べてみた・・・まあ普通に美味しい
「ハルナ?」
「嘘をつきましたね・・・」
え?俺わかんないよ
「私は一度食べたことがあるのでわかります」
カタッ
ハルナが席を立った
「・・・?」
ハルナに手を掴まれて入口の方へ引っ張られる・・・帰るのか?お金払ってないけど
カチッ
ドカーンッ
店を出ると後ろで爆発した・・・俺がいるからこういうことしないと思ったのに点滴
店員さんは無事だろうか・・・ボロボロになったお店を見ていると、店員たちは瓦礫から出てきた・・・無事だったようだ
「ハルナ・・・」
「自業自得です!」
「とりあえず風紀委員会呼ぶから・・・」
「・・・共犯ですわね?」
「いや・・・」
うーん・・・共犯か?
「とりあえずそれは保留で・・・」
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「聞いた話だと、美食研究会の人とご飯を食べていたみたいね?」
「どうしてあなたが居てこうなったの?」
ボロボロのお店だったものを指さしながらヒナさんがそういう
「止めようとしたんですけどー」
「言い訳しないで」
「・・・」
どうすれば・・・?でもこのお店、食品偽ってたみたいだし?悪いのは俺たちじゃ・・・
「悪いのは俺じゃないって顔ね?」
なんで・・・?
「だってお店が・・・」
「はあ・・・、一週間訓練は中止ね」
「そんな・・・」
「そういうことだから」
そう言ってヒナさんは帰って行った、訓練が無い日はやること無くてずっと家にいたけど・・・一週間か・・・何しようかな!
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風紀委員の仕事が終わって今日は訓練もない・・・ とりあえず行ったことない場所にでも行ってみよう、まずは百鬼夜行!
百鬼夜行は今お祭りやってるみたいだし・・・お祭りに行くの久しぶりだな〜前世で行った時以来か・・・この世界のお祭りはどんなのだろうか
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百鬼夜行に着いたが、まだ明るいな・・・どうせなら花火も見たいし今日は夜までここに居ようかな?とりあえず花火を見るところを探そう・・・
こういうのは見る場所が大事なんだよな・・・と言っても一人で見るのは少し寂しいけど、まあいいか
空を飛びながらいい感じの場所を探していると丘になっている場所にベンチがあるところを見つけた・・・ここなら良く見れそうだ
花火が始まる時にまた後でここに来よう、それまで何してようかな・・・
俺は適当に屋台をまわることにした、射的とかあるんだ・・・本物あるのに
「お?兄ちゃん興味あるのか?」
射的の屋台を見ていると店主の人に声をかけられた
「はい、一回お願いします」
「毎度あり、普通の銃とはわけが違うからな・・・よく狙うんだぞ」
それはそうか・・・、俺はコルク銃を構えて景品を狙う、どれにしようかな・・・適当にあのぬいぐるみでいいか
ぬいぐるみを狙って引き金を引く
ポンッ
軽い銃声がしてぬいぐるみの頭に当たった
ポトッ
よろけたぬいぐるみが台から落ちる
「え?」
「兄ちゃん上手いなぁ、はい景品だよ」
簡単に取れてしまったな・・・俺そんなに銃上手くないんだけど
「あと残り二回撃てるぞ?」
「わかりました・・・」
残りの二回は適当に撃って終わった・・・ぬいぐるみだけで十分だし
それにしても気持ち悪いなこのぬいぐるみ・・・
次はどうしようかな、クジでも引いてみるか?運が良ければゲーム機とか当たるかもしれない
クジの屋台に行って店員さんに話しかける
「クジ一回引きたいんですけど」
「珍しいね・・・一回100円だよ」
100円渡してクジを引いてみた・・・結果は、普通の黒いサングラスだった
「運いいなぁ」
俺がそういうと店主は不思議な顔をしている
「あんた変わってるね?」
なんというかこの辺はなんか・・・情報量が多くて頭痛くなるんだよな、サングラスをかけるとそれも治まった・・・ホント当たって良かった
その後は適当に屋台をまわって食べ物を買ったりして時間を潰した・・・
そろそろ花火も始まると思うのでさっきの場所に戻る
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あ・・・誰か座ってる、まあいいかこのベンチ広いし
「隣、失礼しますね」
「え?うん・・・」
その人の隣に座ってさっき買った食べ物を食べる
・・・この人も花火見に来たのかな?見ない制服だけど
「あなたも花火、見に来たんですか?」
「・・・私に言ってる?」
「ここには俺とあなたしかいませんよ」
「・・・私はただ座ってるだけ」
「その服・・・百鬼夜行の制服ですか?かっこいいですね」
「これは・・・百花繚乱の」
百花繚乱、聞いたことないな・・・
「そうなんですね、あ・・・俺サトルって言います」
「・・・そう」
「・・・」
なんか心ここに在らずって感じだな、あ・・・花火が始まりそうだ・・・
花火が打ち上げられている、綺麗だな・・・
「うぅ・・・ぐすっ」
隣でさっきの子が泣き始めた、どうしたんだろうか?
「大丈夫?」
「・・・!なんでもない」
うーん気になるけど・・・これ以上俺から聞かない方が良さそうだな
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花火が終わった
「・・・」
「・・・帰らないの?」
「俺はもう少しここに居ますよ」
「・・・そう」
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数十分ほど経っただろうか
「サトルだっけ・・・あなたはもう帰った方がいい」
「君は帰らないの?」
「私に帰る場所なんて・・・」
喧嘩でもしたのかな?
「俺にできることある?」
「・・・どうして?」
「放っておけないからかな」
ここまで聞いたんだ、帰る訳にはいかない・・・なんだか先生の真似事してるみたいだ
「・・・私、御稜ナグサ」
やっぱり聞いたことないな・・・原作には居ないのかな?
「ナグサはどうしてここに?」
「最後に花火が見たくて、これから百鬼夜行を離れるから」
「百花繚乱ってところには帰らないのか?」
「・・・私はアヤメじゃないから」
アヤメ?誰か知らないけど、ナグサはアヤメじゃないって・・・当たり前じゃ
「アヤメって?」
「百花繚乱の委員長」
「その人は今どこに?」
「居なくなった、私のせいで・・・」
「・・・」
わからない・・・
「なんで委員長が居なくなったらナグサは百花繚乱を去るんだ?」
「私は・・・百花繚乱の副委員長だから、居なくなったアヤメの後を継がないといけない」
「でも、私はアヤメじゃない・・・百花繚乱の委員長はアヤメにしかできない」
「みんな私が委員長にふさわしいと思ってる、私はアヤメの真似をしていただけなのに・・・」
俺じゃかける言葉が見つからなかった・・・
「・・・これから私はアヤメを探しに行く、話を聞いてくれてありがとう」
ナグサがベンチを立ち暗闇へと消えていく
「待っ・・・」
俺は立ち止まってしまった、ここで俺が追いかけてどうにかできるのだろうか・・・?
こんな時先生ならどうしただろう・・・多分追いかけてただろうな・・・
時系列なんて知りません
新しく投稿するならこの小説は残しておきます、タイトルは変えますが・・・上書きだと残念ながら元の話を読み返すことは出来なくなります
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