「お願いサトル今回の依頼、手伝って欲しいの!」
俺は今、便利屋68の事務所にいた・・・経緯は、まずこの人たち便利屋はゲヘナで指名手配されてるのだが・・・俺が適当にパトロールしていると偶然、社長・・・陸八魔アルを見つけたので尾行することにした
そして事務所らしき場所に入って行くのを見て、数分後俺も中に入ったが・・・
「大丈夫よ・・・助っ人を呼ぶから!」
アルがそう言ったタイミングで俺が扉を開けたので他の部員は俺が助っ人だと思ったのか
「アルちゃんすごーい!あの風紀委員会の隊長を味方にするなんて!」
多分この浅黄ムツキも俺がたまたま来たことに気づいているけど面白がってそう言ったんだと思う
「す、すごいですアル様!」
この子・・・伊草ハルカは俺を本当に助っ人だと思ってる
「はあ・・・」
鬼方カヨコ、この中で一番常識がある人
「そ、そう!助っ人はサトルよ!」
「・・・???」
もちろんこの時の俺は混乱している
「ちょっとサトルと話してくるわ!」
というわけで外に連れ出されてこの状況に戻る
「今回の依頼、失敗したらやばいのよ!」
アル・・・この子はなんでいつも変な依頼ばかり受けるのだろうか、というか
「まずさ、お前らは指名手配犯だぞ?そんで俺は誰だと思う?」
「風紀委員会の隊長よね!?」
「手配書出したのどこだと思う?」
「それは風紀委員会に決まってるじゃない」
この子はバカなのだろうか
「・・・」
「・・・!」
「イヤアアアア、お願い!今回だけは見逃して!」
どうしよう・・・なんか可哀想になってきたし今日だけならいいか?
「よし、今回だけは見なかったことにしよう・・・じゃあ次会ったら捕まえるから」
そう言って俺は今のを見なかったことにしその場を去ろうとする
「まっ、待って!依頼を手伝って欲しいの!」
・・・そういえばそんなこと言ってたな
「内容によるかな」
「ありがとう・・・えっと、ちょっと待っててくれるかしら?」
「はいはい・・・」
依頼内容でも忘れたのか?スマホを確認しているけど
「あ!こほんっ・・・私たちはいつも通り簡単な依頼をこなしていたわ・・・」
あ、そこからね
「でも、先程・・・裏社会の大物から電話がかかってきたのよ・・・内容は簡単な警備と言っていたから直ぐに承諾したわ」
なんですぐok出すんだよ!?
「ちなみにどこを護衛するとかは?」
「まだ聞いてなかったわ・・・あとから聞いたんだけど、闇オークション会場の警備だったのよ」
「やらない」
「お願い!なんでもするから!配置とかもう聞いちゃったから今断ったら絶対私たち消されるのよ!」
なんでもって便利屋やめろって言ったら辞めんのかな?・・・さすがに可哀想だから言わないけど・・・
「考え無しになんでもとか言うなよ・・・手伝ってやるから」
「ホント!?」
「あ!でも依頼料は貰うから」
「それはもちろんよ!タダ働きなんかさせないわ」
自分でお金稼がないとだからな
「じゃあとりあえず戻るか」
「そうね!」
・
・
「助っ人のサトルよ!」
「ホントだったんだ!?サトルよろしく〜」
ここが便利屋の事務所ね・・・あ、かっこいい掛け軸ある一日一惡だってさ
「これ買ったの?」
「ああ、それは・・・」
「アルちゃんが書いたんだよー」
アルの言葉を遮ってムツキがそういう
「へぇー・・・字、綺麗だね」
「それほどでもないわ!」
「・・・ちょっと話せる?」
「?別にいいけど」
カヨコにそう言われたので一旦外に出る
「どういうつもり?」
「・・・別に、楽しそうだったから」
「風紀委員の仕事はいいの?」
「あー、次からは捕まえるけど今回は見逃すことにした」
「なんで?」
「アルに頼まれたから、依頼を手伝うのも同じ理由だよ・・・依頼料も貰えるらしいし」
「闇オークション会場の警備だけど・・・ほんとにいいの?」
「さすがに殺しとかだったら全力で止めてるけど、警備くらいならまあ見逃してもいいかな」
「そう・・・じゃあよろしく」
・
・
「それで、依頼はいつ?」
「明日よ!」
「じゃあまた明日ここに来るから・・・」
「あ、出発は今日よ?」
何言ってるんだ?こいつは・・・
「どういう意味?」
「そのまんまの意味、今日出発して向こうに泊まる・・・オークションの朝から警備だから」
「なるほど、それはまあいいんだけど・・・俺の部屋あるよね・・・?」
「ちょっと五人じゃ窮屈かもしれないけど我慢してちょうだい」
同じ部屋?
「いいの?」
「・・・変なことしたら撃つから」
いや、しないけども・・・他の子は大丈夫なんだろうか
「クフフ・・・トランプ持っていく!?」
「アル様かっこいい!」
大丈夫そうだな
「じゃあ、夜にまた来ればいいのか?」
「ええ、待ってるわ」
・
・
・
仕事も終わり、夜になったので便利屋の事務所に向かう
「来たぞ?」
「よく来てくれたわね・・・じゃあ出発するわよ!」
アルがどこかに電話している・・・様になってるな
外に出ると黒塗りの車が止まっていた、中に乗ると後ろの窓は真っ暗で何も見えない・・・運転席の方も見えないようになっている
「本格的だな」
「本物だから当たり前・・・」
そうカヨコにツッコミを入れられる、確かに
・
・
・
扉が開けられると、ここはオークション会場の地下だろうか?
「よくお越しくださいました、便利屋の方たちですね・・・こちらへどうぞ」
案内されたのは数ある部屋の一室
「それと・・・あなたは明日はこちらにお着替えください」
渡されたのは黒いスーツと仮面・・・かっこいい
便利屋68と書かれた部屋に入る・・・
「ひろーい!」
「私たちに相応しい部屋ね!」
ベッドが五つ並んでる・・・
「とりあえず明日の準備するか」
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・
弾薬の確認などをし終わって、ムツキが持ってきたトランプで遊んだ・・・就寝時間になったのでその日は何事もなく寝た
・
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・
翌日・・・
俺はとりあえず服を着替えたので出る
「え?着替えたの俺だけ!?」
他のみんなはそのまんまだった
「サトルかっこいい〜」
「ありがとうムツキ・・・」
「風紀委員会の制服なんだから着替えさせられるのは当たり前」
確かにそっか・・・、俺よく入れて貰えたな
「ふふっ、依頼開始よ!」
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・
・
俺たちは謎の部屋の前を担当するらしい・・・中は絶対入るなって言われた、カヨコが言うにはオークション品が置かれてるらしい
「暇だな〜」
ずっとこの部屋の前に立っとくのか?座ってもいいかな、あ・・・そうだ
「見てこれ・・・空気椅子!」
無下限で椅子に座ったように見せかける
「すごーい!どうやったの?!」
「ちょっと、もっとアウトローらしく・・・」
「はあ・・・」
そんな感じで適当に時間を潰していると・・・
ダダダダダダっ
どこからか銃声が聞こえてくる
「なにかあったみたいだな?」
「私たちの出番かしら!」
アルがそう言った時、奥から誰か来た
「ああ?お前らがここの門番みたいだな!?」
俺はこいつを知っている・・・ミレニアムの最強戦力美甘ネルだ
「社長・・・どうする?相手はあの美甘ネルだけど」
「お、落ち着きなさいカヨコ・・・私たちにはサトルがいるでしょ?!」
「あれに勝てるの?」
カヨコに言われてもう一度よく見てみるが・・・うん
「勝てると思う」
「言ってくれるじゃねえか!」
・・・なんて言ってる割に全然こっちに来ないな?
「っ!」 パシっ
突然銃弾がアルの頭、めがけて飛んで来たので咄嗟に掴んでしまった・・・
「あ、ありがとう」
「チッ・・・やるじゃねえか」
なんだ今の・・・口径はスナイパーライフルのもの、あいつじゃない・・・まさか跳弾?
「やっぱりあたしが直接やる!」
そんなことを考えているとネルがこっちに向かってきた
・・・ネルを起点に蒼で周りの壁を吸い込む
「なんだっ?」
あっという間に瓦礫ボールの完成、やったか?
「・・・さ、さすが私たち便利屋68の特別社員ね!」
いつから俺は社員になったんだ?
「便利屋68・・・覚えたぜっ!」
瓦礫ボールを破壊して中から出てきた・・・頑丈だな
「てめえ!ふざけた技を使いやがって・・・ぶっ殺す」
どうやら本気で怒らせてしまったようだ・・・
「おらっ!」
二丁のサブマシンガンを撃ちながら近づいてきている・・・こいつも近接が得意なのか?
「っ!」
少し被弾してしまった・・・こいつ、思ったより結構強いかもしれない
「お前?普通の人間じゃねえな?!」
「普通の人間だっ」
撃ち合いをしながら言い返す
「ヘイローの無い人間は弾が当たったら血が出るのが普通だろっ!」
呪力で防御しているから血は出ないが痣はできているだろう・・・
「当たったら痛いんだよ!」
ヒュンッ
っ時々スナイパーライフルの弾が飛んでくる・・・手元が見えない跳弾だから避けにくい!
「アルっ!スナイパーが居る!そっち頼めるか?」
「ええ!わかったわ、みんな行くわよ」
これで少しは楽になった・・・
「いいのかっ!?あたしは仲間が一人だとは一言も言ってないぜ?」
・・・そうだったな、だが時間を稼いでくれれば、こいつを倒して援護に行ける!
「さっきの技は使わねえのか!?」
「お前相手に今使ったら加減間違えて殺しちゃうんだよっ・・・!」
もちろん嘘だが・・・さっきの技を何度も使うと天井と壁が崩れる、そうしたら外からスナイパーに狙われまくりだ
「壁が崩れるから使えねえんだろっ!?」
気づいてるか・・・
「オラッ!」 ドスッ
こいつ・・・蹴ってきやがった
「ゴホッ」
「効いたみたいだな?!」
「全然・・・」
あのタイミングで蹴りが来るとは・・・しかも結構 攻撃が重い
というかこいつ・・・俺の銃弾が当たってるのに全然倒れないし!
銃は効かない・・・なら・・・
俺は銃をしまって拳を構える
「ステゴロであたしとやる気か?やってやろうじゃねえか!」
ネルも銃を捨て素手でやる気だ
「あんま殴りたくないんだけどなっ!」
ドゴッ
「っ!いいパンチ出すじゃねえか!?」
ドカーンッ
俺の隣の壁が爆破される
遅かったか・・・、便利屋のみんなはやられてしまったみたいだ
「これで、4対1だ・・・卑怯とは言わねえよな?!」
これは流石に厳しいな、どうしようか・・・
新しく投稿するならこの小説は残しておきます、タイトルは変えますが・・・上書きだと残念ながら元の話を読み返すことは出来なくなります
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